ヨーロッパ☆世界遺産を巡る旅　vol.１０☆フィレンツェ&帰国編

2009/08/16 - 2009/08/17

今回の旅行も、残すところ本日のみ...
フィレンツェ発のフライトは、午後の出発のため、午前中目一杯観光に費やすことができます！

特典航空券を手配するのが、出発の３３０日前...
ほぼ１年の間、考えに考えた旅行が終わってしまうのはやっぱり寂しいですね...

今回は、早め早めの行動を心がけ、私達にしてはびっくりする位ハプニングの少ない旅行になりましたが、やっぱり最後の最後に、冷や汗もののハプニングがありまして...

そんなこんなも含め、思い出深い旅行になりました＝☆

エリア フィレンツェ(イタリア)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: JAL

おはようございます

フィレンツェ滞在も今日の午前中のみ...
朝７時に朝食をとり、８時から観光スタート＝☆

まずは、ジョットの鐘楼
ドゥオモのクーポラは以前登ったのですが、ドゥオモを写真に撮るならジョットの鐘楼からがベストという話を聞いて、ここはぜひ登らねばと...

しかーし！狭い階段を延々と登るのがとっても苦手な私...
ここはひとつ、だんな様にがんばっていただいて...
ドゥオモ広場に着くまでは、「いや、俺も無理！」とゴネていましたが、いざ広場に着くと...

「じゃ〜、登ってくるわ！」と、いともあっさり鐘楼の入口に消えていきました...

鐘楼の階段ーそうそう、こういう狭い階段がダメなんです、私...

これは、昔使っていた鐘なんでしょうか...

だんな様にジョットの鐘楼を託している間、私もどこか観光しようと地○の歩き方で検討し、メディチ家礼拝堂を見に行くことに...

入場料８ユーロを払い、厳重なＸ線検査を通過し、目指す礼拝堂に行くと...

「え〜〜〜！！！」ただいま修復工事まっ只中
見事といわれる礼拝堂が、ばらばらのパーツになって展示されています...
「千円も払ったんだし、とりあえず撮っとくか！」って、撮ったのがこのパーツ...
そして速攻で、「NO PHOTO！」と注意されてしまいました...
ごめんなさい...知りませんでした...

ばらばらのパーツを見ても何の感動も受けず、君主の礼拝堂を出て、ミケランジェロ設計の新聖具室へ...
ミケランジェロ作の有名な墓碑はそこそこ感銘を受けたものの...

あくまで主観ですが、修復が終わるまで、ここは８ユーロの価値はないと思います
フィレンツェのTOP of がっかりになっちゃいました...
修復作業が終わって完璧な姿になれば、素晴らしいんだと思います

サン･ロレンツォ教会の中にメディチ家礼拝堂があるのですが、入口も別で入場料も別に徴収されます...

サン･ロレンツォ教会の外観は未完成で、粗いレンガ積みのファザードが印象的

フィレンツェの街は２年振り...新しいお店も沢山できていました...

ここからは、ふたたびジョットの鐘楼からの眺め

昨日行ったレップブリカ広場が見えます

ドゥオモのクーポラが間近に見えます...

「冷静と情熱のあいだ」の世界ですね〜

サン･ロレンツォ教会と中央市場が見えます

中央市場も、活気があって大好き！
市場の中も楽しいですが、外にも露店や商店が密集していて楽しいですよ〜

以前は、冬の夕方、ドゥオモへ登りました

登り切って展望台へ出た途端、「クローズの時間だから降りて！」と言われ、カチンときたことを思い出します...

こちらはジョットの鐘楼のてっぺん！

だんな様いわく、めちゃめちゃしんどかったらしい...

でも、おかげさまで良い写真が撮れたよ！

お疲れ様でした...

これは、ドゥオモのファザードの１番上の部分なんですが...

こんなところにも、どなたかのお顔が！
下から見上げているだけでは、全く見えませんでした...

ドゥオモのクーポラは、展望台に出るまで休憩する場所がほとんどないので、一気に登らないといけないのですが、ジョットの鐘楼の場合、結構休憩するスポットがあり、そこからでも十分にドゥオモの景色が楽しめるらしいです（だんな談）

私のお気に入りの１枚

光と影がいい感じ☆

ジョットの鐘楼を下から見あげて...

３色の大理石の装飾がきれ〜

ドゥオモはいつ見ても絵になりますね...

ちなみに、この日もドゥオモの中は見学できず...
日曜日は午後オープン

ドゥオモの細かい装飾

聖母マリア様？

ドゥオモ広場にスタンバイ中の馬車

真夏は辛いよね...

パトカーも２台スタンバイ中

警察官の制服は、今もアルマーニなのかなぁ？

ドゥオモとジョットの鐘楼の前のベンチで休んでいた頃、ちょうど、だんな様は鐘楼の上から私を盗撮しています...やめて〜！

次行くよ〜！

やっと念願のヴェッキオ宮の見学です

ここはいつも列が長くてあきらめていましたが、今日はまだ朝なので大丈夫そう...

入場の列に並んだものの、なかなか列は進みません...
ようやく建物の中に入ると、ここでＸ線検査＆荷物検査を厳重にしていて、そのために列の進みが遅いようです...

天井や壁、柱にいたるまで装飾が素晴らしく、検査を待つ間もパチパチと...

中庭の中央には「イルカを抱くキューピット」（コピー）

ヴェッキオ宮は、今も市役所として使われています
こんな素敵なところが市役所なんて〜

柱の装飾も細かくてきれ〜

ようやく、検査の順番が来て、１人ずつ警察官の前へ行き、自分でバッグの中を開けてみせます
その後、Ｘ線検査を受けて、無事中へ...

検査を終え、ようやくチケットを購入

見るべき所は、２階３階なんですが、１階もいろいろ装飾品などがあり、なかなか先へ進めません...

これもまだ１階

いよいよ、階段を上って宮殿内の見学へ...

「５百人広間」共和制時代には、ここで市民会議が開かれていたとか...

確か、映画レッドドラゴンの中で、レクター教授が、ここで講義したり事件を起こしたりしてましたよね...

天井や壁面いっぱいに絵が描かれていますが、コジモ１世の依頼で、ヴァザーリの工房が制作したそうです...

２階から３階へ続く階段の天井にも、びっしりと絵が描かれています

なんだかムキムキした天使さん...

１階の中庭にあった「イルカを抱くキューピット像」のオリジナル

３階から「５百人広間」を見下ろして...

上から見た方が、全体像が立体的に見えました

３階に行くと、どの部屋も見事な装飾だらけで、だんだん何の部屋を見学しているのか麻痺してきます...

ここは、おそらく礼拝の部屋

おごそかな雰囲気の中にも、見事なキンキラっぷり！

ちなみに、海外挙式が人気ですが、ここヴェッキオ宮で式を挙げることも可能です...

こんな所で式を挙げられたら、一生の思い出になるでしょうね〜☆

壁画もさることながら、天井の装飾が見事

ここからもドゥオモが見えます

中世の人達も、ここから同じ眺めを見ていたんでしょうね...

コジモ１世の命で、ヴァザーリが設計した「地図の間」

中世時代に描かれた世界中の地図が飾られています...
と、いうことはもしかして...

ありました〜！
「GIAPAN　GIPANGU」ジパングの文字みっけ〜☆

ガラスに反射してしまい見辛いのですが、なんだかさつまいものような形の日本が描かれています...
日本はちょうど室町時代かな...

フィレンツェの〆はジェラートで！

１１時オープンちょうどにお店の前で待っていると、ちょうどイタリアの陽気なマンマがシャッターを開けるところでした...

COCOMEROがすいかです！夏場にイタリアに行かれる方、すいかのジェラートお勧めです☆

１２時ちょうどにホテルを出て、空港までは迷わず１５分位...
ガソリンスタンドで、セルフの使い方に戸惑いましたが、問題なく空港到着です...

教訓...イタリアのセルフのガススタは、アメリカのように便利にはできていません...
迷ったら聞く！が、お約束のようです

フィレンツェのアメリゴ･ヴェスプッチ空港

ちっちゃな地方空港ですが、レンタカー利用者には本当に便利！
空港の到着口を出て左に進むと、レンタカー会社の入っている建物が見えてきます

税関もTAXフリーの手続きカウンターも空いていておすすめ☆

前の日に、netでWebチェックインを済ませていたので、右の発券機でチケットを発券し、誰も並んでいないドロップオフ専用ラインに並んで荷物を預けます...

LHのチェックインカウンターはすごい行列...みんなこの発券機利用しないのかな〜？？？

イタリアへ来たのに、フィレンツェでの滞在中、ピザを食べていない...う〜、これは残念です...

空港で期待せず食べたピザのお味は...意外といける〜！少し冷えていましたが、確かにイタリアのピザの味☆

だんな様は、迷った挙句、カツサンド！

このあと、LHの機内でもサンドウィッチ出るのに...

定刻に出発と出ていますが、定刻になってもまったくアナウンスなんてありません...イタリアですもの、がまんがまん...

沖止めの飛行機に乗るため、バスに乗っても一向にバスは発車しません...がまんがまん...

ようやく、定刻２０分遅れで何の謝罪のアナウンスもなく飛び立ちました！
フランクフルトでの乗り継ぎは５時間もあるので、余裕です〜

LHのターミナル１からJLのターミナル２へスカイラインで移動し、チェックイン☆
上級会員なので、重量制限枠が広がるため、手荷物で持っていた荷物も全部スーツケースの中へ...

身軽になったら、再びスカイラインに乗ってターミナル１のスーパーへ直行です〜☆

今回のばらまき土産は、すべてこのスーパーで調達しました！
空港職員も買いに来るこのスーパーは、街のスーパーの価格と変わらず結構な品揃え...
日曜日にも開いているのが、ドイツでは希少

地○の歩き方では、ターミナル１、Ａの地下と書かれていますが、実際は、Ｃの地下です！

営業時間は、朝６時〜午後１０時

新型インフルを心配する父には、ドイツのマスクを！
その他のバラマキには、大量のお菓子を購入...

陳列棚に、「HOKKAIDO」の文字...北海道...なぜ？？？

かぼちゃのペーストのようでした...

お土産を買い終えたので、サクララウンジへ...

ラウンジでは、日本の新聞や雑誌が読める他、インターネットも使えます...

確か、去年の夏は、ここでオリンピックの映像をずっと見ていました...心の中はロストバゲージのショックを抱えながら...

今年は、の〜んびり☆

フルナインナップのですかいシリーズ！

ふだんカップめんはあまり食べませんが、おだしの味が恋しくて、うどんですかいを...

去年は、登場後１分で完売になったおにぎりくん！

今年は、３０分は残っていました...
だんな様は、去年も今年も１番乗り☆
こういうときは素早いね〜

プレミアムエコノミーの座席

２人がけ座席であることと、フットレストがあることがこんなに快適なんて...
長いフライトも、いつもより疲れが少なかった気がします

鶏のそぼろご飯とそうめん

そんなにおいしい訳ではありませんが、ごはんとそうめんにホッとする私

行きは見逃してしまったアイスを、帰路はばっちり頂きました☆

定刻より２０分早く成田へ到着！

フライトキャディサービスでスーツケースを家へ送り、国内線のサクララウンジで、いつものようにシャワーを浴びます...
「ふんふん、やっぱり長いフライトのあとのシャワーはサイコ〜」、とご機嫌にシャワーを浴びている最中、なんだか不安な思いが頭をよぎります...「マンションの鍵ってどこにいれたっけ...？？？」

「きゃ〜、スーツケースに入れたまま送っちゃた〜！」
そうです...旅行中、失くしたら大変とセーフティBOX代わりにスーツケースに入れて保管していたキーケースを、そのまま宅配便で送っちゃったんです！！！
あわててラウンジを飛び出し、セキュリティゲートをもう１度出て、宅配カウンターへ...
スーツケースを探して来てもらい、スーツケース２つを探しますが、なかなかキーケースは見つかりません...
せっかくシャワーで流した汗の３倍位汗を流したところで、ようやく発見！！！
無事、家に入ることができ、ほっ...（涙）

最後にポカをやらかしてしまいましたが、念願のドブロブニクには行けたし、お買い物もできたし、おいしいものも食べれたし、大満足の旅になりました☆

さ〜て、来年の夏の計画立てなくっちゃ！！！
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました...