2009/11/01 - 2009/11/01
7位(同エリア22件中)
ココアさん
Der Odenwald の案内地図を見ると、『オーデンの森』の観光の街としては、西から北南に挙げていくと、
Bensheim⇒Heppenheim⇒Weinheim
Reinheim⇒Lindenfels⇒Rimbach⇒Wald-Michelbach
Breuberg⇒Hoechst⇒Bad Koenig⇒Michelstadt⇒Erbach
Obernburg⇒Miltenberg⇒Amorbach
Wertheim⇒Wallduern
となっています。
これらの街のなかでも、以前の弊旅行記でWeltheimやHeppenheimの素顔一部をアップしましたが、今日は『地球の歩き方』にも掲載されている「Michelstadt」の晩秋の様子をお伝えします。
この街は、Bensheimの真東約9キロですが、車で行くにはちょっと大変。鉄道の方が無難です。
フランクフルト空港からのアクセスの場合、アウトバーン5号を南下して、程無くDarmstadt-Eberstadtで降り、国道426号を東へと進みます。フランケンシュタイン城の入り口を過ぎ、Hahnで南へ折れると、見事な丘の風景が展開。小さなGross-Bieberauの村が谷間に見え、そこにも立ち寄りたい欲求を抑えながらも、夕方迫る中、国道38号をひたすら南へと。国道47号へと東へ折れ、紅葉の見事な山の中のくねくね路を進むと、キノコ狩りでもしている方達を見ながら、やっとMichelstadtに到着します。
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駅および駐車場のある西の方角からは、この通りBahnhofstrasseを通って、街の中心へと入っていきます。
Deutsches Hausの前を通り過ぎ、
http://www.deutscheshaus-michelstadt.de/ -
Paul´s Mode & Stil eKのお店の前を通り過ぎて、
http://www.pauls-mode-stil.de/ -
ここで右へと曲がります。
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Zum Gruenen Baum。
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看板の上には、怪獣モスラみたいなのが乗っている。どうみても蛾みたい。本当はバッタなんでしょうけれど。
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この角度で観れば、トノサマバッタみたいな形。
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Untere Pfarrgasse と交わる所にある、小さな広場。
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ドイツ人のお散歩客で満ち溢れているこの街、いつもの様に、人が居なくなった瞬間狙っての写真がなかなか撮れないです。
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面白いデザインの扉。
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Untere Pfarrgasse から回っても面白そうなのだけれど、
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Grosse Gasseをそのまま進むと、いかにもドイツの木組みの建屋。
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右手にお土産屋さん、向こうに広場がMarktplatzが見えます。
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マルクト広場に入りました。
街に到着したのが15:30、16:00近くになると、広場も暗くて、撮影が難しいです。 -
このMarktplatzのハイライト、Rathaus市庁舎です。
1484年建築。 -
この日、快晴ですが、午後のこの時間は陽射しは望めません。
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さっきまで沢山のドイツ人で賑わっていたのですが、潮がひいたように一気に人が居なくなりました。
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なんと広場を構成するこの建屋、銀行です。日本でこんな渋くて格好良い銀行があるのでしょうか(たとえば茅葺の建屋だとか)。
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Schwarzer Adlerがある面。
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Schwarzer Adlerの看板。
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ドイツにしては、窓ガラスのデザインがオシャレ。
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おぉっ、ライオン顔ですね。
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この街の、この広場での由緒正しい過ごし方は、ここLeyhausenのケーキを、広場にアレンジされているテーブルで、市庁舎を眺めながら楽しむこと。
この日は来たのが遅くて、どんどん暗くなったので、このケーキ屋さんでお茶をしての、ご紹介写真は、次回、来れたときの旅行記で。
ちなみに、このお店のホームページは、ここ↓
http://www.cafe-leyhausen.de/ -
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本当は、絵になる背後の市教会Stadtkircheは、今、あちこちのドイツの各目玉スポット同様、改装中。
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Rathausの一階部のアーケード風構造が渋いです。
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背後の隣に、市教会。
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いつもはワンコ連れで散策しているので、教会の中には入れたことが無いのですが、今回は、連れてこなかったので入ってみます。
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やっと欧州の教会に入れた〜。
わんこは入れなくて残念だけれど。 -
教会って、やっぱり説得力ある、厳粛な雰囲気ですね。
(説得力無いと信仰も得られませんから、そういう風にデザインした過去の方達はやはり凄いですね。) -
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市庁舎のお隣、教会前には、木組のお家のお土産屋さん。
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教会前のちっちゃな噴水。
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教会の向かいにある、『Hotel Drei Hasen』。
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ドイツでは珍しい、ウサギの看板!!
ウサギものコレクターとしては、嬉しいホテル。
三羽のウサギという名前のホテルだけあって、三羽のマークが幾つか掲げられています。
http://www.dreihasen.de/ -
思わず泊まりたくなる雰囲気を持っていますよ(ウサギ好きの方には)。
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ここにも三羽のウサギのデザインが。
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ぶどうのオーナメントも見事。
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この様に何種類か、ウサギの看板を備えている所がたまりません。
ウサギ、バンザイです。 -
市庁舎とウサギ看板のコラボ。
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ホテルのお隣の建物。
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そのお向かい。
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右へ入ると、この街のハイライト的な一角へと通じます。
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見事な色遣いの木組み家屋が並ぶ一角です。
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中庭には、こんなものが。
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街を囲む城壁の外からは、この扉を潜って、ここへ入ってこれます。
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どのアングルから観ても、隙の無いデザイン。
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正面建物がiみたいなのですが、一歩も入っていませんので、定かではないですが。
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Fensterladen
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公衆トイレの窓のLadenもハートマーク。
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この街で、一番良かった構図。
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寒い中、がんばって咲いていた花。
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16:00を過ぎると、撮影も限界に近い暗さ。
そろそろ帰ります。 -
次回は、この見事な建屋群に、夕陽が回り込んで当たる季節に来ます。
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城壁から外へ出られる所にある塔。
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次回は、もっと早く来て、ゆっくりと、各お店に入っての旅行記をアップします。
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前回、ヘッセン州南部の街紹介で、一推しの本(ドイツ国内書店で販売)をアップしましたが、
今回は、二推しの本。左がヘッセン南部。
Michelstadtをはじめ、その南隣の魅力の街、Erbach(今回時間が無くて、次回写真が撮れたらアップします)、Fuerth、Bad Koenig、Breuberg、Hoechst、Rimbach、Reinheim、Wald-Michelbachなど、沢山の観光スポットが300ページ強に亘り紹介されています。
右は、ヘッセン中部。リンブルクやそれ以北の各街が。 -
これも貴重なガイドブック。
BensheimやHeppenheimに近い、Schloss AuerbachやBurg Frankensteinが何ページにも亘り紹介。
それ以外、日本人におなじみのKloster LorschやKloster Eberbachなど、いかにもドイツ人嗜好の切り口での見所紹介本。
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この旅行記へのコメント (9)
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- keyokoさん 2010/01/12 19:25:04
- お気に入り登録の承認、ありがとうございました。
- ココアさま
こんばんは。
お気に入り登録の承認、ありがとうございました。
これで、ココアさんの旅行記求めて4トラ放浪しなくてすむので、すごく嬉しいです。
逆に、お気に入り登録のお声がけまで頂き、本当にありがとうございます。
トラ吉は言葉使いがよくないので、お嬢様がご覧になって悪影響がないといいのですが。。。
この旅行記も、本当に実在するのかな〜というような絵本のような街ですね。ため息が出ます。
欧州の街では、表札というか看板というか(冒頭のトノサマバッタのついてる飾りのようなもののことですが、名前が分からず、すみません)、がとても素敵ですよね。
載っているウサギのホテルにも是非泊まってみたいです。
うちでは主人もココアさんのファンなので喜んでます。
ですが、会員登録していないので、GESTか、おそらく私のログでココアさんの旅行記にお邪魔すると思います。もし足跡がつきすぎてしまったらすみません。
取り急ぎ、お礼まで。
keyoko
- ココアさん からの返信 2010/01/14 08:32:16
- RE: お気に入り登録の承認、ありがとうございました。
- keyokoさん、おはようございます。
ドイツやフランスのアルザスでは、中世から生き残った、カラフルな木組みのお家の街が、(特に、あまり有名ではない片田舎に)沢山残っています。
当たり前の事として。で、ドイツ人は、そういった、木組みのお家を、しげしげと、観察して、静かに散策しているのです(写真をバシャバシャ撮っている人はいません)。
是非とも、御伽噺、絵本の世界のそういった街を見てみて下さいね。
ドイツとアルザスの木組みのお家に付いている、各種お店の看板ですが、どれも素敵ですね。残念ながら、日本では、地震のため、多分、消防法で、こういったものを頭上に設置するのは禁止されているのでしょうね、というよりも、古い木造の木組みの家自体が日本にあったら、即刻、取り壊しでしょうね。
ココア
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- とんちゃん健康一番さん 2009/11/04 13:57:37
- 行きたかった街ですぅ☆
- ココアさんへ♪
こんにちは!!
ミッヒェルシュタット/Michelstadtの街!!
春に行きたかった街ですぅ☆
きゃ〜!!
やはり素敵な街♪
ココアさん、目線のミッヒェルシュタット/Michelstadt最高!!
次回、この街に足を運びたいですぅ☆
すごく!
可愛いですねぇ☆
旅行記を拝見させて頂きながら、ドキドキしちゃいました!!
素敵な旅行記をありがとうございます!!
- ココアさん からの返信 2009/11/04 14:28:59
- RE: 行きたかった街ですぅ☆
- 早速のご訪問有難うございます。
> 春に行きたかった街ですぅ☆
> 次回、この街に足を運びたいですぅ☆
絶対、春がお薦めです、次回是非!
とても小さいので、2時間もあれば十分。この珍しい形の市庁舎の前のテーブルで、お茶して見て下さいませ。
> きゃ〜!!
> やはり素敵な街♪
この市庁舎の形、女性の方々には受ける筈。この日の夕方も、日本人らしき写真を撮っている女性をお二人お見かけしましたので。
ココア
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- よっしーさん 2009/11/03 11:13:05
- 素敵です(> <)
- こんにちは、よっしーと申します。
ログインしていないのであしあとは残っていないかもしれませんが、
ドイツが大好きなので、ココアさんの旅行記の更新を、いつも楽しみにしています。
最近の「オーデンの森」シリーズ(?)を拝見して、
またドイツに行きたくてうずうずしてきてしまいました(^^;)
今度行けたら、ココアさんおすすめのガイドブックを、書店で探して
みるつもりです!
これからますます日が短くなりますね。
これらの小さな町をめぐるなら…ココアさんのおすすめの季節はいつ
でしょうか?
これからも、旅行記楽しみにしています☆
- ココアさん からの返信 2009/11/04 14:21:39
- おはようございます
- よっしーさん、お立ち寄り下さいまして有難うございます。
急ぎ足で申し訳ありませんが、よっしーさんのドイツご旅行記拝見させて頂きました。完全にドイツにハマっていらっしゃいますね(*^_^*)。
ドイツの方々は、大方、ヴァケーションは、兎に角南へ行く(イタリア、や海の島々など)、そして何もしない、我々日本人みたいに歩き回らない。他方で、ドイツ国内での日曜日などの日帰りお散歩は、「オーデンの森」シリーズ(^_^;)みたいな、歴史的に価値のあるスポットを、ゆっくり散策する(日本人、中国人が溢れる観光地には行かれません)、カメラは持っておらず、ファインダー越しではなく、ただ肉眼で観ているだけ、みたいな傾向です。出来るだけ見習いたいと思うのですが、どうしても撮りまくって目立っています。
> 今度行けたら、ココアさんおすすめのガイドブックを、書店で探して
> みるつもりです!
ここでご紹介したヘッセン州の各街のガイドブックは、見つけ難いかもしれません。「ラインガウの村々【続編】」の旅行記でご紹介した、SUDHESSENという、Heppenheimの市庁舎が表紙の本は最高です。ヘッセン南部のガレリアカウホフの様なデパート地下の大型書店ならあると思いますが。
一番良いのは、各これらの街のお土産屋さんで、必ず売っている地元エリアのガイドブックです。古城街道には古城街道、ライン川エリアにはライン川のガイドブックが、英語版、日本人が多い所(ロマンチック街道)では日本語版があります。
Michelstadtでは、旅行記に載せたお土産屋さんで、周辺エリアの各村を載せたガイドブックが売られていました。(ドイツ語だけですが、写真は沢山。)これらガイドブックで、次回行くべき街をマークするのがベターかと。
> これらの小さな町をめぐるなら…ココアさんのおすすめの季節はいつ
> でしょうか?
断然春です。ドイツ南部は、これらの街自体より、目的地へと行く道中の、ぶどう畑の丘と、谷間に点在する、小さなワインの村を通り過ぎていくのが最高なのです。春4月は、菜の花の黄色よりも、大抵の丘の斜面一面に咲く桜などの花が最高です。ただ、まだ、村々の木組みの家の窓の、花鉢を置くケースには、花が飾られていません。5月は桜は残っていませんが、まだ、至る所、丘の斜面、平地の畑には菜の花が咲き乱れています。私の、5月のヴィッサンブールへの旅行記の冒頭の数枚が、そういったドイツの風景がハリコしています。新緑と併せて、5月は西欧は最高の季節です。陽も長くなったので、散歩・撮影可能時間もぐっと長くなります。6月は、夏至なので、夜遅くまで撮影可能です。各お家の窓は、花で一杯。
よっしーさんのご旅行記は、屋外でのテーブルでのお食事の季節以外のものが多かったので、是非とも次回は、屋外テーブルで、夜でも太陽が出ている下で、新緑や木組みの家の景観を楽しみながらお食事やお茶をされるという、ドイツのならではの過ごし方をされてみては如何でしょうか。
ココア
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- デコさん 2009/11/03 07:43:55
- Michelstadt☆
- ココアさん、おはようございます(~~)
このMichelstadtも素敵な木組みのおうちが並んでいるのですね♪
♡マークのついた木の扉も可愛い!!
寒い中で懸命に咲いているお花達にも惹かれます!
時間があれば寄って見たいと思っていたのですが
冬は日暮れが早いんですね〜
- ココアさん からの返信 2009/11/04 13:48:19
- RE: Michelstadt☆
- おはようございます。
まだこちらは真っ暗、朝7時でも暗い季節になってしまいました。
ドイツの花は寒さでも強い品種なのでしょうね、いまだ、農場では、各種花の鉢植えが店頭で売られております。
ハートマークの雨戸は、黒い森地方や、バーバリアンといった、南部特有のデザインだそうです。元々はヘッセン州には無かったデザインですので、後からそちらのデザインを真似した筈とドイツの方々から教えてもらいました。そういったドイツ人に聞かないと判らない、ちょっとした点を気に留めるのも面白いです。
ココア
- デコさん からの返信 2009/11/04 18:39:32
- RE: RE: Michelstadt☆
- そうだったのですか〜
いやぁ、ほんとにドイツ人ならではのお話を
こうやって伝えていただけるのもココアさんのおかげです♪
同じドイツの中でも、デザイン一つでどの地方かがわかるのって
ホントにおもしろいものですね♪
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