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トルコのバーブ・アル・ハワ国境からアレッポへはタクシーで向かった。入国審査はこの度訪れた国の中で最も緊張ものだった。<br />あらかじめ日本でビザは取得しておいたので、入国審査はスムーズだった。しかし、トルコののんびりしたお茶目な入国審査官に比べ、シリアの入国審査官は仏頂面で、まじまじと私の顔を睨みつけた。眉間に皺をよせ、”本当に日本人か?”とか”日本では何の仕事をしているんだ?”などの質問をしてきた。<br />なんかコワ・・・と思いつつ、入国許可がおり、そのままアレッポへ向かった。<br />同じイスラム圏でもやはり国境を越えると、景色は全く異なったものだ。あたりはアラビア文字の看板がちらほら、人々の私たちに対する視線も違った。<br />トルコでもシリアでも、物凄い視線は感じるのだが、トルコでの視線はその殆どがフレンドリーなものに対し、シリアではその半分は保守的な、非難的なものだった。<br />特にアレッポは保守的な町で、女性はほぼ全員ヘッドスカーフ、そのうちの1割は目まで覆い隠すベールを被っていた。<br />あれで、真っすぐ前を歩けるのだろうか??と・・。<br />アレッポはオリーブ石鹸の名産地で世界的に有名だ。かのゼノビアも愛用したそうな。町を歩くと、あちこちに石鹸屋さんがある。<br />アレッポのスークは面白い!!いろんなものが売られている。生活に必要なものは、多分何でも手に入るだろう。<br />時たま、ロバやお菓子屋さんが行きかっている。なぜか日本語ペラペラなショップスタッフもいる。<br />隣国トルコに比べ、やはり物価は安い!!!この日は一日シリアのレディーにまじって、スカーフやカフィーアを買い漁った(笑)トルコもそうなのだが、買い物は本当に体力勝負だ・・値切りたければ、巧みな演技が必要なのだ(笑)しかし、売る側も上手・・色々な文句で売りつけてくる(笑)これもスークでのお買い物の醍醐味だろう。<br />スークを抜けると、アレッポ城が見えてくる。夜、ライトアップされたアレッポ城は本当に美しかった!!!<br />翌日はそのアレッポ城見学と、モスクに訪れた。モスク内では女性は肌を露出することは禁止されている。<br />観光客は表で身体を覆い隠すベールを着用する。髪の毛をのぞかしてもいけない。モスクに入るとまずは大きな中庭がある。その中庭を抜けると、本堂がある、本堂では靴を脱がなくてはならない。中へ入ると、足の臭い匂いがただよっていた・・(笑)<br />かたや、熱心にお祈りしている人々がいるのに、私は足の匂いが気になって気になって仕方なかった(笑)<br />モスク内にはちゃんと女性用のトイレも設けられていた。トイレは和式だ。正式にはアラブ式だ。<br />入口でキッチンペーパーみたいな紙を貰う(殆ど有料)。<br />用を足したら、横にシャワーのようなものがあるのでそれを使って洗浄する、そしてさっき貰った紙で拭くのだ。<br />パンツ(ズボン)の場合はちょっと工夫しなければ、濡れてしまう・・。<br />一緒にいた欧米人の女性は、そもそも座式便所に慣れておらず、あろうことか、用をたしている最中にバランスを崩し、後ろに引っ繰り返ってしまったらしい!!(笑)冗談のような話だけれど、本当の話だ。<br />座式スタイルは慣れていない人にとっては地獄なのだ。<br /><br />トイレの話はさておき・・(笑)<br />翌日はハマへ。水車が有名なハマだが、この水車は・・・・わざわざ見るほどのものでもなかった。それより、町を歩くシリアの女性の美しさに息をのむばっかりだった。アレッポに比べ、少々開放的で、目までを覆い隠している女性は少ないように思えたし、ここで初めて働く女性を発見した。<br />露出してはいけないので(厳密にはいけないわけではないが、そういう社会なのだ)オシャレの幅が狭い。<br />その分、彼女達のアイメイクへのこだわりは凄い。つけまつ毛にアイシャドー、アイメイク技術は素晴らしい!!もともと美しいから、メイクで更に映えるのだろう。彼女たちは彼女達なりのオシャレを楽しんでいるのだ。そして、驚いたのは、スークには、セクシーランジェリーのショップがちらほら目立つ。熱心なイスラム教国で、<br />露出は御法度だが、ベールの下は実はこんな物を付けているのか!!??(笑)<br />一夫多妻制のシリアでもやはり、自分の夫が他の女性に目が移れば嫉妬するのは当たり前。いつまでも魅力的な女性であり、夫の関心を引きつける為に、こういう努力をしているのかな??と・・。(あくまでも私の推測です)<br />ハマの次は、ホムスを経由してから待望のパルミュラへバスで<br />向かった。パルミラへ向かう車窓は素晴らしいものだった。理解出来ないのは、バスの異常な塗装だ(笑)デコトラみたいな、凄い派手なバスだった(笑)<br />パルミラはこれまでとは別世界。ラクダに乗るベドウィン一家がどこでも待ち構えていて、アクセサリーやポストカードを売ってくる。ベドウィンとは元々、定住せずに遊牧生活をおくっている人たちのことだが、最近では定住している人も多いとか・・。<br />パルミラの夕日は素晴らしかった。<br />夜は近所のレストランでディナー。<br />ホテルでは受付のオッサンから執拗なセクハラを受け、不快きわまりなかった。アラブの国では本当にセクハラを受けやすい。抑圧されたムスリム男性にとって、露出した異教徒の女性など性的刺激そのものなのだろう。残念ながら、そういう風に感じられた。<br />しかし、ダマスカスでは違った。<br />ダマスカスはやはり都会だった。都会といっても、規模は小さいものだが、露出した女性も多く見られた。働く女性も見かけた。それでも、やはり陽が暮れると現地女性の姿はあまり見当たらない。<br />私達は新市街のホテルに宿泊したのだが、やはり旧市街の方がはるかに魅力的だ。3日間、ダマスカスの町を探索し、ショッピングも十分に楽しんだ。<br />シリアでは、若干、がっかりする事も多かったのだが、初めてのアラブ国家に訪れ、文化に触れ、色々と勉強させてもらった。いよいよヨルダン入国へ・・・。<br /><br /><br />

緊張のシリア入国・・・。

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2008/11/02 - 2008/11/09

293位(同エリア795件中)

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Kana

Kanaさん

トルコのバーブ・アル・ハワ国境からアレッポへはタクシーで向かった。入国審査はこの度訪れた国の中で最も緊張ものだった。
あらかじめ日本でビザは取得しておいたので、入国審査はスムーズだった。しかし、トルコののんびりしたお茶目な入国審査官に比べ、シリアの入国審査官は仏頂面で、まじまじと私の顔を睨みつけた。眉間に皺をよせ、”本当に日本人か?”とか”日本では何の仕事をしているんだ?”などの質問をしてきた。
なんかコワ・・・と思いつつ、入国許可がおり、そのままアレッポへ向かった。
同じイスラム圏でもやはり国境を越えると、景色は全く異なったものだ。あたりはアラビア文字の看板がちらほら、人々の私たちに対する視線も違った。
トルコでもシリアでも、物凄い視線は感じるのだが、トルコでの視線はその殆どがフレンドリーなものに対し、シリアではその半分は保守的な、非難的なものだった。
特にアレッポは保守的な町で、女性はほぼ全員ヘッドスカーフ、そのうちの1割は目まで覆い隠すベールを被っていた。
あれで、真っすぐ前を歩けるのだろうか??と・・。
アレッポはオリーブ石鹸の名産地で世界的に有名だ。かのゼノビアも愛用したそうな。町を歩くと、あちこちに石鹸屋さんがある。
アレッポのスークは面白い!!いろんなものが売られている。生活に必要なものは、多分何でも手に入るだろう。
時たま、ロバやお菓子屋さんが行きかっている。なぜか日本語ペラペラなショップスタッフもいる。
隣国トルコに比べ、やはり物価は安い!!!この日は一日シリアのレディーにまじって、スカーフやカフィーアを買い漁った(笑)トルコもそうなのだが、買い物は本当に体力勝負だ・・値切りたければ、巧みな演技が必要なのだ(笑)しかし、売る側も上手・・色々な文句で売りつけてくる(笑)これもスークでのお買い物の醍醐味だろう。
スークを抜けると、アレッポ城が見えてくる。夜、ライトアップされたアレッポ城は本当に美しかった!!!
翌日はそのアレッポ城見学と、モスクに訪れた。モスク内では女性は肌を露出することは禁止されている。
観光客は表で身体を覆い隠すベールを着用する。髪の毛をのぞかしてもいけない。モスクに入るとまずは大きな中庭がある。その中庭を抜けると、本堂がある、本堂では靴を脱がなくてはならない。中へ入ると、足の臭い匂いがただよっていた・・(笑)
かたや、熱心にお祈りしている人々がいるのに、私は足の匂いが気になって気になって仕方なかった(笑)
モスク内にはちゃんと女性用のトイレも設けられていた。トイレは和式だ。正式にはアラブ式だ。
入口でキッチンペーパーみたいな紙を貰う(殆ど有料)。
用を足したら、横にシャワーのようなものがあるのでそれを使って洗浄する、そしてさっき貰った紙で拭くのだ。
パンツ(ズボン)の場合はちょっと工夫しなければ、濡れてしまう・・。
一緒にいた欧米人の女性は、そもそも座式便所に慣れておらず、あろうことか、用をたしている最中にバランスを崩し、後ろに引っ繰り返ってしまったらしい!!(笑)冗談のような話だけれど、本当の話だ。
座式スタイルは慣れていない人にとっては地獄なのだ。

トイレの話はさておき・・(笑)
翌日はハマへ。水車が有名なハマだが、この水車は・・・・わざわざ見るほどのものでもなかった。それより、町を歩くシリアの女性の美しさに息をのむばっかりだった。アレッポに比べ、少々開放的で、目までを覆い隠している女性は少ないように思えたし、ここで初めて働く女性を発見した。
露出してはいけないので(厳密にはいけないわけではないが、そういう社会なのだ)オシャレの幅が狭い。
その分、彼女達のアイメイクへのこだわりは凄い。つけまつ毛にアイシャドー、アイメイク技術は素晴らしい!!もともと美しいから、メイクで更に映えるのだろう。彼女たちは彼女達なりのオシャレを楽しんでいるのだ。そして、驚いたのは、スークには、セクシーランジェリーのショップがちらほら目立つ。熱心なイスラム教国で、
露出は御法度だが、ベールの下は実はこんな物を付けているのか!!??(笑)
一夫多妻制のシリアでもやはり、自分の夫が他の女性に目が移れば嫉妬するのは当たり前。いつまでも魅力的な女性であり、夫の関心を引きつける為に、こういう努力をしているのかな??と・・。(あくまでも私の推測です)
ハマの次は、ホムスを経由してから待望のパルミュラへバスで
向かった。パルミラへ向かう車窓は素晴らしいものだった。理解出来ないのは、バスの異常な塗装だ(笑)デコトラみたいな、凄い派手なバスだった(笑)
パルミラはこれまでとは別世界。ラクダに乗るベドウィン一家がどこでも待ち構えていて、アクセサリーやポストカードを売ってくる。ベドウィンとは元々、定住せずに遊牧生活をおくっている人たちのことだが、最近では定住している人も多いとか・・。
パルミラの夕日は素晴らしかった。
夜は近所のレストランでディナー。
ホテルでは受付のオッサンから執拗なセクハラを受け、不快きわまりなかった。アラブの国では本当にセクハラを受けやすい。抑圧されたムスリム男性にとって、露出した異教徒の女性など性的刺激そのものなのだろう。残念ながら、そういう風に感じられた。
しかし、ダマスカスでは違った。
ダマスカスはやはり都会だった。都会といっても、規模は小さいものだが、露出した女性も多く見られた。働く女性も見かけた。それでも、やはり陽が暮れると現地女性の姿はあまり見当たらない。
私達は新市街のホテルに宿泊したのだが、やはり旧市街の方がはるかに魅力的だ。3日間、ダマスカスの町を探索し、ショッピングも十分に楽しんだ。
シリアでは、若干、がっかりする事も多かったのだが、初めてのアラブ国家に訪れ、文化に触れ、色々と勉強させてもらった。いよいよヨルダン入国へ・・・。


同行者
友人
一人あたり費用
1万円 - 3万円
交通手段
高速・路線バス
  • アレッポのスーク

    アレッポのスーク

  • スークの中のお肉屋さん!びっくりした・・。

    スークの中のお肉屋さん!びっくりした・・。

  • シリア名産アレッポのオリーブ石鹸

    シリア名産アレッポのオリーブ石鹸

  • ホムスで出会った親子

    ホムスで出会った親子

  • シリアのハマで出会ったレディー。大体、シリアの女性はカメラを向けると逃げてしまうし、写真を撮っていいか聞いてにるとNO!!と言われるのだが、唯一彼女達は撮影に快く応じてくれた。

    シリアのハマで出会ったレディー。大体、シリアの女性はカメラを向けると逃げてしまうし、写真を撮っていいか聞いてにるとNO!!と言われるのだが、唯一彼女達は撮影に快く応じてくれた。

  • 絶品

    絶品

  • がっかり名所。ホムスの水車・・・。

    がっかり名所。ホムスの水車・・・。

  • シリアのいたる場所で見かけるスムージー屋さん。安いし美味しい!!

    シリアのいたる場所で見かけるスムージー屋さん。安いし美味しい!!

  • ハマの町には何故かこういう形で公衆電話がある。

    ハマの町には何故かこういう形で公衆電話がある。

  • シリア料理。美味しかった!

    シリア料理。美味しかった!

  • 何か分からないけど、おいしかった!通るたびにサービスしてくれた・・。

    何か分からないけど、おいしかった!通るたびにサービスしてくれた・・。

  • 果物えらび

    果物えらび

  • シリアのバス。派手!

    シリアのバス。派手!

  • パルミラで

    パルミラで

  • ベドウィンのおっちゃん

    ベドウィンのおっちゃん

  • ベドウィンの子供。可愛い!しかし、この位の年の子でも、ちゃんと働いているので、とても大人っぽかった・・。子供扱いは厳禁!対等に接してあげる事が相手に対するリスペクトなのだろう

    ベドウィンの子供。可愛い!しかし、この位の年の子でも、ちゃんと働いているので、とても大人っぽかった・・。子供扱いは厳禁!対等に接してあげる事が相手に対するリスペクトなのだろう

  • 旧市街にて

    旧市街にて

  • ダマスカスの町いたる所に貼られていたポスター。選挙ポスターっぽい。

    ダマスカスの町いたる所に貼られていたポスター。選挙ポスターっぽい。

  • ダマスカスで地元で有名な崩れそうな家。もう崩れてますが・・。

    ダマスカスで地元で有名な崩れそうな家。もう崩れてますが・・。

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この旅行記へのコメント (1)

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  • uvicmaiさん 2009/11/18 01:21:44
    いやぁぁっぁ〜〜〜
    旅行記はかぶりまくってるけど、載せたいと思う写真がこーも違うとは面白い!!私のと全然違うなぁ。
    ってか最後の写真爆笑してもてんけど!!そーいえば、こーゆーこともあった!!

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