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Kjerag での疲れが残っていて、体中がだるい。朝起きると、今日もどんよりとしていました。7時のバスに乗るために、ホテルを出るとまたしても雨が降ってきました。小雨の中ガタガタと荷物を引きずってバス乗場へ。<br />スタヴァンガー空港から9時の便でオスロ空港で乗り継ぎます。ちょっと待ち時間があったので、空港内を隈なく歩き回りました。<br />25日に来た時は、乗り継ぎ時間が1時間しかなくて、Norwegien Air Shuttle のセルフ・チェックイン機を探してボーディング・カードと荷物のタッグを出し、Baggege Dropへ流れ作業のごとく進みます。<br />税関のゲートを通過して、直ぐに出発の時間となったので、空港内は余り見ていませんでした。<br />私は、出発階にあるカフェ・バーでパスタサラダを食べていました。旅行では野菜が不足しますし、ホテルでは仕方なくパンを食べていますが、もうパンはたくさんなので。<br />このサラダ、59NOK(約950円)と高めですが、ヘルシーですから。この空港は、計4回乗り継ぎで、待ち時間を潰していました。<br /><br />オーレスンに着いて、町へ行くSASのバスに乗ったのですが、私のホテル方面には行かないので、親切な運転手さんが、聖オブラ広場で降りて歩く道順を教えてくれました。<br />風雨の中、荷物を引きずり、目指すホテルへ辿り着きました。<br />私の予定では、2時までにホテルに着き、すぐ近くのバス乗場からストリーンへ行ける筈でした。<br />が、違うバスに乗ったので、タイムロスが。3時発のバスのあとは、午後6時までありません。もし、6時のバスで行くと、23時に到着します。でも、必死で歩き、3時10分前にホテルに着いたのです。<br />フロントで手続きを済ませ、荷物を預け、バス乗り場へ走りました。バスに乗り込んだのは、発車2分前でした。<br />この旅では、このような滑り込みセーフが3,4回ありました。<br />バスで1回、電車で3回。<br />いつまで経っても、せっかちなので、そろそろ優雅で上品な旅がしたいとおもっているのですが...<br />ストリーンに6時半到着。相変わらず雨。バス停の周りには何もありません。2泊するYHに電話して道順を聞きましたが、坂道で荷物が重い上、雨も降っていたので、2回目のタクシーで。<br />本当に小さな村だったので、この後は、歩いてバス停へ往復していました。<br />お腹も空いたし、直ぐにレストランへ降りていきました。夏のシーズンが終わる頃なので、空いていました。<br />インド人が作っているイタリアンで、ピザ・マルガリータはミックスピザでしたが、美味しかった上、サラダも量が多く、最後にはアイスクリームをサービスしてくれました。<br />このYHは、シャワー・トイレが付いていても、プレイケストールンの料金の3分の1でした。<br />パソコンは無料で使えましたし、オスロのオペラの予約をしてそのプリントアウトは紙1枚が1NOK(15円)でした。<br />バス停の少し先にスーパーがあり、中にあるサラダバーから10種類以上の食材から少しずつ取り、YHで食べましたが、お腹いっぱいになりました。あー、美味しいご飯、つまりお米が食べたい!<br />ここ数年ですね。お米党になったのは。皆様は如何ですか。<br /><br />翌日(31日)、この日が夏期最終日のバスでブリスクダーレン(Briskdalen)へ。乗客は私一人で、途中のオルダーレン(Oldalen)で二人乗って来ただけでした。<br />もう、夏も終わりなんだなぁ、という実感。<br />ヨスタデール氷河は、随分後退していて、地球温暖化を目の当たりにしました。

ノールフィヨルド 1 Nordfjord  ヨスタデール氷河 Jostedalsbreen

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2009/08/30 - 2009/09/01

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belledune

belleduneさん

Kjerag での疲れが残っていて、体中がだるい。朝起きると、今日もどんよりとしていました。7時のバスに乗るために、ホテルを出るとまたしても雨が降ってきました。小雨の中ガタガタと荷物を引きずってバス乗場へ。
スタヴァンガー空港から9時の便でオスロ空港で乗り継ぎます。ちょっと待ち時間があったので、空港内を隈なく歩き回りました。
25日に来た時は、乗り継ぎ時間が1時間しかなくて、Norwegien Air Shuttle のセルフ・チェックイン機を探してボーディング・カードと荷物のタッグを出し、Baggege Dropへ流れ作業のごとく進みます。
税関のゲートを通過して、直ぐに出発の時間となったので、空港内は余り見ていませんでした。
私は、出発階にあるカフェ・バーでパスタサラダを食べていました。旅行では野菜が不足しますし、ホテルでは仕方なくパンを食べていますが、もうパンはたくさんなので。
このサラダ、59NOK(約950円)と高めですが、ヘルシーですから。この空港は、計4回乗り継ぎで、待ち時間を潰していました。

オーレスンに着いて、町へ行くSASのバスに乗ったのですが、私のホテル方面には行かないので、親切な運転手さんが、聖オブラ広場で降りて歩く道順を教えてくれました。
風雨の中、荷物を引きずり、目指すホテルへ辿り着きました。
私の予定では、2時までにホテルに着き、すぐ近くのバス乗場からストリーンへ行ける筈でした。
が、違うバスに乗ったので、タイムロスが。3時発のバスのあとは、午後6時までありません。もし、6時のバスで行くと、23時に到着します。でも、必死で歩き、3時10分前にホテルに着いたのです。
フロントで手続きを済ませ、荷物を預け、バス乗り場へ走りました。バスに乗り込んだのは、発車2分前でした。
この旅では、このような滑り込みセーフが3,4回ありました。
バスで1回、電車で3回。
いつまで経っても、せっかちなので、そろそろ優雅で上品な旅がしたいとおもっているのですが...
ストリーンに6時半到着。相変わらず雨。バス停の周りには何もありません。2泊するYHに電話して道順を聞きましたが、坂道で荷物が重い上、雨も降っていたので、2回目のタクシーで。
本当に小さな村だったので、この後は、歩いてバス停へ往復していました。
お腹も空いたし、直ぐにレストランへ降りていきました。夏のシーズンが終わる頃なので、空いていました。
インド人が作っているイタリアンで、ピザ・マルガリータはミックスピザでしたが、美味しかった上、サラダも量が多く、最後にはアイスクリームをサービスしてくれました。
このYHは、シャワー・トイレが付いていても、プレイケストールンの料金の3分の1でした。
パソコンは無料で使えましたし、オスロのオペラの予約をしてそのプリントアウトは紙1枚が1NOK(15円)でした。
バス停の少し先にスーパーがあり、中にあるサラダバーから10種類以上の食材から少しずつ取り、YHで食べましたが、お腹いっぱいになりました。あー、美味しいご飯、つまりお米が食べたい!
ここ数年ですね。お米党になったのは。皆様は如何ですか。

翌日(31日)、この日が夏期最終日のバスでブリスクダーレン(Briskdalen)へ。乗客は私一人で、途中のオルダーレン(Oldalen)で二人乗って来ただけでした。
もう、夏も終わりなんだなぁ、という実感。
ヨスタデール氷河は、随分後退していて、地球温暖化を目の当たりにしました。

同行者
一人旅
一人あたり費用
30万円 - 50万円
交通手段
高速・路線バス
航空会社
スカンジナビア航空
  • バスはストリーン、から入り組んだフィヨルド沿いに走ります。

    バスはストリーン、から入り組んだフィヨルド沿いに走ります。

  • このところの長雨で、至る所が増水しています。<br />向こうに見えるのが、オルダーレンの学校。<br />帰りに多くの小、中学生と一緒になりました。

    このところの長雨で、至る所が増水しています。
    向こうに見えるのが、オルダーレンの学校。
    帰りに多くの小、中学生と一緒になりました。

  • 1時間程で到着。今日が最終日だったので、バスには、私ともう一人だけでした。<br />

    1時間程で到着。今日が最終日だったので、バスには、私ともう一人だけでした。

  • これが、噂に聞くトロールカー。<br />氷河まで送迎してくれますが、係りの人に訊くと、もうすぐ団体客が来るので、待っているとのことでした。<br />歩いても、1km位なんですが、坂道が多いので後で擦違ったトロールカーには、やはりお年寄りが多かったです。

    これが、噂に聞くトロールカー。
    氷河まで送迎してくれますが、係りの人に訊くと、もうすぐ団体客が来るので、待っているとのことでした。
    歩いても、1km位なんですが、坂道が多いので後で擦違ったトロールカーには、やはりお年寄りが多かったです。

  • 遠くに氷河が見えます。あの近くまで行きます。

    遠くに氷河が見えます。あの近くまで行きます。

  • 氷河や岩山から流れ出る清水が雨もあって、可也の量となって流れています。

    氷河や岩山から流れ出る清水が雨もあって、可也の量となって流れています。

  • 快晴よりも、雨に煙る氷河の方がいいかも知れません。

    快晴よりも、雨に煙る氷河の方がいいかも知れません。

  • 丁度、中腹に大きな滝がありました。辺りは水煙で先が見えない位でした。<br />誰もいなかったので、静けさの中に、ただ滝の音だけが響いていました。

    丁度、中腹に大きな滝がありました。辺りは水煙で先が見えない位でした。
    誰もいなかったので、静けさの中に、ただ滝の音だけが響いていました。

  • 近くまで寄ってみました。

    近くまで寄ってみました。

  • 日本画家、千住博さんの襖絵、滝と砂漠を見に伊東まででかけたのですが、彼によると滝は死のイメージということです。<br />砂漠の下には何千トンという水脈があり、地表は昼と夜の温度差で、朝露が虫や植物の命を支えています。つまり、生のイメージです。<br />どこで見ても、大小に拘わらず、滝はその流れ落ちる動きが素敵です。

    日本画家、千住博さんの襖絵、滝と砂漠を見に伊東まででかけたのですが、彼によると滝は死のイメージということです。
    砂漠の下には何千トンという水脈があり、地表は昼と夜の温度差で、朝露が虫や植物の命を支えています。つまり、生のイメージです。
    どこで見ても、大小に拘わらず、滝はその流れ落ちる動きが素敵です。

  • 滝を抜けると、その湿気で羊歯やキノコがたくさん見られました。

    滝を抜けると、その湿気で羊歯やキノコがたくさん見られました。

  • この辺りが、1760年〜1765年に氷河があったところです。

    この辺りが、1760年〜1765年に氷河があったところです。

  • そこから現在の氷河を見たところです。<br />あまり距離感が分からないですね。

    そこから現在の氷河を見たところです。
    あまり距離感が分からないですね。

  • 色んな種類の羊歯が生息しています。

    色んな種類の羊歯が生息しています。

  • 大分近くに見えます。

    大分近くに見えます。

  • この辺りは、以前氷河があったところで、そのため岩は圧力で変形し、氷河が岩を削り、深い溝となった。

    この辺りは、以前氷河があったところで、そのため岩は圧力で変形し、氷河が岩を削り、深い溝となった。

  • 大きな岩の下を抜けると、目の前に氷河が見えます。

    大きな岩の下を抜けると、目の前に氷河が見えます。

  • 気候の表示器としての氷河

    気候の表示器としての氷河

  • 日本だったら、もっとしっかりとしたフェンスを作るんだろうなぁ、と思いますが、ノールウェイでは、プレイケストールンでもシェラーグでもフェンスなど一切ありません。<br />つまり、そういうところへ行くのなら、全て自己責任なのです。当たり前のこととして、ずーっと育って来た人達には、フェンスは自然美を損なうものでしかないと思います。<br />日本は、何事にも過保護ですから。

    日本だったら、もっとしっかりとしたフェンスを作るんだろうなぁ、と思いますが、ノールウェイでは、プレイケストールンでもシェラーグでもフェンスなど一切ありません。
    つまり、そういうところへ行くのなら、全て自己責任なのです。当たり前のこととして、ずーっと育って来た人達には、フェンスは自然美を損なうものでしかないと思います。
    日本は、何事にも過保護ですから。

  • やっと着きました。<br />雨でなければ、もう少し近くに行けそうですが、注意書きにあったように、何時氷河が崩れ落ちてくるか分かりませんから、これ以上は行けません。

    やっと着きました。
    雨でなければ、もう少し近くに行けそうですが、注意書きにあったように、何時氷河が崩れ落ちてくるか分かりませんから、これ以上は行けません。

  • 言葉がありません。

    言葉がありません。

  • その反対側の風景です。雨でなければ、もっとはっきり見えるのですが。

    その反対側の風景です。雨でなければ、もっとはっきり見えるのですが。

  • 晴れていれば、座ってランチでも食べながら、ずっと見ていたい風景でした。

    晴れていれば、座ってランチでも食べながら、ずっと見ていたい風景でした。

  • 途中2箇所に休憩所があります。

    途中2箇所に休憩所があります。

  • 1870年の氷河はここまであった

    1870年の氷河はここまであった

  • 1800年はここまで氷河がありました。

    1800年はここまで氷河がありました。

  • 帰り道、振り返るとこんな景色でした。<br />氷河、滝、靄がかかった山、草の茂った野原とちょっと欲張りな景色です。

    帰り道、振り返るとこんな景色でした。
    氷河、滝、靄がかかった山、草の茂った野原とちょっと欲張りな景色です。

  • 道端には色んな草花が咲いています。

    道端には色んな草花が咲いています。

  • 小川に架かった橋からの眺めです。名残惜しくて、何度も後ろを振り返りながら、下って行きました。

    小川に架かった橋からの眺めです。名残惜しくて、何度も後ろを振り返りながら、下って行きました。

  • この写真を見ていると、あの時の壮大な眺めを思い出します。

    この写真を見ていると、あの時の壮大な眺めを思い出します。

  • 駐車場から歩いて来ると初めての休憩所です。<br />北欧で見た山小屋には、どこも屋根に草が生えていて、風情があります。<br />誰もいませんでしたが、7月頃だと多くの人がここで休んでいたことでしょう。

    駐車場から歩いて来ると初めての休憩所です。
    北欧で見た山小屋には、どこも屋根に草が生えていて、風情があります。
    誰もいませんでしたが、7月頃だと多くの人がここで休んでいたことでしょう。

  • 駐車場にあるお土産物屋さんにあった絵はがきです。<br />氷河の後退がよく分かります。

    駐車場にあるお土産物屋さんにあった絵はがきです。
    氷河の後退がよく分かります。

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