2009☆南米横断の旅☆⑪エクアドル　キト：パート1

2009/07/19 - 2009/07/24

ベネズエラのメリダでキャニオニングという渓谷をウェットスーツを着ながら下って、たまに岩場から川にジャンプしたり、滝からロープを使って降りたりするスリリングなアウトドアアクティビティにグラヴィティーツアーという旅行代理店を通して参加した。旅仲間からこの旅行代理店を薦めてもらったが、ここのオーナーは何をしでかすか分からない人である事が後で分かった。

だいたいツアーだと思って、安心したのがいけなかった。いつも盗難は気を緩めた隙にやって来る。ツアーに参加する前に車の鞄の中にカメラを入れておきっぱなしにしていたのがいけなかった。そしてツアーから帰ってきて後で確認したら、カメラがなくなっていた。やはりベネズエラは油断できない国である。運転手はもちろん知らないと言う。盗難届けをもらいにベネズエラの警察に行ったが、親切に対応してくれたのには少し驚いた。これからはしばらくカメラなしの旅が続く。

そしてメリダから南下してコロンビアに入り、さらにエクアドルのキトまで下がってきた。その間、カメラなし。やはりカメラは旅人にとっては旅の友である。しかし、キトで良いカメラに出会えると思っていたところ、パッカー伝説と言っても良いホスタルレジデンシャルスクレに宿泊。噂に聞いていたとこり、一泊３ドルで泊まれる超安宿だ。こんなホテルは南米のどこを探しても見つからないだろう。

そこの宿の管理人のホゼーは良いやつで、どこが安くて美味しいのか、カメラはどこで買ったら良いのが安い値段で買えるのかを教えてくれ、さらにそこまで親切にも案内してくれた。

そしてそこでニコンN60 を購入した。南米では一眼のデジカメを購入するのは難しく、あっても日本と比べてもかなり高額の値段で売られている。が、予想したとおり、このエクアドルではかなり安く買えた。

エリア キト(エクアドル)

伝説の宿というよりもそれになるだろうホスタルスクレの前に広がるプラザサンフランシスコ。

それをホスタルスクレの私の宿の窓から眺めるとこの通り。これが３ドルの光景と言えようか・・・

サンフランシスコ寺院も部屋のど真正面！　朝はミサの声が聞こえ、１時間ごとに教会の鐘が心地よく響き、夜にはライトアップされた寺院が見える。

これは同じく部屋から見えるコンパニアデウス

遠方にはバシリカデルボトナショナル教会が・・・

朝のサンフランシスコプラザ

これが伝説になるだろうホスタルスクレ。外観からはどう見ても３ドルの安宿には見えない。が、中に入ると・・・

これがサンフランシスコ寺院だ

この入り口はサンフランシスコ寺院の博物館に繋がる

プラザグランデにあるモニュメント

プラザグランで前にあるカテドラル

これから私はパネシオに向かおうとしている。当然、ここに歩いていくのが危険である事は承知だ。

パネシオに行く途中で撮影した市街。

これがパネシオだ。

パネシオの中に入ると、このようなステンドグラスが。でもここは教会ではない。ドイツのミュンヘンのオクトーバーフェスティバルの会場にあった女神とは違って、顔の中までは行けなかった。

パネシオの近くに生える気になる樹とパネシオ

こちら側から見るパネシオは非常に謙遜しているような感じである。

しかし、パネシオにはうかつには近づけない。蛇かドラゴンがとぐろを巻いてパネシオを守っている

これがキト名物のサトウキビでまぶして大鍋で炒められたピーナッツ（右）。

この大鍋でピーナッツを炒める

そのお店の近くにあったレストランでランチ定食を食べる。このスープは激ウマ。海鮮がいっぱい入っていた。

これはアイスクリームだと思ったら、大間違い。砂糖菓子のような甘ったるいクリーム状のお菓子だった。これにはさすがの甘党の私も閉口。

これはフランシスコプラザの近くにあるコーヒー豆ショップ。ここで美味しいエクアドル産のコーヒー豆をグラインドしてくれる。

これはホテルから遠方に見えたバシリカデルボトナショナル教会だ。

あのタワーに明日は登ることにしよう。ということで、この続きはパート２に続く・・・

この旅行記へのコメント （2）

• ginさん 2009/09/04 00:15:35

  オラッ　ケッタ−ル！

  ご無沙汰しています。
  
  最初名前を見たとき一瞬？？？でしたがすぐに分かりました。
  
  今、私が読んでいる本が〔巨流アマゾンを遡れ〕なんです、それで時おり
  放蕩息子さんは今頃・・・・なんて思い出していました。
  
  キトの後はオタバロのマーケットでも・・・。
  
  カメラの盗難は災難でしたね、カメラは撮るもので盗られる物ではないですからね。
  
  健康に気をつけて南米の旅を楽しんでください。
  
  Gin。

  ホットマン２世さん からの返信 2009/09/04 05:54:14

  RE: オラッ　ケッタ−ル！

  ムイビエン、グラシアス！
  
  お久しぶりです。そうですね、ちょっとイメージチェンジを図りました。名前はやはりシンプルで分かりやすいのがいいと思いまして・・・
  
  確かに。旅人にとってカメラは恋人のようなものです。いつも優しいお言葉をありがとうございます。