第8弾　沖縄盗り旅　2日目

2009/09/20 - 2009/09/24

9/20【一日目】
那覇泊

9/21【二日目】
那覇発→中城城→琉装→座喜味城→万座毛→辺土岬→名護泊

9/22【三日目】
名護発→本部の海で戯れる→美ら海水族館→今帰仁城→古宇利島→名護泊

9/23【四日目】
名護発→久高島→斎場御嶽→ニライカナイ橋→国際通り・公設市場散策→那覇泊

9/24【五日目】
那覇発→ひめゆりの塔→平和祈念公園→首里城→漫湖公園(笑)→東京

エリア 名護(沖縄)

いつもおなじみのコンフォートホテルです。
相変わらずのコストパフォーマンスなうえ、
沖縄だってことで、特別メニュー「沖縄そば」が！
そして、でざーとには、しーくわーさーゼリーが。

んもう、余計ファンになっちゃうぞ。

駅のホームにて。

思えば、今までの沖縄旅では車ばっかりで、電車をつかうことなんてなかったなー。

まあ、今回はレンタカーも使うのですが。
両方を駆使してるなー。

中城城です。
日差しが強いなーと思っていたら、日傘の無料貸し出しやってました。
さすが！
みんなちゃんと返していて、ﾊﾟｸらないのもさすが！

ちなみに、この坂道、沖縄気温だとけっこうつらかったです。

坂を登りきったところです。

青い空と緑の草、焼けた土の茶色が見事です。

こういう城壁でやりたいと私がいったのは

「I wish I were a bird！」（鳥だったらいいのに！）

だったんですがー。

（覚えてますか、NOVAのCM）


なんかもう、まちがっとる!!!!

沖縄のグスクは、やっぱり日本の城ではないよなー、と思った。
本州の城というより、タイやベトナム、カンボジアあたりのほうが系統として近そうだ。

それにしても、沖縄旅行で城に行くたびに思ったけれど、
私は乾燥した青い空と、焼けた土、燃える緑がやっぱり大好きだ。

本州の城も好きなんだけどね。
昼寝をしたいような、駆け出したいような気分になるのは、やっぱり乾燥して暑い地域みたい。

座気味城です。
ふふふ。

ここは100名城ではないんですけどね。
どうしてもいきたいってリクエストしたんです。


それは、私の姓名とちょっと似たお城っていうのもあったのですが・・・。

なにより・・・

琉装ができるからなのだーーーー！！！＞＜

沖縄各地で琉装したことはあるんだけど
ここのは本格的だったんだもん〜。

そして、琉装したまま城跡をめぐれるって言う、なんともステキなプランなんですもの。
もう、大暴れしてでもいきたかったんです。

琉装しちゃったら、30分しか遺跡を回れないって言うプランだったので、「こりゃ時間ないし、先に遺跡を見ておいて、写真スポットを確認しよう！」と、したたかな私でありました。（それは杞憂でした。沖縄時間だったし）

座気味城も、やはり石垣しか残ってないのですが
やはり楽しかったです。

だから、I wish I were a bird！だって！とリテイクしたら、今度はダンディズムをだしたようです。

だめだだめだあっ！！！！

orz

琉装は、ぜんざい屋さんがやってくれるのです。

前のお客さんがいたので、ぜんざいを食べて待ちます。


カキ氷じゃないですよ。
ぜんざいです。

沖縄ぜんざいは、これなんですｗ

念願の琉装です。
カンプー（写真の髪型）まで、しっかり結ってくれました。
カンプーを結ってもらうと、最後に釘のようなものを
後ろから前に突き刺すのです。
前から見ると、釘が突き出てるみたいで
「オイッス！」と頭突きをしたら、相棒が流血しそーな鋭さです。（やればよかったよ、話の種にさ）

「なんで、こんな危ないｶﾝｼﾞなんですか？」と聞いたところ、沖縄の女性の護身具になるんだそう。

あれか。必殺仕事人的な、シュッとかんざしを抜いて
首にザクってかんじか。

やーりーたーいー。
必殺仕事人ごっこやーりーたーいー。
って、思ったんですが、相棒がマジ切れしそうなので
妄想だけにしておきましたｗ

「あれがアタタラ山・・・」（違


「あれがニライカナイ・・・」


撮影してくれるスタッフの指示で、なんだか気恥ずかしい写真になりました。

青春群像かっ

写真集のような写真ばかり撮影していただいていたので
気恥ずかしくなり、借りた傘で野球ごっこをするワタクシたち。


そういえば、スタッフさんには私の苗字を伝えていたため、そして見た目的にも相棒ともども濃い為、すっかりうちなーんちゅだと思われておりましたとさ。

しゃべったら、内地だってわかったみたいだけど。

こりゃ、しゃべりさえなんとかなれば
やまとうちなーんちゅ。

琉装をやらせてもらった鶴亀堂ぜんざいさんです。

一生の思い出ができましたー。

ありがとうありがとう。

ついでに、一緒に恥ずかしい思いをしてくれた相棒にもありがとう。

万座毛です。

はい。

ふたりとも、ちょっとどこをほめるべきか迷った万座毛です。


だって、沖縄全域がこんなかんじじゃんかーーー。

ふ、ふぅん・・・。というかんじで
スルーした万座毛。

キレイだったんですけどね。

人も多かったので、そそくさと次の場所にむかいました・・・・。

きっと20分もいなかったと思う。。。

辺土岬へむかう道。

辺土岬では、雨が降っておりました。
そこで、岬の食堂で、またそばを食いました。

雨が降っていたのですが、晴れ間から虹がでてきました。
こういう瞬間があるから、旅はいいもんですねー。

祖国返還闘争の碑です。
母が昔「私が子供の頃は沖縄は日本じゃなかったのよねぇ・・・」としみじみと言っていたことを思い出す。

さてはて。辺戸岬の先端です。
このとき、私はさっくりと国盗りができたのですが
相棒はできず。（対岸の奄美を国盗りしようとしていました）

相棒は、奄美を対岸盗りするためだけに、辺戸岬へ来たのです。
私はといえば、国盗りは旅行のついでもしくはきっかけと考えているので、必須事項ではないのです。
「奄美がとれなければ、次の旅行を奄美にすればいいじゃない」というスタンス。
しかし、相棒はなにがなんでも！と思っているようで
「オレが国盗りできるまで帰らないからね！」と、なぜかぶち切れ。

この、末っ子のB型がっ！！！！と、あきれる私。
明らかにぶちぎれるところではないはずです。

そして、雨が降って、沖縄といえど肌寒い中、私は呆然と岬で途方にくれるのでありました。

「タクシーで、帰ろうかな・・・・」と駐車場をみるわたくし。
相棒は、まだ先端で奄美を取ろうとしている様子。
そんなときに、猛烈におなかが痛くなったのでありました。

冷えたせいか？つか、すげー痛い。と思い
とにかく車に入って温まりたかったので
通りかかった相棒に「車の鍵あけてよ」といったら・・・



無視して通り過ぎられました。（ヤツはトイレに行った）


・・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・。


もう、本当にこのときばかりは一人旅がしたかったです。
思い通りにならないと不機嫌になる末っ子、嫌い。。。

さて。辺戸岬で、もうなんだか旅がイヤになり、帰りの車の中では寝た私です。（腹もいてーし）
所詮他人同士の旅行なんだから、気遣いって大切だよな、とか思ったのですが、もうほんとあまりにくだらなすぎて、怒るのも恥ずかしいレベルだったので、クチをつぐみました。


ああ、

茲れより長く已むなむ

by道真


で、車の中でひとこともクチをきかなかったのですが、宿に帰るとしゃべらないわけにもいかないので、晩御飯をどこに食べに行くか相談し、ホテルの人に教えてもらった
「Yamoriya」にいったのでした。

YAMORIYAはBARでもあるので、カクテルを飲みました。
トロピカル〜なカクテルで、沖縄の夜を満喫。

名護は、ほんとになにもない印象・・・。

極端に食べる場所が少ないのでした。
だから、選択肢もない。。。


YAMORIYAはお洒落で、六本木のしゃれたBARみたいなかんじでした。
もちろん、料理もおいしい。

一泊3000円くらいの宿に泊まってるくせに、グルメだけはホント手を抜かない感じですｗ

でもちょっと、雑多な居酒屋に行きたかったな。
隣のｵｯｻﾝと会話するようなさ。

YAMORIYA外観。YAMORIYAは海辺にあるため、帰り道は真っ暗なかに波の音が心地よかったです。

5日間の旅行って、長いな・・・と旅に不安を覚えた私でした。

いわゆる中だるみってやつです。


宿に帰って、辺戸岬に行く途中の道の駅で買った
パイナップルを食べました。

この旅以降、「道の駅でご当地フルーツを買って、宿で食べる」というご当地満喫ルールができたのでした。