安中・妙義旅行記(ブログ) 一覧に戻る
 2009年9月29日伯父が他界。出張先の博多で訃報を知った。伯父葬儀の為9月30日夜半から車で妻と帰省。葬儀は10月2日に終わり10月3日昼からのんびりと大阪に向かった。通常だと中央道または東海道を経由して帰るが今回は圏央道から関越道に出て上信越自動車道(昔で言う中山道)を通るルートで大阪に向かうことにした。<br /> そして途中横川や碓氷峠に寄りたかった。<br /> 信越線横川軽井沢間の碓氷峠越えは鉄道にとっては難関中の難関。長年にわたり多くの技術と犠牲を払って結んでいた鉄路。その碓氷峠の歴史を知り一度は鉄道で碓氷峠を越えてみたいと思った。社会人1年生の平成3年5月にその夢は果たした。横川から軽井沢に向かって電車が出発。ゆっくりとしかし力強く電車が登坂して行く。坂道を登っていく電車の中でその坂道の傾きを感じることが出来るほどだった。途中いくつもの隋道や鉄橋、慰霊碑などを車窓に見ながら電車は軽井沢に到着。碓氷峠にチャレンジした鉄道員の情熱に感動していただけに感動ひとしお、20年近く経った今でもそのときの事が昨日の記憶の様。そんな碓氷峠も平成9年長野新幹線の開通で廃線になってしまった。時代の流れとは言え多くの犠牲を払って守られた路線が無くなったのは残念だった。私も大阪に転勤になりその後碓氷峠を訪問することも無く時が経ってしまった。<br /> 今回は折角の機会とばかりに碓氷峠に向かうことにした。鉄道文化むらとかも有り廃線後の碓氷峠がどうなったのか見るのも楽しみだった。<br /> 唯一つ残念だったのは私は碓氷峠に掛けた先人の情熱に敬服すると共に感動して鉄道文化むらに寄ったのに妻にはただの鉄分の高いオッサン扱いされたのが遺憾だった。

中山道の旅。横川碓氷峠鉄道文化むら。

18いいね!

2009/10/03 - 2009/10/03

139位(同エリア374件中)

2

30

ぶうちゃん

ぶうちゃんさん

 2009年9月29日伯父が他界。出張先の博多で訃報を知った。伯父葬儀の為9月30日夜半から車で妻と帰省。葬儀は10月2日に終わり10月3日昼からのんびりと大阪に向かった。通常だと中央道または東海道を経由して帰るが今回は圏央道から関越道に出て上信越自動車道(昔で言う中山道)を通るルートで大阪に向かうことにした。
 そして途中横川や碓氷峠に寄りたかった。
 信越線横川軽井沢間の碓氷峠越えは鉄道にとっては難関中の難関。長年にわたり多くの技術と犠牲を払って結んでいた鉄路。その碓氷峠の歴史を知り一度は鉄道で碓氷峠を越えてみたいと思った。社会人1年生の平成3年5月にその夢は果たした。横川から軽井沢に向かって電車が出発。ゆっくりとしかし力強く電車が登坂して行く。坂道を登っていく電車の中でその坂道の傾きを感じることが出来るほどだった。途中いくつもの隋道や鉄橋、慰霊碑などを車窓に見ながら電車は軽井沢に到着。碓氷峠にチャレンジした鉄道員の情熱に感動していただけに感動ひとしお、20年近く経った今でもそのときの事が昨日の記憶の様。そんな碓氷峠も平成9年長野新幹線の開通で廃線になってしまった。時代の流れとは言え多くの犠牲を払って守られた路線が無くなったのは残念だった。私も大阪に転勤になりその後碓氷峠を訪問することも無く時が経ってしまった。
 今回は折角の機会とばかりに碓氷峠に向かうことにした。鉄道文化むらとかも有り廃線後の碓氷峠がどうなったのか見るのも楽しみだった。
 唯一つ残念だったのは私は碓氷峠に掛けた先人の情熱に敬服すると共に感動して鉄道文化むらに寄ったのに妻にはただの鉄分の高いオッサン扱いされたのが遺憾だった。

同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
1万円未満

PR

  • ゲートを入ったところ。正面の建物が平成9年まで使用されていた検修車庫で現在は屋内展示場になっています。

    ゲートを入ったところ。正面の建物が平成9年まで使用されていた検修車庫で現在は屋内展示場になっています。

  • アプト式ラックレール。正面の車両は189系あさま号。

    アプト式ラックレール。正面の車両は189系あさま号。

  • 189系あさまの内部。

    189系あさまの内部。

  • 検修車庫内部の展示場。EF63型。実際にここで活躍していたようです。

    検修車庫内部の展示場。EF63型。実際にここで活躍していたようです。

  • EF63の運転台。結構狭かった。

    EF63の運転台。結構狭かった。

  • EF63の下部。

    EF63の下部。

  • EF62。EF63と向かい合わせで展示されています。

    EF62。EF63と向かい合わせで展示されています。

  • EF62の運転台。

    EF62の運転台。

  • こういうものも展示されていました。碓氷峠は関係ないような・・・・。

    こういうものも展示されていました。碓氷峠は関係ないような・・・・。

  • ED42。アプト式電気機関車。

    ED42。アプト式電気機関車。

  • 鉄道資料館にはこういうジオラマもあります。

    鉄道資料館にはこういうジオラマもあります。

  • 鉄道資料館2F展示コーナー。

    鉄道資料館2F展示コーナー。

  • 碓氷峠にまつわる展示物があります。

    碓氷峠にまつわる展示物があります。

  • お召し列車のヘッドマーク。

    お召し列車のヘッドマーク。

  • 屋外展示スペースには実車両が展示されていました。

    屋外展示スペースには実車両が展示されていました。

  • EF80。

    EF80。

  • EF53-2。

    EF53-2。

  • EF58-172。

    EF58-172。

  • EF30-20。

    EF30-20。

  • 場内800mを走る「あぷとくん」

    場内800mを走る「あぷとくん」

  • DD53-1。除雪車を連結したもの。あまりのパワーで雪を飛ばすので平原のような路線でしか使用できなかったそうです。

    DD53-1。除雪車を連結したもの。あまりのパワーで雪を飛ばすので平原のような路線でしか使用できなかったそうです。

  • キハ35。懐かしい!かつて八高線で使用されていたとの事。もしかしたら乗ったことがあるかも・・・・。

    キハ35。懐かしい!かつて八高線で使用されていたとの事。もしかしたら乗ったことがあるかも・・・・。

  • EF63留置線脇の旧信越本線は現在トロッコ列車が約2.6Km程運行されている。このトロッコを引いているディーゼル機関車もかつてはこの碓氷峠で働いていたものらしいです。<br />わずかな距離ですが碓氷峠をまだ味わうことが出来ます。

    EF63留置線脇の旧信越本線は現在トロッコ列車が約2.6Km程運行されている。このトロッコを引いているディーゼル機関車もかつてはこの碓氷峠で働いていたものらしいです。
    わずかな距離ですが碓氷峠をまだ味わうことが出来ます。

この旅行記のタグ

18いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

この旅行記へのコメント (2)

開く

閉じる

  • Medinaさん 2009/10/28 21:28:30
    この場所でしたか!
    こんばんは。ご無沙汰してます。

    この鉄道文化村を実は探しておりました。
    昨年NHKの趣味悠々と言う番組で、鉛筆のスケッチ特集しておりました。
    その場所がここなんです。
    どこだかわからず悩んでおりましたが、ぶうちゃんさんのこの旅行記で
    遂に場所が発見でき嬉しく思います。

    鉄道好きの私にはとても興味深く読ませて頂きました。

    ありがとうございます。
    これからも旅行記楽しみしております。

    Medina

    ぶうちゃん

    ぶうちゃんさん からの返信 2009/11/01 00:11:35
    RE: この場所でしたか!
    こんばんは。
    コメントありがとうございます。返事が遅くなり申し訳ありません。

    私も4トラで知りたまたま知って行ってきました。
    昔よく行った青梅鉄道公園の電気機関車版といった感じでした。
    ただ場所が碓氷峠の玄関口横川と言うところにここの重さがありますよね。
    上信越道も出来て車でも便利に行くことができるので良いですよね。

    是非行ってみて下さい。少しはお役に立てたのなら良かったです。

ぶうちゃんさんのトラベラーページ

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

PAGE TOP