2009/09/22 - 2009/09/22
122位(同エリア294件中)
annakさん
- annakさんTOP
- 旅行記201冊
- クチコミ0件
- Q&A回答7件
- 415,517アクセス
- フォロワー22人
ついに旅の目的地島原に到着。
自然からの恵み「湧水」があちこちに見られ、鯉の泳ぐ町、武家屋敷、島原城と魅力満載。
雲仙普賢岳噴火災害の悲劇はまだ記憶に新しいが、それも歴史の中ではほんの一瞬の事、熱風に焼け落ちた小学校の跡地を訪れてみて、あれから18年もたっているのだと時の流れの早さを感じ、自分も歴史の1ページにいるのだなと妙におセンチになった。
元の自然に戻るにはまだ800年の時間が必要だそうだ。
島原城でこの地の史実を見るにつけ、ますます天草への思いが強くなり、当初この地で旅を終えようと思っていたが天草に行くことになった。
PR
-
島原の道の駅「みずなし本陣ふかえ」
ここには車中泊組がたくさんいらっしゃいます。
昨夜とても多くの人がテーブルを出していらっしゃってその数の多さにびっくり、中にはすき焼きの家族もあり二度びっくり(笑)
annakは悲しくレトルトカレーとサラダ、ほうれんそうとベーコンのソティ、トマトジュースですませた。
そして今朝は相も変わらずトーストとサラダ、コンビーフとほうれんそうのソティ、牛乳である。
まあいずれにしても食べすぎか(悲)
さて今日はついに旅の4日目ついに島原に到着したぞ。 -
昨夜雲仙温泉から島原に向かう途中看板を見つけて気になった「旧大野木場小学校」
鉄筋校舎が熱風で焼け落ち無残に残されています。
火災の3要件は温度、空気、燃えるもの、熱風が一気に押し寄せればこのようになります。 -
鉄筋だけが焼け残り中はボロボロです。
-
う〜ん雲仙普賢岳の噴火は記憶に新しいところだがもう18年も経ったのだ・・・・・
長い地球の歴史の中のほんの一瞬、その一場面にいるのか?
と訳の解らない事をつぶやき(笑) -
熱風はこの角度から小学校を襲ったのです。
-
焼け落ちたと思われた昭和18年の卒業生の記念樹「銀杏の木」元気によみがえり強い生命力を感じますね。
-
小学校を火砕流熱風が襲い、逃げる子供たちの写真がありました。
子供たちが命を落とすことなくて良かった。 -
普賢岳を見上げると、当時の爪痕を見ることができます。
緑はまだまだですね。 -
島原市内に入る前に「島原鉄道南島原駅」にちょっとお立ち寄り。
素敵な駅舎がありました。 -
切符売り場に鉄格子(笑)
時代の違いを感じます。 -
かわいい電車ですね。
-
子供の頃駅員さんになりたかったな(笑)
-
-
駅のそばで素敵な景観発見
-
いいですね・・・・
-
島原市内に入ってきました。
車を止めて町歩きしてみましょう。
島原は湧水の町、あちこちに湧水が湧いています。
これも雲仙岳の火山活動のおかげ、話は江戸初期にさかのぼるが地震以降突然湧水が湧いたそうな。
普賢岳は災害ももたらしますが、素敵なお土産もくれます。もちろん島原にも温泉があります。
訪問者は複雑な思いをしますが、地元の方はこの自然の中で生活されています。 -
こんなのや
-
こんなのが、あちこちに湧いていて、ここでミネラルウオーター売れるのかなと余計なお世話のannak。
もちろんペットボトルは入れ替えて(笑)
天気はイマイチでしたが、とても暑い日で汗びっしょり、冷たい湧水にずいぶん助けられました(多謝) -
商店街をポテポテ歩いて何やら臭うぞ。
江東寺と小さな看板に誘われて中に入ってみました。 -
-
何だこれ・・・
ねはん像がありました。
ここはバンコクか(笑)
商店街でもらった町歩きマップにも小さく「ねはん像」と書かれていました。 -
バンコクのそれとはお顔の雰囲気がずいぶん違いますね。
仏様臨終のお姿、そして人間の終焉の時の理想としてはずいぶん難しいお顔です。
髭がリアルすぎるのか? -
結構迫力があります。
-
あへ・・・変な写真ですがこれはあえて墓石をご紹介したかったのです。
長崎入りしてず〜と不思議に思っていたのですが多くの墓石の文字が金色なのです。
何か意味があるのかどうしても知りたくて、お参りされている地元の方にお聞きしたところ「意味はない、目立つように金色を」とのこと。
本当かなー今でもなんだか信じがたいですが。 -
おっ・・・何だろうと中へ
-
和風庭園がありました。
-
美しい
-
落ちた人いらっしゃるの?
-
家の前を清らかな水が流れ・・・
生活排水でないと思われますが、生活排水はすべて下水に流れるのだろうか? -
島原市内のキャッチフレーズ
湧水と鯉の泳ぐ町 -
素敵な街並みですね
-
ちょっとシャイに兄妹が。
お母さんが「カメラのほうを見て」とおっしゃいましたがずいぶん照れて(笑)
我が家の子供たちにもこんな時がありました。 -
さて、島原城に到着。
-
お堀一面に
-
「アサダ」という植物だそうです。
-
均整のとれた実に美しい城ですね。
-
-
島原城の歴史。
そして撮影禁止でしたが城内には色いろな資料がありました。
ここに来るまで天草島原の乱は隠れキリシタンだけの反乱だと思っていましたが、実際は農民一揆だったという史実に触れました。 -
天守閣から普賢岳を望み
-
西望記念館というのがあります。
入ってみるまで何処かで聞いたような名前だな? -
あっこれ作った人だ。
北村西望、島原出身なんだ・・・ -
西望像
そして島原城詳しくはhttp://www.shimabarajou.jp/shisetsu/seibou.html -
武家屋敷群のほうに向かい、民家の玄関先のサボテンの花が美しいと思いながら歩いていると
-
あっという間に着きました、島原武家屋敷群。
ここに来たいと思ったのが今回の旅の始まりでした。 -
実に美しい石塀です。
-
軒先ではザクロが実り
-
数件の武家屋敷があります。
すべて無料だったような記憶ですが・・・ -
ちょっと入ってみましょう
-
婿殿(笑)
中村主水?これ知らない世代も多いかな(悲) -
当時お殿様が軒先に柑橘類を植えることを推奨されてたそうです。
萩は夏ミカン、島原はザクロに枇杷? -
当時は生活に欠かせない水だったのだろう。
-
水源は湧水であろうと思わます。
-
この景観が見たかったのだ。
-
-
島原城まで戻りお堀端を歩いていて素敵な桜並木見つけた。
-
-
ちょっと近代的な建物もありまして
-
いい色だなと
-
〜だそうです。
-
何だろう?
-
酒屋さんでした。後ろに島原城。
-
島原駅に立ち寄り天草行きのフェリーの確認
ちょっと遠いが口之津からのフェリーであれば混んでないでしょうと言われました。
天草への乗船距離は最短だそうです。 -
駅舎内もちょっと
-
口之津に向かう前にどうしてももう一度普賢岳噴火の事が知りたくて平成新山ネイチャーセンターへお立ち寄り。
-
800年か・・・すごい時間だな
でも地球の歴史の一瞬かと思いながら -
さまざまな資料がありました。
-
遊歩道には緊急シェルターがありました。
-
噴火の爪痕が痛々しく残っていますね。
-
-
元に戻るのに800年か・・・・
-
口之津港に向かう途中で見つけた一面の黄色
何の花だろう?
島原城の資料に、島原半島南部は天草島原の乱で死体があちこち転がり、全く人の気配がなくなったが、後に藩主が他国から人々を移民させたとの記述がありました。
この辺りに人っ子一人いなくなったのか?
なんて考えていて -
着きました、口之津港。
ちょうどフェリーが入っていました。
これに乗れるのかなとちょっと心配になりましたが -
すべて乗れました。
さらば島原、長崎そして天草鬼池港向けて出発。
旅の初め考えもしなかった天草行き、30分の船旅です。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- ころっつさん 2009/10/20 08:33:28
- 島原のまち
- annakさん、おはようございます。
島原私も何回か訪れたことがありますが、真ん中に水路の通る武家屋敷群の風景いいですよね。「昔町迷宮」の雑誌の表紙の写真、確かここの夜明けか夕闇頃のものでしたよね。実施訪れてみていかがでしたか?
島原市内にはこうした道の真ん中に水路がある通りは、かつていくつもあったようですが、車社会が進展していく中でどんどんなくなっていったと地元の人に聞きました。
そして雲仙普賢岳の噴火災害のすさまじさも見学できる施設。今は見上げるとおとなしくしている雲仙の山から火砕流が毎日のように噴出していたのをテレビ中継で見ていたのも、随分前の出来事なのだなあ〜と思ってしまいました。島原半島からは天草に渡られたのですね。続きを楽しみにしておきま〜す。それでは。
ころっつ
- annakさん からの返信 2009/10/21 00:32:09
- RE: 島原のまち
- ころっつさん今晩は、いつもありがとうございます。
「昔町迷宮」の雑誌の表紙の写真ですが、
おっしゃる通り朝か夕方でずいぶん雰囲気のある写真でしたね。
なかなかあのようには写し込めませんが、
訪れてみてあの場所に立ち、昔この地でどのような
生活があったのだろう?などと考えていました。
いいところですね。
島原は隠れキリシタンの地であり、噴火の町、温泉に湧水
武家屋敷に素晴らしい城、奥が深いところだと思いました。
今回の旅でキリシタン殉教の史実をみて是非天草に行きたくなり
訪れてみました。
頑張ってアップしますので、是非お越しください。
annak
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
島原(長崎) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
73