2010/09/20 - 2010/09/21
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tijanさん
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左官職人の技がまぶしい程につまった光(みつ)集落。
吉祥文様の鏝絵(こてえ)が町中にあふれていました!
光の鏝絵は光の左官職人だった吉田貞一氏(1985没)が石州左官職人から技法を学び昭和30年頃から作られるようになったそうです。
息子さんの吉田勝重氏、吉田貞一氏から指導を受けた野口原貞雄氏が技を受け継いで来ました。
今回の旅にあたり調べているうちこのような町があるのを知ったのはラッキーでした。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JR特急 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
JR赤碕駅到着です。
三角屋根のレトロな駅舎です。
ここには駅員さんがいました。
駅を出て左手に行き、踏切を渡って
さらにずんずん歩くと… -
ここに出ました!
のどかな田んぼの中の一本道。
辺り一面稲穂が黄金色に揺れています。 -
県道30号に出て、勝田川にかかる光橋を渡ると光の集落はもうすぐです。
正直、川と橋が現れるまでこの道であってるのか心細かった。プリントした地図をよく見ると確かに細〜いブルーの線があるある! -
でもこの川、草が繁って川底が見えない(汗)
最初川だと気づかなかった。 -
光のバス停に着きました。光集落への入口です。
そばには駐車場と屋根付のちょっとした休憩?スペースがあります。
ここまで駅からバスで5分という案内ですが、この本数ではちょっと厳しいですね。
さっそく集落に入ってみましょう。ワクワクします! -
この小さな通りが光のメイン通りといったところでしょうか。
通り沿いにたくさんの鏝絵となまこ壁を見ることができます。 -
母屋の三角破風にあしらわれた鏝絵は立浪に亀です。
亀は長寿、波は火事除けのシンボルです。
破風の先端には巾着があります。
吉田貞一氏制作。 -
こちらも立浪に亀です。
巾着は崩れてしまったのでしょうか?
吉田勝重氏制作(昭和52年)。
それにしても破風の上に乗っかっている立派な瓦は何というものなのでしょう?冠みたいですね。 -
こちらは立浪に鯉ですね。
鯉は立身出世のシンボルです。
破風の先端には鶴があしらわれています。
吉田貞一氏制作(昭和48年)。 -
鯉の滝登りと松の鏝絵。
扉の内側には稲妻の文様があしらわれています。
見えにくいですが、軒下に亀の鏝絵。縁起物でいっぱいです。
野口原貞雄氏制作(平成8年)。 -
赤瓦の土蔵もあります。
なまこ壁も美しいです。 -
打出の小槌と巾着の鏝絵です。開運・金運の縁起物ですね。配置とかぴしっときまって美しい緊張感があります。
野口原貞雄氏制作(平成14年)。新しいものですね。
現在これを受け継ぐ職人の方はいらっしゃるのでしょうか?伝統の技が受け継がれ、光の鏝絵がこの先も残っていくことを願います。 -
土蔵の扉の内側に作られた打出の小槌です。
細部まで精巧に表現されています。
野口原貞雄氏制作。
この扉はちょうど通りに面していて歩いていると白と黒が目をひきます。
どの蔵も扉を開けてくれていてすばらしい作品を見ることができます。 -
見えにくいですが、軒下に巾着と菊の鏝絵があります。
菊は延命長寿・無病息災でしょうか?
吉田貞一氏制作(昭和37年)。 -
くねくねした道に不規則に並ぶ家々。
光集落48戸の内、鏝絵のある蔵や母屋は43棟。
このように集中してあるのは全国的にも珍しいのだそうです。
庭木の向こう、敷地の奥まった所に飾り込まれた美しい土蔵がキラッと見えてまたまたハッとさせられるのでした。おとぎの世界にいるかのようです。 -
こちらの土蔵には立浪と亀。
なんだか愛嬌のある顔をしてます。
角があります! -
戸の上には松の鏝絵。
-
そして何より見事なのは蔵の妻側にほどこされた鶴!
-
飛び出してて超立体的です!
これは集落の中で目玉となる一つだと思うけど観光マップには載ってなかったな〜。(制作者制作年不明) -
蔵の細部にまで細かい装飾が。
花かな?鶴のそばにあるものと似てるから瑞雲かな? -
本当に立派な玄関です。
-
全ての土蔵は個人のお宅の敷地内ですからマナーは守らないといけません。
-
ズームで。鯉の滝登り、鶴松、稲妻、立浪に亀。
(制作者、制作年不明)
濡れたような黒瓦に白いなまこ壁が引き立って美しいです。 -
タイルでしょうか、ガラスでしょうか?
たくさん埋め込まれています。
こうしたちょっとした色使いが目をひくんですよね。 -
寿
-
家紋
-
巾着。こういう小さな細工をみつけるとうれしくなりますね〜。
-
母屋も土蔵もほんとにすばらしいです。
職人さんの技だけでなく家主の家にかける思いも伝わってきます。
家主の思いと左官職人の技が見事に一致して生まれた芸術作品ですね。 -
立浪に鯉、巾着。
壁面の装飾もきらびやかです。
ハートの形に見えてなんだかメルヘンチックなのです。 -
土蔵には稲妻文様。
吉田貞一氏制作。 -
稲妻は五穀豊穣のシンボルかな?
-
立浪に亀。
この土蔵が一番きらびやかな印象をもちました。
吉田貞一制作(昭和35年)。
見えにくいですが下の扉には稲妻。 -
扉の上には鶴と松と瑞雲。
ひょうたんのようななまこ壁に黄色い文様の縁取りが効いています! -
このような路地もあります。
-
こっちにも超立体的な鶴がいました!
こちらは瑞雲ではなく松をまとってます。
色がだいぶ落ちているのが残念ですな。 -
こういうすてきな道もあります。
屋根におおわれたような迫力ある建物ですね! -
子牛小屋がありました。
子牛がたくさん中でお昼寝してました(^^)
驚かさないよう静かに歩きます。 -
あっ、起こしたかな?
かわいいお目目が隠れちゃってます。 -
集落の端まできました。
と言っても入口からすぐです(^^) -
ここの鏝絵は蕪ですね。マップに「座り蕪」とあります。
蕪は家庭円満、子孫繁栄のシンボル。
軒下には小槌、下の扉は何の図柄でしょうか?
なまこ壁の模様は竹に見えます。
吉田貞一氏制作(昭和45年)。 -
そして妻側には見事な巾着が!
ふくれ具合がいい感じです。 -
細部には松竹梅があしらわれていました。
これは梅。かわいいですね♪ -
巾着の下に松。
-
そして竹。
見所いっぱいで楽しい土蔵でした。 -
ニ階(つし二階?)部分にほどこされた長い装飾が見事です。
波の文様。
吉田貞一氏制作(昭和50年)。 -
くねくねした道が続きます。
-
龍。
龍も火事除けのシンボルですよね。 -
正面の家にすごく目立つ青い鏝絵が。
-
こちらは他とはちょっと変わっています。
日本の文様でしょうか?
マップには巾着と書いてありました。
ブルーの色と文様がミステリアスな雰囲気ですね。
周りの装飾が豪華です。
吉田勝重氏制作(昭和54年)。 -
写りが白くぶっ飛んでますが、
こちらは立浪に鶴・亀です。めでたいです!
野口原貞雄氏制作(平成18年)。
(全体的にもっとうまく写せればいいんですが、ほんとすみません。) -
菊の文様。先端に恵比寿様が嵌め込まれてます。
それにしても立派な飾り瓦ですね〜。 -
こちらにも恵比寿様が。
上には大黒様。 -
鶴と松の鏝絵。
上の扉には何の文様でしょう?
入口の扉には稲妻。
野口原貞雄氏制作(平成18年)。 -
光の町は涼しい風が吹いて川の流れるダボダボとした音が聞こえる気持ちのいいところでした。
周辺には緑の山と黄色い稲穂、そして牛舎のあるのどかな景色が広がっていました。 -
ちなみに光公民館の裏手にトイレもありますよ。
-
バス停のそばの休憩スペースに野口原貞雄さんと家主の方と手がけが土蔵の写真が飾ってありました。
-
一応帰りのバスの時刻を見たけどやっぱり丁度いいのがなかった。
という訳でまた、駅まで歩いて帰ります。 -
本当に気持ちいいな〜♪
視界が低いんですよね。 -
稲刈りが済んでいる所も。
-
遠くに屋根瓦がちょっと見えるっていうのがいいんです。
-
確か牛舎だったような。
奥は大山ですよね。 -
赤碕駅に戻ってちょっと休憩。
秋といっても暑いです。水分補給です!
駅から光までは歩いて30分位です。
この距離はちょっときつかった(><)
なんとか行って帰れてよかった。 -
少し休憩してこの先もうちょっと町を歩いてみます。
何やらすごい墓地があるそうなのです。
今度は駅をまっすぐ出てすぐ右手にずんずん行きます。 -
ここは旧山陰道。
旧街道って道の両側に家が連なって視線がキュッと奥までのびるのがいい感じ。
絵になりますよね。 -
小さな橋があって海水が入り込んでる所がありました。
河原地蔵尊入口とあります。 -
河原地蔵尊は大きかったです。
左手に墓地があります。 -
まずは海の方に出てみる。
ひゃー波波!(喜) -
大波です!(ウソ)
子供達がワーワー興奮してる所をみると彼らも地元の子ではないのか?お彼岸だから墓参りに来てるのかな。 -
ひとしきり興奮して墓地を通ってみました。
もうこれは迷路のようです。
曲がって曲がって曲がって曲がって思うように歩けない!
やっと主な通り道に出て上の道に通じる階段から見渡したのがこの景色です。
すごいお墓の数です。
しかもすぐそばは海です。 -
今日は天気がいいけど海が荒れた時は海水の被害はないのだろうか。
-
ずいぶん古いお墓もあり歴史を感じる墓地です。
花見潟墓地というらしいです。
皆さん迷わずに墓までたどりつけるのでしょうか? -
また来た道を駅まで帰ります。
それにしてもいい景色だ。 -
途中にあった赤碕のマンホール。
トビウオに大山に灯台。花は桜?
中央にある3体並んでるのは?? -
駅のホームで謎は解けました。
“波しぐれ三度笠”だそうです。
できれば一度見たかった。 -
次は倉吉に降ります。
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