アンコールの遺跡を巡って―バンテアイ・スレイ

2009/09 - 2009/09

アンコールの遺跡巡りをするため
シュムリアップでアマンサラに三泊しました。

遺跡巡りの最終日、
念願だったバンテアイ・スレイ観光です。

これまでの観光はトゥクトゥクか、ジープだったので
道を走っているときに埃がすごかったのですが、
バンテアイスレイまでは距離があるからでしょうか、車が用意されていました。

観光客で混み合う前の時間を狙うので、朝6時半出発です。

エリア シェムリアップ(カンボジア)

バンテアイスレイに行く途中、池がありました。

スラ・スランと呼ばれているのだそうです。
王さまのためにつくられた沐浴用の池。

これが沐浴用？

スケールが違います。
東西700m、南北に350mですって。

池というよりは、湖。

バンテアイスレイに到着。
駐車場で車を降りて、ガイドさんと一緒に歩いて行きます。

道の両側は田んぼ。

遺跡が見えてきました。

朝靄のなかのバンテアイスレイ。

門を入ってからも、まっすぐな道が続きます。

他の観光客のまだ来ていないようです。

バンテアイスレイの特徴はこの鮮やかな紅色砂岩に深く彫り込まれた美しい彫刻です。

バンテアイスレイの存在は忘れ去られたままでしたが、1914年にフランス人によって「発見」された、とよく言われているそうですが、ガイドさん曰く、そんなことはありませんって。遺跡がそこにあることはカンボジア人にはずっとわかっていました。

だから「発見」というのは、西欧社会が気づいたという意味でしょうか。

コロンブスの「アメリカ発見」に似ているのかも。

靄がかかっているのが見えますでしょうか。
朝早く行って本当によかった。

こちらはライブラリー、経蔵です。

寺院に付随する経蔵には、その寺院建造についての資料等も保存されたそうです。文書は、もう残っていませんが。

ゆっくりと歩いてまわるのが、心地いいです。

第3周壁だそうです。

池に景色が映ってきれいです。

いろんなところが立ち入り禁止になっていました。

たくさんの観光客が訪れ、地盤沈下が起こってきたので、さらにひどくなるのを防ぐためのようです。

静かにたたずむバンテアイ・スレイ

この風景を前にしたとき、
ああ、私はこれを見るためにやって来たんだ
って思いました。

この旅行記へのコメント （2）

• キョロさん 2009/12/02 22:11:27

  はじめまして！

  はじめまして。キョロと申します。
  私もバンテアイ・スレイ行きましたが、行ったのが乾季だったせいか、
  趣が全く違うバンテアイ・スレイのお写真を拝見して思わず書き込みさせていただきました。（改めて自分の写真を見直しましたが、多少池がある程度で…。）
  本当に素晴らしいお写真ですね。(^_^)

  流れ木さん からの返信 2009/12/02 23:23:47

  RE: はじめまして！

  キョロさん
  
  はじめまして。
  
  ご訪問、そして投票を有り難うございます。確かに時期によって池の大きさはかなり違うようですね。でも私たちが行った９月は、とても蒸し暑くて、日中は観光に行く気になりませんでした。
  
  キョロさんのランダーギラーヴァル滞在記を拝見しました。海の美しさ、格別ですね。モルジブのランダーギラーヴァルはずっと狙っているのですが、行くチャンスがなくて…。私は船が好きなので、ドーニに興味があります。でも、あまり乗り心地がよくないのでしょうか。とにかく、羨ましいかぎりです。
  
  流れ木