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ふってわいたような3連休。<br /><br />これはどこかへ行かずばなるまい、と、前後の夜勤と合わせて3泊4日の旅を計画。<br /><br />行きたいけどなかなか再訪の決心ができなかった西安に行くことに決めた。20年前、まだ20代で仕事を得て住んだ街。私にとっては、長期滞在をした唯一の海外の地だ。<br /><br />いろんなことがあって、息詰まるほどの思い出を抱えている。<br />50代を前にして心の整理をつける意味でも大切な旅となった。

わが青春の西安 その1

4いいね!

2009/04/17 - 2009/04/20

1004位(同エリア1561件中)

0

56

えすてる

えすてるさん

ふってわいたような3連休。

これはどこかへ行かずばなるまい、と、前後の夜勤と合わせて3泊4日の旅を計画。

行きたいけどなかなか再訪の決心ができなかった西安に行くことに決めた。20年前、まだ20代で仕事を得て住んだ街。私にとっては、長期滞在をした唯一の海外の地だ。

いろんなことがあって、息詰まるほどの思い出を抱えている。
50代を前にして心の整理をつける意味でも大切な旅となった。

同行者
一人旅
一人あたり費用
10万円 - 15万円
交通手段
タクシー
航空会社
中国東方航空

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  • 飛行機の成田出発は夕方。上海で乗り継ぐので、このツアーの1日目と2日目は移動で終わってしまう。<br /><br />でも、その上海空港でも買物するぞ!という意気込みのもと、トランジットも足早に通り過ぎる。そのために、成田でたっぷり両替して軍資金も持っている。<br /><br />約30分の待ち時間の間、まだ空いている売店をのぞき、戦利品を得た。大ヒットだったのは、すでに廃番になっているロクシタンのヴァニラのボディソープ。どこをさがしてもなかったから、最後の1本を細々と楽しんでいたので、何とここ上海空港に3本残っていたのを当然買い占める。幸せ。これだから売店をのぞくのはやめられない…

    飛行機の成田出発は夕方。上海で乗り継ぐので、このツアーの1日目と2日目は移動で終わってしまう。

    でも、その上海空港でも買物するぞ!という意気込みのもと、トランジットも足早に通り過ぎる。そのために、成田でたっぷり両替して軍資金も持っている。

    約30分の待ち時間の間、まだ空いている売店をのぞき、戦利品を得た。大ヒットだったのは、すでに廃番になっているロクシタンのヴァニラのボディソープ。どこをさがしてもなかったから、最後の1本を細々と楽しんでいたので、何とここ上海空港に3本残っていたのを当然買い占める。幸せ。これだから売店をのぞくのはやめられない…

  • 今回のツアーは、フリータイムでホテルを選べるもの。短い旅行は時間優先なので、街の中心である鐘楼に一番近いソフィテルに決めた。昔の人民ホテルの敷地内にある5つ星ホテルだ。<br /><br />23時過ぎに西安の空港に着き、ガイドさんと会うのにちょっと手間取ったので、ホテルに着いたらもう0時を回っていた。<br /><br />咸陽の空港は立派になっていてびっくり。西安までの道も、途中までだけど本物の高速道路が出来ていて、感心してしまう。(20年前にもすでに一部あったが、まだロバが引く馬車?が通る代物だった)<br /><br />ホテルはさほど期待していなかったので、お部屋に入ってびっくり!私が今まで泊まった中で最高。3泊で帰るのが急にもったいなくなってきた。

    今回のツアーは、フリータイムでホテルを選べるもの。短い旅行は時間優先なので、街の中心である鐘楼に一番近いソフィテルに決めた。昔の人民ホテルの敷地内にある5つ星ホテルだ。

    23時過ぎに西安の空港に着き、ガイドさんと会うのにちょっと手間取ったので、ホテルに着いたらもう0時を回っていた。

    咸陽の空港は立派になっていてびっくり。西安までの道も、途中までだけど本物の高速道路が出来ていて、感心してしまう。(20年前にもすでに一部あったが、まだロバが引く馬車?が通る代物だった)

    ホテルはさほど期待していなかったので、お部屋に入ってびっくり!私が今まで泊まった中で最高。3泊で帰るのが急にもったいなくなってきた。

  • 洗面台周りも洒落ている。この向かい側にバスタブがあり、それと別にガラス張りのシャワーブースとトイレが個々にある。どれも使いやすくてとてもリラックスできた。<br /><br />落ち着いてゆったりした気分になれて、いいお部屋に泊まるのはそれなりに大事なことだと気づいた。

    洗面台周りも洒落ている。この向かい側にバスタブがあり、それと別にガラス張りのシャワーブースとトイレが個々にある。どれも使いやすくてとてもリラックスできた。

    落ち着いてゆったりした気分になれて、いいお部屋に泊まるのはそれなりに大事なことだと気づいた。

  • 朝は、私が泊まっているのと別棟のレストランでバイキング。種類豊富でおいしくて、ぜいたくな気分になれた。今なら、生野菜も安心して食べられそうだと思った。

    朝は、私が泊まっているのと別棟のレストランでバイキング。種類豊富でおいしくて、ぜいたくな気分になれた。今なら、生野菜も安心して食べられそうだと思った。

  • これはレストランの横のトイレ。ドアがガラスで出来ていて、昔のトイレを知っている者としては、一瞬どきっとしたんだけど、余計な心配でした。<br /><br />昔のトイレ事情を書こうかと思ったんだけど、あんまりいい話じゃないので、やめよう。

    これはレストランの横のトイレ。ドアがガラスで出来ていて、昔のトイレを知っている者としては、一瞬どきっとしたんだけど、余計な心配でした。

    昔のトイレ事情を書こうかと思ったんだけど、あんまりいい話じゃないので、やめよう。

  • タクシーの運転席の後ろの格子。生活は豊かになったけど、治安は悪くなったと聞いていたので、その一旦を覗いた気がした。<br /><br />世の中の物価は信じられないくらい上がっているのに、タクシー料金はせいぜい2倍にしか上がっていない。(バス代は20倍、観光地の入場料は300倍だ)割安感があり、ほぼ全車にメーターがついているので、滞在中何回も利用した。

    タクシーの運転席の後ろの格子。生活は豊かになったけど、治安は悪くなったと聞いていたので、その一旦を覗いた気がした。

    世の中の物価は信じられないくらい上がっているのに、タクシー料金はせいぜい2倍にしか上がっていない。(バス代は20倍、観光地の入場料は300倍だ)割安感があり、ほぼ全車にメーターがついているので、滞在中何回も利用した。

  • 活動第一日の最初は、何と言っても旅行の目的である唐華賓館の訪問だ。<br /><br />タクシーで「大雁塔」と言ったら、南側にある広場の前で降ろされた。タクシーの運転手さんは「今日はどこを回るのか?」「半日観光安くしとくよ!」としつこいが「結構です!」ときっぱり断る。<br /><br />広場で降りると、ああ、頭がくらくら・・・ここはどこ?わたしはだれ?とつぶやきながら、あまりの変わり様にめまいがした。でも、とってもすてき。昔は園林局の植木畑だったところが見渡す限りの広場になっている。これがうわさの噴水広場か!<br /><br />大雁塔は傾きがちょっと顕著になっている感じ。20年前から傾いてたよ。

    活動第一日の最初は、何と言っても旅行の目的である唐華賓館の訪問だ。

    タクシーで「大雁塔」と言ったら、南側にある広場の前で降ろされた。タクシーの運転手さんは「今日はどこを回るのか?」「半日観光安くしとくよ!」としつこいが「結構です!」ときっぱり断る。

    広場で降りると、ああ、頭がくらくら・・・ここはどこ?わたしはだれ?とつぶやきながら、あまりの変わり様にめまいがした。でも、とってもすてき。昔は園林局の植木畑だったところが見渡す限りの広場になっている。これがうわさの噴水広場か!

    大雁塔は傾きがちょっと顕著になっている感じ。20年前から傾いてたよ。

  • 広場の端で、パレードの予行練習が行われていて、台座の上に上がって見ると、隣におじいちゃんと孫。ちょっと写真撮らせてとお願いして、振り向くと・・・

    広場の端で、パレードの予行練習が行われていて、台座の上に上がって見ると、隣におじいちゃんと孫。ちょっと写真撮らせてとお願いして、振り向くと・・・

  • うわー、そっくり!やさしそうなおじいちゃんでした。この旅最初の地元の人とのふれあいです。こういうのが大好きです。<br /><br />昔はこうやって写真を撮ると「送って!」と言われたものですが、今はカメラも普及しているのでしょう、一度も言われませんでした。

    うわー、そっくり!やさしそうなおじいちゃんでした。この旅最初の地元の人とのふれあいです。こういうのが大好きです。

    昔はこうやって写真を撮ると「送って!」と言われたものですが、今はカメラも普及しているのでしょう、一度も言われませんでした。

  • はたらく人々 その1<br /><br />広場の噴水のノズルの調整をする人。<br /><br />噴水はコンピュータ制御で、音楽に合わせて水のダンスのように噴出し方とライトの色が変わってゆくハイテク装置なのだ。だから、水の出方を調整するのは大事な仕事なのだろう。長靴はいて、ご苦労さまです。

    はたらく人々 その1

    広場の噴水のノズルの調整をする人。

    噴水はコンピュータ制御で、音楽に合わせて水のダンスのように噴出し方とライトの色が変わってゆくハイテク装置なのだ。だから、水の出方を調整するのは大事な仕事なのだろう。長靴はいて、ご苦労さまです。

  • 広場のもう一つの思い出は、記念撮影。<br /><br />衣装はすっかりモダンになり豪華になった。<br />これは、見本に掲示されていた写真。<br />中国の人は写真に撮られるのが本当にうまい。みななり切って写っていて感心する。<br /><br />私も、住んでいた頃は写真に撮られるのが「中国人なみにうまい!」と言われていたんだけどな。<br /><br />ここには出さないけど、私は中国の大ヒットドラマ楊貴妃の衣装でポーズして写真を撮りました。楽しかった!

    広場のもう一つの思い出は、記念撮影。

    衣装はすっかりモダンになり豪華になった。
    これは、見本に掲示されていた写真。
    中国の人は写真に撮られるのが本当にうまい。みななり切って写っていて感心する。

    私も、住んでいた頃は写真に撮られるのが「中国人なみにうまい!」と言われていたんだけどな。

    ここには出さないけど、私は中国の大ヒットドラマ楊貴妃の衣装でポーズして写真を撮りました。楽しかった!

  • 「なりきり上手」は幼い市民の頃より培われる。

    「なりきり上手」は幼い市民の頃より培われる。

  • 大雁塔の北側に建設途中の広場にて。<br /><br />中国っぽいおみやげ発見!おじさんやおばさんがあげている凧だ。大きくて豪華なのは30元、中くらいでカラーのは20元、小さくて白黒のは10元。20元のキャラクター勢揃いのを一つ買った。<br /><br />いつか日本で揚げてみたい。

    大雁塔の北側に建設途中の広場にて。

    中国っぽいおみやげ発見!おじさんやおばさんがあげている凧だ。大きくて豪華なのは30元、中くらいでカラーのは20元、小さくて白黒のは10元。20元のキャラクター勢揃いのを一つ買った。

    いつか日本で揚げてみたい。

  • はたらく人々 その2<br /><br />大雁塔の売店にて昼寝中。ちょっと暑くなってきた午後です。

    はたらく人々 その2

    大雁塔の売店にて昼寝中。ちょっと暑くなってきた午後です。

  • 大雁塔の中。7層になっていて、階段を上がって窓のあるところにくると、何階なのか表示が出ている。これは最上階の7階。<br /><br />昔と違うのは、窓にアクリルの板がしっかり張られてしまって、身を乗り出せなくしてあるところ。カメラ撮影用か、10センチほどの穴があいているところがミソ。

    大雁塔の中。7層になっていて、階段を上がって窓のあるところにくると、何階なのか表示が出ている。これは最上階の7階。

    昔と違うのは、窓にアクリルの板がしっかり張られてしまって、身を乗り出せなくしてあるところ。カメラ撮影用か、10センチほどの穴があいているところがミソ。

  • これは南側。開発途上です。<br /><br />曇っていてよくわからないけど、写真の右奥のビルの後ろに、テレビ塔が立っている。昔は料金をとって展望台まで上がらせてくれたけど、今はどうかな。観光用にはできていないので、けっこうはらはらしながら上った覚えがあるけど・・・。

    これは南側。開発途上です。

    曇っていてよくわからないけど、写真の右奥のビルの後ろに、テレビ塔が立っている。昔は料金をとって展望台まで上がらせてくれたけど、今はどうかな。観光用にはできていないので、けっこうはらはらしながら上った覚えがあるけど・・・。

  • 西側の写真。<br /><br />すぐ下にあるのは公園と小さな博物館。<br />その向こうに唐華賓館がある。<br /><br />公園の森の向こうは昔は南の山まで(パンダがいる山)一面の畑だったが、今はごらんの通りビルとテーマパークの広大な人工池(曲江春暁園)になっている。

    西側の写真。

    すぐ下にあるのは公園と小さな博物館。
    その向こうに唐華賓館がある。

    公園の森の向こうは昔は南の山まで(パンダがいる山)一面の畑だったが、今はごらんの通りビルとテーマパークの広大な人工池(曲江春暁園)になっている。

  • 北側。広い道のように見えているところが広場になっていて、池と普通の石の地面の両方に噴水が吹き出るしくみになっている。<br /><br />まああ、よく作ったものだ。十字路の歩道に露天がでて、焼きそばを焼いていたお兄さん、豚足がおいしかったおばさんの店、日本人社員が連れ立ってくりだしたところはどの辺りになるのだろう。

    北側。広い道のように見えているところが広場になっていて、池と普通の石の地面の両方に噴水が吹き出るしくみになっている。

    まああ、よく作ったものだ。十字路の歩道に露天がでて、焼きそばを焼いていたお兄さん、豚足がおいしかったおばさんの店、日本人社員が連れ立ってくりだしたところはどの辺りになるのだろう。

  • 塔の東側。<br /><br />東といえば日本のある方角で、若かった私はいやなことがあると、ため息をついて畑に出て、こっちの方を眺めながら「日本は何て遠いんだろう!」と泣きべそかいたりしたものでした。

    塔の東側。

    東といえば日本のある方角で、若かった私はいやなことがあると、ため息をついて畑に出て、こっちの方を眺めながら「日本は何て遠いんだろう!」と泣きべそかいたりしたものでした。

  • 大雁塔を出て左に歩いてくると、道が広くなり辺りもモダンになってすっかり変わってしまっているけど、唐華賓館は何も変わらずそこにありました!<br />入口の坂を踏みしめて上る。<br /><br />開業から20年たって中国政府に譲渡され、その後経営不振で民間に払い下げられたと聞いて、崩れかけているんじゃないか、おちぶれているんじゃないか、と思ったけど、何も変わっていない!むしろ元気そうです。<br /><br />

    大雁塔を出て左に歩いてくると、道が広くなり辺りもモダンになってすっかり変わってしまっているけど、唐華賓館は何も変わらずそこにありました!
    入口の坂を踏みしめて上る。

    開業から20年たって中国政府に譲渡され、その後経営不振で民間に払い下げられたと聞いて、崩れかけているんじゃないか、おちぶれているんじゃないか、と思ったけど、何も変わっていない!むしろ元気そうです。

  • ロビーに入ると息がつまるほどなつかしい!<br /><br />中庭のテラスでは、白人のツアーグループが太極拳の指導を受けていました。<br /><br />ロビーの雰囲気も当時のままで、よくぞ変わらずいてくれたという感じです。働いている人々も、滞在客層も当時と全く違うけれど、ホテルの建物は私を覚えていてくれて、そこかしこで私をやさしく迎えてくれました。

    ロビーに入ると息がつまるほどなつかしい!

    中庭のテラスでは、白人のツアーグループが太極拳の指導を受けていました。

    ロビーの雰囲気も当時のままで、よくぞ変わらずいてくれたという感じです。働いている人々も、滞在客層も当時と全く違うけれど、ホテルの建物は私を覚えていてくれて、そこかしこで私をやさしく迎えてくれました。

  • けっこういい雰囲気でしょ。<br /><br />当時から西安は空気が悪くて冬場は排気ガスまじりの濃霧がすごかった。信じられないでしょうけど、このロビーにその濃霧がたちこめたことがありました。<br /><br />濃霧のせいで、うちの母と弟が来たときは飛行機が遅れに遅れてもう来られないんじゃないかと泣きそうになり(午前着のはずが夜中に到着)、古い友人が親子で来てくれたときは、北京からの飛行機が飛ばず、結局北京見物だけで帰ることになってしまいました。当時の空港は本当に街の中の小さな空港で、有視界飛行だったそうです。<br /><br />今はびっくりするような立派な空港が咸陽にできたので、そんなこともなくなったことでしょう。

    けっこういい雰囲気でしょ。

    当時から西安は空気が悪くて冬場は排気ガスまじりの濃霧がすごかった。信じられないでしょうけど、このロビーにその濃霧がたちこめたことがありました。

    濃霧のせいで、うちの母と弟が来たときは飛行機が遅れに遅れてもう来られないんじゃないかと泣きそうになり(午前着のはずが夜中に到着)、古い友人が親子で来てくれたときは、北京からの飛行機が飛ばず、結局北京見物だけで帰ることになってしまいました。当時の空港は本当に街の中の小さな空港で、有視界飛行だったそうです。

    今はびっくりするような立派な空港が咸陽にできたので、そんなこともなくなったことでしょう。

  • 元ホテルレディです。昔の職場のフロント前で。

    元ホテルレディです。昔の職場のフロント前で。

  • 中庭。木々が大きくなりとてもいい雰囲気になっている。当時は池の鯉が見えるようにと、半年に1回は底をさらってきれいにしていたっけ。今はそんなこと、誰も気にしないみたい。でもそれはそれで結構。<br /><br />中国人の観光客も庭をそぞろ歩いて写真を撮ってた。

    中庭。木々が大きくなりとてもいい雰囲気になっている。当時は池の鯉が見えるようにと、半年に1回は底をさらってきれいにしていたっけ。今はそんなこと、誰も気にしないみたい。でもそれはそれで結構。

    中国人の観光客も庭をそぞろ歩いて写真を撮ってた。

  • ホテルの中庭。元々すてきな造りですが、植木や樹木が大きくなって、ますますすてきになっています。

    ホテルの中庭。元々すてきな造りですが、植木や樹木が大きくなって、ますますすてきになっています。

  • ホテルの建物は中庭を囲んで建っていて、建物の中を通っても一周できるし、中庭にある橋を通っても向こう側の建物に行けるようになっている。

    ホテルの建物は中庭を囲んで建っていて、建物の中を通っても一周できるし、中庭にある橋を通っても向こう側の建物に行けるようになっている。

  • これがその橋。池のほとりの柳もなかなかいい味出しています。

    これがその橋。池のほとりの柳もなかなかいい味出しています。

  • 当時の総支配人が、よそのホテルで見てきたくじゃくに感激して「うちでも飼うぞ!」と言っていたっけ。私がいるうちは見られなかったけど、今日は会えてうれしい。

    当時の総支配人が、よそのホテルで見てきたくじゃくに感激して「うちでも飼うぞ!」と言っていたっけ。私がいるうちは見られなかったけど、今日は会えてうれしい。

  • 中庭を楽しんだあとで、ティールームでお茶をいただくことにした。ここの造りは当時と同じ。藤椅子も当時のまま。なつかしい。<br />

    中庭を楽しんだあとで、ティールームでお茶をいただくことにした。ここの造りは当時と同じ。藤椅子も当時のまま。なつかしい。

  • クッキーやケーキといったお菓子も、ずいぶん日本のおいしさに近づいた。ケーキの乗っているお皿は開業当時のもの。コーヒーもおいしかった。

    クッキーやケーキといったお菓子も、ずいぶん日本のおいしさに近づいた。ケーキの乗っているお皿は開業当時のもの。コーヒーもおいしかった。

  • ティールームの外にはテラスがあって、中国人親子が写真を撮っていた。<br />開業当時の中国は二重経済で、お金も二種類あり、例えば飛行機のチケットや鉄道の切符も、外国人価格と中国人価格が別々に決まっていた。それを知らん顔して中国人価格で通るのが楽しかったりして・・・<br />今はお金も一種類になって、もちろん二重経済もなくなった。<br />唐華賓館も外国人価格のホテルだったので、一般の人が出入りすることはまずなかったので、こんな風景を見るとほっとする。<br /><br />

    ティールームの外にはテラスがあって、中国人親子が写真を撮っていた。
    開業当時の中国は二重経済で、お金も二種類あり、例えば飛行機のチケットや鉄道の切符も、外国人価格と中国人価格が別々に決まっていた。それを知らん顔して中国人価格で通るのが楽しかったりして・・・
    今はお金も一種類になって、もちろん二重経済もなくなった。
    唐華賓館も外国人価格のホテルだったので、一般の人が出入りすることはまずなかったので、こんな風景を見るとほっとする。

  • ホテルでの二時間を堪能したあとで、歩いて曲江春暁園へ行く。<br />これは入口ゲート。唐代のテーマパークなので、働く人々もそれらしい格好をしている。<br />ここまで来るまでに雨がぱらついていたのが、着いたら本降りになった。朝は雨が降りそうな様子は全くなかったけど、ガイドの楊さんが「傘を持って行った方がいいですよ」と教えてくれたのを思い出して持ってでたのが大当たりでした。

    ホテルでの二時間を堪能したあとで、歩いて曲江春暁園へ行く。
    これは入口ゲート。唐代のテーマパークなので、働く人々もそれらしい格好をしている。
    ここまで来るまでに雨がぱらついていたのが、着いたら本降りになった。朝は雨が降りそうな様子は全くなかったけど、ガイドの楊さんが「傘を持って行った方がいいですよ」と教えてくれたのを思い出して持ってでたのが大当たりでした。

  • 園内の池、というよりほとんど湖という感じ。<br />唐華賓館の開業当時から、このテーマパークの構想があった。唐代には実際にここにあったという人工池を中心とした施設にする、ものすごい池なんだ!と中国人の部長さんが教えてくれたときは、まさか!と信じられなかったけど、実現している。恐るべし中国の実力。

    園内の池、というよりほとんど湖という感じ。
    唐華賓館の開業当時から、このテーマパークの構想があった。唐代には実際にここにあったという人工池を中心とした施設にする、ものすごい池なんだ!と中国人の部長さんが教えてくれたときは、まさか!と信じられなかったけど、実現している。恐るべし中国の実力。

  • 前後するが、これはホテル前の高級住宅地の入口ゲート。時代が変わったことを痛感する。

    前後するが、これはホテル前の高級住宅地の入口ゲート。時代が変わったことを痛感する。

  • ホテルの向こうに大雁塔が見える。ここも麦畑だった。

    ホテルの向こうに大雁塔が見える。ここも麦畑だった。

  • 曲江春暁園の入口を入ってまっすぐ行くと、小さな池からもうもうと霧があがっている場所がある。その前に岩が並んでいて、なぜか観光客が皆その上に上がって記念撮影をしていた。何か意味があるのかな?

    曲江春暁園の入口を入ってまっすぐ行くと、小さな池からもうもうと霧があがっている場所がある。その前に岩が並んでいて、なぜか観光客が皆その上に上がって記念撮影をしていた。何か意味があるのかな?

  • こんな感じ。お兄さんも、お姉さんも、おじいさんも、おばあさんも。

    こんな感じ。お兄さんも、お姉さんも、おじいさんも、おばあさんも。

  • ものすごく立派な建物。これ、「楊貴妃」のドラマのセットじゃないでしょうか?

    ものすごく立派な建物。これ、「楊貴妃」のドラマのセットじゃないでしょうか?

  • 園内は広いので、歩いて回らなければならない。ビニールの合羽を売っているらしく、若い人たちがカラフルな合羽を着ていた。

    園内は広いので、歩いて回らなければならない。ビニールの合羽を売っているらしく、若い人たちがカラフルな合羽を着ていた。

  • 園内の小さい池にいた白鳥。物欲しそうに近寄ってきて、持っていたクッキーをあげたら美味しそうに食べた。

    園内の小さい池にいた白鳥。物欲しそうに近寄ってきて、持っていたクッキーをあげたら美味しそうに食べた。

  • 雨が降って出番のない記念撮影用のらくだ。暇そう。

    雨が降って出番のない記念撮影用のらくだ。暇そう。

  • あめ細工の小鳥。雨は上がりかけているけど、お客さんは少なくて、職人さんも暇そう。

    あめ細工の小鳥。雨は上がりかけているけど、お客さんは少なくて、職人さんも暇そう。

  • はたらく人々 その3<br /><br />池を掃除する人。ご苦労さまです。

    はたらく人々 その3

    池を掃除する人。ご苦労さまです。

  • はたらく人々 その4<br /><br />雨が降ると、屋外で行われるアトラクションは中止になる。入場するときもそれを確認されるんだけど、別に入場料が割引になるわけじゃない。この兵士も暇そうで、衣装に似合わずケイタイでおしゃべり中。

    はたらく人々 その4

    雨が降ると、屋外で行われるアトラクションは中止になる。入場するときもそれを確認されるんだけど、別に入場料が割引になるわけじゃない。この兵士も暇そうで、衣装に似合わずケイタイでおしゃべり中。

  • はたらく人々 その5<br /><br />バイクタクシーのおじさん。<br />今回の旅でどうしてもやってみたかったことの一つが、バイクタクシーに乗ること。20年前は自転車のタクシーも多くて、とても安い乗物だった。よく思い出せないけど、確か屋根はなかったんじゃないかなー。

    はたらく人々 その5

    バイクタクシーのおじさん。
    今回の旅でどうしてもやってみたかったことの一つが、バイクタクシーに乗ること。20年前は自転車のタクシーも多くて、とても安い乗物だった。よく思い出せないけど、確か屋根はなかったんじゃないかなー。

  • バイクタクシーは、車道も自転車用レーンも走ってしまう、恐ろしく便利な乗物だ。すぐ隣に大きなバスがすれすれに通ったりすると、ひやひやする。

    バイクタクシーは、車道も自転車用レーンも走ってしまう、恐ろしく便利な乗物だ。すぐ隣に大きなバスがすれすれに通ったりすると、ひやひやする。

  • ホテルに入っているネックレスのお店。<br /><br />中国っぽいけど、なかなか洒落ていて、すてきなアクセサリーが沢山ある。お値段もなかなかだけど、とても気に入った真珠のネックレスを手に入れた。<br /><br />おそろいのピアスがなくて残念、と言ったら、店員さんがいとも簡単に「作りましょう!」と、同じバロックパールの粒を戸棚から出してきた。<br /><br />パールも一つ一つ選ばせてくれて、デザインも一緒に相談しながら考えて、あっという間におそろいのピアスの完成。<br /><br />片方に1つずつつけたパールを、翌日「やっぱり2つにしよう!」と頼みに行くと、2つにして、追加料金なし!<br /><br />思わずイケメンの店長さんに I love you ! と叫ぶと、Ilove you, too ! だって。

    ホテルに入っているネックレスのお店。

    中国っぽいけど、なかなか洒落ていて、すてきなアクセサリーが沢山ある。お値段もなかなかだけど、とても気に入った真珠のネックレスを手に入れた。

    おそろいのピアスがなくて残念、と言ったら、店員さんがいとも簡単に「作りましょう!」と、同じバロックパールの粒を戸棚から出してきた。

    パールも一つ一つ選ばせてくれて、デザインも一緒に相談しながら考えて、あっという間におそろいのピアスの完成。

    片方に1つずつつけたパールを、翌日「やっぱり2つにしよう!」と頼みに行くと、2つにして、追加料金なし!

    思わずイケメンの店長さんに I love you ! と叫ぶと、Ilove you, too ! だって。

  • さて、夕方、昨日から約束していたガイドさんと落ち合って、まず回民街へ買物と夕食に行く。<br /><br />ここは20年前と同じ雰囲気で、とてもなつかしい。<br />これは、おみやげ屋の前に広げられた小物の店。<br />以前より、洗練された物が多い。

    さて、夕方、昨日から約束していたガイドさんと落ち合って、まず回民街へ買物と夕食に行く。

    ここは20年前と同じ雰囲気で、とてもなつかしい。
    これは、おみやげ屋の前に広げられた小物の店。
    以前より、洗練された物が多い。

  • お天気は雨・・・ガイドさん、つきあってくれてありがとう。この時間の仕事は元の料金には入っていないので、いくら払えばよいかきいたら、正規の料金は三百元だけど、いくらでもよいとのこと。<br /><br />ちょっと高いかなと思ったけど、その通り払いました。結局翌日の夜もつきあってもらったので、まあ、こんなものでしょうと。

    お天気は雨・・・ガイドさん、つきあってくれてありがとう。この時間の仕事は元の料金には入っていないので、いくら払えばよいかきいたら、正規の料金は三百元だけど、いくらでもよいとのこと。

    ちょっと高いかなと思ったけど、その通り払いました。結局翌日の夜もつきあってもらったので、まあ、こんなものでしょうと。

  • ここは有名な包子の店、私が通った頃は小さな店でしたが、今はこんなに大きくなっている。青いイルミネーションがすてきでした。

    ここは有名な包子の店、私が通った頃は小さな店でしたが、今はこんなに大きくなっている。青いイルミネーションがすてきでした。

  • 夢にまで見た大好物の肉包子と、串刺し肉と、涼皮というお米の粉の麺。幸せでした!<br /><br />この串刺しのお肉は、昔は自転車のスポークにささっていて、ぴらぴらのうすーいお肉だった。何十本も食べないと食べた気がしなくて、百本食べた!なんて自慢する友人がいたりして・・・<br /><br />今も同じ味。この香辛料を日本に持って帰って作っても、同じ味にならないんだって。何が足りないのかなー、という友人に「ほこりじゃない?」と言ったら、本気にしてくれなかったけど、私は本当にそう思っている。

    夢にまで見た大好物の肉包子と、串刺し肉と、涼皮というお米の粉の麺。幸せでした!

    この串刺しのお肉は、昔は自転車のスポークにささっていて、ぴらぴらのうすーいお肉だった。何十本も食べないと食べた気がしなくて、百本食べた!なんて自慢する友人がいたりして・・・

    今も同じ味。この香辛料を日本に持って帰って作っても、同じ味にならないんだって。何が足りないのかなー、という友人に「ほこりじゃない?」と言ったら、本気にしてくれなかったけど、私は本当にそう思っている。

  • これがお店の中。<br /><br />ガイドさんが飲んでいるのは、酸梅というちょっとすっぱいけど美味しい飲み物。

    これがお店の中。

    ガイドさんが飲んでいるのは、酸梅というちょっとすっぱいけど美味しい飲み物。

  • 食事が終わって出てきたら、ご覧の通り、とてもすてきな眺めです。

    食事が終わって出てきたら、ご覧の通り、とてもすてきな眺めです。

  • 食事のあと、鐘楼を見に行った。<br /><br />うー、ライトアップされている!ロータリーの道路の幅はすばらしく広くなり、昔から随一の繁華街だった東大街はビルが立ち並んで、あまりの変わり様にくらくらしてしまった。

    食事のあと、鐘楼を見に行った。

    うー、ライトアップされている!ロータリーの道路の幅はすばらしく広くなり、昔から随一の繁華街だった東大街はビルが立ち並んで、あまりの変わり様にくらくらしてしまった。

  • これが東大街。にぎやかでしょう。明日、この辺を歩こうと決めました。<br /><br />実はこの後、予定していた大雁塔の噴水を見に行ったのですが、何故か20時に始まって10分経つといきなり終わってしまい「本日はこれにて終了いたします」とアナウンス。<br /><br />見ていた人たちも、ガイドさんも「ありえない!」と非難轟々。幸い、もう1日あるので、明日に出直すことにする。<br /><br />楽しい、なつかしい、すばらしい1日の終わりです。

    これが東大街。にぎやかでしょう。明日、この辺を歩こうと決めました。

    実はこの後、予定していた大雁塔の噴水を見に行ったのですが、何故か20時に始まって10分経つといきなり終わってしまい「本日はこれにて終了いたします」とアナウンス。

    見ていた人たちも、ガイドさんも「ありえない!」と非難轟々。幸い、もう1日あるので、明日に出直すことにする。

    楽しい、なつかしい、すばらしい1日の終わりです。

  • 本日の戦果。<br /><br />真ん中下のパールのネックレス以外は、本当に安いものばかり。思わず集めてしまいました。

    本日の戦果。

    真ん中下のパールのネックレス以外は、本当に安いものばかり。思わず集めてしまいました。

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