2009/08/31 - 2009/08/31
2986位(同エリア3567件中)
おやさいさん
昼間に自由な時間ができたので、京都市内を散策してきました。
【散策コース】地下鉄丸太町駅→京都御苑→相国寺→上御霊神社→釘抜地蔵→千本えんま堂→千本釈迦堂→北野天満宮→嵐電北野白梅町駅 歩行距離約7km 所要約2時間
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
-
出発地点は地下鉄丸太町駅。
地上に出て丸太町通りを東へしばらく歩くと御所の入口があります。
正式には、京都御所とは塀に囲まれた中のみを指し、塀の外のだだっぴろい砂利道のところは京都御苑と呼ぶそうです。
今回はじめて知りました。 -
京都御苑内はかなり広く結構歩きます。
砂利道には自然に(?)自転車道ができてました。
地元の人の抜け道?? -
まずは建礼門へ。
広い通りの正面にあるので風格があります。
まさに『平安京』のイメージそのものです。
※実際の平安京はこの場所ではなく、御所が現在の場所になったのは鎌倉時代の頃からだそうです。 -
建礼門に向かって左手には有名な蛤御門がありますが、なんとなく今回はパス。
西側の塀に沿って北へ向けて歩きます。 -
清所門。
警察の人がしっかり警備しています。
ちなみに塀の中は一般公開の時以外は宮内庁への事前申し込みが必要ですが、定期観光バスだと比較的簡単に見学することができます。 -
そのまま北へ向かい今出川門より京都御苑を出ます。
写真は京都御苑の案内図。 -
京都御苑を出るとすぐに同志社大学があります。
レトロなキャンパスはなかなか趣きがあります。 -
大学の建物を見て歩いているうちにすぐに相国寺境内へ。
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相国寺法堂。
大きな建物で迫力があります。江戸期の重要文化財。 -
相国寺浴室。
「昔の風呂はどんな風呂なんかなー?」とかなり興味をそそられたんですけど、残念ながら中は見れないようです。 -
相国寺の境内はなかなかいい雰囲気でした。
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相国寺を出て、北へ向かってしばらく住宅街の中を歩くと、上御霊神社に着きます。
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境内はひっそりと静まりかえっていて、地元のおっちゃんが一人涼んでいる以外は誰もいません。
ときおり鳴き出すセミの声だけが静かな境内に響いていました。 -
ここは、政変等で非業の死を遂げた人たちの怨念を鎮めるためにつくられた神社ということで、ちょっと背筋が凍ります。
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この神社の境内に『応仁の乱発祥の地』の石碑があるらしいのですが、結局どこにあるかわかりませんでした・・・。
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上御霊神社を出た後は、上御霊前通りを西へ向かい、
堀川通の手前で左に曲がりました。
この界隈は表千家・裏千家の屋敷があって、それにふさわしく茶道具を取り扱う店も数軒あります。心なしか上品な雰囲気が漂っているような気がしました。
その後、千本通を目指して再び西へ西へと歩きます。
途中、西陣地区を通りましたがこれといった街なみは見つかりませんでした。歩いた通りが悪かったのかも。 -
上御霊神社から約30分ほどで、千本通りにある釘抜地蔵(石像寺)へ到着。
千本通りに面した入口は小さいので、気をつけないと見過ごしてしまうかもしれません。 -
釘抜きの絵馬が並ぶ様子は少し異様でした。
小じんまりとした境内ですが、なかなか雰囲気があります。 -
次は道路を渡り千本えんま堂へ。
珍寺風のえんま様が出迎えてくれます。
ちょっとB級スポットの香りが漂いますが、れっきとした由緒あるお寺です。 -
楽しみにしていた本尊のえんま様(木造・室町時代)は残念ながら拝むことができませんでした。
特別公開時しか見れないのかな?? -
千本えんま堂から南へ下がり10分ほどで千本釈迦堂へ着きます。
住宅街の中にひっそりとある静かなお寺です。 -
ここの本堂(国宝)は京都市内で一番古い建物だそうです。
お寺の本堂というよりは貴族の屋敷といった印象でした。 -
境内にある有名な「おかめ塚」。
おかめ塚の悲しいエピソードに思いを馳せつつ、次は北野天満宮へ向かいます。
【おかめ塚の伝説】
本堂を造営する際、大工の棟梁であった高次が代りのない柱の寸法を切り誤ってしまい困っていた。
それを見た妻のおかめが「枡組を用いたらどうか」とアドバイスし、結果無事に竣工させることができた。
しかし、おかめは「女の提案で大任を果たしたことが知れては夫の恥になる」と上棟式を待たずに自害してしまった。
人々はおかめを憐れんで供養塔を本堂の前に立てたという。 -
千本釈迦堂から北野天満宮まで西へ5分ほど。
すぐに着きました。
北野天満宮はさすが有名なだけあって、平日にも関わらずたくさんの観光客で賑わっていました。 -
本殿の前では梅が干してあって、甘い香りが漂っていました。
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建物には立派な装飾があって見応えがあります。
今日の散策はここがゴール。
7kmの道のりを休憩なしで歩いたので、さすがに少し疲れました。 -
北野天満宮前から市バスで京都駅に出てもよかったのですが、久しぶりに嵐電に乗りたくなったので、北野白梅町から嵐山へ。
嵐電は風情があるので京都めぐりには欠かせない交通手段だと思います。 -
渡月橋を渡り、阪急嵐山から帰路へ。
有名社寺だけじゃない京都の奥深さを感じた一日でした。
<おわり>
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