2009/08/30 - 2009/09/01
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belleduneさん
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Kjerag での疲れが残っていて、体中がだるい。朝起きると、今日もどんよりとしていました。7時のバスに乗るために、ホテルを出るとまたしても雨が降ってきました。小雨の中ガタガタと荷物を引きずってバス乗場へ。
スタヴァンガー空港から9時の便でオスロ空港で乗り継ぎます。ちょっと待ち時間があったので、空港内を隈なく歩き回りました。
25日に来た時は、乗り継ぎ時間が1時間しかなくて、Norwegien Air Shuttle のセルフ・チェックイン機を探してボーディング・カードと荷物のタッグを出し、Baggege Dropへ流れ作業のごとく進みます。
税関のゲートを通過して、直ぐに出発の時間となったので、空港内は余り見ていませんでした。
私は、出発階にあるカフェ・バーでパスタサラダを食べていました。旅行では野菜が不足しますし、ホテルでは仕方なくパンを食べていますが、もうパンはたくさんなので。
このサラダ、59NOK(約950円)と高めですが、ヘルシーですから。この空港は、計4回乗り継ぎで、待ち時間を潰していました。
オーレスンに着いて、町へ行くSASのバスに乗ったのですが、私のホテル方面には行かないので、親切な運転手さんが、聖オブラ広場で降りて歩く道順を教えてくれました。
風雨の中、荷物を引きずり、目指すホテルへ辿り着きました。
私の予定では、2時までにホテルに着き、すぐ近くのバス乗場からストリーンへ行ける筈でした。
が、違うバスに乗ったので、タイムロスが。3時発のバスのあとは、午後6時までありません。もし、6時のバスで行くと、23時に到着します。でも、必死で歩き、3時10分前にホテルに着いたのです。
フロントで手続きを済ませ、荷物を預け、バス乗り場へ走りました。バスに乗り込んだのは、発車2分前でした。
この旅では、このような滑り込みセーフが3,4回ありました。
バスで1回、電車で3回。
いつまで経っても、せっかちなので、そろそろ優雅で上品な旅がしたいとおもっているのですが...
ストリーンに6時半到着。相変わらず雨。バス停の周りには何もありません。2泊するYHに電話して道順を聞きましたが、坂道で荷物が重い上、雨も降っていたので、2回目のタクシーで。
本当に小さな村だったので、この後は、歩いてバス停へ往復していました。
お腹も空いたし、直ぐにレストランへ降りていきました。夏のシーズンが終わる頃なので、空いていました。
インド人が作っているイタリアンで、ピザ・マルガリータはミックスピザでしたが、美味しかった上、サラダも量が多く、最後にはアイスクリームをサービスしてくれました。
このYHは、シャワー・トイレが付いていても、プレイケストールンの料金の3分の1でした。
パソコンは無料で使えましたし、オスロのオペラの予約をしてそのプリントアウトは紙1枚が1NOK(15円)でした。
バス停の少し先にスーパーがあり、中にあるサラダバーから10種類以上の食材から少しずつ取り、YHで食べましたが、お腹いっぱいになりました。あー、美味しいご飯、つまりお米が食べたい!
ここ数年ですね。お米党になったのは。皆様は如何ですか。
翌日(31日)、この日が夏期最終日のバスでブリスクダーレン(Briskdalen)へ。乗客は私一人で、途中のオルダーレン(Oldalen)で二人乗って来ただけでした。
もう、夏も終わりなんだなぁ、という実感。
ヨスタデール氷河は、随分後退していて、地球温暖化を目の当たりにしました。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 航空会社
- スカンジナビア航空
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バスはストリーン、から入り組んだフィヨルド沿いに走ります。
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このところの長雨で、至る所が増水しています。
向こうに見えるのが、オルダーレンの学校。
帰りに多くの小、中学生と一緒になりました。 -
1時間程で到着。今日が最終日だったので、バスには、私ともう一人だけでした。
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これが、噂に聞くトロールカー。
氷河まで送迎してくれますが、係りの人に訊くと、もうすぐ団体客が来るので、待っているとのことでした。
歩いても、1km位なんですが、坂道が多いので後で擦違ったトロールカーには、やはりお年寄りが多かったです。 -
遠くに氷河が見えます。あの近くまで行きます。
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氷河や岩山から流れ出る清水が雨もあって、可也の量となって流れています。
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快晴よりも、雨に煙る氷河の方がいいかも知れません。
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丁度、中腹に大きな滝がありました。辺りは水煙で先が見えない位でした。
誰もいなかったので、静けさの中に、ただ滝の音だけが響いていました。 -
近くまで寄ってみました。
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日本画家、千住博さんの襖絵、滝と砂漠を見に伊東まででかけたのですが、彼によると滝は死のイメージということです。
砂漠の下には何千トンという水脈があり、地表は昼と夜の温度差で、朝露が虫や植物の命を支えています。つまり、生のイメージです。
どこで見ても、大小に拘わらず、滝はその流れ落ちる動きが素敵です。 -
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滝を抜けると、その湿気で羊歯やキノコがたくさん見られました。
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この辺りが、1760年〜1765年に氷河があったところです。
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そこから現在の氷河を見たところです。
あまり距離感が分からないですね。 -
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色んな種類の羊歯が生息しています。
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大分近くに見えます。
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この辺りは、以前氷河があったところで、そのため岩は圧力で変形し、氷河が岩を削り、深い溝となった。
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大きな岩の下を抜けると、目の前に氷河が見えます。
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気候の表示器としての氷河
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日本だったら、もっとしっかりとしたフェンスを作るんだろうなぁ、と思いますが、ノールウェイでは、プレイケストールンでもシェラーグでもフェンスなど一切ありません。
つまり、そういうところへ行くのなら、全て自己責任なのです。当たり前のこととして、ずーっと育って来た人達には、フェンスは自然美を損なうものでしかないと思います。
日本は、何事にも過保護ですから。 -
やっと着きました。
雨でなければ、もう少し近くに行けそうですが、注意書きにあったように、何時氷河が崩れ落ちてくるか分かりませんから、これ以上は行けません。 -
言葉がありません。
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その反対側の風景です。雨でなければ、もっとはっきり見えるのですが。
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晴れていれば、座ってランチでも食べながら、ずっと見ていたい風景でした。
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途中2箇所に休憩所があります。
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1870年の氷河はここまであった
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1800年はここまで氷河がありました。
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帰り道、振り返るとこんな景色でした。
氷河、滝、靄がかかった山、草の茂った野原とちょっと欲張りな景色です。 -
道端には色んな草花が咲いています。
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小川に架かった橋からの眺めです。名残惜しくて、何度も後ろを振り返りながら、下って行きました。
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この写真を見ていると、あの時の壮大な眺めを思い出します。
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駐車場から歩いて来ると初めての休憩所です。
北欧で見た山小屋には、どこも屋根に草が生えていて、風情があります。
誰もいませんでしたが、7月頃だと多くの人がここで休んでいたことでしょう。 -
駐車場にあるお土産物屋さんにあった絵はがきです。
氷河の後退がよく分かります。
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