ドイツ・クリスマスマーケット～レーゲンスブルグ

2008/12/21 - 2008/12/21

ドナウ川畔の古都レーゲンスブルグのクリスマスマーケットです。３箇所でクリスマスマーケットが開かれており、異なった雰囲気を楽しむことができます。特にトゥルン＆タクシス城のロマンチック・クリスマスマーケットはお勧めです。レーゲンスブルグのクリスマス市に来るならお見逃しなく。

Google Map
http://maps.google.com/maps/ms?hl=ja&ie=UTF8&msa=0&msid=105056467009889122333.000445cad6abe16c03069&ll=49.014768,12.094536&spn=0.022095,0.065961&z=15

エリア レーゲンスブルク(ドイツ)

トゥルン＆タクシス城(Schloss Thurn und Taxis)は旧市街のすぐ南側にあります。2008年は11/27〜12/23のオープンでした。
入場料は5EURとちょっと高めです。

時間は月〜水が12〜22時、木〜土が12〜23時、日が10〜22時となっていました。
クリスマスマーケットというと８時か９時には閉まってしまう印象ですが、ここは遅くまでやっています。
ロマンチック・クリスマスマーケットと名づけていますが、夜の方がかがり火が灯ったりして雰囲気が良さそうです。

城の外にも屋台がたくさんありました。

メインの会場は城の中庭です。

今日もあいにくの小雨の天気でしたので、人出はすくなかったです。

おなかがすいていたので早速腹ごしらえ。

パンの器に入ったKartoffelsuppe（ジャガイモスープ）です。スープがしみこんだパンまで食べられておいしいです。

次はフラムブロート。

デザートもあります。

ロール上に焼いたケーキです。周りは砂糖が焼かれてパリッとしていて、中はふんわりとした生地の組み合わせがなかなか良いです。

ラクレットの屋台も。ドイツに７年いて昨年までは見たことなかったのですが、今年に入って３軒目です。やっぱりはやりかな？

当然お肉の屋台もあります。鶏とたぶん豚が丸焼きになっていました。

木工品の屋台。かわいいです。

こちらはブラシの屋台。さすが掃除好きのドイツ人ならではの屋台だと思います。

かご屋の屋台。

弓やボーガンの屋台です。あまり売れるとは思えないので雰囲気作りのためにやっているのだと思います。

記念切手も売っていました。

火を囲んで休憩できる場所が何箇所も作ってあります。夜になるとグリューワインを片手にした人たちでいっぱいになるのでしょう。

ちいさなテントがありました。

中は子供用の劇場でした。わらの椅子が並んでいます。指人形劇でもやるようです。

ちいさなメリーゴーランドです。

屋台だけでなく、城の部屋にカフェもありました。

屋台が色々と種類があり、食べ物の屋台も充実していたのでなかなか好印象でした。夜は混雑するかもしれませんが、かがり火やたき火できっときれいだと思います。

http://www.thurnundtaxis.de/events/weihnachtsmarkt.html

次はレーゲンスブルグ街中のマーケットです。
Neupfarr教会前のNeupfarrplatzでやっています。

50〜60軒くらいの屋台がたっています。

世界一古いソーセージ屋の屋台もありました。

バイエルン風タパスというのも売っていて興味がありましたが、もうおなか一杯だったので諦めました。

建物の窓が巨大なアドベントカレンダーになっていました。

３箇所目は市庁舎の近くの広場です。

こちらは１０軒ちょい程度の屋台で規模は小さめで、子供向けのものが多かったです。
写真は楽器のメリーゴーランドです。
人力でまわるもので、右側のおじさんが手で柱を持って回しています。

これは願い事をしながらリボンを結ぶみたいです。

人形劇もやっていました。人形劇の枠ごと人がかぶって一人でやっていました。内容はわかりませんでしたが、普通の人形劇と違って面白かったです。

街中に３箇所のクリスマス市があり、街を散策しながら楽しめます。特にお城のマルクトは良かったので、お勧めです。

この旅行記へのコメント （2）

• Berg Heilさん 2009/11/20 10:43:31

  Weihnachtsmarkt

  このところの一連の小さな街のクリスマスマーケットのレポート、楽しく、そして、とても興味深く拝見しています。独逸在住の方ならではの旅行記で貴重です。大昔、昭和２０年代前半、戦災にあって田舎町に疎開しました。場所や雰囲気は違っても、そのころの村祭りの様子や雰囲気を彷彿させてくれます。
  
  おそらくここに来る人達は、隣国のチェコ、ポーランド、オーストリアなどへは車で容易く旅をするのでしょうが、我々のようにはるばる１２時間もかけて飛行機で全く文化の違う異国へ物見遊山に出かけるなんて方はおそらくまれだと想像しています。それだけに地元の人達の機微に触れる事が出来ましょう。
  
  Regensburg は２度訪問、その昔郵便事業で財をなした貴族の　Schloss Thurn und Taxis　は一度ガイドツアーで見学しています。ガイドの娘さんの躾が行き届いていた事が印象的でした。（独逸語でしたからもちろん半分も理解は出来なかったのですが）
  
  今後も是非この様なレポートを投稿して下さい。楽しみにしています。

  ドイツのみかんさん からの返信 2009/11/22 21:47:10

  RE: Weihnachtsmarkt

  Berg Heil様
  
  ご感想お送りいただきましてありがとうございました。
  このようなご意見をいただけると、非常に励みになります。
  
  自分はクリスマスマーケットが好きで、毎年１２月になると色々出かけては見物していました。Berg Heilさんのおっしゃるとおり、日本の今の都会ではなくなってしまった素朴さやゆとり、おおらかさといった雰囲気が色濃く残るのが良いのだと思います。
  
  残念ながら、今年、帰国してしまったので、今年からはもう行けないのが残念です。まだ書いていなかった以前のマーケットについても振り返って書いてみようと思っていますので、また、よかったらご覧頂けたらと思います。