エジプトぶらり旅　～アスワン・コムオンボ・エドフ編～

2009/11 - 2009/11

カイロより寝台列車にのりアスワンへ向かいました。

予定ではアスワンに９時頃に到着し、そこからアブシンベル神殿に向かう予定でした。が、電車の到着が遅れることなんと５時間。アスワンに着いたのは午後２時頃となってしまい、アブシンベル神殿には行けませんでした・・・。

また、ここで香油の店に連れて行かれたのですが、ここがとにかくうさんくさい。商品の説明の後にこちらの買う買わないの意思に関係なく、「どれにするか決めましたか？」と一方的に買うことになっていました。もちろん買いませんでしたけど。

このあとアスワンからルクソールまで３泊４日の日程でナイル河クルーズに参加しました。途中遺跡に立ち寄ったりしながらナイル河の景色を眺めてゆったり過ごせたのはとても良かったです。ただ、クルーズ船に乗っていたのは私たち以外はすべて外国人。食事はいつも決まったテーブルでとることになっており、一緒の席に座ったカナダの夫婦とマレーシアの夫婦と英語でコミュニケーションをとるのにとにかく苦労しました。しかし、とても良い人たちで最終日にはつたない英語ではありましたが、楽しく会話ができて良い思い出となりました。

エリア アスワン(エジプト)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: エジプト航空

アスワン駅にて。
乗り心地は揺れがひどく酔いました。しかも急停車することが多かったような。
アスワンには結局５時間遅れで到着となり、アブシンベル神殿に行くことができませんでした。

切りかけのオベリスク。
アブシンベル神殿が行けなくなったので代わりに行った場所。ここの石切り場の石は花崗岩です。エジプトでは花崗岩はアスワンでしか採れないそうで、各地の遺跡に見られる花崗岩の建造物はすべてアスワンから運ばれたものだそうです。
写真中心部に斜めに見えるものが切りかけのオベリスク。

切りかけのオベリスクを上から見た写真。
このオベリスクが完成していたら最大級のものになっていたそうです。

アスワンのスーク。
クルーズ船の出向まで時間があったので連れて行ってもらいました。

スークで売られている何か。
こういうものを見るのが好きです。

スークで売られてた謎の物体。
ガイドに聞いてみたら、水槽の中に沈めて鑑賞するものだとか・・・。水に浸けると開いて海藻のような感じになります。本当に

スークで売られていたスパイス。
ピラミッド状に盛り付けられているのがかわいらしい。また、ハイビスカスティーもいっぱい売ってました。

わたしたちが乗ったクルーズ船｢Nile Style」。
３泊４日かけてルクソールまで向かいます。
揺れも気にならないし、お湯も熱々のものが出て快適でした。

食堂。
中の施設はこのほかにラウンジや読書室、貴金属のお店、土産物がありました。ラウンジでは夜になるとベリーダンスショーやガラベーヤパーティーが開催されます。結局一度も参加しませんでしたが・・・。

デッキ。
プールのほか、トレーニングマシーンが置いてあったりします。船が走っているときは結構寒かったです。特に午前中はかなり寒いです。西洋人はなぜこの中で水着姿でいられるのかが謎でした。

デッキからの眺め。
川沿いには緑が広がり、その向こうに砂漠が広がっています。

デッキからの眺め。
途中に遺跡らしきものもありました。

デッキからの眺め。
途中で街に寄ったりもします。

コムオンボ神殿。
朝７時集合。朝食の前に見学に行きました。朝早かったこともあり半袖では寒いくらいでした。
小柄な神殿ではありますが、レリーフがきれいに残ってました。

カルトゥーシュと呼ばれるレリーフ。
ここに王様の名前が刻まれてます。

ところどころレリーフの色が残ってます。長い年月の間よくのこるものだなと。

レリーフ。壁一面にレリーフが刻まれているのには圧倒されます。

レリーフ。

エドフのホルス神殿。
この神殿はいまだに天井が残っており、建物の中は独特な雰囲気があります。また、キリスト教徒が使用していた時期もあり、そのため神様のレリーフが削られていたりしました。
今回の旅行で訪れた神殿の中で一番良かったと思える遺跡でした。

ホルスの神像。

神殿の内部。

天井が残ってます。
また内部で火を焚いていたため天井の一部が煤で黒くなっています。

エドフの街からホルス神殿までは馬車で行きました。

すれ違ったファルーカと呼ばれる船。

こちらはすれ違った別のクルーズ船。
内装はクルーズ船によって違っているようで、中にはお風呂に大きな窓がついており、お風呂に入りながらクルーズの景色を楽しめるという船もありました。

夕暮れのエスナの街。
この街を通過する際、街中に響きわたるアザーンが聞こえてきました。アザーンを聞くとイスラム圏に来たなぁという感じがします。ちなみにカイロの街では車の音がうるさく街中に響くアザーンは聞けませんでした。