2009/10/19 - 2009/10/19
80位(同エリア83件中)
ソフィさん
2009年10月19日（月）
糠平湖にやって来て、見事な紅色の紅葉に出会った。
その色合いの鮮やかさは、今まで永年出会ってきた紅葉には、一度もなかったもののように思う。
「北海道の紅葉は赤くありません」
「この辺りの紅葉はもう時期が外れていて、今の季節は南北海道が見ごろです」
と言っていたガイドさんの言葉は、どうも客をだまして、サプライズで喜ばそうとするための演出のようである。
糠平湖畔の紅葉を堪能したわれわれのバスは、足寄町に向かって出発した。
山を下るにつれ、次第に風景は広々と開放的になり、牧場が目立ってくる。
十勝の大きな平野が、徐々に眼前に広がりつつあるのだ。
足寄と言えば、松山千春の生まれ育った土地である。
ふと気づけば、心の深いところで「大空と大地の中で」のメロディが鳴っている。
「果てしない大空と 広い大地のその中で」
「いつの日か 幸せを 自分の腕でつかむよう」
一歩一歩、大地を踏みしめるように・・・。
松山千春の声よりも一オクターブ落とし、大地の底から響くがごとくに・・・。
「生きることがつらいとか 苦しいだとかいう前に」
「野に育つ花ならば 力の限り生きてやれ」
この歌は、十勝の自然にしっかり根付いている。
感動に、胸の熱さを感じながら・・・。
糠平湖から北十勝の大空のもと、足寄に至る沿道写真は、「ソフィさんの旅行記」
http://4travel.jp/traveler/katase/
をご覧ください。
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静かに空と山を映す
糠平湖 -
このアーチは
ダムによる水没で
付け替えられた国鉄士幌線の
新線のもののようだ -
バスの車窓より
眺めた糠平湖 -
バスはしばらく
糠平湖沿いに
走る -
放水中の
糠平ダム -
バスで走りながら
糠平ダムの雄姿を追う -
糠平ダムを通り過ぎると
山の相も穏やかさを増すように
感じられる -
自然林だろう
-
自然林にも
紅葉がちりばめられている -
バスの車窓より
-
バスは
いよいよ
広大な野に出た
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