川越祭り(1)山車巡行

2009/10/17 - 2009/10/17

前の週の高山祭りに続いて川越祭りに行く事にしました。川越に行くのは幼稚園の芋掘り以来ですから４０年以上は経っています。家の最寄駅から西武線を乗り継いで１時間もかからないで本川越に到着です。こんなに近くならばもっと以前に来ていれば良かったなと思いました。考えたら東上線のもっと先から同じ仕事先に通っている人がいるのですから。

エリア 川越(埼玉)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

家から１時間ほどで本川越駅に着きました。
こんなに近かったの？と拍子抜けしました。

こんな事ならもっと前に来ていれば良かったなと思いました。今回が川越祭りは初めてでした。

山車が出るのは祇園祭や高山祭りと同じですが、川越に山車は回転したり高さが高くなったり（高山にはありますが）トランスフォーマーの原型みたいに感じられました。中国語で表わすと「変形金剛」でしょうか？

メインストリートには会所がいくつもあり、お囃子と踊りで賑やかです。

古い街並みもこのお祭中は華やかな感じなのでしょうか？紅白幕が延々と掛けられています。

会所の踊りを観ていると欲しくなってしまいます。
でも一番欲しいのは狐の面でしょ。

皆さん見事です。

川越と言えば大田道灌ですね。

道灌さんも身支度に時間がかかっているようです。

流石は小江戸と呼ばれるだけあって街の人はちょん髷が正装なのでしょう。

幼稚園の頃を思い出します。畑に着くと靴を脱いで、靴下のまま芋掘りをした記憶があります。靴下の下に土の感触を感じちょっと気持ち悪い感覚を覚えています。

呉服屋さんのウインドウも艶やかです。こんな大きなお祭りがあるので浴衣や手拭などの需要もあって残っていけるのでしょう。

どんどん人が増えてきます。

一番カッコイイのは狐です。どこの会所にも山車にも演じ手がいます。

凄い迫力でした。

ゆるゆると獅子が頭を下げて行きます。
ひと思いにと思ってしまうくらいユックリと遠慮がちに口を開いていきます。

咬まれる子供にとってはたまりません。

前の子の姿を見ていたこの子の絶叫は、お囃子と一緒に耳に残っています。

パクッっと噛んであげなさい。

可哀想だけど微笑ましいものです。

元気な子にな育ってくださいね。

古い町並みでお祭りの山車を迎えると時代がスリップした感覚を覚えます。

川越祭りに参加したくて引越しを本気に考えていた友人の気持ちが少し分かった気がします。

喧嘩は祭りの華？じゃれていないで山車を曳いてくださいよ。

曳っかわせが始まります。

山車の上部が回転してお囃子と踊り手が向かい合わせになります。そして相手に自分達のお囃子に曳き込むことのようです。富士宮の浅間神社の山車は同じような曳っかわせがありました。

踊り手は女の子のようです。中学生くらいなのでしょうか？おじさんたちの踊りとはしなやかさが違いますね。

艶やかな行列が山車を先導します。

カッコイイです。

練り歩いてばかりじゃ疲れちゃうよね。

太鼓のおじいさんもお疲れ気味です。

お疲れさまです。

こちらもお疲れです。

川越の犬も大変ですね。

こんどは平日にでもゆっくり来たいと思いました。

だんだん日も暮れて来ました。
提灯に明りが入りました。
高山のように本物の蠟燭ではありませんが
提灯に火が灯ると風情が出てきます。

こちらは奇麗なお姉さんが先導しています。

狭い道路に長い綱で山車を曳くのでなかなか動けません。観客も多いですから。
夕方からの宵山の巡行と曳っかわせの前に腹ごしらえ。屋台でビールとおでんに焼き鳥と煮込みなんて定番を頂きました。

この旅行記へのコメント （2）

• まみさん 2009/10/26 12:34:31

  今年は行けなかったけど！

  心惹かれる写真がたくさんでした@
  獅子にかまれる子の泣き叫ぶ顔や、お化粧した女の子の顔、とっくみあいの子供たちや、しゃがんじゃった女の子。
  狐の面の舞いの迫力も伝わってくるようでした。

  kojikojiさん からの返信 2009/10/26 16:51:46

  RE: 今年は行けなかったけど！

  
  山車の出るお祭りが好きで京都の祇園祭や大津祭りや飛騨高山と観て来ましたが、一番家から近い所に素晴らしいお祭りがあったと思っています。高山以西はお囃子も静かで風情を感じるお祭りですが、富士宮の浅間神社の「曳っかわせ」といい今回の川越祭りと言いリズミカルなお囃子に惹かれました。来年も絶対に行こうと思っています。山車の写真は他の方が撮たのと同じようにしか撮れませんが、お祭りに参加している方の表情は良いですよね。自分も参加したいなと思いながら撮っていました。