2009/04/17 - 2009/04/20
1218位(同エリア1561件中)
えすてるさん
旅の3日目。
午前中は1箇所くらい、どこか観光っぽいところに行こうと思って、博物館へ。
午後は、ひたすら、なつかしい街中をうろうろ歩く。
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午後は鼓楼の北にのびる回民街(イスラム教徒の街)へ。この辺りで昔の町並みが残っているのはこのあたりくらいになってしまったそうだ。
昨日ガイドさんと2人で下見に来て、翌日は1人で来ようと決めていた。
お昼は、あちこちのおいしいものをつまみ食いしながらおなかを満たそうと思ったので、まず、第一弾。柿餅。昔は1種類しかなかったけど、今は、パイナップル風味、マンゴー風味など10種類くらい並んでいた。オーソドクスなプレーン?。焼きたてもちもちでうまい! -
「買わないなら 動かすな!」
わかりやすいメッセージ。 -
第二弾。串刺し肉。今日は羊肉。う、うまい!
思わず感動して記念撮影。 -
焼肉屋さんの店先。愛想のない兄さんが焼いているそばで、おじさんが「どうだ、うまいだろう!」と聞いてくる。ほんとにおいしいよ、おじさん・・・
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これは昔から有名な、羊肉とちぎったパンをスープに入れていただく、超うまい料理の店。
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右の看板の下に座っているおじさんが、マイクを握って呼び込み中。私が反対側の店から、じーっと観察してたら店の中に入っちゃった。
「席は空いてるよ、すぐ座れるよ、西安の味の歴史だよ、いらっしゃい、いらっしゃい!」って感じかな? -
第三弾。小龍包みたいな肉包子の店で。
何となく「だいじょうぶかな?」という雰囲気のせいろは昔と変わらず。でも、味は変わらず最高においしい。夢がかなって、大満足。 -
この柔らかな皮の中に、肉汁がたっぷり入ってホントにおいしいんです!西安に行ったら、きっと召し上がってみてくださいね。
某有名餃子店なんか、行っちゃいけませんよ。 -
イスラム寺院の入口に至る狭い道。
おみやげやさんがひしめいている。
いわゆる中国らしいおみやげ品は、この辺りがおすすめ。西安のおみやげでおすすめは、民族絵。
色があざやかで、かわいくて、額に入れるととても映えてすてきです。小さいものなら安価だし、お持ち帰りも楽です。喜ばれますよ。 -
イスラム教寺院でお祈りをささげる人々。ここは男性しか入れないところ。
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お祈りが終わって帰るおじいさんたち。
ながいあごひげがすてきで、思わず撮らせてもらった。 -
これはお寺の人かな?
しゃれた帽子です。 -
遠くから自転車で来る人もいる。
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毛沢東の時計。今はなかなか人気があるみたい。
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第四弾。これは初めて見た食べ物。名前がわからないけど、子ども用?に、キャラクターもどきの絵が描いてある。
多分お米の粉で出来ていて、屋台から出てくる強い蒸気に5分程当てると、もちもちのペロペロキャンディーみたいになる。これが、うまかった! -
蒸し終わると、甘くする?塩味にする?と聞いてくれる。甘いのをつけてもらって、ぱくり。うまい。
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これが屋台とおじさん。おじさんはなかなかハンサムでした。愛想はない。
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どらちゃんもどきのを選んで蒸してもらったのを、食べながら散策を続ける。
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こういうリヤカーも、ほとんど見かけなくなった。
確か、何かくだものを整然と積んでいたと思う。 -
子どもの頃、あこがれていたけど、高くて買ってもらえなかった小さい陶器のお茶道具セット。
直径4センチ程のお盆と小さな急須、お茶碗5個セット、全部陶器で出来ていて、かわいい箱に入って500円くらい。思わず買いました。
小さな籐椅子のセットとか、欲しいものが沢山あったけど、実は中国元の現金が残り少なくなってしまっていて、まだ欲しいものがあったときのためにセーブしておく。 -
これは布製品のお店。巾着とか、小物入れとか、いわゆるチャイナ・グッズのお店です。
みなきれいにビニール袋に入っていて、ていねいに作られているものばかり。品質は本当によくなりました。 -
これは、水牛の角でできているかんざし。とってもかわいいけど、ショートカットの私は用なしです。残念。おみやげにはいいかも。
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ラーメンや餃子など、日本だったらガチャガチャの中に入っていそうな、本物そっくりのストラップです。
考えたら、日本で売っているこういうものはほとんど中国製だろうから、あって当たり前なんだけど、何か、変な感じ。 -
鼓楼も近くなって通りの終わりで、最安値のおみやげ屋を発見!しかも、数を買うと激安になるしくみ。
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値札の上向き矢印みたいな字は、日本語の「個」なので、4個で10元。
西安中で、ここが一番、品数も多いし、品質もいいし、いろんなところから買い付けに来ている様子でした。
超おすすめですけど、この次もある店かどうかはわからないのが、中国というところですので、なくなっていたら悪しからず。 -
これがその店の看板。小さな店です。鼓楼に向かって左側です。
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天秤棒で荷物をかつぐおじさん。
今回の旅で、天秤棒を見たのはこの一回きりでした。
なつかしい。 -
鼓楼を通って、西大街に出ました。
街路樹のある広々とした歩道。
どこの街かわからないくらい、すてきですね。 -
鐘楼を臨む。左にはマックもある!
実はこの辺りには地下街があって、それも、ヨーロッパを初めとした世界中の高級ブランドばからり並んだ高級ショッピングモールだ。日本のブランドもけっこうあった。
私はかばんが欲しかったので、あれこれ探してから、レスポートサックの店で一つ買った。日本で買うのと同じくらいの値段。 -
第五弾。マックでソフトクリームを買って、歩道の石段に座って食べる。
おいしかった。すでに食べたあとの写真で、すみません・・・ -
鐘楼の周りも、昔ながらのベルタワーホテル、郵便局以外の他の角は、ショッピングセンターが軒を連ねている。こんな半地下の広場があり、地下道で4つの角がつながっている。
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そのうちの一つの角にある、ショッピングセンター。東京にだって、こんなのはそうはないよ、という規模だ。
こんな街になっちゃった西安でなら、私だって「おのぼりさん」だけど、この辺りも一見してわかる「おのぼりさん」でいっぱい。
「おのぼりさん」にとって西安は、ますますあこがれの街になっていることだろう。 -
ショッピングセンターの入口から鐘楼をながめる。
とってもにぎやかだ。 -
これがショッピングセンターの中。
このエスカレーターに乗って、一番上まで上がったら、なんだかそれだけでくらくらしてきて、結局何も買わずに出てきてしまった。
恐るべし、中国の実力。日本は近い将来、きっと負けると思う。 -
これも同じショッピングセンター。すごいよ。
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疲れて外に出てきたら、歩道で子犬と子猫を売りに来ているお姉さんたちがいて、思わず駆け寄る。かわいい!
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道行く人々も、思わず立ち止まる。
昔は、曜日によって動物の市が立つ場所が決まっていた。今は都市化が進んだので、そんな場所もなくなってしまったのではないかしらん。
当時は、休みの日に遊びに行くといったら、東大街のショッピングか、外資系ホテルでお食事、動物園で薄汚いおりに入っている動物を眺めて悲しくなったり、というくらいで、この動物市も楽しみの一つだった。中国の人たちも、犬猫好きだ。 -
確か、一匹200元と言っていた。
高すぎる!物価高がそんなところにまで!
なるほどかわいいんですけど、特別な猫とも思えない。 -
見ているだけで、うっとり。
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第六弾。アイスキャンデー。
ショッピングセンターの1階で売っていた。
同じ形だけど、味が何種類もあって、これはハミウリ味。おいしかった。
昔は衛生的に、とても食べる気がしなかったものだけど、今は心配なさそう。
東大街に西安初のアイスクリーム屋が出来たときは、すごい人気だったっけ。味は今一だったが、今は日本のものに見劣りしない。 -
お姉さん、何を売っているのかな?と見て驚いた。
船橋でも道端で売っている、ボージョボー人形だ。
こんなものも、日本と同時進行だなんて・・・ -
これは、すいか売りの屋台。
実は、私がカメラを向けたのを、この人とは別のお兄さんが目ざとくみつけて、「撮っただろう!え、撮ってただろう!」とからんで来たんだ。
怒るかな・・・と思いつつ撮っていたので、「ワタシ、トッテナイ。チュウゴクゴ、ワカラナイ。」という怪しい中国語(元々怪しいのしか話せない)で煙に巻いて、逃げた。ちょっと、恐かった。 -
さて、夜は昨夜10分で終わってしまった噴水ダンスの雪辱戦だ。
ガイドさんと噴水の入口で待ち合わせ。私は夕飯がまだだったので、西安名物の羊肉と固いパンのスープを食べる。
パンは、自分でちぎってもいいし、初めから細かくしてくれてあるのを注文してもいい。
今は、何と、お湯を注ぐだけでこの味が食べられるインスタント食品まである。当然おみやげに買って帰った。家で食べても、超うまい! -
さあさあ、やっと始まった、うわさの噴水。
音楽はクラシックだったり、伝統音楽だったり。
音楽にぴったり合わせて、何十、何百という噴水が出たり、止ったり、ダンスしているみたい。
見ていて飽きない。面白いし、やっぱり日本はもうすぐ中国に負ける、と感動してしまう。ほんとうにすごいよ。 -
大雁塔もライトアップされていて、すてき。
この位置は、大雁塔から一番遠い、噴水広場の北端だけど、大雁塔をバックに噴水全体が見渡せるので、実はすごい人垣だ。 -
でも、始まって20分くらいすると、飽きっぽい人々はもう帰り始める。
噴水のふちの一段高くなっている特等席が空いたので、すかさず乗って楽しんだ。 -
これが、一番高くまで吹き上げる噴水。何十メートルと言ったかな、忘れちゃったけど、これが吹き出ると、風下にいる人はびしょびしょだ。
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最後の頃は、なかなか派手で、盛り上げる。
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堪能しました。
さて、帰り道について。見ていた人々が、一斉に通りに出てタクシーを拾い始める。少し北に歩いたら拾えるか、とやってみたけどダメ。 -
そこで、しぶるガイドさんを説き伏せて、もう一度乗ってみたかったオートバイタクシーを拾う。
これが、恐ろしくゆっくり走るおじさん運転手。「この辺で降りましょう!」というガイドさんをなだめて、ホテルまで30分くらいかけて帰った。そのかわり、料金も安くて20元。 -
牛乳瓶の底みたいなメガネをかけたおじさんと、記念撮影。
地味な風貌に似合わず、実に大胆な運転、お疲れさまでした。楽しかったよー! -
楽しかった西安の旅も4日目、もう帰りの飛行機が目の前だ。
暗いうちからホテルを出て来たので、空港の売店はまだ開いていないところもあった。
でも、すみからすみまで見て歩く。 -
咸陽の空港の待合室。朝早いのでがらがらだ。
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上海の空港で、買物に疲れて一休み、ちょっとお腹がすいたので、ラーメン店に入った。
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とっても洒落ている空港だけど、店の裏にこんな光景が。
「あー、やっぱり中国。」と、何だかほっとする。 -
博多ラーメン。大分に住んでいたときに食べた「本物」とは微妙に違うけど、充分おいしくいただいた。
うしろのジュースは、たしかメロンとレモンのジュース。これも、おいしかったよ。
お値段は国際級でした。 -
今回の旅の総括。
1、いいホテルもたまにはいいもんだ。
2、やっぱり一人でぶらぶら街歩きが一番だ。
3、やっぱり下調べは重要だ。
4、やっぱり、そのうち日本は中国に負ける。
5、やっぱり、西安は私の青春の街だ。
若くて、おばかさんで、恐いもの知らずの私の姿を、あちこちで見つけた今回の旅。やっぱり、私も年をとったんだな。旅はいいもんだ。
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