２００９年秋②ハッピー・ウエディング（スパンブリ編）

2009/10/25 - 2009/10/25

２００９年１０月２３～２７日、タイ旅行。今回のメインは、友人の結婚披露宴に出席する事。

新郎が日本人で新婦がタイ人。この式のために、日本からは親族も含めて総勢２０名以上がタイ国入りし、バンコクの北、“スパンブリ県”の会場に集結。

私個人的には、今回のスパンブリ行きを半年以上前からとても楽しみにしていた。
“グーグルアース”なる道具を使って、まだ見ぬ土地を既に１０回以上も行った気分にもなった。
同じトラベラーのbotaさんやさいちゃんさん、特にbotaさんには旅行記の写真に地図を載せて、特筆する観光地を矢印で記して頂くなど、大変お世話になりました。

がっ、団体行動の悲しさ。思うとおりの散策が出来ず、予定していたスパンブリの観光はすべて・・・。
パタヤから、その日のうちに移動という計画も無謀だったかもしれない。
ただ、スパンブリの地を車で通り過ぎて学習したことは・・・。
「広すぎる、これはクルマをチャーターしてよほど効率的に回らないと無理」ということ。
次回のリベンジを硬く誓ったのでありました。

エリア その他の都市(タイ)

目的地スパンブリーへ向けて、
パタヤの街を出発したのは午後１時ジャスト。

約２８０キロに道のりである。

披露宴の始まる５時までに着けばいい。

ハイウエイのＳＡで遅い昼食（ＰＭ２：２８）

タイらしい食堂が並んでいた。

今回（旅行）、初めての麺類（・・だったと思う）。

移動中につき、食事は控えめだった・・・。

ＰＭ２：５０

スパンブリーの観光は・・・
出来ないだろうなぁ、この時間だと。

せめて、スパンブリタワーの下で、写真を撮りたかったが。

ハイウエイはバンコクの市内に入った。（ＰＭ１５：２９）

車内では、「５時に間に合わないのでは・・・」という不安視する声が・・・。

大型スーパーの駐車場にクルマを止めて、あわてて着替えをする我々４人組プラス社長さん。

この駐車場、あの「百年市場」の目と鼻の先である。

写真は、ネクタイをしめる社長さん。パタヤでは、ほぼハダカというか“全回転フィーバー”状態だっただけに、スーツ姿にはやっぱり違和感が・・・。

Ｍ君、着替え中。

時間はすでに５時を回ってしまった。

ここから会場（寺の境内、特設会場？）までは、更にクルマで１０キロ程度・・・。

でっ、会場到着・・・・ＰＭ５：３５。

日本人一番乗り・・・。

地元の客は・・・まだ誰も来ていないので、我々は入口で新郎新婦と一緒に記念写真を撮ったり、談笑すること３０分。

新郎の親族達が到着。（ＰＭ６：００）

本日、午前中から開かれた結婚式から参列とのこと。お坊さんを９人呼んでやるやつね。

この披露宴が始まるまで、一旦時間が空いたらしく、“百年市場”を見学してきたという。

あわててきたものの・・・まだ始まる気配が無いので、会場内を散策することにした。

ここは、近所の人達だろうか、会場に出す料理を“今まさに”盛り付け中だった。

新郎新婦、新婦の母親。

これからまだ１時間以上、ここにこうやって立っていて、招待客の歓待と記念撮影を受ける。
これがタイスタイル。

なんて言うんでしょうか、音響ミキサー？

本格的な設備というか、お金かかってる。

舞台では、司会者らしき人がマイクテストを始めた。

すばらしい夕焼け。

幻想的ととるか不気味ととるか・・。

そろそろ会場の席も埋まってきた。

司会者のスピーチが始まる。

タイの結婚披露宴、どんな展開が待っているか・・。

司会者の長いスピーチ。

早口（！？）で何を話しているか解らないし、
料理はまだ出てこないし・・・。

あたりもだいぶ暗くなってきた。

明るいときは、気にも留めなかったが・・・

あぁ、これ照明塔なのね・・・感じがいいねぇ。

会場も地元の人で埋まってきた。ＰＭ６：２０。

ただ、新郎新婦はだらだら（？）と来る来場者を迎えるため、入口のところでスタンバっている。

その様子は、正面ステージの左右にあるスクリーンに映し出される。

新郎は、かなり緊張していたようだ。

ステージではダンス（？）の準備が始まった。ＰＭ６：２０。

料理が徐々に出てきた。

ステージでは歌謡ショウが始まる。

４０分以上やってた。

地元の人が作る本当のタイ料理。

“強面（こわおもて）のテーブル（？）”だったのか、何はともあれ一番最初に出来た料理を運んでくれた。（・・・・新郎親族のテーブルを差し置いて）

新郎登場！

待たせること２時間弱。
（・・・・ご苦労様です）

・・・・何が始まるのでしょうか。

これから始まる儀式が・・・タイの本当の披露宴だろう。

新婦のゆかりの人が、一人ひとりステージに呼ばれて・・・。

励ましの“レイ”を新郎新婦に掛けていく。（・・・「マーライ」というらしい）

恩師や近所のおばさん（？）など、続々と紹介しながら“レイ”を掛けていく。
我々はいつ呼ばれるかと、スタンバイしていたのだが、ここはタイ国、日本人が呼ばれることは無かった。

ＰＭ７：５８。
日本人がレイを掛けることは無かったが・・・、私の場合スピーチという大役が待っている。

せっかくだから、簡単な挨拶は事前に「タイ語」で原稿を書いてきた。ついでに余興でも、と思い“１００円ショップ”でハチマキを２本（・・・日の丸とタイの国旗）用意して、５００人の前で「日本の真髄！？」を披露するため準備万端だった。

がっ、式の進行は逆に新郎新婦がステージを降りて、出席者のテーブルにやってきた。

日本で言えばキャンドルサービス。
だが、根本的にタイの場合日本と違うのは、ここで新郎新婦が直接“祝儀”を回収する。まぁ、本来のもっとも自然な渡し方ですね。

それより私のスピーチはどうなるのだろうか・・・。

祝儀（金）を渡した時点で招待客はみんな帰っちゃうし・・・。

『タイの皆さんの５００人の前では・・・』と、ちゃんとタイ語で原稿を持っていて、今か今かとドキドキしているのに・・・

ほとんどの人が帰ってしまう・・。

残ってるのは、おそらく近所のガキンチョ（・・）で、“綺麗なお姉さん”の踊りに食入る様に見ているだけ。

酔っ払ったおじさん・おばさん達は踊りだすし・・・。

そろそろ「お開きかなぁ・・」というムードも、我々日本人グループにも漂いはじめた・・。

タイらしい電装風景を後にして、我々グループは披露宴会場を中座した。（ＰＭ８：３３）

ちなみに新郎は、この後も続く披露宴、そして新婦の実家に雪崩れ込んでのカラオケ大会等、午前様だったようだ。

我々は一路バンコクへ。

社長さんは明日仕事ということで、スパンブリはとんぼ返り。

暗い夜道であった。

誰もがホテルに戻ってぐっすり眠ることを考えていたと思う・・・社長さん以外は。

まさかこのくらい夜道から、華やかなネオンサインの元で飲み直すとは・・・明日仕事がある社長さんが率先して行くとは思わなかった。

不夜城バンコクは、まだまだ続く！（・・・苛酷に）

この旅行記へのコメント （4）

• botaさん 2009/11/23 19:19:52

  少し残念でしたね

  ケントマイルドさん　こんばんは
  
  グループ旅行は単独の旅になれた者にとって、それはそれで楽しいけれど、少し悔いは残りますよね。タイデビューの人が、一泊で高級ビーチリゾートを希望すれば、やはりパタヤ、ちょっと遠いですよね、遺跡が好きな人だったら当然アユタヤ、アユタヤなら色々な計画立てられたのに残念でしたね。
  
  タイのパーティーやはりタイ時間なのですね。ピマーイで出家のパーティーが五時だというので時間に行くと一番乗り、六時ごろからチラホラと集まりはじめ、乾杯など無く、運ばれた料理を勝手に食べ始める、五時という時間はあまり意味が無く、夕方集まって下さい、という程度のようですよね。
  
  旅行記まだ続きますよね、またお邪魔します。

  ケントマイルドさん からの返信 2009/11/29 16:23:29

  RE: 少し残念でしたね

  こんにちは、返信が遅れました。
  
  今回の旅行は、元をただせば友人の結婚式だった事を、今にして思えば気付くのでありました。そんな中で、欲張ってあちこち行けたことはそれはそれで満足しなければならない。楽しかったし・・・。
  唯一残念だったのは、事前調査しておいたスパンブリの観光が無かった事ですかね。いろいろ情報を頂き、まだ見知らぬ始めて行く土地を“グーグル・アース”を介しては既に１０回以上も行った様な気分になった、そんな気合が入った状態でしたから。実際は国道を走っていたとき、遥か先に“スパンブリタワー”が見えた・・・それだけのだった。
  
  まぁ、「次回は必ず・・・」と新たな目標が出来て逆に楽しいです。
  私事ですが、今月は仕事が忙しかった。そうなればなるほど、目の前に“人参”ぶら下げるような気持ちで働いています、「よし！２月だな」と。メリハリをつけて一生懸命働き、そして“ご褒美”を得るために。
  
  １泊２日。バンコクを午前中早めに出て、昼までにスパンブリのホテルへ。午後はクルマをチャーターして、遠方から「百年市場」「ドンチェディ」「・・」・・・。翌日は、「スパンブリタワー」「寺院めぐり」など近場を廻ってギリギリにチャックアウト・・・・・。
  
  なんて、旅はすでに始まっています！（・・・私の頭の中では）。
  私の旅行記、相変わらず“編集中”で放置したままですが、毎度のようにボチボチ・コツコツ楽しみながらのアップするつもりです。
  
  そんな旅行記、これからも覗いていただければ幸いです。
  これからもよろしく。
  
  
  

• ゆみナーラさん 2009/11/22 23:31:41

  こんばんは＾＾

  ケントマイルドさん、こんばんは〜
  パタヤ編とスパンブリウェディング編拝見しました！
  今回は結婚式ということで長くオヤスミ取れたみたいで良かったですね。
  結婚式、すごく豪華ですね！
  それに奥さんすごく美人。旦那さんも男前だけど。。。
  豪勢で地元タイ人はより楽しめそうですね！
  日本人も是非壇上にお呼ばれされたりすればさらに良いのですが・・（笑
  
  スパンブリは私もbotaさんの旅行記で、素朴でいいところだと思いました。
  でもそんなに足が不便ならばやっぱり無理かな・・＾＾!

  ケントマイルドさん からの返信 2009/11/23 01:09:00

  RE: こんばんは＾＾

  こんばんわ。
  
  ウエディングシリーズ（？）、日本で行く前に想定してた事とだいぶ“ズレ”があって、まぁその分楽しめた事もあったんだけど。披露宴では準備していたスピーチもお流れに・・（タイらしいお流れの仕方だったですけど）
  
  今回のスパンブリ、空振りだっただけに募る想いが増してきた、そんな感じですな「絶対、リベンジするゾ！」と。一人旅派としては、中級以上の難易度ですよ（・・・勝手に決めてますが）
  観光地が散在していること。スパンブリの街中から最大観光地（？）“百年市場”まで相当距離があります。乗り物をチャーターしなくちゃならない。いい運転手に当ればいいけど・・・途中に魅力的なスポット（お寺とか）が点在しているので、はたしてどこまで回れるか。
  スリリングでもあり、うん、タイ語力と度胸が試される・・・。武者震いする思い。
  
  まぁ、そんな感じです。
  これからもよろしく。