2009/08/19 - 2009/08/19
108位(同エリア1725件中)
triさん
09:00 四季の宿 尾之間出発
09:15 バス乗車、白谷雲水峡へ
10:15 宮之浦(尾之間方面からだったので、上屋久町役場前)でバスを乗換え
10:40 白谷雲水峡バス停到着
11:00 登山開始
13:20 「もののけ姫の森」と呼ばれていたスポット到着
13:30 太鼓岩を目指し再出発
14:05 太鼓岩到着
14:15 夏期最終バス16:30に向け、下山開始
15:55 白谷雲水峡バス停到着、かなり遅い昼食
16:30 バス乗車
17:00 宮之浦バス付近よりタクシー乗車
17:15 レンタカー
17:40 四季の宿 尾之間到着
18:30 夕飯
【天気】雨&霧、時々晴れ間
【撮影枚数】300枚
【服装】
・レインウェア(THE NORTH FACE社)
・速乾性ロングTシャツ
・ハーフパンツ
・サポートタイツ(THE NORTH FACE社 BIOTEX)
・トレッキングシューズ(トレクスタ社)
・30Lパック(20Lでも充分です)
【メモ】
・ガイドなし
・小さな三脚(最高30cm程度)を使用しながらの撮影だったので、全体的にかなり遅いペースでの登山でした。
・復路はかなりのハイペース。
・白谷雲水峡は雨の方が美しいという評判に納得でした。
・ペットボトルを忘れてしまい、どの湧き水が飲めるか分からず、けっこうツラかった。
・湧き水はたいてい飲めるそうですが、雨の日は濁ってるからやめた方が良いとのこと
・川の増水のため、原生林歩道は通れませんでした。
・汗をかいた後に乗るバスの冷房が、体をかなり冷やします。
・ヤクシカ2頭、ヤクザル0頭遭遇
・次回はぜひフラッシュを焚いて撮影を…
【屋久島旅程】
1日目/14:30 屋久島到着、登山グッズレンタル、「四季の宿尾之間」チェックイン
2日目/03:00 起床、縄文杉、18:30 「四季の宿尾之間」戻り
3日目/09:00 白谷雲水峡へ出発、17:45 「四季の宿尾之間」戻り、尾之間温泉(本旅行記)
4日目/チェックアウト、島内一周ドライブ(竜神の滝、屋久杉記念館、松峯大橋、一奏海水浴場、西部林道)、17:00 JRホテル屋久島チェックイン
最終日/08:30 島内半周ドライブ(海中展望船「まんぼう2」、大川の滝、西部林道、横河渓谷、永田いなか浜、登山グッズ返却、買い物)、15:00 屋久島空港
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 船 レンタカー
-
10:15 白谷雲水峡行きのバスに乗換え
宮之浦より南部から行く場合は、乗換え場所は宮之浦バス停でなく、1つ手前の「上屋久町役場前バス停」が白谷雲水峡に近いバス停です。
乗換え時間が短いことがあるので、運転手さんにお聞きするのが一番ですね。この時もバスが遅れていたので、運転手さんが「宮之浦ではなくこちらでお降り下さい」と教えてくれました。
往路のバスは、左側に座ると山道にて眼下に広がる宮之浦の町や海の景色が見やすいです。運転手さんが速度を落として説明してくれる場所もあります。 -
11:05 登山開始
「さつき吊り橋」までの30分ほどは整備された道です。
20人弱のツアー客(2組)が、1時間コースという形で来ていました。どこまで行けたのか分かりませんが、確かに途中までは、それくらい気軽に楽しめるコースであるかもしれません。 -
一カ所、このような岩肌を歩きます。
すぐ左手脇には「白たえの滝」が轟音で流れています。滑り落ちることもあるそうなので、気をつけてください。
花崗岩なので岩肌はざらついていて、トレッキングシューズであれば滑りにくくなります。値段が高いですが、絶対に損はありません。安心です。雨も全く通さないので快適です。
スニーカーの方もいらっしいましたが、見ているこちらがヒヤヒヤしました。 -
霧が立ちこめ、白谷雲水峡にとってベストコンディション!
-
「飛流おとし」
写真が撮りづらく残念。一般的にはこのアングルしか撮れなそうです。
遊歩道の柵から覗き見る滝なので、三脚を使うなら腰以上の高さになるものが必要そうです。 -
縄文杉への道より山道らしい道です。景色も富んでいるので楽しいです。でもこちらの方が体力的には消耗しやすいかも知れません。
「白谷雲水峡は、「もののけ姫の森」まで行かなくても、どこで切り上げても満足できるくらい景色が良い」と聞いていましたが、その通りでした。 -
左手を見上げると苔に覆われた森が広がっています。
奥に進めば進むほど苔の密度は濃くなりますが、この辺りでも十分楽しめす。 -
苔が美しいこと美しいこと♪
滴がポタポタと止めどなく流れる様子も見飽きません。
でも序盤の道では人の通りも多く、三脚を立ててゆっくり撮影することはなかなかできず、どうしても手ぶれしてしまいます。雨の中でカメラが濡れないように、と気も遣いますし。 -
苔がふさふさ柔らかく、木陰までも柔らかに見えます。
-
生命力が溢れています!
-
屋久島の大地はほとんどが花崗岩なので、栄養が乏しいです。
そのため植物の生長はゆっくりだそうですが…
なにかほとばしるようににょきにょきと生えた木々からは、ゆっくりさを感じさせない溢れる力を感じます。
「もののけ姫」で一斉に木々が生えるようなシーンがありますが、まさにあの力強さを彷彿させます。 -
川の音も五感を育ててくれます。
-
沢渡りをする場所があります。
増水時は渡ることを規制されるので心配でしたが、まだ大丈夫でした。
原生林コースは残念ながら通らないようにとのこと。
また次回来た時に訪れます! -
沢渡り。
水かさは大丈夫ですが、流れはとても早いです。
お気をつけ下さい。 -
どこもかしこも何か出てきそうな神秘的な雰囲気です。
雨が降ってて良かった〜 -
-
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七本杉。
-
七本杉を少し遠目から。
ひと際大きいのがよく分かります。 -
ほとんどが花崗岩で形成されている屋久島。
植物の根は岩に這ってその巨体を支えています。
生命の力強さが襲ってくるほどに感じられます。 -
もう、言葉が出ません。
伐採されても折れても枯れず、苔に覆われた姿は神秘的です。 -
苔に覆われていると、
岩とも一体となっているように見えます。
どこから芽が育っているのか不思議なくらいです。 -
これも「もののけ姫」でイノシシがたたら神に変わってしまう時の、ほとばしるような得体の知れない不気味さを感じさせます。
-
この森では直立に育つ姿を見ると、逆に安心します。
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縦横無尽に育つ木々。
-
今は取り外されましたが、
「もののけ姫の森」と看板が立っていたスポットです。
それまで狭いエリアに密集していた木々が、
ここだけポカっと空間が広がっています。
この空間の真ん中に何か漂っていそう…
そんな気持ちにさせます。
たとえ元々看板が無かったとしても、
ここは体が自然に何か違和感を感じて
立ち止まってしまうと思います。
そしてここでの写真撮影はフラッシュを焚くと…
フラッシュを焚いた写真は準備中のため後日アップします。 -
見晴らしが良いと聞く太鼓岩へ向かいます。
「もののけ姫の森」に居た他のグループのガイドさんの話によれば、霧が深く何も見えないということでしたが、万が一に賭け、行ってみることに。
次回来た時のために道を知っておくのも良いと思って。
「もののけ姫の森」からは1時間弱です。
道中は道導となるピンクのリボンがほぼ見える範囲に続いているので、気を付けていれば道に迷うことは少ないと思います。 -
屋久島で一番神秘的に感じられたシーン。
岩に挟まれた道、ひと際明るい苔、通り抜けてくる者を監視するような杉…何もかも調和されていて、こんな空間が本当に実在するんだ…と心から感じました。 -
森の動物たちの長老が居そうな、特別な雰囲気でした。(屋久島には、大きな動物はヤクシカとヤクザルしかいないそうですが)
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緑と黒のコントラストって奇麗ですね。
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13:45 太鼓岩に到着です。
何も食事を摂らずに登ってきてしまったので、
かなり疲れました。
太鼓岩手前の山道はなかなか急勾配で
荷物を坂道の前に置いてから登る方もいたほどです。
霧立つ山で視界が悪かったのですが、
一瞬でも霧が晴れることを祈って
10分ほど佇んでみました。 -
すると霧が生きているかのようにスーっと…。
さすがにすべて晴れることはありませんでしたが、
太鼓岩の下に見えると聞いていた、辻峠の岩が見えました。
「もののけ姫」の中でサンがオオカミの背中に乗って山を飛び降りる、あのシーンのモデルとなった岩です。 -
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-
草のようですけど、苔です。
よく見ると本当にたくさんの種類の苔があり、
じっくり見ていると時間がいくらあっても足りません。
苔の名前は後日追記します。 -
杉の赤ちゃん。
一滴一滴が森の命をゆっくりと育んでいきます。 -
着生しています。
着生された木が死ぬ訳ではないのだから、
不思議ですね。 -
苔はどれも、しっとりふさふさしていました。
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森の中から何か現れそうな一瞬。
雨続きの中で一瞬陽が射すと、神秘的以外の言葉が見つからない光景になります。 -
深海魚のように見える倒木。
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陽が当たっている訳ではなく、明るい苔でした。
何かが通い抜けた後のように、そこだけが明るい不思議な光景でした。 -
誰かが残した何とも言えない表情。
縄文杉登山の際も、このような遊びを時折見かけました。 -
2枚上の写真の苔のスポット。
左手前の岩に這う根が艶かしいです。 -
15:50 白谷雲水峡入り口付近まで戻ってきました。
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バスに乗り、山を少し降り始めるともう青空が垣間見えてきました。屋久島は、天気の移り変わりがものすごく早いです。折りたたみ傘は常に持っておいた方が良いみたいです。
それから、夏場は下山後すぐバスに乗る場合は、汗が冷房で一気に冷えるのでお気をつけ下さい。 -
霧立つ山々。屋久島以外でも見ることのできる光景だけれど、白谷雲水峡を体感した後にみるこの光景は深みが違います。霧の中の一雫一雫が生命の源であると思い及びます。
-
雲をなぎ払い現れた青空。
-
17:00 宮之浦バス停まで降りてきました。
スコールのような雨に見舞われました。
行き違ってしまったばかりの尾之間方面バスは、次は1時間後。仕方なくタクシーを利用しました。
一番スムーズな乗り換えを、乗車時に運転手さんに聞いておいた方が良いです。
屋久島空港近くからはレンタカーに乗り換え、
四季の宿 尾之間へ。
4日目は島内一周です。
【4日目の訪問地】
・小道を散策ドライブ
・千尋(せんぴろ)の滝
・猿川ガジュマル
・屋久杉自然館
・松峰大橋
・一湊海水浴場
・西部林道
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この旅行記へのコメント (6)
-
- mom_momさん 2010/11/20 22:00:44
- 素晴らしい、自然です!
- こんばんわ〜、triさん(^^)/
ああ、憧れの風景ですよ。
何て素敵な自然のパワー
いつの日か、屋久島に行って、この自然を見てみた〜い(≧▽≦)
でもね、お山へは、呼ばれないと行けないのです。
いつになれば、お呼びが掛かるのやら...
屋久島でサバのすき焼きも食べたい!
屋久島出身の方が言うには、関サバや首折れサバより屋久島のサバは、美味しいとのこと。
そのときは、triさんの旅行記を参考にさせて頂きます!
mom_mom
- triさん からの返信 2010/11/23 10:26:35
- RE: 素晴らしい、自然です!
- mom_momさん、こんにちは。
お褒めの言葉、ありがとうございます。
屋久島は本当に良いですよ〜。
私は苔が好きだったので、山よりも苔に誘われたかもしれません。
その後ガーデンクォーツも好きになったし…。
サバのすき焼き?!
美味しそうですね〜!知らなかったです。
サンマも時期が遅くて刺身を食べられなかったのが心残りです。
旅先の醍醐味はやっぱり“食”ですよね!
旅先、特に山登りが行程に入ると、実際に行ってみないと時間配分って実感できないですよね。
その点を意識して、時間経過を詳しく書いた旅行記にしてみました。
tri
-
- roku-chanさん 2009/09/13 22:05:21
- 一票入れました
- 幻想的な写真ですね。
屋久島に行ってみたくなりました♪
- triさん からの返信 2009/09/14 10:31:16
- RE: 一票入れました
- roku-chanさん、はじめまして。
一票入れていただき、ありがとうございます。
「幻想的な写真」…とても嬉しいです。
どう撮ったら幻想的なんだろう、ということに
一番悩みながら撮っていたので。
ところで、ずいぶん前の4travelでは、
投票する際に投稿者名付きでコメントも送られてきていました。
コメント付きだけでも復活してもらえると嬉しいですよね。
tri
-
- pocoさん 2009/09/13 10:12:23
- はじめまして〜♪
- 素晴らしい屋久島の写真の数々〜〜〜☆
一気に見せて頂きました。
いつも気持ちが海の外ばかり向いてますが、「屋久島」だけは特別なところ、として興味津々です。
とりわけ、11月末には行きたいな〜と予定している今年の私の目には
「本日の一枚」の写真が飛び込んで来ました。
詳しい説明、とてもよく分かります。
ゆっくり予習させて頂きたいと思います。
有り難うございました。poco
- triさん からの返信 2009/09/14 10:17:53
- RE: はじめまして〜♪
- pocoさん、はじめまして。
写真へのお褒めの言葉、ありがとうございます。
説明などは書きすぎかな?と思っていたのですが、
そのようなお言葉を頂けてほっとしました。
11月に予定を立てているんですね。
縄文杉コースにて案内して頂いた地元育ち&山好きのガイドさんが、
「11月は歩きやすく紅葉もきれいでオススメ」と仰っていました。
行けると良いですね。
私はもともと日本国内も好きですが、
「屋久島」は本当、特別なところ、という印象がありますよね。
よし!行くぞ!と気合を入れないと
なかなか行けないということも手伝って。
実際に行ってみてもやはり、特別でした。
tri
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