2004/12/28 - 2005/01/04
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いがちゃんさん
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サンタクロースエクスプレスでヘルシンキを出発した私達は、よく朝早くにロヴァニエミに到着しました。ここでオーロラ観察を予定しています。昼間はサンタクロース村、サンタパーク、そして犬ぞりやトナカイソリを体験しようと思います。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 タクシー
- 航空会社
- フィンランド航空
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ロバニエミの街です。ラップランドの玄関口、と聞いていたので結構な都会を想像していたのですが、これは本当に小さな街です。街中で観光すべき施設といえば、博物館くれらいしかありません。
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そこでスーパーに入ってみることにしました。
アイスコーナーがあります。この土地ならば、アイスは溶けないので、ゆっくりと食べられそうです。ただし、屋外で食べる人がいればですけど。
ペンギン印のアイスはフィンランドではかなりメジャーなようです。ヘルシンキ市内、エスプラナーディー通りでもペンギン印のアイス屋を見かけました。
なんとサルミアッキ味のペンギンアイスもありました。
試す勇気はありませんでしたけれど。 -
でました、ムーミンです。ムーミンジュースでしょうか。アップルっぽいですね。ちなみにフィンランド語では、ムーミとなっているようです。
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これはシャンプーです。あとで知ったのですが、
「フィンランドのすばらしいシャンプー」というストレートな商品名だそうです。 -
北欧雑貨はカワイイものが多い、と聞いていたのですが、そうかもしれません。どれもデザインに凝ったものが多いです。写真は牛乳です。
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ヘスバーガーという、フィンランドオリジナルのバーガーショップがあります。ヘルシンキでは気づきませんでしたが、ロバニエミ市内のショッピングモールで見つけました。ラップランド料理にあまり食指が動かないので、ヘスバーガーに入ってみました。
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何の変哲もないバーガーショップです。
でもコーヒーが飲み放題なのはさすがフィンランドです。 -
ロバニエミにもクリスマスツリーがありました。さすがサンタのお膝元です。
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あるお店でみつけたお菓子です。なぜクマさんは怪我をしているのでしょうか。
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ホテルにチェックインしました。スカイホテルは、裏がすぐスキー場です。窓の外を見てください。これはウィンタースポーツのためのリゾートホテルですね。
部屋は木の床に、木の天井を配した落ち着く内装で、サウナも付いています!しかも二人そろって入れるくらいの大きなサウナです。 -
犬ぞりです。ソリの停留所(?)には何十匹という犬がいます。私達お客を見るや否や、「はやく行こうよ!」と一斉に甘えた声で鳴き始めます。
ハスキー犬の仲間のようですが、想像していたよりもかなり小さいです。日本の柴犬くらいでしょうか。
ロバニエミには、犬ぞりをはじめ、トナカイゾリ、クロスカントリー、スノーバイクなど様々なアクティビティがあります。犬ぞりは約一時間くらい。ガイドさんが操縦してくれるのかとおもいきや、なんと自分で犬を操るそうです!
すごくシンプルなレクチャーを受けただけで、もうソリに乗ってしまいます。 -
犬は6〜8匹でひとつのソリを引くようです。
非常によく訓練されているので、「GO!」と叫ぶだけで一斉に走り出します。
走り出すと、コレが寒い!私は防寒インナーの上に、ウールのシャツ、フリース、そしてスキーウェアーを着ています。更にツアー事務所でツナギ状の防寒着と防寒靴をレンタルされ、それも重ね着、かなり着込んでいます。着膨れで体が一回り大きくなっています。
にもかかわらず、風を切って進むうちに冷えてきます。
顔なんて、こわばって表情が固まります。 -
下り坂になると、ソリが犬に追いついてしまいます。
そのままだと犬と衝突してしまうので、ブレーキをかけます。ブレーキは足で鍬(くわ)みたいなクサビを踏みます。すると抵抗が増してソリは減速します。 -
どうも私たちの犬は俊足のようです。
前の集団に追いついてしまいました。
ソリは森や雪原を抜けて、一周して帰ってきます。
帰ってきた後は、ロッジにて、暖かいベリージュースとクッキーで一休みさせてくれます。 -
スカイホテル・オーナスバーラに帰ってきました。
この日は大晦日。街のお店はどこも休みです。
ホテルで食事を、と思っていたのですが、「今日は大晦日なので、普段のレストランはお休みです。特別ディナーがございますが予約なさいますか?」とスタッフに聞かれました。他に食べる所もないので、予約しちゃいます。 -
前菜はブッフェ形式で、メインは肉か魚を注文する、というカタチでした。ターキーらしきパテに、イクラやキャビアまでありました。
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レストランの外はスキー場の林が広がっています。ライトアップされていました。
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私はメインに肉を頼みました。が、トナカイステーキでした。しかも超レアです。生ですよ、日本人的には。
フィレでしょう。骨をとって、そのままの形しています。
さっきの前菜の内容を考えると、これはフィンランドではたいしたご馳走なのでしょう。
一応口に運びますが、しかし全て平らげることは出来ませんでした…。添えてあったキノコはとっても美味しかったです。 -
妻は魚。サーモンでした。これは皮目が香ばしくて美味しかったようです。
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再びブッフェに向かってしまいました。前菜ですが、これだけでも十分においしいです。
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食事のトナカイは口にあいませんでしたが、それ以外は部屋も綺麗ですし、部屋にサウナもあるし、食事の種類も豊富だし、言うことのないホテルでした。
明日はトナカイツアー、そしてサンタクロース村に行ってみます。 -
トナカイソリに参加です。
ホテルで申し込むと、会社の人が迎えに来てくれます。
あるいは、ツアー会社まで歩いてゆき、そこで自分で申し込むことも出来ます。車でロバニエミ市内から15分ほど走った森の中にトナカイ牧場があり、そこでトナカイ達が待っています。
写真はずいぶん暗い感じがしますが、午前11時ごろです。 -
今日もスキーウェアを着ている私達ですが、ここでもさらに防寒着を手渡されます。防寒靴に分厚い靴下までレンタルしてくれます。料金は全てツアーに含まれています。
着膨れした私達はトナカイのソリに座るのですが…。
これが狭い!日本人の私達でも、キュウキュウです。
たとえは悪いですが、棺桶くらいの幅しかありません。
そこに夫婦2人で乗るのですから、あちこちぶつかって苦しいです。
しかもソリは低く、目の高さの先にあるのはトナカイのお尻です。あまり眺めているとウンチが出てきますよ。
それでも、これは犬ぞりとはまた違ってのんびりと雪原や森を散策できる面白いアクティビティーです。
もっとも大人なら一人一台のソリに乗るべきです。 -
この日は「暖かい」日だそうで、氷点下10度ほどしかないそうです。
もちろん神奈川育ちの私達には十分に寒いです!
いっしょに参加したロシア人のオジサンは、レンタルされたウェアーが熱いのか、上着のファスナーを全部開けて、缶ビール飲みながらトナカイソリ乗っていました。
ロシア人ってどれほど寒に強いんでしょうか。
一時間弱ソリでのんびり進んでいると、小屋が見えてきました。あのなかで休憩です。 -
小屋に入ると、ガイドさんが焚き火をしてくれます。
ヤカンでベリージュースを暖めて、クッキーを振舞ってくれます。
ジュースを飲みながら、ガイドさんのお話(英語)を聞きます。
トナカイがいかにサーミ人の暮らしに密着しているか。
トナカイの数を聞くことは、貯金の額を聞くに等しい失礼であること。
などなど、火に当たりながら、20分くらいお話をしてくれました。
ツアー終了後は、ロバニエミの街まで送ってくれます。
そこでタクシーに乗り、いよいよサンタクロース村まで行きます。 -
サンタクロース村です。村の中には北極圏との境界線があり、これをまたいで写真を撮るのがお約束です。
ここでは、フィンランド政府公認という、「本物」のサンタに会えます。
私達はクリスマスの直後、元旦に行ったので、サンタに会うのに、それほど待たないだろう、と思っていたのですが、それでも30分近く並びました。 -
サンタを待っている間に、サンタと会った著名人たちの写真が展示されていました。アメリカの大統領から、日本の芸能人まで、実にいろいろな人たちがココでサンタにあっていったようです。
…ようやく、私達の番が来ました。最初は、「どうせ子供だまし」程度に考えていたのですが、サンタさんのあまりのサンタぶりに童心に返って大喜びです!サンタでか!190センチくらいあります。しかも握手したときの大きな手!!もうサンタにあった子供気分です。
しかもサンタさんは日本語で話しかけてくれるのです!
話の内容は、ちゃんとオチのあるサンタ式トークでした。
でも「あぁ、この人は確かにサンタだ」と思わせる面白いお話。
行かれる方は是非ご自分で確認してください。 -
サンタクロース村で是非オススメしたいのが、手紙です。
ハガキをサンタ郵便局で出すと、サンタクロース村のスタンプを押してくれます。しかもポストは2種類あり、即日配達と、クリスマス配達があります。私達はクリスマス配達。ちゃんとその年のクリスマスに手紙が届きましたよ。
写真は午後2時。しかしもう暗くなってきます。日没は2時ごろでしょうか。太陽が見えないので、日没という表現が正しいのか分かりませんが。
サンタクロース村は、サンタとの写真を含めても、市内から総計3時間くらいで回れる、ロバニエミの必須スポットと思います。 -
この後、サンタパークにも行きました。
ここは「トホホ」スポットです。
サンタパークは全て地下の洞窟にあり、これは核シェルターの跡に作ったということですが、本当でしょうか。こんな田舎の、しかも町から離れた所にシェルター作って、一体誰が「いざ」というときに避難できるのでしょうか。
入り口は幻想的というか、ちょっと怖いです。 -
中では、トントゥ(サンタに仕える小人)のダンスショーなどをやっています。小人と言っても、普通の大人たちです。
その後、サンタの飾り物を作る、という体験型アトラクションに参加しました。あれ、ガイドのお兄さんがさっき踊っていたトントゥだよ…
時間のない方は訪れなくとも、悔しい思いはしません。
なんとなく、サンリオピューロラン○を彷彿とさせます。 -
サンタパークの中にあったアイスバーです。
お客はいません。ただでさえ寒い冬のフィンランドで、あえて氷のグラスで飲むことはないとおもいます。
こういうトホホ観光スポット、日本にも結構ありますよね。
帰りはチケット売り場でタクシーを呼んでもらい、市街へ戻りました。 -
ロバニエミ市内にもどった私達は、アルクティウムという、博物館に行きました。
ここではサーミ人の生活や、オーロラビジョンが見られます。オーロラビジョンは正直、イマイチです。日本のハイビジョンで見るオーロラ程度です。臨場感はありません。
サーミ人の生活コーナーは、非常に興味深く面白かったです。 -
ロバニエミ博物館に併設されているレストランに入ります。
日本で博物館内のレストランというと、簡単な食堂、といったイメージが強いのですが、ここはインテリアもイイッタラでまとまっており、味も非常によかったです。
博物館に入らずとも利用できますので、是非オススメです。 -
窓の外は暗いです。午後3時過ぎです。ただでさえフィンランドの冬は暗く、時間の感覚がくるいます。こんな時間にお昼ご飯を食べる所以です。
北極圏入り口のロバニエミでは、なおさら変になります。
お昼の時間になってもお腹が空きません。終日薄暗いので、「朝、昼、夜」という、食事の概念が崩れます。
食欲不振になります。
それでもこのレストランでは美味しく食べられました。 -
盛り付けも綺麗です。
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レストランの雰囲気も大変によく、味付けもいいです。
ここはロバニエミでは本当にオススメスポットだとおもいます。 -
ロバニエミの街は、すっかり夜です。
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これまでにも毎晩、オーロラを見るべくホテルの屋上へ出ていたのですが、天候が不順で空が見られませんでした。
回復をまてばいいのでしょうが、なにしろ寒いです!
それに昼間に動き回った疲れもあり、ぐっすり寝てしまいました。
最後の晩に、なんとかしたいとモイモイ号(moimoi)という、日本人向けのオーロラ観光バスを予約しました。
3〜4時間くらいでしょうか。オーロラ(晴れ間)を探して走り回ってくれましたが、星空は見られてもオーロラには出会えませんでした。
ツアー中、サーミの方のお宅にお邪魔し、コタというテントのなかで、みなで焚き火を囲んで、暖かい飲み物とソーセージを焼いたのをいい思い出にして、翌朝ヘルシンキ経由で日本へと帰りました。
次のオーロラ当たり年は2011年だとか。
かならずオーロラを見てやりますとも。
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