2009/07/29 - 2009/07/29
968位(同エリア3978件中)
ころっつさん
今日は仕事が一段落して、午後から半日お休みをいただくことに…。(わたしの職場はお盆休みがないので、夏の間に5日間別に休むことができます。)
そして高速に乗って向かったのはいつもの京都。午後2時半過ぎについたので、お寺をまわれても2箇所ほどだな…と思いつつ、まずは東福寺へ。
東福寺は京都駅の東南に位置する京都五山の大寺院で広大な寺域に本堂のほか、25もの塔頭が立ち並んでいます。今回は通年公開はしていないものの、秋の紅葉の時期などを中心に公開している塔頭・龍吟庵と、京都を代表する紅葉の名所である通天橋を渡り見学することができる開山堂・普門院を訪れました。
東福寺では三門と今回訪れた龍吟庵が、「京の夏の旅」の特別公開で7月13日〜9月30日まで特別公開されています。
☆これまでの東福寺
「東福寺 三門・本堂」の旅行記 → http://4travel.jp/traveler/password/album/10341544/
「東福寺 塔頭」の旅行記 → http://4travel.jp/traveler/password/album/10341552/
「東福寺 天得院」の旅行記 → http://4travel.jp/traveler/password/album/10349249/
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
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ということでいつものように、九条通りから東福寺の参拝者用駐車場に車を置いて、臥雲橋を歩いて行きます。6月下旬に天得院のライトアップに訪ねて以来の道となります。
ちなみに車で訪れる際は、紅葉などのハイシーズンを除き、伏見街道から中門・日下門を通り、東福寺の境内にも駐車することができます。 -
境内に入り、本堂・方丈庭園を過ぎ、さらに奥に歩いて行くと、庫裏の背後にある龍吟庵があります。
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龍吟庵は、拝観のパンフレットによると、東福寺第三世住持・無関普門の住居跡だった場所で、鎌倉時代に創建された塔頭です。東福寺の境内から三ノ橋川に架かる「偃月橋(えんげつきょう)」を渡って行きます。
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偃月橋は、先ほど渡ってきた臥雲橋・通天橋とともに東福寺三名橋のひとつで、豊臣秀吉の正室・北政所が参るために建築されたともいわれる17世紀初頭の木造橋梁。そのため、三名橋で唯一重要文化財にも指定されています。
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偃月橋を渡り、斜めに伸びる石畳を歩いて行けば、龍吟庵の入口となる重要文化財の表門です。
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「方丈」は室町時代初期に建築され、表には足利義満が揮毫した「龍吟庵」の扁額が掲げてあり、国宝にも指定されています。(建物内部は撮影禁止)
南側には白砂を一面に敷き詰めた単調な造りの庭があります。 -
方丈の東西南に3つの庭があります。南側と西側の庭を分ける竹垣には稲妻の模様がかたどってあります。
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方丈西側にあるのがメインの庭です。そしてここが龍吟庭と呼ばれるこの塔頭の名の由来となった庭です。
ここの塔頭の3つの庭は、いずれも昭和の庭園造作の名師・重森三玲の作品で、白砂と黒砂で海中と湧き上がる雲を、青石が昇天する龍の姿をあらわしています。龍の姿は中央の石組が龍の頭を、周囲の石が雲間から見える龍の体をあらわしています。 -
中央の龍の頭の部分。真ん中の石が龍の顔を、それを挟み対となって突き出ている石が龍の角をあらわしています。
確かに言われてみれば、龍の頭にみえますね〜。 -
方丈北側から障子越しに西の庭を眺めます。
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方丈の北側には「開山堂」が建てられており、内部には鎌倉時代に造られたこの塔頭ゆかりの無関普門の坐像が安置されています。
また、正面に掲げてある「霊光」の額も方丈の扁額と同じく、足利義満が揮毫したものです。 -
方丈の東側の庭は、南側や西側の白砂の庭と異なり、赤砂が敷き詰めてある京都の庭園としては珍しい形式で、その中に黒白の石が配置してあります。
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こちらの赤砂の庭は、無関普門が幼少の頃、熱病にかかり山に捨てられた時に2頭の犬がオオカミからの襲撃から守ったという故事に基づき、その様子をイメージして作られたものです。
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東側の庭の端に建つ竹垣には山と雲の模様がかたどってあります。
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龍吟庵を訪れた後、三門の近くにある「東司」を見に行きます。内部は非公開ですが、実はわが国最古・室町時代に造られた僧のための便所なのです。
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たとえ便所であっても古くからの建物ということで…国の重要文化財も指定されています。木枠の窓越しに内部を見ると、地面に穴が並んでいますが、ここで用便をしていたのでしょうか…。
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続いて京都有数の紅葉の名所・通天橋を向かいます。秋は大変な大混雑となりますが、今の時期は平日ということもあり、訪れる人はまばらです。
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通天橋の拝観受付で拝観料を支払い、先に進みます。橋の手前には三ノ瀬川の渓谷・洗玉澗沿いには、苔と秋に色づく紅葉の林の緑が広がっています。
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東福寺の名は、奈良の大寺院興福寺と東大寺の名前を合わせたもので、その由来が示す通りの広い寺域。
境内は、洗玉澗の渓谷を挟み、南北に広がっており、方丈と開山堂の間には通天橋が架かっています。木造の屋根がある石畳の廊下が向こうまで続いています。 -
通天橋には方丈側に「通天」の額が掲げてあります。
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通天橋の真ん中には張出が造られており、渓谷沿いの葉が視界に広がります。向こうに見えるのは、下流に架かる臥雲橋です。
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通天橋の東側の張出からは方丈が見えます。方丈にも同じように洗玉澗を望む張出が造られています。
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通天橋を渡り開山堂に向かってさらに登廊を歩いて行きます。屋根があるので雨の日でも気軽♪に行けます。
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真夏なのに紅葉のように赤い色に染まった樹木と開山堂の前にある表門です。秋の色彩りは最高でしょうね。
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表門を入ると正面には開山堂があります。開山堂は東福寺の開祖・聖一国師を祀る塔院で、楼閣を備えた建物が特徴です。
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普門院から見た開山堂。開山堂は常楽庵とも呼ばれ、重要文化財にも指定されています。
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開山堂の西側には普門院と呼ばれる建物が白砂の庭を前に建っています。
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白砂を敷き詰めた普門院の前に広がる庭園。白砂がいくつもの正方形の幾何学模様が格子状に仕上げられ、整然と並んでいます。
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開山堂の前にある庭は江戸時代中期に造られた名園で、表門から続く参道から右手半分に広がっています。
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庭園の池には、水面に浮かぶハスの葉がひしめき合って浮かんでいます。
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開山堂の拝観ルートを戻り、洗玉澗の散策路から通天橋を見上げます。
この時、時刻はすでに4時にさしかかる頃。夕方早い時間に閉門する寺が多い中、この後は午後5時まで拝観できる南禅寺に向かうこととしました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- Photographerさん 2009/08/09 19:22:17
- この写真気に入りました。
- ころっつさんこんばんは。
Photographerです。
ころっつさんの旅行記をまた、改めて拝見させて
いただいたのですが、一枚一枚の写真の完成度が高くて、
とても勉強になります。
特にこの写真が気に入りました。
きちんと背景が処理されていてとても良い写真だと
思います。
- ころっつさん からの返信 2009/08/09 22:30:04
- RE: この写真気に入りました。
- Photographerさん、どうもこんばんはです。
大変おほめいただき、ありがとうございます。恐縮です。
旅行記を残すようになってから、これまでとは少し違って、さまざまな写真を撮るようになりました。それまでは結構ええ加減な撮り方しかしていませんでした。一応この夏に購入した2代目一眼レフデジカメを中心に撮っていますが、腕はまだまだです…。
カランバカの旅行記完成したのですね。読ませていただき、早速1票投票させていただきました。天気も良く、きれいなところですね。
お互いにこれからも写真に腕を磨き、旅行記作成にがんばりましょう♪
それでは。
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