2009/08/22 - 2009/08/30
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korotamaさん
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ヨーロッパ大陸とイベリア半島を分けるピレネー山脈(仏:Les Pyrenees、西:Los Pirineos)はフランスとスペイン両国にまたがります。
どちら側を歩くか。。。korotama行ったことのないスペイン側を選択しました。
拠点にはアラン谷の中でも大きい町 Vielha を選びました。
情報があまり得られなかったこのエリア。
位置関係を把握するためにはGoogle Mapが、雰囲気を掴むには小説「聖灰の暗号」がとても役に立ったのでした。
陸路スペイン入り。車での国境越え。
ワクワクしたのですが、実際はとっても呆気ないものではありました(^_^;)
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【行程】
8/22(土) Narita - Toulouse
8/23(日) Toulouse - Vielha (Val d'Aran 教会巡り)
8/24(月) Vielha (Artiga de Lin,Saut Deth Pish トレッキング)
8/25(火) Vielha (Val de Boi 教会巡り)
8/26(水) Vielha - Andorra La Vella
8/27(木) Andorra La Vella (Refugl de Sorteny,Vall del Madriu-Perafita-Claror トレッキング)
8/28(金) Andorra La Vella - Toulouse
8/29(土) Toulouse -
8/30(日) Narita
【2009 Pirineos Driving Map】
http://maps.google.co.jp/maps/ms?source=s_q&hl=ja&geocode=&ie=UTF8&hq=LES+JACOBINS+loc:&split=1&msa=0&msid=113923146550411158103.000471e7911e38d0ce190&ll=43.052834,1.477661&spn=2.251756,4.938354&z=8
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
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-
9:25、1泊したToulouseを後に、ピレネーでの宿泊地 Vielha を目指します。
フランス・スペイン両国にまたがるピレネー一帯の道路地図を購入したかったのですが、フランスエリアのみの地図しか見当たらず、仕方なく、Toulouse空港で手に入れた Midi-Pyrenees ミディ=ピレネー(フランス側のピレネー地域)ガイドブックの巻末に掲載されていた大雑把な地図だけを頼りにドライブ開始。
高速道路 A64号線を南西に走り、Montrejeau という町を経由して、南下する N125号線に乗ります。
スペイン側の地図は手に入らなかったけど、まぁ、なんとかなるでしょう・・・
Vielha…ビエラ? ビエリャ? ビエルハ?
どう発音するのか、現地へ行ってもよくわかりませんでした(^_^;)
宿のおばさんが「ビエリャ」に近い発音をしていたように聞こえたので、korotamaもそれでいこうと思いました。 -
がんがん走るA64号線(E80号線でもあるらしい)。
ずーっと西に走れば、Tarbes という町を経由して キリスト教の聖地 Lourdes、そのままさらに西へ進めば北大西洋。
道なりにひたすら進めば Madrid へも行けちゃうみたいです。
雲一つない快晴。
ホテルを出発した時の気温は20度くらいで、秋のような爽やかさでした。 -
遠くに、目指すピレネーの山々が見えてきました(^○^)
-
あらっ。
いきなり料金所が現れました!
心の準備もできぬまま、ゲートに入るとそこは無人ブース。
ボタンを押しても反応しないし、お金も受け付けてくれない!
後続車がいないのを幸いに、バックして有人ブースに移動して通過しました。
1.6ユーロ(約210円) -
ほーっと走っていたら、えー、、、、また料金所。
今度は最初から有人ブースを目指します。 -
有人ブースのマーク (^.^)
2ユーロくらいだったかなぁ。
メモするのを忘れていました。 -
Montrejeau でA64号線を降り、南下するN125号線を探します。
少々道に迷い、Montrejeauの街中をくるくる走ってしまいました。 -
Montrejeau の町はずれ。
田舎道だと思うのですが、何故だか渋滞・・・
前方に牛の行列でもいたのでしょうか?
理由は不明です。 -
渋滞を抜けると、道路は山間の道へと変わっていきます。
ピレネーに近づいたぞ〜って気分。 -
通過地点 Saint-Beat。
トラックなどの大型車両用に街中を通らない迂回路が設けてありましたが、町中の狭い目抜き通りは乗用車だけでも渋滞していました。 -
Saint-Beatの町の看板には"Clef de France"なんて書いてありました。
フランスの鍵???
お城やロマネスク様式の教会、秘宝(?)博物館などがあるようです。
町の中心では日曜市開催! -
Sant-Beatから10kmほどで、スペインとの国境です!!!
korotama、スペイン初入国\(^o^)/ -
国境から400m程の所に検問所(税関)。
ほとんどの車がスルーしていきます。
たまに止められて、警察官と話をしている人が数台。
初スペインですからね、パスポートに押して欲しいです。入国スタンプ。
車を手前に止め、パスポート片手にブースに立っていた警官らしき人に尋ねてみたのですが、首を振られました・・・ (;O;)
英語は話せない方だったので、理由は??? -
検問所横の役所
-
で、Val d'Aran アラン谷に入りました〜(^○^)
-
スペインに入って4km程の所に最初の町 Les があります。
その Les の街の入口に大きなスーパーがあり、沢山の車で賑わっていました。
SUPER BOYA
korotamaたちも吸い寄せられるように入店(^^ゞ -
ぅわぉっ! ワインの量り売りだ!
お酒の種類も豊富。
生ハムは足ごと売っているし、ずらりニンニクもなんだかユニーク。
雑然とした店内ではあるけれど、歩いているだけでも物珍しくて楽しいのです(*^。^*)
フランスに比べればスペインは物価が安いんですね。
このスーパーにも近くのガソリンスタンドにもフランスナンバーの車が結構止まっていました。
国境超えて買い物なんですねー。
アラン谷ではここが一番大きなスーパーかもしれず、スペイン人も多くやって来ているかもしれません。
たまたまかもしれませんが、この手のスーパーは他には見かけませんでした。
なので、滞在中にもう一度、水などを買いにここまで足をのばしました。 -
部屋で飲もうと思って、お酒とおつまみを購入。
ただ、宿の食事で満腹になり、ワインとおつまみはそのまま日本への土産となりました(^_^;)
サンガリアも全部は飲みきれず、半分は日本へのお持ち帰りとなったのですが、なんと2リットルも入っていて、わずか1.79ユーロ、約240円!
味? 文句なしに美味しかったですよ〜。
赤ワインは750mlで1.94ユーロ、約260円。Santa Cruz de Mudela という町の "Casttillo de Mudela"というワインです。帰国後に飲みましたが、これまた260円とは思えない、満足のできるお味。一晩で1本空けてしまいました。
う〜〜〜ん。もっと買っておけばよかった〜。
たこのオイル漬け缶詰3缶で3.14ユーロ、烏賊の缶詰3缶で1.09ユーロ。
水は1.5リットルで0.31ユーロ、約40円! -
こちらは土産用に買ったものたち。
エキストラバージンオイル 1.1リットルが買った中では一番高く、4.99ユーロ、約660円。
左のコーヒー、LA SEO COLOMBIA 250gは1.5ユーロ、約200円。
右のレインフォレストアライアンス認証コーヒー SAIMANZA BRASIL と COLOMBIA 250gは各2.25ユーロ、約300円。
安いです。安いです。
200円のコーヒーは帰国後さっそく飲んでいますが、200円とは思えない美味しさです(*^。^*) -
お洒落な建物は水力発電所。
高低差を利用した水力発電、水圧管路式というのでしょうか? これを、ピレネーではいたる所で見かけました。
発電所の建物もみなお洒落、というか風情があり、景色に溶け込んでいました。 -
町の入口に立つ看板を撮り損ねましたが、Vielha ビエリャに到着です。
Toulouseのホテルからここまで、約164km。
Vielha はアラン谷に点在する町の中では大きい方の町で、主にスキー客向けかな? 山間部のリゾートといった雰囲気があります。
目抜き通りにはレストランやカフェ、洋品店のようなものもあり、かつ、この地域一帯のビジターセンターもあるので、アラン谷を見て回る拠点とするには便利な町だと思います。
(けど、大型スーパーはなし) -
Vielha の目抜き通り。
町中を約1km貫いています。
谷間の町ゆえコミコミした感じは否めませんが、この通り沿いに広い無料駐車場もあるため、車で訪れても街歩きには難儀しません。
14:10で気温は33度。
陽射しも強く、今朝の涼しさはどこへ行ったのー??? -
目抜き通りから1本入るだけで、窓が花で飾られる、風情ある美しい街並みに出会えます。
-
ちょっと驚く色合いだけれども、なんだかお伽の国のような窓・・・
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Vielha に隣接する Betren の町で見つけた、ゴミ収集場の注意書き。
一目瞭然でいいですね。
そして、絵がかわいい(^.^) -
3泊お世話になる、HOTEL HUSA TUCA。
Vielhaに隣接する町 Betren にあります。
隣町と言っても、ホテルそのものは境界線間際に建っているので、敷地から出たら Vielha といった感じです。
後ろに山がせまる、korotama好みのホテル(^.^)
HUSA TUCA
Carretera de Baqueira , 25
25539 Betren-Viella
Lleida -
あら〜。プール付です。水着、持ってこなかったなー。
到着した日はとても暑くて(33度!)、気持ちよさげに泳いでいる人がいました。
2階部分にはレストランとバーやラウンジ、ゲームコーナーなどがあります。
このレストランで、朝晩、ご馳走をいただきます(^・^)
冬のリゾートっぽかったので空いているのかなーと思ったら、この時期はスペインも夏休みなんですねー。
家族連れのお客さんでとても賑わっていました。 -
2食付3泊で366ユーロ、約48,000円。
WiFiはフリーです(^o^)/
korotamaの部屋。
安いランクのせいか、部屋からの景色はいま一つです。
でも、裏の山が見えたので、満足。
お風呂はバスタブ付シャワーカーテン付、そして、ホース付のシャワー。
使いやすいパターンです(^・^)
トイレにはビデ。南の国なんですね〜。 -
可愛らしい絵が描かれたアメニティセット。
石鹸とボディソープが2個ずつで、シャンプー&リンスはありませんでした。
セットを間違えたのかな?と思ったけれど、どうもこれが正しいセッティングのようです。 -
ホテルの前で・・・
左から、アラン谷の旗、カタルーニャ州旗、スペイン国旗?、HUSA TUCAグループ旗。 -
Val d'Aran アラン谷は、フランス国境に接し、南側に山々がそびえ、北側に向かって開けていく、ピレネー山中の谷です。
カタルーニャ州リュエイダ県の一部分。 -
アラン谷の中心的な町は Vielha。
町を見下ろす高台から一望することができました。
徒歩でも周れるほどの規模です。
観光用にトラムも走っていました。 -
Vielha 以外の町は、とても小さい規模で、街道沿いに位置するものもあれば、山腹に集落を作るものもあります。
本当に小さい集落です。 -
山腹の小さい村にも、立派な鐘楼を持つ教会は建っています。
Vila 村 -
Betlan 村
数十軒規模の村だけれど、そこそこ大きい教会です。
家々の多くが新しい感じがするのが意外。 -
Sant Peir de Betlan
-
Val d'Aran 全域。
左側の北から南に下っている灰色の線が N-230号線で、フランスから続いています。 -
アラン谷の旗の中央を "Aran"に変えたマークを塗装した車をよく見かけました。
本来の旗は、中央に鍵が描かれたマークが施されています。
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