グレイハウンドで大陸横断を往復！！

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１ドル３６０円の時代、今から４５年前にアメリカの豪華客船プレジデント・ウイルソン号にて横浜からサンフランシスコへ向かった。　１２日間の船旅で、当時は世界の翼・パン・アメリカンの世界、ホノルルから羽田まで片道２９万円、横浜よりサンフランシスコまで３５万円の代金は当時の大卒の初任給が９千円程度だったから約３年分の給料を片道に使ったことになる。
　そして着いたサンフランシスコではいきなり、ホモに遭遇、ホテルでは売春を斡旋するばあさんに案内されて売春宿へ、その時私は英語力がなく何だか分からずについていってしまったのだが、葉巻たばこやもろもろの匂いに異様さを感じ、自分でもどうやって逃げ出したか分からないが、初日から怖い思いをしたことを覚えています。
　そしてサクラメントでは牧場で１週間の野外キャンプ、そしてホームステイ先では、トイレとお風呂が一緒で、朝など、歯磨きするもの、用を足すものが一緒でカルチャーショックでした。
　そして移動の日、バス停に行っても切符が買えず発音の悪さをつくづく実感し、その怖さはアルバカーキーで現実のものに。
　警官からピストルを突きつけられた時は間違えれば服部君事件同様、フィリーズをプリーズと聞き間違えていました。
　怖いことです。　それからはアトランタでのジョンウエインとの出会いや、映画出演、そしてシカゴではドアのない公衆便所体験など、ハプニングの連続、デンバーよりロッキーの山並みを越えて再び西へ、サンフランシスコへ戻った時には妙に英語が分かりやすく聞けたのを覚えています。
　旅行けばリスク管理と自己管理、と言う教訓を身に付けたしだいです。　　ルート６６号線の旧道を旅した方いませんか?
　半世紀ぶりに再度挑戦したいです。