2009/07/11 - 2009/07/26
31位(同エリア51件中)
conさん
語学苦手な私がスイスへ一人旅に出かけた珍道中記後編です。
- 同行者
- 一人旅
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10日目。この日は氷河特急でサンモリッツへ移動です。予約は出発前に頼んでおいたものです。
昨日のハイキングで最高の風景を見てしまったので、車窓からの眺めが地味に見えてしまいました。チューリッヒから時計回りでスイスを旅行したほうが良かったかもしれません。
もちろん、絶景なんですけどね。
ちなみにランドヴァッサー橋は修繕中でした。私が行くと有名な建物はなぜか修繕中です。
そしてサンモリッツに到着。美しい湖畔の町です。 -
この日はドルフの急坂を登ってレストランへ。ここのブラートヴルストはソーセージがふわっとしていて美味しかった。
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ピッツネイル行きのケーブルカーに乗って上から眺めたサンモリッツの町並み。乗ったのが遅くて最終だったため、上まで行けず途中で折り返しになってしまいました。
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11日目。ベルニナ鉄道でアルプグリュムへ。
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駅の後ろにパリュ氷河が。
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駅の裏にはロバの親子がいました。
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せっかくなのでパリュ氷河の近くまで登ってみました。九十九折の坂道でかなり疲れましたが、それに見合う美しい風景です。
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間近から見るパリュ氷河。
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ベルニナ鉄道が模型のようです。
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白い湖ラーゴビアンコ。
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オスピッツォベルニナまでハイキングの後、ベルニナ鉄道の各駅停車でベルニナ・ディアボレッツァへ。気軽に乗り降り自由なスイスパス様様です。各駅停車の方が席も自由で窓も開いてムービーの撮影には最適でした。
ケーブルカーでディアボレッツァへ。大迫力のモルテラッチェ氷河が眼前に。 -
氷河へ降りるハイキングコースもあり早速予定変更して降りてみました。
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12日この日はサンモリッツを後にしてチューリッヒへ移動です。途中リヒテンシュタイン公国の切手博物館へ。スイスのサルガンス駅前から普通に路線バスが出ているので国境を越えた気がしません。
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スイスに戻ってハイジの里マイエンフェルトに。山は遠いのでちょっと地味な感じでした。周る順番を間違ったようです。
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ハイジハウスの傍にはヤギがいます。
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無事チューリッヒに到着。早くついたので街を散策します。初日はトラムに乗るだけであんなに緊張したのに今はもう余裕です。外国旅行は語学より生活習慣の理解がより重要なのを実感しました。
この日レストランでゲシュネッツェルティスを食べていると、相席したスイス人?が話しかけてきました。
「ケチャップ使っていいぞ」
私はつたない英語で応じます。
「ありがとう。でもこれはケチャップをかけなくてもいいです」
「そうか。ところでそれはおいしいか?」
「なかなかいけますよ」
「スイスは初めてか?」
「ええ、初めてです」
残念ながら私の語学力では話が続きません。でもスイス人は根気良く話しかけてくれます。
「そうか……ケチャップはかけないのか?」
「だからケチャップはいいです」
「おいしいぞ」
「ありがとう、でもいいです」
うーん、語学が出来ないとせっかくの地元の人とのコミュニケーションが出来ずもどかしいですね。 -
13日目。明日は帰国なので観光は最終日です。この日はスイス北東のライン川沿いの町を訪れました。まずはシャフハウゼン。城塞ムノートを訪れます。
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ムノートから見下ろすシャフハウゼンの町並み。中世の面影が残る素敵な街です。
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ムノートの塔。
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ライン河も見えます。
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街の中にある騎士の家。ドイツっぽい感じの町ですね。
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ポストバスでラインの滝へも行きました。町の人も運転手さんも親切で、行き方を教えてくれました。
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そして戻って鉄道でシュタイン・アム・ラインの町へ。ここはさっきの町以上に中世の面影が残った小さな町です。壁の絵や店の看板が素晴らしい。
ちなみに駅は町から少し離れた高台にあり反対側は何もないので気をつけましょう。 -
町には当時の生活を再現した博物館もあり見ごたえ十分です。ここもスイスパスで無料なのですが、口頭でアンケートに答えることに。英語がつたないせいか「学生」に丸を付けられていました。そんな歳じゃないんですけどね。
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この後天気が急変。土砂降りの中ローカル線で数時間かけてザンクトガレンに向かったのですが、なぜか目的地の手前の駅で電車が折り返し始めました。間違った列車に乗ったのかと慌てて時刻表を確認しますが間違っていません。何やらドイツ語で放送しているのですが何が起こったのかはわかりませんでした。
結局ザンクトガレンへは行けず、時間切れでチューリッヒに帰ることに。残念。 -
仕方がないのでスーパーでおみやげを選んでいると。地元の若者が勝手にカゴにコーヒーを入れてきます。「このコーヒーはいいぞ!」さわやかな笑顔を残して去っていきました。スイス人って結構お茶目なんですね。
そして夕食はミートホンデュ。油でジュージューやっているとすごい音がして周りの客が注目します。周りも観光客なのか私のほうをさしてあの料理は何なのかと店員に聞いています。
そしてしばらくすると店のあちこちからミートフォンデュの音が。店の売り上げに貢献できたかもしれません。 -
最終日、朝一で空港へ。空港のチェックインなんて余裕だろうとたかをくくっていたら、eチケットとやらで、カウンターでなく機械でチェックインしなければなりません。一見機械の方が聞き取れなくても出来るので簡単そうなのですが、語学が苦手な私は見知らぬ単語に一苦労。解読している間にタイムアウトで最初からもう一度予約番号やパスポート番号を入力する羽目に。結局カウンターの人にお願いしてしまいました。機械は融通が利かないから嫌ですね。
というわけで私の珍道中はこれでお仕舞いです。こんな奴でも海外一人旅が出来るので、一人旅をしてみようか迷っている方の参考になれば幸いです。
最後に、スイスは本当に素晴らしい国です。道中に出会った方の話や、ここの旅行記を見ていると何度も行かれている方がいるのもよくわかります。私もすっかりスイスの魅力にとりつかれてしまいました。またいつか訪れて、今度こそ何も見えなかった展望台を制覇してみたいものです。
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この旅行記へのコメント (2)
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- さちととさん 2009/08/23 23:38:05
- こんばんは!
- conさんはじめまして。
旅行記、とても面白かったです!
私も語学が苦手なのでとても良く分かる場面が沢山ありました。
(レストランに入ったものの退散・・とか
とりあえず、皆さんの使い方を観察・・とか)
私はまだ1人旅をする勇気が無いのですが、いつかconさんの様に出来たらいいなぁと思いました。
写真もとても綺麗に撮れていて羨ましいです!
- conさん からの返信 2009/08/24 10:58:07
- RE: こんばんは!
- さちととさんはじめまして。
私のへっぽこ旅行記を読んでいただき有難うございます。
さちととさんの旅行記も読ませていただきましたが、既にパックツアーでなくお友達と行かれているのですから私より先輩じゃないですか。
イタリア旅行楽しそうですね。私はそのイタリアに昨年パック旅行で行って、観光より移動が多かったり食べたいものが食べられなかったりと色々不満があったので、一人旅を決意したんですよ。イタリアももう一度じっくり周ってみたいです。
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