2009/08 - 2009/08
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Giraudさん
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真夏のイタリア、トスカーナ地方の旅。
1日目の後半はルッカ。
頂上に樹の生えたグイニージ塔や、ローマ時代の円形闘技場がそのまま住宅になってしまった広場など、珍しい見所があります。
教会の外観も凝ったものが多くて楽しいです。
ピサのついで程度のつもりで訪れた街でしたが、もっと時間を割いてもよかったかもと思いました。
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ピサから14:50発の列車でルッカへ。
30分弱で着くはずが、途中駅で10分位停止。
エアコンも停まっていて、車内はサウナのようでした。 -
ルッカ駅から、城壁を抜けて市内へ行く近道。
他の観光客が歩いていくのですぐわかりました。 -
涼しげに小川を泳ぐ魚。
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ルッカの城壁、サン・コロンバーノ堡塁からの眺め。
対大砲戦用の城壁のため、高さは低く、塔もありません。
中世の弓矢時代の城壁と違い、見た目はただの土手。 -
城壁を抜けると、いきなりドゥオ−モ(大聖堂)の後陣。
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ドゥオ−モの正面に向かうため、路地を大回りします。
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ルッカのドゥオーモのファッチャータ(正面)。
11世紀に建築開始。
細かい列柱が並ぶピサ風の外観。 -
ドゥオーモのファッチャータ(正面)の列柱。
ねじれ柱や彫刻付など、装飾が一本一本違っています。 -
ドゥオーモのファッチャータ(正面)を拡大。
よく見ると、白と緑の大理石で馬や熊など動物の模様が。
中世の動物説話を描いたものだそうです。 -
ドゥオーモの玄関廊。
中は写真撮影禁止。
しかも修復中で天井まで足場が組まれていました。 -
ドゥオーモの扉口の彫刻。
この部分はピサの彫刻家ニコラ・ピサーノの製作。 -
サン・ジョヴァンニ教会。
本体は12世紀、正面は16世紀の建築。
とても歴史のある教会で、地下にはランゴバルド人の建立した教会が埋まっていて、7世紀前半まではそれがルッカの大聖堂(司教の教会)でした。
さらに下に、4〜5世紀の初期教会、ローマ時代の神殿、ローマ人の住宅などの遺跡が堆積していて、ガイドツアーで見学できるようです。
時間の関係で、残念ながら私はパスしました。 -
サン・ジョヴァンニ教会の外壁。
年季が入っています。 -
サン・ミケーレ広場。
ローマ時代のフォロ(公共広場)の跡地。
サン・ミケーレ・イン・フォロ教会があります。 -
サン・ミケーレ広場にぽつんと立つ彫像。
16世紀の有力市民フランチェスコ・ブルラマッキィの像。
初代トスカーナ大公コジモ1世に絞首刑にされた人らしい。
炎天下のため、日なたには人が近寄りません。 -
サン・ミケーレ・イン・フォロ教会。
ドゥオーモと同じく、ピサ風の細かい列柱が特徴。
ファッチャータ(正面)だけ高く増築されました。 -
サン・ミケーレ・イン・フォロ教会のファッチャータ(正面)。
これまたドゥオーモと同じく、柱が一本ずつ異なる。 -
サン・ミケーレ・イン・フォロ教会のファッチャータ(正面)。
動物や鳥の模様。 -
サン・ミケーレ・イン・フォロ教会の中。
外観からは想像できない素朴な内装。 -
サン・サルヴァトーレ広場。
この泉の水で頭や腕を冷やしました。 -
中世の面影を残すサン・アンドレア通り。
狭い路地は、日差しが当たらないので助かります。 -
グイニージの塔が近づいてきました。
頂上に樹木をはやした珍奇な塔。
14世紀の建立当時から“屋上緑化”されていたそうです。 -
真下から見上げるグイニージの塔。
高さは約44m。
イタリアの他の都市と同じく、ルッカにも中世には多くの塔が林立していましたが、残っているのは2本だけ。 -
塔の階段。
全部で230段。
ボローニャの斜塔に比べれば怖くありません。 -
グイニージの塔の上。
7本のトキワガシが日差しを遮ってくれます。
現在の木は樹齢約100年。
根が張りすぎたら塔が壊れないか心配です。
育ちすぎたら植え替えてきたのでしょうか? -
グイニージの塔からの眺望。
ドゥオーモ方面。 -
グイニージの塔からの眺望。
サン・ミケーレ広場方面。 -
搭上の木陰から望む円形闘技場広場。
見えている塔はサン・フレディアーノ教会の鐘楼。 -
グイニージの塔からの眺望。
円形闘技場広場。
もとの闘技場は1世紀の建築で、収容人数10,000人。
54基のアーチに囲まれていました。
ローマ帝国滅亡後、火薬庫、塩屋、刑務所などに転用。
アリーナは野菜畑として使われていたそうです。
19世紀になって広場に整備されました。 -
円形闘技場広場の空撮(ポストカード)。
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円形闘技場広場の外周の建物。
現在は一般の住宅になっています。
写真を撮っていたら、窓の中の人と目が合って驚いた。 -
アリーナへ。
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円形闘技場広場。
ここでも人は日陰に集まっていました。 -
サン・フレディアーノ教会。
ビザンティン風のモザイクが特徴。 -
サン・フレディアーノ教会の中。
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ルッカの城壁の北端、サン・マルティーノ堡塁。
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サンタマリア門から眺めるルッカの街並。
屋根の上に、樹木を生やしたグイニージの塔が見えます。 -
サン・クリストフォロ教会。
フィッルンゴ通りにある教会。
10世紀創建、11〜12世紀に再建。
ピサの洗礼堂と同じ建築家の作品。
バラ窓は14世紀のもの。 -
サン・ジュスト教会。
フィッルンゴ通りにある教会。
12世紀の建築。
大理石と砂岩のストライプが印象的でした。
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