のんびり道東 ⑧　【地図に足跡を付けた気がする。野付半島】　

2009/08/07 - 2009/08/12

野付半島～♪

北海道地図全体を見ている時はついつい見逃しがちな程、か細い線の様な半島。
この散策で地図に足跡を付けてきた気がしている♪

野付半島には、ここならではの景色が広がっていました。
トドワラの立ち枯れした木々はどんどん風化され、土に帰って新しい景観を作っていくのでしょう。
どうかそれが素晴らしい自然で有りますように。

尾岱沼港から観光船を使って向かいます。
途中ゴマフアザラシに出会いました。

エリア 標津(北海道)

８月１１日（火）晴れ
午前１１時に尾岱沼港を野付半島に向けて出港します。

向こーうに見えるのが野付半島です。

途中、ゴマフアザラシ達が遊びに来ている所へ立ち寄り。
海藻のアマモの上に寝転がりにやって来ています。

小さくしか写せませんがゴマちゃんです

こっちに背を向け半身浴の“おじさんゴマ”
（勝手にオスよ決めてますが…）

さぁ！　足跡、はじめの一つ目

野付半島ネイチャーセンターにガイドをお願いしてあります。
観光船が到着する桟橋に、スタッフの河口さんが迎えに来てくれました。

フィールドスコープで水鳥や、浅瀬のアマモに潜むシマエビを観察しながら進みます〜。

この緑の両端が海です。　足跡！

トドワラ方面

朽ちた木達はやがて土へと帰っていきます。

恐竜の骨の様。

ここが昔は森だったなんて、信じられません

野付半島ならではの景色が広がっています。

数年前まで生きていたツインツリー
左側の木にはヒナが巣立ち主のいないカラスの巣。

三度登場。
ナガホノシロワレモコウ

これよりフラワーロード呼ばれる原生花園に入ります。
原生花園は家畜たちが作ったと言われています。
放牧されたかれらが、歩く事で蹄で種をまき・耕して花畑となっていきました。

以前は野付半島でも放牧された牛の姿があったのかぁ。

外来種ではないたんぽぽ
シコタンタンポポだったか…な？

＜花の名前問い合わせ中＞

「あ！咲いた」と、メモを取るガイドの河口さん。
この日、初めて開花が観察されたお花です。

＜花の名前問い合わせ中＞

花弁がビロードみたいでしょう？と河口さん。

本当だ。　触ってみたくなったのですが、我慢。

「ナミキソウ」

湿原でも見ました

「キンミズヒキ」

センダイハギ

種付き

＜花の名前問い合わせ中＞

物覚えが悪くなった頭を抱え込んで思い出した名前が「ウツボグサ」の様な気がしてる。
本当の名前は解明後！

もう紅葉が始まっている物も〜！

フラワーロードの横は馬車の道。

野付半島ネイチャーセンター前の海。

海面の水があったまってきて、水蒸気発生。

海と空が一体化。

ネイチャーセンターで昼食休憩後、灯台方面へ。ガイドさんの車で向かいました。
丹頂のつがいを発見したけれど、遠ーくに着地してしまったので姿が見えなくなって…残念。
場所を変えて探しながら移動。
ナラワラに来ました。

またしても自然の悪戯で真っ白。

これはこれで幻想的

うっすらと木々の姿が確認できてきました。

この後、丹頂やオジロワシを探しながら尾岱沼港に送っていただき、ガイドいただいた河口さんとお別れ。

大変お世話になりました。楽しかったです。ありがとうございました〜〜〜