2007/06/09 - 2007/06/09
494位(同エリア587件中)
ナオさん
大山に登りに来た東京の友達を案内して大山に行きましたが、あいにくの雨。せっかく来たんだからと、友達と案内役の夫は雨の中を登って行きました。
私はこの機会に、いつもはゆっくり見て回れない所を散策することにしました。「ぶらり大山マップ」を手に、大山寺の参道である美幸参道本通りから、大山寺、霊寶閣、大神山神社奥宮、寂静山、賽の河原、金門、観光案内所、大山自然歴史館、大山寺橋、大山寺阿弥陀堂とめぐりました。雨の中の写真なので、天気のいい時とは違いますが、アルバムを作ってみました。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
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米子自動車道を溝口ICで下りて、大山へと向かいました。この時は、まだ雨はたいして降っておらず、裾野に雲を纏った大山が優美な姿を見せていました。ここからの大山は、富士山によく似ており、伯耆富士と呼ばれているのが、よくわかります。
桝水高原スキー場の所を通り、緑の美しいブナの森を抜けて行くと、右に大山の夏山登山道入口、左に下山駐車場と下山キャンプ場が見えてきます。ここに止めてもいいのですが、私たちは少し先の南光河原駐車場に車を止めました。 -
大山登山をする友達と夫を見送ってから、私は一人歩きだしました。 大山には何度も来ているので、別に地図がなくても困ることはありませんが、今回は、イラスト入りの楽しい「ぶらり大山マップ」を持っています。
まず、大山寺に向かいました。大山寺橋を渡り、「山の店」の所を右に曲がり、石畳の御幸参道本通りを登ると、正面に石段と大山寺の山門が見えてきます。山門の所で、参拝志納金300円を払って中に入ります。
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ここは大山寺下山観音堂です。中国観音霊場29番札所であり、伯耆観音霊場14・15番霊場になっています。
御本尊は十一面観音菩薩で、白鳳期の金銅仏で、国の重要文化財に指定されており、現在は霊宝閣に安置されています。
下山観音堂には、今その控仏が御本尊として安置されています。 -
大山寺は天台宗別格本山の寺です。正式には、角磐山大山寺といいます。開山は、奈良時代の養老年間で、金蓮上人によって開かれたそうです。 ここは大山寺本堂です。
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大山寺鐘楼です。開運鐘と言われています。
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大山寺の参拝志納金300円には霊宝閣の入館料が含まれています。そこで、少し戻ることになりますが、霊宝閣に行きました。霊宝閣は大山寺の宝物館です。中には下山観音堂の十一面観音菩薩はじめ、大山寺の歴史を知ることのできる多くの資料が展示されています。 この後は大神山神社奥宮に向かいました。
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御幸参道本通りは、大山寺の山門に続く石段の下で左にカーブし、小道となり、大神山神社奥宮へと続いています。石畳の小道を辿ると石造の明神鳥居があり、その先に無明橋があります。この鳥居は、国指定の重要文化財です。
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大山の大神山神社に続く自然石の石畳の小道です。石畳は昭和初期に造られたもので、この参道は700m続いており、自然石を敷き詰めた参道としては日本一のようです。道の両側、巨大杉が聳えうっそうとしており、史跡も残っていました。
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これは僧兵の力石です。
約五百年前、大山寺には三千人からの僧兵がいたのですが、それらの僧兵は、普段からこの力石で、力を競ったのだそうです。 -
これは根本がくっついた夫婦杉です。夫婦杉は、大神山神社奥宮へと続く中国自然歩道の脇にあります。
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大神山神社奥宮の神門が見えてきました。この門は通称、後ろ向き門と呼ばれています。
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大神山神社奥宮の神門です。これは元は本房西楽院の表門だったものですが、明治8年に現在地に移され、神門となったのだそうです。
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これも大神山神社奥宮の神門です。前の写真と同じ門ですが、違いがわかりますか?前の写真が表から撮ったもので後の写真は裏から撮ったものです。逆になっていると思いませんか? 神門は県指定の重要文化財です。
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大山はもともと神の宿る山として崇められており、御神体は大山そのものでした。霊山大山は修験の地でもありました。そこに奈良時代、金蓮上人によって寺が建ち、その後、天台宗の影響を受けて、中門院、南光院、西明院の三院が出来、これらの総称として、大山寺と呼ばれました。その頃は神仏集合の時代でしたが、明治になって、神仏分離政策により、大山寺の中心として大智明権現が祀られていた大智明権現社が大己貴神を祀る大神山神社となったのだそうです。この写真が、その大智明権現社で、今の大神山神社奥宮本殿です。国の重要文化財になっています。
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下山神社は大神山神社奥宮の一角にあります。文化2年、津和野藩主亀井矩賢により寄進造営されたものだそうです。これも国の重要文化財に指定されています。 私は大神山神社奥宮にお参りした後、下山神社にお参りし、奥宮の 周りをぐるりと一周しました。
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大神山神社奥宮の裏手には、鳥取県の名木100選に選ばれているダイセンキャラボクがありました。
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大神山神社奥宮からの帰り、石畳の小道から僧兵コースを辿り、寂靜山に登りました。この道は中国自然歩道になっています。
道の脇にテンナンショウ(マムシグサ)がありました。 -
寂靜山に登りました。ここにはお里の松やお里観音があります。ブナ林がとてもきれいな所です。
晴れておれば、ここからの大山北壁の眺めは素晴らしいのですが、あいにくの天気で、この日は何も見えず残念でした。 -
寂靜山は、大山寺の開祖、金蓮上人が寂静されたという伝説の山です。ここに写っているのが金蓮塔です。
この後は、登ったと同じ道を下り、今度は賽の河原と金門に向かいます。
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金門の案内標識にしたがって進むと、佐陀川の南光河原に出ます。ここに賽の河原と金門があります。
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ここが大山南光河原の金門と呼ばれているところです。
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賽の河原や金門の近くに鎮座している金門地蔵です。
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続いてやって来たのは、大山町観光案内所と大山情報館です。
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ここは大山自然歴史館です。大山町観光案内所や大山情報館のある建物とは道を挟んだ位置にあります。 大山自然歴史館に行けば、大山の自然について色々と知ることが出来ます。地形、生い立ち、天候、住んでる生き物、生えている草花など。大山がよくわかるので、立ち寄って欲しい私のオススメの所です。
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これは大山寺橋から見た佐陀川と美保湾です。いい眺めでしょう!
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これは中国自然歩道のコース案内です。私は「ぶらり大山マップ」を参考にして歩いて来たので、全く中国自然歩道のコースと一緒ではありませんが、歩いたところは、かなり重なっています。
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6月の大山寺は、雨の中、かなり色々な花が咲いています。
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これも大山寺で出会った花で、タニウツギです。
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阿弥陀堂は、大山寺本堂からはずいぶん離れており、大山夏山登山道に沿った所にあります。
これは大山夏山登山道の案内板です。 -
阿弥陀堂は大山夏山登山道の2合目に当たる所にあります。この標識を見て、大山夏山登山道からそれて、阿弥陀堂へ向かいます。
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平安時代の仏師・良円の作とされる阿弥陀如来像の納められている大山寺阿弥陀堂にやって来ました。 阿弥陀堂は室町時代の作で、仏像、建物ともに国の重要文化財に指定されています。
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大山寺阿弥陀堂の隣には、たくさんの古いお墓があります。
これらは、大山寺の何代にもわたる住職のお墓のようです。
それらのお墓から、少し離れて建つお墓があります。それが、基好上人の墓です。 基好上人は、天台密教をもって天下に知られた高僧で、後に臨済宗の開祖となられた栄西の師に当たる方だそうです。
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そしてこれは西明地蔵です。
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これは殿様の墓です。
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ここは阿弥陀堂の隣にある三宝荒神跡です。
歴史の宝庫大山寺。三千人もの僧兵が走りまわっていた場所や道。当時のことを想像しながら、一人静かに巡った一日でした。
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