中山道の旅（４）鬼押出しから浅間山麓の景色

2009/10/03 - 2009/10/03

碓氷峠を越え旧国道１８号線を中軽井沢駅前から国道１４６号線を北上。途中「日本ロマンチック街道」（道そのものは普通の道、但し景色がドイツ風ということでドイツのロマンティック街道に由来しているとの事です。長野県小諸市から栃木県日光市までの全長約230kmを通過する観光ルートとして1987年4月に発足した。）を構成している鬼押ハイウエイに入り鬼押園に向かいました。
鬼押し出しは子供の頃と２０代前半友人と過去２度ほど来た事がありましたがさほど思い出の場所でもないのですがここまで来たので脚を伸ばしました。桜島の溶岩公園なんていうのもありこうした火山の噴火により生命の全てが焼き尽くされてしまったところは規模の違いこそあれ日本全国にあることを考えるとやっぱり火山大国だなあと思わざるを得ません。
鬼押し出しは1783年の浅間山噴火によって生まれたそうです。名前の由来は当時の人々が浅間山の激しい噴火を火口で鬼があばれ岩を押し出したと言ったことから、この名前がついたそうです。
噴火直後は溶岩だけの死の世界。噴火から２００年以上経った現在でも多きな木も無く決して生命を感じられるような場所ではないけどそこから見渡す浅間山麓の雄大さはすばらしかったです。

エリア 嬬恋・北軽井沢(群馬)

鬼押し出し園の券売所前にあった日本ロマンチック街道の案内板。ドイツはロマンティック街道。違い気付きましたか？

券売所前から見た浅間山山頂。
標高2,568mの浅間山は世界でも有数の活火山。山頂は立ち入り禁止だそうです。

まずは山頂に向かって記念撮影。

観音堂につながる参門。惣門。鬼ヶ島と言った感じでした。

惣門をくぐるとそこは死の世界。溶岩がゴロゴロしていました。

観音堂に向かって進みます。

ピカチュウみたいな岩もありました。

非常時の備え？

あとから植樹したのでしょうか。こういう低木は見かけました。

噴火の影響で石灯篭の屋根が破壊されたのかと思ってしまいました。

観音堂が間近に見えてきました。

観音堂から見た浅間山山頂。

観音堂の由来です。

御利益があれば････
後厄真っ只中。どこにでもすがります。

観音堂から見た北方向の景色。浅間山の裾野が広がります。

観音堂周辺には少し色があります。

帰路に着きます。

観音堂と浅間山。

わずかですがコスモスが綺麗に咲いていました。

最後にもう一度浅間山を振り返って。

閉園時間で駐車場はガラガラでした。

鬼押出しを出発してまず北上。県道235号線を左折ししばらく進むと森が開けて再び浅間山が見えてきました。思わず車を止めて撮影。

コスモスが咲いていました。

車が来たので道端によけたらまた花が。夕焼けをバックに撮影しました。

空が色づいてきました。

浅間山の山頂も色づいていきました。紅浅間って呼ぶのかなあ〜？

車は「つまごいパノラマライン」を経由して国道１４４号線長野街道を上田方面へ進みました。途中群馬県長野県の県境にある「鳥居峠」を越えたところで日没になりました。写真はその鳥居峠で見た夕焼けの棒を撮影。妻の話では大阪の自宅からも六甲の夕焼けでもたまに見れる現象との事でした。
その後車は上田菅平ＩＣから長野自動車道に入り中央道を経由して大阪に進みました。大阪に着いたのは丁度深夜０時手前ごろでした。
これだけ寄り道して一応その日のうちに帰宅できました。
無駄だの何だのと批判されている高速道路もこれだけ整備されると私にとっては本当に便利な存在。大阪長野、そして東京も近くなったなあと思いました。