2009/08/12 - 2009/08/13
49位(同エリア174件中)
ココアさん
カプリに3泊した後、ポジターノへ、小さなジェット船に乗って移動です。
マリーナグランデの0番から発船で、その待っている時に、ポジターノに在住のMARELLAさんとの素敵な出遭いが出来ました。移動中いろいろと教えて頂き、そして到着後も、ホテルまで同行して頂き、街の事や、ぼったくられない様に、どの位の金額を支払うべきなのかなどの情報などを、色々と教えて下さいました。
4日目のレポートは、MARELLAさんからの情報をメインに、ポジターノの街の様子を記してみました。
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 船 タクシー
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
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いよいよ、カプリ島から、ジェット船でポジターノへ向かいます。ナポリ行きのチケット売り場は激混みですが、ポジターノ行きは列も無く、すんなり。
一番手前の0番で待ちます。
お隣の、パリから来られたフランス人の方と待ち時間、少しお話をしながら船の到着を待ちます。何と、後で判った事ですが、同じポジターノのホテルに3泊、隣の部屋で、お互いにビックリ。
皆、同じ事を考えているのですね。 -
また、同じく隣に並んで船を待つMARELLAさんとも話が弾み、船内でも同じテーブルに座って、ずっと話をしていました。
到着してからも、ホテルまで、街案内をして頂けました。
さて、あっという間にポジターノに到着。
このビーチで船を降ります。 -
船のチケット売り場が直ぐにあります。
で、ポジターノのホテル群は、ビーチの上の崖にへばり付いているし、街へは車の進入は禁止ですので、、とてもスーツケースなど、タクシーなどで運べません。
ではどうするのかというと、ポーター会社がこのチケット売り場付近にいるので、そこの方々に預けます。
ぼったくられない様、MARELLAさんも預けるので、一緒に正規価格でお願いしました。
なお、支払いは、ホテルが立替しますので、チェックアウトの際、後で支払えば良いです。 -
ビーチから、街を見上げながら、一歩一歩進んでいきます。
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タイミング良く、左の教会S. MARIA ASSUNTAのお祭りシーズンに来れました。
8月14日は、Eve of the Feast、15日はSolemnity of the Assumption of the Blessed Virgin Mary、At midnight, fireworks over the sea、があります。
なお、MARELLAさんからは、船やバスでナポリ空港へ向かうのは、混むから避けるべき、タクシーで行くべきとの助言を頂きました。 -
さて、重たい幾つかのスーツケースは浜辺のポーターに預けて、この方角の予約している自分達のホテルへと向かいます。ポジターノのビーチからは、当然(自動車が入れないので)TAXIなどありませんので、この照りつける太陽の下、歩いて上らなければなりません。
風光明媚なホテルは、崖の上に位置しますので、ご年配の方には、市内を廻るための、登り道の途中にあるバス停から、市内バス(=オレンジ色バス)に乗る手もあります。 -
ポジターノの浜辺には、プライベート・ビーチもあり、泳げます。入口には、この様な看板があって、選ぶメニューが記載されています。
入場時間も特になく、一日中好きな時間に居ていいよ、夜寝たければ、(受付の人が座っているパイプ椅子の上で)ここで寝ていいよ!、とまぁ、何だか時間については、テキトーでいいみたい。
食事も出来るし、着替えるところもあり、日本の海の家を、プライベート・ビーチ付きにして、もうちょっとオシャレにしたみたいな施設でしょうか。
今回は、ホテルから降りるのが面倒なので、ずっとホテルのプールに居りました。 -
このプライベート・ビーチ、上から俯瞰した写真がこれです。ビーチ・パラソルが綺麗に並んでいるのがお判りになれるかと。
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さて、ビーチで一番目立つレストランがこれ。
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CHEZ BLACK。
MARELLAさんに言わせると、有名なレストランであるが、料金は高いわよ、と。
まだ、入った事がありません。 -
MARELLAさんの懇切丁寧な街の説明を聴きながら、後について、階段を上って行きます。
ここは有名なシーフードのレストランだそうです。
“La Cambusa”
http://www.lacambusapositano.com/index.html -
さらに階段を上っていくと、言わずと知れた、サンタ・マリア・アッスンタ教会があります。
今週のお祭りと海上花火大会の主役です。 -
教会傍の、ちょっとした広場というか空間には、衣料のお店が。
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いよいよ、街のクライマックスです。この木の下の細い路地が、ムリーニ通りです。VIA DEI MULINI。
特に、夜となれば、路地の両側には、バンカレッラ(屋台)が立ち並び、簡易な場所を取らない店先にはアクセサリー類や、その他のお土産が売られ、夏のバカンスに殺到した多数の人々が、ここを通り、なかなか思う様に歩けない程の繁忙状態となります。
日本でいうところの、原宿の竹下通りみたいな、地方からの観光客でごった返す通りみたいだと形容すればいいのでしょうか。もっとも、オシャレなギャラリーも何軒かあります。
ウチの子は、ここで、手品を買いました。 -
MRELLAさんの説明はどんどん続きます。
ムリーニ通りにある、ランチ向けレストラン。
イタリアンというのではなく、安くあげたい方向けの軽食屋さん。 -
そのすぐ傍の、階段の所。この階段を利用すれば、一つ上の、クリストフォロ・コロンボ通り CRISTOFORO COLOMBO への近道です。
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ここには、デリカテッセンがあり、夜も開いていて、大変助かります。
毎晩、ここでグアバジュースや、御菓子を買いました。要チェックポイントです。 -
で、階段の写真を撮っている所には、レモンのお店があります。MARELLAさんによれば、レモン関連のグッズ、お土産は、何でもここにあるわよ、と。
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さて、階段で近道をしなければ、ポジターノで、一番重要なポイント(*^_^*)に来れます。
そうです、オレンジ・バスの停留所の付近のムリーニ広場の手前で、いつも、このお姉さんが、パラソルの下に冷凍箱を置いて、GRANITA DI LIMONE を売っているのです。砕いたシャーベットに、レモン汁を十分染み込ませたもので、真夏の炎天下には、最高です。
MARELLAさんがお薦め頂く理由がわかります。 -
さて、ムリーニ通りと、クリストフォロ・コロンボ通りが交わるオレンジ・バス停の傍のタバコ屋さん、ここも重要なポイントです。
エメラルドの洞窟や、アマルフィなどへ、バスで移動するには、タバコ屋で、先にバスの切符を買っておかないと駄目です。
そして、その広場から、ちょっと上った所に、MARELLAさん経営の、小さめなホテルがあります。
HOTEL LA BOUGAINVILLE POSITANO
Via C. Colombo 25, 84017 Positano (SA)
+39 089 87 50 47
http://www.bougainville.it/ -
後日、ホテルへ行って、朝食の食堂を見せて貰いました。
何と!口コミサイトを見ると、凄い評判が高いです。
http://www.tripadvisor.jp/Hotel_Review-g194863-d653667-Reviews-Hotel_Bougainville-Positano_Amalfi_Coast_Campania.html
価格も、めちゃくちゃ安いし、小奇麗そうだし、何といっても街・ビーチに近いし、ビーチ遊泳と街歩きをしたい人には最適かも。
Booking.comの口コミを見ても、MARELLAさんの人気も高いですね。
実は、MARELLAはニックネームで、頂いた名刺では、ANTONELLA CUOMOさんが実名です。
以前は、ローマで働いていたけれど、おじちゃんのホテルだったここに、7ヶ月前から来たのだと。リラックスするために、お休みをとって、カプリ島に居たのだと。 -
さて、反対側の崖にへばりつく建物群を見ながら、MARELLAさんについて、C.コロンボ通りを上っていきます。
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毎朝、ホテルの前で、おにいちゃんが運転しているのを見かけた三輪車。
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どんどん上ります。
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ポジターノの街中で、もっとも有名な五つ星ホテル「ル・シレヌーゼ」を通り過ぎ、上っていきます。
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なんか、階段があると、入ってみたい衝動にかられます。
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写真の左側に、ちょっと、Le Sirenuseが写っていますが、ホームページを観ると、プールも有り、かなり魅力的です。
http://www.sirenuse.it/
直前に、ポジターノ行きと、ホテル探しをしたので、空いていたホテルは一軒だけでした。ここは当然空いていません。
でも、後から料金表を貰ったら、Double romm Sea View: EUR890、Junior Suite Supeior: EUR 1,260、Special EUR1,600。
私めには、かなり高いm(__)m。こんな所に泊まれる様になれる日は来るのでしょうか。 -
ポジターノのホテルといえば、この崖っぷちの超有名ホテルも言及しなければ。街中にはありません。
http://www.ilsanpietro.it/
いつも裸足の某男優さんは、いつもここに泊まっているそうですね。
それにしても、日本のガイドブックは、ポジターノの説明があまりにも不十分過ぎますね(ーー;)、米国では、とても有名で大勢の方が来られていますが(街の観光客大多数が米国人ではないでしょうか)、日本でも人気の筈ですので、ガイドブックが充実されればいいですね。 -
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いかにもポジターノの崖のホテル(?)の屋上、住居の屋上、のひとこまを見ながら、通りを上り続けます。
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通り沿いの住居の入口。階段で下へと降りるのですね。
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やっと、自分のホテルに到着です。
http://www.edenroc.it/
最後に、MALLERAさんから、この上の方、MONTEPERTUSOという山の上に、レストランがある事も教えて頂きました。予約すると、迎えに来て貰えるそうです。
今回は行っている時間がありませんでしたが、次回こそは。
Donna Rosa
Via Montepertuso 97/98
帰宅後インターネットで検索しましたら、いつも裸足の男優さんが、一押しのレストランという事を後で知り、ビックリ。 、ここでお別れ。有難うございました。
MARELLAさん、いろいろ有難うございました。 -
何と、フロントでは、カプリ島から、同じジェット船で来たパリのファミリーと再会し、お互いびっくり。さらには、お隣の部屋でさらにビックリ。
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お部屋は、十分広く、部屋からちゃんと海が見えます。
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お風呂もちゃんとジャグジーもあり、ビュー・バスになっていて、満足です。
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さて、お腹がぺこぺこなので、ホテルの最上階のレストランで、海と街を俯瞰しながら昼食を頂きます。
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南イに居る限り、毎度、ヴォンゴレです。
イタリア人以外の欧米人観光客がメインなのでしょう、欧米人向けに、麺は柔らかく茹でています。 -
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さて、食事が終わったら、早速、ホテルのレストラン横のプールです。
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プールサイドでは、こんな感じでチェアに寝転がりながら、海と街を俯瞰して、ただひたすら、ゆっくりと時を過ごします。
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ガッリ島(美声でおびき寄せて船を難破させた伝説の鳥人セイレーンの島)も、夜の色となりつつあります。
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もし、この島を俯瞰して上手く撮影するには、ポジターノから国道でソレントへと向かうと、程なく、ちょっとした車を停められる展望スペースがあります。そこからだと、島がよく見える筈。
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夕食は、ホテルを出て、下の街へ食べに行きます。
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ホテル直ぐ傍に、ポジターノのバス停があります。バスでポジターノに来られる人には、このホテルは最高のロケーション。
Via G. Marconiと、Cristoforo Colomboが交わる地点。 -
眼下に暮れ行く街を眺めながら、C. Colombo通りを下っていきます。
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例の、近道の階段を使って降ります。
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レモン関連のお店の入口には、二匹の看板犬。
二匹が仲良くしている姿がすごく可愛かったのですが、ストロボを炊いたらかわいそうなので、お顔が写っていません(T_T)。 -
ムリーニ通りを降りていきます。
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教会の前を下ります。
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で、結局、このシーフード有名店へ。
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ちょっと、麺に芯が残っていて、硬過ぎ。アルデンテは、沸騰高温で茹でると結晶構造が変わらないため、腰のある状態になるものを言うのですが、これは、単に、茹で時間が不十分で硬い、という感じです。
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全般的に、食事の質は高く良いです。
折角美味しいのに、自分達のテーブルを担当したおじさんが、対応態度が悪くて最悪でした。他の定員さんは、とっても感じよかったですので、尚更。
お勘定表をみたら、サービス・チャージは含まれてなかったですが、懲らしめのため、絶対チップなぞはあげません。(その程度のチップなぞ、アピールになりませんが ^_^; 。)
それ以上話をしたくないので、レジへ直接行って、カードで支払いをしようとしたら、ECカードを手からぶんと取り上げられ、レジに渡すし(>_ -
食事の後は、綺麗な夜の街並みを堪能しながら、道をホテルへと上って行きます。
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さて、さて、翌朝も、快晴。
このホテルから一つ下の通り、C.Colombo通りには、日没前まで、この様に像が置かれています。
絵葉書みたいな写真が撮れるので、お薦め。
なお、ポジターノの街を俯瞰する、ハイライト的構図での撮影は当然、朝が一番です。午後は、逆光になってしまいます。 -
この像を入れて、あれこれ構図を変えながら撮ります。
面白い事に、このオブジェ、日没後は、忽然と姿を消すのです(子供に言われるまで、全然気づきませんでしたが⇒さすが子供の記憶力は凄い、というよりも、自分が如何に日々ポャ〜ッとしているということなのですが)。
朝になると、置いてあるのです。多分、向かいのお店の人が、商品を陳列しているのかも。 -
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入り江には、小さなボートが綺麗に並んでいます。
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手前の塔が、Torre Trasita、向こうがTorre Clavel。
後者は、滞在に、貸切が出来るので、皆でポジターノに来て、ここを借り切りたいですね。
http://www.homebaseabroad.com/properties/property.php?prid=5401
http://www.italianvillarentals.com/positano-torre.html -
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それにしても、すごい数のボートが密集しています。
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さて、ポジターノ二日目は、この世界一美しい海岸と言われるアマルフィ海岸で、さらにハイライトであるエメラルドの洞窟へとプチ・トリップします。
タバコ屋でバス券を買ってから、バス停で待ちます。
別の旅行記へつづく。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ともくまさん 2009/09/07 23:40:32
- 出掛けた気分になりました。
- こんばんは。
ココアさんの写真はいつもキレイで出掛けた気分になります。
日本の絶景番組を見ているようでした。
またいつもご馳走盛りだくさんですよね〜。
イタリアも是非出掛けてみたいところですが、
我が家はまだ先の話になりそうです。
- ココアさん からの返信 2009/09/10 00:19:53
- RE: 出掛けた気分になりました。
- こんばんは、いつも観て下さって有難うございます。
旅行も、とにかく行った事の無いところを回り続けるか、わたくしめみたいに、気に入った所へリピートで、ゆったりと訪れ、のんびりする、という二種類があるのでしょうが、後者だと、いろんな所へ行けないというディメリットも大きいです。
南イタリアも、ハズレはない風景ですので、そのうちの候補に入れて頂ければ幸いです。
いつもご自分で運転でしたよね。
ナポリからポジターノまでは、道は比較的道が広くて問題なさそうですが、ポジターノから先は、相当運転が難しいと思います(ちんたら自分のペースで走れなさそう)。なので、わたしはアマルフィ海岸道路は、自分で運転できません
ここにアップしているのは、すべてデジタルカメラです。
本当は、もっともっと綺麗に撮りたく、中判銀塩カメラや35?+白レンズを持っていきたいのですが、どうもイタリアは怖くて、命の次に大切なそれらを持って出掛ける勇気がございません。本当は、富士のベルビア100というフィルムを使うと、見た目より遥かに赤色と青色がとても濃く発色して、素晴らしい風景が撮れ、それを、超光沢という印画紙にダイレクト・プリントで注文すると、溜息が出る位の仕上がりになるのですが。。。
いつの日か、イタリアへちゃんとしたカメラを持って行く勇気が持てる日がくればなぁ、そして、フィルム撮影分をここにアップ出来たらなぁ、と思っています。
ココア
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