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 昨年12月14日以降、日本航空でモスクワにいらっしゃるお客様は、シェレメチェボ国際空港ではなく、ドモジェドボ国際空港に到着することになりました。現在のモスクワの空港事情はどうなっているのでしょうか。<br /><br /> モスクワの最初の空港(飛行場)は、1910年にモスクワ北西のホディンスコエ野原に開設されました。フルンゼ名称中央空港といい、1922年からロシア史上初めて、モスクワ〜ケーニヒスベルク(現カリーニングラード)〜ベルリンという国際便が飛び、1931年にエアターミナルも開設されました。<br /><br />モスクワの地下鉄に今でも「アエロポルト(=空港)」という駅が存在しています。この駅は1938年に完成しましたが、今と違って空港まで地下鉄で直接行けたのはとても不思議な感じがします。<br /><br /> 第二次世界大戦の頃、フルンゼ名称空港はオーバーロードになってしまったので、1941年に新しくヴヌコヴォ空港、続いて、1959年にシェレメチェボ空港、1965年にドモジェドボ空港が開設されました。1960年、国際ターミナルはヴヌコヴォ空港からシェレメチェボ空港へ移されました。<br /><br />1964年に第1ターミナル、そして1980年のモスクワオリンピックのときに第2ターミナルがつくられました。第2ターミナルは現在多くの国際線が発着しています。1970年代以降シェレメチェボ空港はソ連の最大空港に成長しました。<br /><br /> しかし1990年代以降、モスクワ市内からシェレメチェボ空港へのアクセスが悪く、市内からの唯一の道路であるレニングラード街道はいつも渋滞していました。一方、1992年から国際空港のステータスをもっているドモジェドボ空港まではタクシーでも行けますし、モスクワ中心部にあるパヴェレツキー鉄道駅から「アエロエクスプレス」という特急を利用すると50分でアクセスできます。<br /><br />というわけで、最近はドモジェドボ空港の方が発展してきたように思います。2001年からブリティッシュ・エアウェイズ、オーストリア航空などは、発着空港をシェレメチェボからドモジェドボ空港へ移しました。最初にご紹介したように、昨年末、JALもドモジェドボ空港発着になりました。<br /><br /> でもこれからはアエロフロートをご利用いただくお客様も今までのように渋滞やアクセスの悪さに悩むことがなくなると思います。近く、モスクワ市内のべラルスキー駅からシェレメチェボ空港行きの特急列車が走ることになっています。<br /><br />また、古くなってきた第2ターミナルの修復も進み、新しい第3ターミナルの開設も間近とのことですよ。2009年には、モスクワシティという現在建設中のビジネス特区に、モスクワの3つの国際空港行き特急列車ターミナルも完成する見込みです。観光客やビジネス客にとっても便利になりそうです。

JICモスクワ通信Vol.9 モスクワの空港事情

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2008/02 - 2008/02

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    JIC旅行センター

    JIC旅行センターさん

     昨年12月14日以降、日本航空でモスクワにいらっしゃるお客様は、シェレメチェボ国際空港ではなく、ドモジェドボ国際空港に到着することになりました。現在のモスクワの空港事情はどうなっているのでしょうか。

     モスクワの最初の空港(飛行場)は、1910年にモスクワ北西のホディンスコエ野原に開設されました。フルンゼ名称中央空港といい、1922年からロシア史上初めて、モスクワ〜ケーニヒスベルク(現カリーニングラード)〜ベルリンという国際便が飛び、1931年にエアターミナルも開設されました。

    モスクワの地下鉄に今でも「アエロポルト(=空港)」という駅が存在しています。この駅は1938年に完成しましたが、今と違って空港まで地下鉄で直接行けたのはとても不思議な感じがします。

     第二次世界大戦の頃、フルンゼ名称空港はオーバーロードになってしまったので、1941年に新しくヴヌコヴォ空港、続いて、1959年にシェレメチェボ空港、1965年にドモジェドボ空港が開設されました。1960年、国際ターミナルはヴヌコヴォ空港からシェレメチェボ空港へ移されました。

    1964年に第1ターミナル、そして1980年のモスクワオリンピックのときに第2ターミナルがつくられました。第2ターミナルは現在多くの国際線が発着しています。1970年代以降シェレメチェボ空港はソ連の最大空港に成長しました。

     しかし1990年代以降、モスクワ市内からシェレメチェボ空港へのアクセスが悪く、市内からの唯一の道路であるレニングラード街道はいつも渋滞していました。一方、1992年から国際空港のステータスをもっているドモジェドボ空港まではタクシーでも行けますし、モスクワ中心部にあるパヴェレツキー鉄道駅から「アエロエクスプレス」という特急を利用すると50分でアクセスできます。

    というわけで、最近はドモジェドボ空港の方が発展してきたように思います。2001年からブリティッシュ・エアウェイズ、オーストリア航空などは、発着空港をシェレメチェボからドモジェドボ空港へ移しました。最初にご紹介したように、昨年末、JALもドモジェドボ空港発着になりました。

     でもこれからはアエロフロートをご利用いただくお客様も今までのように渋滞やアクセスの悪さに悩むことがなくなると思います。近く、モスクワ市内のべラルスキー駅からシェレメチェボ空港行きの特急列車が走ることになっています。

    また、古くなってきた第2ターミナルの修復も進み、新しい第3ターミナルの開設も間近とのことですよ。2009年には、モスクワシティという現在建設中のビジネス特区に、モスクワの3つの国際空港行き特急列車ターミナルも完成する見込みです。観光客やビジネス客にとっても便利になりそうです。

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