2009/08 - 2009/08
2065位(同エリア2960件中)
サバーイさん
Esquire誌の写真で心惹きつけられたのがこの一枚。雰囲気のあるカフェでOrvalのグラスを前にパイプを燻らす初老の髭翁。目を閉じ、まるで瞑想している翁の様子に心膨らみ、ビールという文化を大切にするこの国に、このカフェに行きたいと強く思わせたのでした。
-
グランプラスを背にし、王の家(博物館)の左脇の小路を進んでいくとRue des Bouchers(肉屋通り)へ。道端にテーブルを並べたシーフードの店が並ぶイロ・サクレ地区に。
-
とりわけこの一帯はギリシャ料理の店が多く並ぶ。
-
Duvelはオランダ語で「悪魔」。ピルスナーの影響を受けたエール系のビールがゴールド色のビールを造り始めたのでした。とくに度数の高いビールで試作され、ストロング・ゴールデンエール系とされます。
-
ギリシャ系のレストランだけにつまみはオリーブの酢漬け。これがなかなか相性がいい。
-
8.5%という高アルコールながら、飲み口はスムースで最後に甘みが感じられるようなフレーバー。
-
イロ・サクレの狭い路地を進んでいきます。
-
店先にはムール貝が並べられています。
-
路地の突き当たりでカメラを構える人たちが。
-
鉄格子の向こうにはJeanneke−Pis像が。
-
-
Jeanneke-Pisのすぐ斜向かいにあるのがDelirium Cafeです。
-
ガイドブックには載っていませんが、グランプラスから歩いて3分の距離で、これだけ本格的なカフェは見逃す手はないのでは?
-
通りから入ったところ。1階と地下にフロアーがあり、1階はイギリスのパブに似た雰囲気。外のテーブルでゆっくりすることもできる。
-
注文はカウンターで、というのもパブに似ている。
-
カウンターに置かれているデリリアムのコースターはお馴染みのピンクの象のデザインで、ちょっとしたお土産にもなる。(写真の右下)
-
それぞれの銘柄についての蘊蓄が込められたメニュー。
-
Brewery Huyghe(ヒューグ)という醸造所の傑作、デリリュウム・トレメンス。スパイスが効いていて、9%という度数ながら、爽快な飲み口で冷やしてもOK。ここでは生が楽しめる。
-
ユニークな名前が多いのも、ベルギービールの楽しみ。
英語で'to see a pink elephant' とは酒やドラッグで幻覚を見ること。ピンクの象はDelirium(幻覚)というビール名を具象化したもの。 -
店内のテーブルを囲むレトロなサイン。
-
メニューにも言及されていたが、Delirium Tremensは、1998年に「ビール世界一」に選ばれたとか。
-
壁に醸造所のタンクが埋め込まれている。
-
地下のフロアーへ降りていく階段。
-
壁にびっしりと埋め込まれたデリリウムのボトル。陶器に似せたグレイのペイントボトル。
-
若い世代向けのカフェ、といった感じでしょうか。重厚などっしり感、というよりもワイワイ、がやがやというカジュアルな雰囲気。
-
店のインテリアもいままで訪れたカフェとは違って、ポップな感じ。
-
ごちそうさまでした。
-
グランパス広場からすぐのところにある、de Bier Tempel。文字通り「ビールの殿堂」。
-
ベルギービールが所狭しと並ぶ。
-
街中でもこれだけ品揃えのよい酒屋はないのでは?
-
一度も見かけたことのないビールがあるは、あるは。ラベルを読んでいるだけで時間があっという間に過ぎます。
-
このマグナムボトルも販売品。
-
これも売り物。
-
ランビックというベルギーならではのビールがあります。醸造所に棲息する空気中の野生酵母をいかしたビールで、つよい乳酸の味がします。それにフルーツの香りと甘みを加え、飲みやすくしたのがフルーツ・ランビック。チェリーとラズベリーだけでなく、ピーチ、バナナなどもあり。
-
ランビックといえば地元、カンティヨン醸造所のものが有名。2年から3年樽の中で発酵されるストレートランビックは、グラスに注ぐと細かい泡がたち、まさにシャンパンのよう。
-
St.Sebastiaan(シント・セバスティアーン)は陶器のボトルが特徴。となりのSt.Paulも同じステルケンスの醸造所のものでしょうか。未確認です。
-
ビールだけでなく、コースターやTシャツなどのグッズの販売もある。
-
ありましたっ!
Westmalleの横にラベルの貼っていない王冠だけのボトル。これこそが幻のトラピストビール、Westvleteren(ウェストフレテレン)です。「修道院内の販売店と近くのカフェだけで売られるレア物中のレア物ビールで、愛好者の垂涎の的」。在庫があったのは「エクストラ8(8%)」で、「次回の入荷は未定」だとか。3本ほど買ってきました。 -
Esquire誌で翁がパイプを燻らせていたカフェをついに見つけました。住所を地図で探していたら、意外にも泊っていたホテルから歩いて5分のところ。
-
「ベルギーにおけるシュールレアリズムの聖地」と讃えられた伝説のカフェ、La Fleur en Papier Dore(金箔の花)。
-
何とも言えない、独特の時間が流れている店内。
-
座っただけで落ち着く雰囲気です。
-
'20年代、「イメージの魔術師」ルネ・マグリッドらが集ったことでも有名とか。オーナーにこのスペースに連れられ、写真の紹介をしてもらいました。
-
当時のままの雰囲気が残されているのが、何よりの魅力ではないでしょうか。
-
店で勧められたのがこのGirardin Kriek(ジラルダン・クリーク)。ブラッセル郊外で造られるフルーツランビックで、クリークはチェリーの粒を生のまま樽の中に入れたもの。
-
フルーツの香りと味と、後に残るシャンパンのような酸味が美味。
-
シャンパンのコルクのようなものがボトルの中のガスを封じ込めています。
-
このカフェでもうひとつ勧められたのが、このカフェオリジナルのチョコレート。さきほどのKriek Girardin をつかったもので、まあひとつ食べてごらん、と頂戴した。甘さを抑えて、上品な味で、お土産用に箱入りがある。(有名メーカーのものより、こちらの方が好評だった程)
-
歴史を感じるカウンター。
-
このあと、マスターにカウンターの中まで見せて頂ましした。
-
閉店までベルギービールのバイブルを手に語ってくれたマスター。
-
いやあ、いいカフェでした。聖地に巡礼に行って来たような...
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (1)
-
- Hiraさん 2009/11/20 00:47:43
- ウェストフレテレンをゲッツですか
- サバーイさん、こんばんは。
マニア垂涎のウェストフレテレンをゲッツされましたか、いいですね。
La Fleur en Papier Doreのマスターは、しっかりとベルギービールを学ばれて訪れたサバーイさんを殊更に歓迎してくれたのでは?
「ベルギービールという芸術」本文を読み終わったHira
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ブリュッセル(ベルギー) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
1
51