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日本三大山城の一つ、備中松山城は、海抜約430mの臥牛山小松山頂上付近に天主があり、現存天主を持つ山城としては、最も高い所にあります。<br />江戸期の備中松山藩では、山城で不便なため、山麓に御根小屋という御殿を構え(現在は、高梁高校として使用)、そこで藩主の起居・藩の政務を行っていたそうで、いざ戦いとなった時に、山城に上ったようです。(約1.5Km、徒歩1時間ほど)<br /><br />現在は、土日祭日(冬季を除く)にシャトルバス(往復300円)が運行されており、城見橋公園から、鞴(ふいご)峠の間を約5分で運んでくれます。<br />鞴峠から天主までは、約700m、徒歩20分ほどです。<br /><br />日本三大山城は、<br />岩村城(岐阜県恵那市岩村町)、高取城(奈良県高取町)、備中松山城(岡山県高梁市)といわれます。[<br /><br /><br /><br /><br /><br /><br />

天空の城:備中松山城

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2009/10/03 - 2009/10/03

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morino296

morino296さん

日本三大山城の一つ、備中松山城は、海抜約430mの臥牛山小松山頂上付近に天主があり、現存天主を持つ山城としては、最も高い所にあります。
江戸期の備中松山藩では、山城で不便なため、山麓に御根小屋という御殿を構え(現在は、高梁高校として使用)、そこで藩主の起居・藩の政務を行っていたそうで、いざ戦いとなった時に、山城に上ったようです。(約1.5Km、徒歩1時間ほど)

現在は、土日祭日(冬季を除く)にシャトルバス(往復300円)が運行されており、城見橋公園から、鞴(ふいご)峠の間を約5分で運んでくれます。
鞴峠から天主までは、約700m、徒歩20分ほどです。

日本三大山城は、
岩村城(岐阜県恵那市岩村町)、高取城(奈良県高取町)、備中松山城(岡山県高梁市)といわれます。[






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  • 城見橋公園駐車場<br /><br />車はここまで。<br />ここから鞴(ふいご)峠まではシャトルバスがピストン運行しています。<br />(シャトルバスの所要時間は約5分)<br /><br />

    城見橋公園駐車場

    車はここまで。
    ここから鞴(ふいご)峠まではシャトルバスがピストン運行しています。
    (シャトルバスの所要時間は約5分)

  • 鞴峠の駐車場<br /><br />シャトルバスの乗降場所となっています。

    鞴峠の駐車場

    シャトルバスの乗降場所となっています。

  • 鞴峠からお城の天主までは700m、約20分です。

    鞴峠からお城の天主までは700m、約20分です。

  • お城に向かう遊歩道を上っていきます。15時頃

    お城に向かう遊歩道を上っていきます。15時頃

  • まだまだ上ります。

    まだまだ上ります。

  • 7、8分、上ると石垣が現れてきます。

    7、8分、上ると石垣が現れてきます。

  • 最初の石垣の上からの景色です。<br />ちょっと霞んでいますが。

    最初の石垣の上からの景色です。
    ちょっと霞んでいますが。

  • 遊歩道には、ドングリが沢山落っこちています。<br /><br />「アベマキ」という木のドングリを拾ってきましたが、丸っこくて可愛い形でした。<br /><br />

    遊歩道には、ドングリが沢山落っこちています。

    「アベマキ」という木のドングリを拾ってきましたが、丸っこくて可愛い形でした。

  • 三の丸の石垣

    三の丸の石垣

  • 三の平櫓東土塀(国重文)<br /><br />四角い矢狭間と丸い筒狭間のある土塀。

    三の平櫓東土塀(国重文)

    四角い矢狭間と丸い筒狭間のある土塀。

  • 備中松山城の解説<br /><br />写真を撮りながら、ここまで約20分でした。

    備中松山城の解説

    写真を撮りながら、ここまで約20分でした。

  • 本丸南御門からの天主

    本丸南御門からの天主

  • 備中松山城(高梁城) 天主(国重文)<br /><br />標高約430mの小松山の山頂を建つ木造本瓦葺き二層二階の建物。<br />現存する天主は、天和三年(1683)に水谷勝宗により修築されたものと伝えられます。<br /><br />備中松山城は、鎌倉時代の延応2年(1240)に有漢郷の地頭・秋庭三郎重信により臥牛山の大松山に砦が築かれたことに始まり、その後、小松山に移り、城の縄張りは時代とともに変化。<br />天正2年(1574)の「備中兵乱」の時には、「砦二十一丸」と呼ばれた出城が築かれていて、臥牛山全域が要塞となっていたそうです。<br />当時の城主・三村氏が滅んだ後も、毛利氏の東方進出の拠点となり、毛利氏が退いてからも、小堀正次・政一(遠州)親子による修改築が行われたそうです。<br />(パンフレットより)<br /><br />

    備中松山城(高梁城) 天主(国重文)

    標高約430mの小松山の山頂を建つ木造本瓦葺き二層二階の建物。
    現存する天主は、天和三年(1683)に水谷勝宗により修築されたものと伝えられます。

    備中松山城は、鎌倉時代の延応2年(1240)に有漢郷の地頭・秋庭三郎重信により臥牛山の大松山に砦が築かれたことに始まり、その後、小松山に移り、城の縄張りは時代とともに変化。
    天正2年(1574)の「備中兵乱」の時には、「砦二十一丸」と呼ばれた出城が築かれていて、臥牛山全域が要塞となっていたそうです。
    当時の城主・三村氏が滅んだ後も、毛利氏の東方進出の拠点となり、毛利氏が退いてからも、小堀正次・政一(遠州)親子による修改築が行われたそうです。
    (パンフレットより)

  • 天主<br /><br />ここは現存天主12城の中で唯一の山城です。<br /><br />現存天主12城と言われるのは、<br />弘前城・松本城・丸岡城・犬山城・彦根城・姫路城・備中松山城・松江城・丸亀城・松山城・高知城・宇和島城です。<br />

    天主

    ここは現存天主12城の中で唯一の山城です。

    現存天主12城と言われるのは、
    弘前城・松本城・丸岡城・犬山城・彦根城・姫路城・備中松山城・松江城・丸亀城・松山城・高知城・宇和島城です。

  • 天主の入り口<br /><br />石積みの上に建てられた天主、意外とシンプルです。

    天主の入り口

    石積みの上に建てられた天主、意外とシンプルです。

  • 天主の一階部分<br /><br />囲炉裏と装束の間があります。

    天主の一階部分

    囲炉裏と装束の間があります。

  • 天主 二層部分(2階)<br /><br />城の守護神を祀った御神壇があります。

    天主 二層部分(2階)

    城の守護神を祀った御神壇があります。

  • 天主 二階の天井<br /><br />古い木組みの構造の中に、手斧と槍鉋が見られるそうです。<br />

    天主 二階の天井

    古い木組みの構造の中に、手斧と槍鉋が見られるそうです。

  • 天主の窓から

    天主の窓から

  • 天主の鯱鉾 天主の窓から 

    天主の鯱鉾 天主の窓から 

  • 天主 妻の拝みに取り付けられている装飾・蕪懸魚(かぶらげぎょ)は、平成13〜15年の修理で取り換えられたもの。

    天主 妻の拝みに取り付けられている装飾・蕪懸魚(かぶらげぎょ)は、平成13〜15年の修理で取り換えられたもの。

  • 高梁川の堤防には、城の塀を思わすような建物が続きます。<br /><br />16;30頃、備中松山城をあとに帰路へ。

    高梁川の堤防には、城の塀を思わすような建物が続きます。

    16;30頃、備中松山城をあとに帰路へ。

  • 大久保峠からの眺め<br /><br />高梁観光百選にも選ばれている展望台です。<br />高梁川に沿って広がる町並みと臥牛山(右手)<br /><br />高梁市内には、映画のロケ地が点在していますが、今回は見て回る時間がなくパスしました。

    大久保峠からの眺め

    高梁観光百選にも選ばれている展望台です。
    高梁川に沿って広がる町並みと臥牛山(右手)

    高梁市内には、映画のロケ地が点在していますが、今回は見て回る時間がなくパスしました。

  • 大久保峠から望む臥牛山<br /><br />山頂に城があるのですが、木立に囲まれはっきりとは見えません。<br />アップすると、やっとそれらしき建物が識別できます。<br /><br />備中高梁、なかなか来れない場所を楽しませてもらいました。<br /><br />(おしまい)

    大久保峠から望む臥牛山

    山頂に城があるのですが、木立に囲まれはっきりとは見えません。
    アップすると、やっとそれらしき建物が識別できます。

    備中高梁、なかなか来れない場所を楽しませてもらいました。

    (おしまい)

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この旅行記へのコメント (2)

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  • あんみつ姫さん 2009/10/07 15:29:44
    昔の人は、ど根性!!
    morino296さん、こんにちは。
    続けておじゃましま〜す!

    このような高い所に城を造った昔の人はすごいですね。
    今のように、車やクレーンなどは無いのに・・・
    お城の石垣は当時のままなのでしょうか。

    あんみつは、お城の形を見るのも好きですが、
    石垣を見るのも好きです。
    その城ごとに違う積み上げ方のような気がします
    (石の大きさとか、出来上がったときの全体の感じとか)

    階段多いですね・・・
    天主に着いても、さらに階段ですね。

          あんみつ

    morino296

    morino296さん からの返信 2009/10/07 23:17:52
    RE: 昔の人は、ど根性!!
    あんみつ姫さん

    続けてご覧いただき有難うございます。
    凄いですよね!人力だけで、こんな山城を造ってしまうとは。
    今の人では、絶対無理ですよね。

    石積みに興味をお持ちいただけるとは嬉しいですね。
    お城の石垣を研究されている方もいらっしゃいますが、
    奥が深そうですね。

    何百年の年月を経てもびくともしない石積み、
    緻密な計算がされているのでしょうね。

    先人たちの技に頭が下がりますね。

    morino296

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