2008/08/29 - 2008/08/29
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ももであさん
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短かったようで、やっぱり全然短かった旅もいよいよクライマックス。
最後の訪問地は、世界的大聖堂を擁する町ブールジュ(Bourges)
雪だるまのように膨らみ続ける思い出と共に、走った走った。
思えば今回の旅は、世界遺産: シャルトルの大聖堂に始まった。
そして再び、世界遺産: ブールジュの大聖堂に終わる。
ブールジュでは夏の夜になると、街中の史跡が幻想的にライト
アップされる(光の宵: Les Nuits de Lumiere de Bourges)
猫が酔い痴れるにはぴったりじゃないか。
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- 中国国際航空
PR
-
最後のお宿: Formule 1 Bourges
帰国準備に備え早めにチェックイン
フランスは最高級ホテルから、超格安ホテルまで
選り取り見取り
宿選びはヨーロッパで一番楽だと思う。 -
たまたま見つけた郊外型ファミレス:
Courtepaille(クルト・パイユ)
クルト・パイユとは“短い藁”の意味
フランスでは藁束を引いて、一番短い藁を引いた人
が当たり!
つまり店名は、当たりくじ!ってことだが!? -
グリル料理が売りの店とのことでグリルド・ビーフ
意外とジューシー
付け合わせのポテトもサワークリーと一緒に美味し
かった。 -
チキンのブロシェット(串焼き)とペンネ・
アラビアータ
ビーフはやっぱり日本だが、チキンはフランスに
軍配か?
ペンネはso soだね。 -
キャベツ、ブロッコリー、ニンジンのバター炒め
海外に行くといつも日本以上に野菜が欲しくなる
これも、一種の生体防御反応の現れ? -
夕闇が迫り、周囲は美しいオレンジに染まり始める。
昔より夕焼けを見る機会が少ないと思うのは何故?
大気が綺麗になってる訳じゃないよね。。 -
お店の雰囲気もすっかり様変わり。
ただのファミレスが、一見高級レストランに。
ブールジュ光の宵が始まる、急がねば。 -
例によって適当に中心部に駐車
猫のヒゲを使い大聖堂を目指す。
すぐに姿を見せたサン・テティエンヌ大聖堂
(Cathedrale Saint Etienne)
ただただ、美しく映える。 -
「ブールジュ大聖堂」の名で、1992年ユネスコ
世界遺産に登録
フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの
巡礼路」の一部としても登録されている。 -
3階建ての後陣と、それを支える見事なフライング・
バットレス
カーブの具合がダイナミックで2層になっているのは
珍しい。 -
1195年創建 1, 2, 3階部分がそれぞれセットバック
している。
ゴシック教会としては、当時は異端的建築
しかしそのことが世界遺産の価値にも繋がっている。 -
光の宵の名の通り、大聖堂は輝き幻想的な雰囲気に
包まれる。
街道はブルーにライトアップ
これまた猫族には嬉しい。 -
中央扉口は「最後の審判」を示す。
右扉はこの大聖堂の守護聖者聖エティエンヌの生涯、
そして左隣は聖母マリアの生涯が刻まれ捧げられる。 -
「最後の審判」の扉には、「受難の道具を持った
天使と聖母と聖ヨハネに囲まれた審判者キリスト」、
「大天使ミカエルと選ばれた者と地獄に落される
者」、「蘇る死者たち」が刻まれている。 -
かなり急勾配な特異なフライング・バットレス
その様は、同じ世界遺産 チェコ クトナー・ホラ
の聖バルバラ大聖堂を彷彿とさせる。 -
どこからともなく忽然と、管楽器を抱えた若者集団
が現れる。
突撃ライブのストリートパフォーマー集団だ。 -
サックス、トランペット、トロンボーンなど
計7名のパフォーマー集団
とあるレストラン前で彼らのパフォーマンスが
始まる。 -
ライトに浮かび上がる大聖堂がバック
最高のストリートロケーション
テクニックと音楽性は発展途上かも知れないが、
何とも味がある♪ -
店の中からも人が出てきて観客が増える。
たちまち周囲をジョイフル・ブラスの世界へと
引き込む♪
それこそがパフォーマンス! -
静かな光の宵が、賑やかな楽しい夜に変身
誰もが微笑ましく彼らのパフォーマンスに酔い、
引き込まれる。 -
やがて全身を使っての全力パフォーマンス
ジャズ、ラテン、サンバ、ポップス 時に軽快に、
時にパワフルに楽しく演奏 -
ジャズを基調にラテン、サンバのリズムに乗って
軽快なパレード
とびきり愉快なライブが目の前で展開される。 -
お姉さん達もノリノリで踊り始める。
フランス最後の夜
旅を締めくくるにふさわしいサプライズ・
パフォーマンスだった。
Merci Beaucoup ! -
夜12時近くになっても、なおまだ明るい通りを帰路へ
いよいよこの街ともお別れ。
そしてフランスとのお別れ。 -
“これはぼくにとって、世界で一番美しく、
一番哀しい風景だ。”
そんなセリフが頭をよぎる。
だが、今年も精一杯走った。思い残すことはないか。
2008年フランスの旅が終わる。
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この旅行記へのコメント (9)
-
- マリアンヌさん 2014/09/24 22:24:22
- フランスもいいねぇ!
- ももであさん、こんばんわ。
ストーカーのマリアンヌです。
次の旅行の詰めをしないと思いつつ…
昨日、ももであさんのフランスの美しき村をめぐる旅駆け足で
遊びに来ちゃいました!
時間を忘れロックのライブに遅れるところでした。
私が行きたくてもまだ行けない垂涎の村々、いいですね。
言葉や交通の便が壁になり、フランスの村は数回パック旅行でしか
行けてなくて、いつか行きたいな♪
ももであさんの猫バス🐈いいなぁ
(免許取っときゃ良かった)
P.S.奥様闘病されてらっしゃるのですね。言葉がありませんが
ポジティブな姿、素敵。
ももであさんの旅行記が魅力的な秘密のひとつ?
マリアンヌ
- ももであさん からの返信 2014/09/25 20:55:26
- たかがさんま、されどさんま
- いつもあふれんばかりのご投票をありがとうございます。汗;
このまま銀行で、1票100萬円くらいで換金できると嬉しいのですが。
イヤ、さすがにちょっと欲張りなので、98萬円でもいいです…
なになに、9/23のライヴ・イベント!?
分かった! ‘東京タワーさんままつり’ さすがは築地の魚屋さん
夕べは我が家でもさんまを食べましたよ。ぼくは小さな頃から、
魚の身を一切残さず美しく食べつくすのが得意です。なにせ猫だから。
思えば2008年フランス旅の頃は、まだまだぼくもお子ちゃまでした。
車の運転や駐車場探しはとても楽。ホテルはいたって快適。あふれん
ばかりの現地情報。そして何より美しい。苦労知らずのフランス。
つまりそれは、食べ易いさんまの背の部分だけを食したようなもの。
時に苦みのある内臓を食べてこそ、猫は成長できるというもの。
この夏ぼくは、その苦みを求め旅しました。
P.S.) 魚を食べることの次にぼくが得意なのは、とことん病気を知り
先手先手で勝つことです。もう大丈夫。ありがとうございます。
-
- コクリコさん 2009/11/22 23:15:35
- ブールジュ
- ももであさん、こんばんは。
コクリコの旅行記にお出でくださりありがとうございます。
ももであさんは車でヨーロッパを回ってらっしゃるのですね。
イタリア、フランスは私にはとても興味のある大好きな国です。
ブールジュの旅行記ってあまりありませんよね?(くまなく見ればあるかな?)
私は2005年にパリから日帰りで行きました。
世界遺産なのにあまり知られていないし、ブールジュ自体も“それが何か?”というような風情。
サンテティエンヌ大聖堂の古いステンドグラスとジャック・クールの名が印象に残っています。
夜のサンテティエンヌ大聖堂のライトアップってこんなに素晴らしかったのですね!
ブールジュに泊まらないと味わえない感動。
こんな旅行はもうやめられませんね!
また来させていただきます。
- ももであさん からの返信 2009/11/23 12:18:18
- RE: ブールジュ
- コクリコさん
こんにちは。ご訪問ありがとうございます。
ブールジュは確かにパリからのアクセスが良い割に、
人が少ないですね。
モン・サン・ミッシェルに取られてるのでしょうか。
でもその分、落ち着いて僕は好きです。
旅はタイミングで随分と印象が変わりますね。
夜のサンテティエンヌは雰囲気抜群でした。
何より偶然、現れたブラスト集団のパフォーマンス
が素晴らしかった。
フランスはどこを旅してもハズレ無し。
また何時か行きたいものです。
ももであ
-
- M-koku1さん 2009/09/11 16:47:33
- 北のベニスブルージュ
- ももであさん
夜景がきれいにとれていますね。
随分昔に行っただけのブルージュですが、
あまりにかわいらしくて素敵な街だったので、
いつまでも心に残っています。
それから、おも〜い題材の旅行記にご投票有難うございました。
政治的な人間ではないのですが、
庶民感覚で強烈な印象を受けてしまったので…
私も戦争責任がない世代ではありますが、
少しは親から戦争の話も聞いていました。そして
やはりもっと若い世代にも知って欲しいという気持ちはあります。
ではまた M m(_ _)m
- ももであさん からの返信 2009/09/11 18:37:47
- RE: 北のベニスブルージュ
- M-koku1さん
本当にいつもありがとうございます。
“北のベニス”の枕詞で気づきましたが、最後の訪問地は、
ベルギーの「ブルージュ」ではなく、フランスの「ブールジュ」です。
良くある間違いどころか、4トラの訪問地選択でも「ブールジュ」が
「ブルージュ」になってます。
ところで、ぼくも14年前に“北のベニス”に行きました。
丁度世界帆船祭りが開催されてて、世界中の名帆船が集結して
ました。日本丸の勇姿も。美しい街ですね。
ぼくは被爆地長崎で生まれ育ったので、やはり気になる題材でした。
目を反らしてはいけないのでしょうね。
ももであ
- M-koku1さん からの返信 2009/09/14 11:19:05
- 北のベニスブルージュではない フランスのブールジュについて
- > ももであさん
>
> 夜景がきれいにとれていますね。
> 随分昔に行っただけのブルージュですが、
ももであさん
ということは、私は全面的に上記の発言を取り消さなければなりませんね。
行ったことのない「ブールジュ」ですが・・・ っとね!
旅行記を丁寧に読んだら、
何度も繰り返し、「フランスの」という表記が散見されます。
人間の思い込みってすごい物ですね。
全然脳みその端にも、フランスという言葉が引っかからなかったみたいです。
ただ、教会の写真を見ながらちょっと見たことないなあ〜と
不思議に思ったのは確かですが…
おっちょこちょいの書き込み御免なさい。
まあ、これに懲りずに
お付き合いのほど宜しくお願い致します。 m(_ _)m
深く、深くお詫びします。
ではまた M
- ももであさん からの返信 2009/09/14 20:54:14
- RE: 北のベニスブルージュではない フランスのブールジュについて
- M-koku1さん
こんばんは。わざわざコメントをありがとうございます。
勿論、全然気にしてないですよ。
よくある事ですし、ブルージュもブールジュも同じくらい
大好きな素晴らしい街ですね。
最近も、スウェーデンの夫婦がイタリアのカプリ島(Capri)
に行こうとナビをセットしたら、ミスタイプで650キロも
離れたカルピ(Carpi)に行った事がニュースになってました。
間違うことも信じられませんが、そんなことがニュースに
なるとは、もっと信じられませんね。
ももであ
- M-koku1さん からの返信 2009/09/27 02:02:28
- RE: RE: 北のベニスブルージュではない フランスのブールジュについて
- ももであさん
> 最近も、スウェーデンの夫婦がイタリアのカプリ島(Capri)
> に行こうとナビをセットしたら、ミスタイプで650キロも
> 離れたカルピ(Carpi)に行った事がニュースになってました。
そんなことがあったんですか…
私も車のナビに何度だまされたか…
アメリカ国内にも
同じ名前の都市が山ほどあるので
州まで確認しないと大変です。
地図で調べていた時代には
そんなことなかったのにねえ・・・
M
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