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今晩の宿であるインカインモーテルは、南下するUS-191号線の左道路側にあった。<br />車を駐車場に入れてレセプションでチェックインをする。<br />男性スタッフは、あちきの到着を随分待ちわびていたようだった。<br />実際この宿に到着したのが、20時30分を周っていた。<br />確かチェックイン予定時間16時ってメールしたよな・・・。<br /><br />鍵を受け取ると部屋はレセプションのすぐ隣の部屋で、モーテルは平屋の家屋で部屋はすべて1階にあるので荷物の出し入れは楽だった。<br />出発前に日本で情報収集させてもらった「グランドサークル放浪記」の筆者が語っていたように確かに1階の部屋は階段の上り下りが不要だから荷物の運搬は楽である。<br />そんな筆者も実際泊まったことがあるのが、このインカインだったりする。<br /><br />インカインモーテルの部屋はきれいである。<br />掃除も行き届いており、シャワーバス設備も古くなかった。<br />エアコンも完備されておりテレビもある。<br />これで1泊75ドル。<br />まあ十分であろう。<br /><br />部屋でひと息つく間もなく、これからどうしてもあることがしたかった。<br />晩御飯はもちろんなのだが、それ以外にそろそろやらないと面倒なことになることがある。<br />このモーテルにそれがあればいいのだが、確認するためにレセプションに行ってみることにした。<br /><br />先ほどチェックインの手続きをしてくれた男性スタッフがいたので尋ねてみた。<br />「コインランドリーはありますか?」<br /><br />そう、洗濯したいのである。<br /><br />まあ最悪バスルームで洗っちゃえばいいのだが、それは最終手段にとっておきたい。<br />男性は首を横に振ってからすぐにコインランドリーの場所を教えてくれた。<br />どうやら車で行く必要があるらしい。<br />親切に簡単な地図を書いてくれた。<br /><br />礼を言って部屋に戻ると洗濯物とカメラを持ってプリウスに乗り込んだ。<br />US-191をさらに数分南下する。<br />町の中心部に近づいているらしく、路肩には商店が並び始めているが、この時間では飲食店以外はほとんど閉まっている。<br />実際飲食店と言ってもマクドナルドの様なファーストフード店ばかりである。<br /><br />車を走らせながら晩御飯はどうしようかと考える。<br />事前の下調べでカニを食べさせる店がある情報は得ている。<br />コインランドリーより近い場所にあるようなので、先にその店に行ってみることにした。<br /><br />そのレストラン「Broken Oar」は、毎週金曜日と土曜日にカニを出してくれると情報にあった。<br />こんな山の中でカニである。<br />もちろん冷凍だろうが話のネタにはもってこいである。<br /><br />レストランはすぐに見つかったのだが、大きな駐車場には車が2台・・・しかないぞ。<br />店の照明も外灯は消されてしまっている。<br />腕時計を確認すると21時を周っていた。<br />もう結末はわかっていたのだが、あえて店の玄関を開けるとすぐに店員と目が合う。<br /><br />「終わり?」<br /><br />と一言尋ねると。<br />イエスと答えが返ってきた。<br />諦めてコインランドリーに向かうことにした。<br /><br />目指すコインランドリーは、道路沿いにあるのだが暗闇に一軒だけポツンと建っていた。<br />店の大きさは、郊外型のコンビにくらいの大きさだろうか。<br />少し離れたところに、バーガーキングと映画館があるが、どちらも人気は無く静まり返っている。<br /><br />コインランドリーの前にある駐車場には他に車はない。<br />それでも入り口脇には、洗濯待ちの人に用意されたのであろうイスに南米系の顔立ちの40代の女性が携帯電話でメールをしていた。<br /><br />あちきはプリウスを慎重に店の前、中からも車が確認できる真正面に駐車した。<br />付近に怪しげな人影が無いのを確認して車から降りる。<br /><br />携帯電話を触っている女性と目が合ったので、笑顔で声をかけると同じく笑顔で声を返してくれた。<br />どうやらよそ者も使えるコインランドリーらしい。<br /><br />建物に入ると整然と洗濯機と乾燥機が並んで配置されている。<br />よく見ると数台稼動しており、店内にも洗濯中の女性数人がいた。<br />まあ無人ほど怖いものはないので少し緊張感を解く。<br /><br />さっそく空いている洗濯機に洗濯物を放り込む。<br />近くにいる女性があちきの行動を興味深めに見ている。<br />日本から持ってきていた旅行用のアタックの粉洗剤を洗濯機の上にある洗剤用の投入口に放り込む。<br />これであとは硬貨を入れれば動き出すはず。<br /><br />ポケットから25セントを1枚入れると、返却口から勢いよく戻ってくる。<br />あれ?<br /><br />もう一度チャレンジするとまた返却から戻る。<br />ちょっと待て、これってもしかして。<br />先ほどの女性が苦笑いで首を横に振る。<br /><br />女性は洗濯機を見渡して、いくつか指差してくれた。<br />なるほど、使えるのはこれとこれか。<br /><br />あちきは礼を言って洗濯物を移し変える。<br />だが洗剤は回収できない。<br />予備はホテルに置いてきている。<br />どうしようかと考えていると、壁に洗剤の自販機が備え付けられていた。<br /><br />販売している洗剤のパッケージ見本が見えるので、漂白をイメージさせるブリーチとか書かれていない洗剤を選んで購入。<br />再び洗濯機の上の投入口から洗剤を流し込んでお金を入れると動き出した。<br /><br />思わず口から息を吐き出した。<br />さっきの女性も笑顔でうなづいてくれた。<br /><br />にしても、この洗濯が終るまで時間はありそうだった。<br />コインランドリーは24時間営業しているようだったので、車に乗り込んで晩御飯を済ませることにした。<br /><br />車を走らせても店内で食べれそうな店はほとんど終っている。<br />事前に調べていた情報を頼りに、明日寄る予定にしていたスーパーマーケットに行ってみることにした。<br />シティーマーケットと呼ばれているそのスーパーは閉店間際だったが、まだ買い物ができた。<br />サンドイッチとサラダとドレッシングとポテトチップスに、プラスチック製の使い捨てのフォークとスプーンの10個入りセットを買っておいた。<br /><br />買い物を終らせてコインランドリーに戻ると洗濯は終っていた。<br />さらに15分ほど乾燥機を使って洗濯物を乾燥させる。<br /><br />洗濯は無事に終って宿に戻ったのが22時頃だった。<br />部屋に入ってすぐにジャワーを浴びる。<br />シャワーの後にクーラーボックスからビールを1本取り出して一口呑む。<br /><br />「これだよ」<br /><br />自分でも何がこれだよ?と突っ込みたくなる。<br /><br />スーパーで買ってきたサンドイッチとサラダとポテトチップスで体に悪そうなディナーとしゃれ込んだ。<br /><br />明日も早い。<br />日の出前にアーチーズ国立公園のランドスケープアーチに行って日の出を拝もうと考えている。<br />アーチーズ国立公園からさらに南下してモニュメントバレーを目指す。<br /><br />当初の予定では、モニュメントバレー付近で1泊を予定していたが、計画を変更してレイクパウエル付近のペイジという町まで走る予定だ。<br /><br />明日も半日以上は運転していることになる。<br />旅の疲れと酔いの効果ですぐに寝ることができた。<br />

2008 アメリカ・グランドサークル旅記 0920-06

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2008/09/18 - 2008/09/26

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morikens

morikensさん

今晩の宿であるインカインモーテルは、南下するUS-191号線の左道路側にあった。
車を駐車場に入れてレセプションでチェックインをする。
男性スタッフは、あちきの到着を随分待ちわびていたようだった。
実際この宿に到着したのが、20時30分を周っていた。
確かチェックイン予定時間16時ってメールしたよな・・・。

鍵を受け取ると部屋はレセプションのすぐ隣の部屋で、モーテルは平屋の家屋で部屋はすべて1階にあるので荷物の出し入れは楽だった。
出発前に日本で情報収集させてもらった「グランドサークル放浪記」の筆者が語っていたように確かに1階の部屋は階段の上り下りが不要だから荷物の運搬は楽である。
そんな筆者も実際泊まったことがあるのが、このインカインだったりする。

インカインモーテルの部屋はきれいである。
掃除も行き届いており、シャワーバス設備も古くなかった。
エアコンも完備されておりテレビもある。
これで1泊75ドル。
まあ十分であろう。

部屋でひと息つく間もなく、これからどうしてもあることがしたかった。
晩御飯はもちろんなのだが、それ以外にそろそろやらないと面倒なことになることがある。
このモーテルにそれがあればいいのだが、確認するためにレセプションに行ってみることにした。

先ほどチェックインの手続きをしてくれた男性スタッフがいたので尋ねてみた。
「コインランドリーはありますか?」

そう、洗濯したいのである。

まあ最悪バスルームで洗っちゃえばいいのだが、それは最終手段にとっておきたい。
男性は首を横に振ってからすぐにコインランドリーの場所を教えてくれた。
どうやら車で行く必要があるらしい。
親切に簡単な地図を書いてくれた。

礼を言って部屋に戻ると洗濯物とカメラを持ってプリウスに乗り込んだ。
US-191をさらに数分南下する。
町の中心部に近づいているらしく、路肩には商店が並び始めているが、この時間では飲食店以外はほとんど閉まっている。
実際飲食店と言ってもマクドナルドの様なファーストフード店ばかりである。

車を走らせながら晩御飯はどうしようかと考える。
事前の下調べでカニを食べさせる店がある情報は得ている。
コインランドリーより近い場所にあるようなので、先にその店に行ってみることにした。

そのレストラン「Broken Oar」は、毎週金曜日と土曜日にカニを出してくれると情報にあった。
こんな山の中でカニである。
もちろん冷凍だろうが話のネタにはもってこいである。

レストランはすぐに見つかったのだが、大きな駐車場には車が2台・・・しかないぞ。
店の照明も外灯は消されてしまっている。
腕時計を確認すると21時を周っていた。
もう結末はわかっていたのだが、あえて店の玄関を開けるとすぐに店員と目が合う。

「終わり?」

と一言尋ねると。
イエスと答えが返ってきた。
諦めてコインランドリーに向かうことにした。

目指すコインランドリーは、道路沿いにあるのだが暗闇に一軒だけポツンと建っていた。
店の大きさは、郊外型のコンビにくらいの大きさだろうか。
少し離れたところに、バーガーキングと映画館があるが、どちらも人気は無く静まり返っている。

コインランドリーの前にある駐車場には他に車はない。
それでも入り口脇には、洗濯待ちの人に用意されたのであろうイスに南米系の顔立ちの40代の女性が携帯電話でメールをしていた。

あちきはプリウスを慎重に店の前、中からも車が確認できる真正面に駐車した。
付近に怪しげな人影が無いのを確認して車から降りる。

携帯電話を触っている女性と目が合ったので、笑顔で声をかけると同じく笑顔で声を返してくれた。
どうやらよそ者も使えるコインランドリーらしい。

建物に入ると整然と洗濯機と乾燥機が並んで配置されている。
よく見ると数台稼動しており、店内にも洗濯中の女性数人がいた。
まあ無人ほど怖いものはないので少し緊張感を解く。

さっそく空いている洗濯機に洗濯物を放り込む。
近くにいる女性があちきの行動を興味深めに見ている。
日本から持ってきていた旅行用のアタックの粉洗剤を洗濯機の上にある洗剤用の投入口に放り込む。
これであとは硬貨を入れれば動き出すはず。

ポケットから25セントを1枚入れると、返却口から勢いよく戻ってくる。
あれ?

もう一度チャレンジするとまた返却から戻る。
ちょっと待て、これってもしかして。
先ほどの女性が苦笑いで首を横に振る。

女性は洗濯機を見渡して、いくつか指差してくれた。
なるほど、使えるのはこれとこれか。

あちきは礼を言って洗濯物を移し変える。
だが洗剤は回収できない。
予備はホテルに置いてきている。
どうしようかと考えていると、壁に洗剤の自販機が備え付けられていた。

販売している洗剤のパッケージ見本が見えるので、漂白をイメージさせるブリーチとか書かれていない洗剤を選んで購入。
再び洗濯機の上の投入口から洗剤を流し込んでお金を入れると動き出した。

思わず口から息を吐き出した。
さっきの女性も笑顔でうなづいてくれた。

にしても、この洗濯が終るまで時間はありそうだった。
コインランドリーは24時間営業しているようだったので、車に乗り込んで晩御飯を済ませることにした。

車を走らせても店内で食べれそうな店はほとんど終っている。
事前に調べていた情報を頼りに、明日寄る予定にしていたスーパーマーケットに行ってみることにした。
シティーマーケットと呼ばれているそのスーパーは閉店間際だったが、まだ買い物ができた。
サンドイッチとサラダとドレッシングとポテトチップスに、プラスチック製の使い捨てのフォークとスプーンの10個入りセットを買っておいた。

買い物を終らせてコインランドリーに戻ると洗濯は終っていた。
さらに15分ほど乾燥機を使って洗濯物を乾燥させる。

洗濯は無事に終って宿に戻ったのが22時頃だった。
部屋に入ってすぐにジャワーを浴びる。
シャワーの後にクーラーボックスからビールを1本取り出して一口呑む。

「これだよ」

自分でも何がこれだよ?と突っ込みたくなる。

スーパーで買ってきたサンドイッチとサラダとポテトチップスで体に悪そうなディナーとしゃれ込んだ。

明日も早い。
日の出前にアーチーズ国立公園のランドスケープアーチに行って日の出を拝もうと考えている。
アーチーズ国立公園からさらに南下してモニュメントバレーを目指す。

当初の予定では、モニュメントバレー付近で1泊を予定していたが、計画を変更してレイクパウエル付近のペイジという町まで走る予定だ。

明日も半日以上は運転していることになる。
旅の疲れと酔いの効果ですぐに寝ることができた。

同行者
一人旅
交通手段
レンタカー
航空会社
ユナイテッド航空
  • Inca inn Motel<br /><br />http://www.incainn.com/

    Inca inn Motel

    http://www.incainn.com/

  • モーテルのお部屋

    モーテルのお部屋

  • シャワー・トイレ別です

    シャワー・トイレ別です

  • コインランドリー

    コインランドリー

  • みんな大好きドラム式

    みんな大好きドラム式

  • コインランドリー内の両替機。<br /><br />洗剤の自販機は撮影し忘れました。

    コインランドリー内の両替機。

    洗剤の自販機は撮影し忘れました。

  • スーパーマーケット

    スーパーマーケット

  • 晩御飯ですがなにか

    晩御飯ですがなにか

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