サヌア旅行記(ブログ) 一覧に戻る
7人の銃付きのポリスメンを従え、シャハラへ車を走ら続けた。 <br />途中、小さな街を見つけるとポリスメンは車を停め、 <br />「5分待っててくれ」と。 <br /><br />カートタイムだった。 <br /><br />シャラフはカートしないの?と聞いたら、 <br /><br />「昔はカートを好んでたけど大人になるにつれて、 <br /> 好きじゃなくなるんだ。 <br /> 俺はカートもタバコもしない。カートの何がいいんだか…」 <br /><br /> と呆れ気味。 <br /><br />そして5分のはずが30分後にカートタイム終了。 <br /><br />イエメン人の「5分」は「5分」ではない。 <br />それは今後も体験する事になるのだが… <br /><br />しばらくはアスファルトと砂山みたいな道を走った。 <br /><br /><br />何もない道。 <br /><br /><br />でも私には衝撃的で新鮮で…たまらん。 <br /><br />そしてポリスメン車両とはおさらばで、 <br />2人のポリスだけが私達の車に乗り込むらしい…。 <br /><br />荷台に乗ってたポリスの1人にイケメンがいたので、 <br />その人来い~っと念力を送ったが、 <br />虚しくも違うデブと濃い顔のイエメン人が… <br /><br /><br />ちくっしょ~め!<br /><br /><br />そして私達の後ろ席に座り、銃を持ちながら、 <br />カートをくっちゃくっちゃいわせてる… <br /><br />何かあった時にほんとにあんたら役に立つんか…? <br /><br />普通に考えたら滑稽な四人組よな… <br /><br />そして車はモトクロスのオフロードコースのような<br />道なき道を走る。<br /><br />あまりの坂や段差に4人は車内でぴょんぴょんダンス状態♪<br /><br />そしてトイレ休憩して、<br />今までの車から、軽トラックに乗り換えて、シャハラまであと二時間…<br /><br /><br />シャラフは助手席を勧めてくれたけど、 <br />こんな景色を窓越しに見るなんてもったいないので、 <br /> <br /><br />濃い顔ポリスと荷台へ。 <br /><br /><br />軽トラックがなんとか通れるレベルの傾斜40度位の道を走り続ける。 <br /><br /><br /> <br /><br />つーかなんだこの景色… <br /><br /><br /> <br /><br /><br /><br /> <br /><br /><br /><br /> <br /><br />写真では伝えきれません。 <br />生駒の夜景がどーだ六甲山がどーだのレベルじゃないよ。 <br /><br />自然ってすごいよ。 <br /><br />ちなみにトラックで登ってると、 <br />ハンパない重さの大きい荷物を持った<br />アバヤ姿のおばーちゃんから <br />枯れ木をしょった子供に出逢い、 <br />乗せてくれ~てな感じで乗り込んでくる。 <br /><br /><br /><br />気づいたら荷台は知らないイエメン人でいっぱい笑 <br /><br /><br /><br />「これ…うちらが車で通らんかったら皆、 <br /> こんな重い荷物持ってこの山道登ってんの?」 <br /><br />と濃い顔ポリスに聞いたら、 <br /><br />「もちろんそーだよ。三、四時間かけて登るのが普通。 <br /> それが仕事だからね」 <br /><br /><br /><br />恐るべしイエメン脚力!<br /><br /><br /><br /><br />そして、出発してから8時間後、 <br />やっと標高3000mの天空の村シャハラに到着。 <br /><br />とりあえずホテルに <br /><br /><br /><br />荷物を置き、 <br /><br /><br /> <br /><br />シャラフの指示で柳沢慎吾似の10歳のキッズに<br />村案内をしてもらう。 <br /><br /><br />若いからなのかなんでなのか、この村のキッズは歩くのが早い。 <br /><br />私は標高のせいもあって早歩き(つか軽い小走り?)で、 <br />息が上がってぜいぜい… <br /><br />でも歩いてるだけでも見えてくる景色はたまんない。 <br /><br /><br /> <br /><br /><br /> <br /><br />マジで天空の城ラピュタの様… <br /><br />柳沢慎吾似が <br /><br /><br />「ほら着いたよ」 <br /><br /><br />目の前には私が見たくてたまらなかった景色があった。 <br /><br /><br /> <br /><br /><br /> <br /><br />天空3000mに架かる橋。 <br />昔にオスマン帝国に周りがどんどん堕ちていく中、 <br />シャハラだけはこの橋のおかげで生き残った。 <br /><br /><br /> <br /><br /><br /> <br /><br />ネットで見て、生で見たいと思ったあの景色が目の前にある。 <br /><br /><br /><br /><br /><br />うお~ほんまにきてもた~ <br /><br /><br /><br /><br />胸がじ~んと熱くなった…<br />なんて安っぽい言葉ではまとめられない。 <br /><br />心の中が今まで感じた事のない物凄い感情でいっぱいになった。 <br /><br /><br /> <br /><br />エジプトのピラミッドはすごいパワーが放出されてたけど、 <br />ここはなんかパワーというよりも<br />すごく不思議な空気が流れているし、 <br />現実身がないというか、 <br /><br />同じ地球とは思えない異空間だった。 <br /><br /><br /> <br /><br />イエメンに行くと決めた時、 <br />周りの人間に誘拐やテロが起こってるから危ない!と<br />反対された。 <br /><br />でもテロや誘拐が起こってるのは外務省の安全情報で <br />イエメンの中でも危険とされる地域で <br />私が滞在するサナアは危険度は一番低く、 <br />タイ等と同じレベルやから大丈夫と説得していた。 <br /><br />だが、実は出発の少し前にアルカイダの声明文付きで、 <br />サナアにあるアメリカ大使館が爆撃テロに遭ってしまった。 <br /><br />一般人をも巻き込んだ死人も出ていて、 <br />さすがの私もちょっと心配になってきて、 <br />友達に相談したら、 <br /><br />「そこで死んでもいいって思うならイエメン行き。」 <br />って言われた。 <br /><br />イエメンで私、死んでもいい、 <br />なんて全く思えなかった。 <br />てか思えるわけがない。 <br />そんな覚悟はさらさらない。 <br /><br />でもやっぱり行きたいし、延期は考えれなかった。 <br />それに11月にアメリカの大統領が決まったら <br />それこそ何かあるかもしれないし、 <br />その頃には行けないかもしれない。 <br />死んでもいいとは思えないけど、 <br />やっぱり行きたい!<br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br />そして、今念願のシャハラの橋を目の前に <br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br />私、ここで死んでもいいかも <br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br />って思えた。 <br /><br /><br /><br />最高に幸せの今の状態で死ねるなら感無量。 <br /><br /><br /><br /><br />それ位シャハラは橋も景色もとんでもなく最高だった。 <br /><br /><br /><br />私は世界をまだまだ知らないから、 <br />これから色んな国に行きたいと思う。 <br />しかしシャハラのこの景色を知ってしまった今、 <br />どんな素敵な景色も世界遺産も私には霞んで見えてしまうだろうな。

イエメン一人旅④ シャハラ編

10いいね!

2008/10/20 - 2008/10/25

52位(同エリア153件中)

0

15

ピグ

ピグさん

7人の銃付きのポリスメンを従え、シャハラへ車を走ら続けた。
途中、小さな街を見つけるとポリスメンは車を停め、
「5分待っててくれ」と。

カートタイムだった。

シャラフはカートしないの?と聞いたら、

「昔はカートを好んでたけど大人になるにつれて、
 好きじゃなくなるんだ。
 俺はカートもタバコもしない。カートの何がいいんだか…」

 と呆れ気味。

そして5分のはずが30分後にカートタイム終了。

イエメン人の「5分」は「5分」ではない。
それは今後も体験する事になるのだが…

しばらくはアスファルトと砂山みたいな道を走った。


何もない道。


でも私には衝撃的で新鮮で…たまらん。

そしてポリスメン車両とはおさらばで、
2人のポリスだけが私達の車に乗り込むらしい…。

荷台に乗ってたポリスの1人にイケメンがいたので、
その人来い~っと念力を送ったが、
虚しくも違うデブと濃い顔のイエメン人が…


ちくっしょ~め!


そして私達の後ろ席に座り、銃を持ちながら、
カートをくっちゃくっちゃいわせてる…

何かあった時にほんとにあんたら役に立つんか…?

普通に考えたら滑稽な四人組よな…

そして車はモトクロスのオフロードコースのような
道なき道を走る。

あまりの坂や段差に4人は車内でぴょんぴょんダンス状態♪

そしてトイレ休憩して、
今までの車から、軽トラックに乗り換えて、シャハラまであと二時間…


シャラフは助手席を勧めてくれたけど、
こんな景色を窓越しに見るなんてもったいないので、


濃い顔ポリスと荷台へ。


軽トラックがなんとか通れるレベルの傾斜40度位の道を走り続ける。




つーかなんだこの景色…












写真では伝えきれません。
生駒の夜景がどーだ六甲山がどーだのレベルじゃないよ。

自然ってすごいよ。

ちなみにトラックで登ってると、
ハンパない重さの大きい荷物を持った
アバヤ姿のおばーちゃんから
枯れ木をしょった子供に出逢い、
乗せてくれ~てな感じで乗り込んでくる。



気づいたら荷台は知らないイエメン人でいっぱい笑



「これ…うちらが車で通らんかったら皆、
 こんな重い荷物持ってこの山道登ってんの?」

と濃い顔ポリスに聞いたら、

「もちろんそーだよ。三、四時間かけて登るのが普通。
 それが仕事だからね」



恐るべしイエメン脚力!




そして、出発してから8時間後、
やっと標高3000mの天空の村シャハラに到着。

とりあえずホテルに



荷物を置き、




シャラフの指示で柳沢慎吾似の10歳のキッズに
村案内をしてもらう。


若いからなのかなんでなのか、この村のキッズは歩くのが早い。

私は標高のせいもあって早歩き(つか軽い小走り?)で、
息が上がってぜいぜい…

でも歩いてるだけでも見えてくる景色はたまんない。







マジで天空の城ラピュタの様…

柳沢慎吾似が


「ほら着いたよ」


目の前には私が見たくてたまらなかった景色があった。







天空3000mに架かる橋。
昔にオスマン帝国に周りがどんどん堕ちていく中、
シャハラだけはこの橋のおかげで生き残った。







ネットで見て、生で見たいと思ったあの景色が目の前にある。





うお~ほんまにきてもた~




胸がじ~んと熱くなった…
なんて安っぽい言葉ではまとめられない。

心の中が今まで感じた事のない物凄い感情でいっぱいになった。




エジプトのピラミッドはすごいパワーが放出されてたけど、
ここはなんかパワーというよりも
すごく不思議な空気が流れているし、
現実身がないというか、

同じ地球とは思えない異空間だった。




イエメンに行くと決めた時、
周りの人間に誘拐やテロが起こってるから危ない!と
反対された。

でもテロや誘拐が起こってるのは外務省の安全情報で
イエメンの中でも危険とされる地域で
私が滞在するサナアは危険度は一番低く、
タイ等と同じレベルやから大丈夫と説得していた。

だが、実は出発の少し前にアルカイダの声明文付きで、
サナアにあるアメリカ大使館が爆撃テロに遭ってしまった。

一般人をも巻き込んだ死人も出ていて、
さすがの私もちょっと心配になってきて、
友達に相談したら、

「そこで死んでもいいって思うならイエメン行き。」
って言われた。

イエメンで私、死んでもいい、
なんて全く思えなかった。
てか思えるわけがない。
そんな覚悟はさらさらない。

でもやっぱり行きたいし、延期は考えれなかった。
それに11月にアメリカの大統領が決まったら
それこそ何かあるかもしれないし、
その頃には行けないかもしれない。
死んでもいいとは思えないけど、
やっぱり行きたい!











そして、今念願のシャハラの橋を目の前に









私、ここで死んでもいいかも









って思えた。



最高に幸せの今の状態で死ねるなら感無量。




それ位シャハラは橋も景色もとんでもなく最高だった。



私は世界をまだまだ知らないから、
これから色んな国に行きたいと思う。
しかしシャハラのこの景色を知ってしまった今、
どんな素敵な景色も世界遺産も私には霞んで見えてしまうだろうな。

同行者
一人旅
一人あたり費用
15万円 - 20万円
交通手段
タクシー
航空会社
カタール航空
  • もうすぐだ!

    もうすぐだ!

  • シャラフ。

    シャラフ。

  • 濃い顔ポリス。

    濃い顔ポリス。

この旅行記のタグ

10いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

イエメンで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
イエメン最安 370円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

イエメンの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

PAGE TOP