2009/08/01 - 2009/08/01
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ぼんたんさん
ホーチミンの3日目、朝起きた時は何ともなかったのですが、朝ごはんを食べた後、お腹がグルーーーーーと鳴り、まずい! とうとう危惧していたことが起きてしまいました。う〜ん、かなり辛いかも…、体も思い感じがするし。昨日の氷入りのビールかなぁ、それとも生春巻き? 色々思いを巡らせますが、何の解決にもなりません。
もし日本にいたらゆっくり休むかなぁ、とか考えますが、今日はガイドさんをお願いしたし、そうも言ってられません。まぁ、何とかなるか…、こういう時こそ前向きに考えよう、と正露丸を飲んでから出かけました。
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今日の朝ごはんは、ホテルで食べずに、外で食べることにしました。
近所にあったフォーのチェーン店 PHO24です。
とっても綺麗でおしゃれな感じのお店です。 -
牛肉のフォーを頼みます。
昨日、バイタクのおっちゃんと食べたのと比べると、優しいお味です。
こっちの方が、日本人好みなのかもしれません。
朝からかなりのボリュームです。 -
プリンとベトナムコーヒーも頼みました。
パンはフォーにつけて食べます。
プリンは、濃厚な味がして美味い!!! この時までは元気でした。
しかーし、食べおわってから、お腹がグルーーーーーと鳴り、嫌な予感。
慌ててホテルに帰りました…。
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今日はガイドさんをお願いしたので、気を取り直して出かけます。
近くの名所は観たので、まずは、戦争証跡博物館に行きました。
入り口にはベトナム戦争でアメリカ軍が利用した戦車や戦闘機が沢山展示されています。 -
これらは、全て実際に使用されていたものです。
両翼には、爆弾を格納する場所が生々しく付いていました。 -
展示室の中には、ベトナム戦争当時の写真や、その後の枯葉剤の影響など、沢山の生々しい写真が展示されています。
中には、思わず目を覆いたくなるような写真も少なくありません。
でも、目を覆ってはいけないのです。
この戦争の悲惨さ、そして何十年も経った今なおその影響が残っているのが、よく分かります。
改めて平和のありがたさを感じました。 -
すっかり写真に見入っていたら、再びグルーーーーーとお腹が鳴り、トイレに駆け込みます。
一息ついたと思ったら、またグルーーーーー。
まだ9時なのに、一体今日は何回トイレに行っているのだろう…と思います。
外に出ると、刑務所を再現した建物がありました。 -
中に入ると、グロテスクなギロチンが…。
鋭い刃が付いていて、ストンと首に向けて落ちるようになっています。
実際に使用されていたものだそうです。 -
収監されている人の模型です。
表情がとてもリアルで、小窓から覗いた時に、思わずぞっとして、「あっ」と声を出してしまいました。 -
戦争証跡博物館を後にして、次は、チャイナタウンのチョロンに向かいます。
ホーチミンは、どこに行ってもバイクだらけです。
とりあえずは、お腹の具合は落ち着いたようです。 -
チョロンのビンタイ市場です。
とてつもなく、広い市場です。
生地、雑貨、食料品など、何でも揃います。
お店の数は、2千を超えるそうです。 -
カラフルな帽子とヘルメットが並んでいます。
バイク用のヘルメットは、よく見ると、色んな種類があって、見ているだけで楽しいです。
ベトナムの人は、ヘルメットもお洒落のポイントなのです。 -
市場にいた子猫ちゃん。
いやされますねー。 -
カラフルなお野菜たちです。
値段を聞いたら、日本とは比べ物にならない位、安かったです。
そういえば、ベトナムの平均月収は、約8千円だそうです。 -
市場で働いている女の子。
こんな小さな子に、「おにいさん、おにいさん」と声をかけられ、ちょっと複雑な感じです。
みんな生きていくのに必至なのです。 -
これは筍だそうです。
この辺りは、強烈なにおいでした…。 -
次に、天后宮(お寺)に行きました。
1760年に建てられた最古のお寺の一つだそうです。
境内は、線香の香りが漂っていて、沢山の人でにぎわっていました。 -
これは、普通の線香。
信者の人は、これを立てるそうです。 -
これは、渦巻きの形をした線香です。
観光客は、これに願い事を書いた紙をつけて、上から吊るすのです。
線香が燃え尽きるまで、数日間もかかる長い線香です。
そう、ここのトイレも綺麗でよかったです。 -
お寺を後にして、次に、クチのトンネルに向かいます。
約2時間の長い道のりです。
ちょっとあせりながら向かいます。
途中、こんな大きなお花をバイクで運んでいる様子に出会いました。 -
ホーチミンの電線は、こんな風にぐちゃぐちゃになっています。
こんなので、きちんと送電できるのか、火花をふいたりしないのか、心配になってきます。 -
どこへ行ってもバイクだらけです。
でも、ガイドさんによれば、運転はちょろいそうです。
ベトナムでは、車の運転免許を取るのには、半年以上かかるそうです。
バイクは1日で取れるそうです。 -
約1時間半でクチのトンネルの近くのライスペーパーを作っているところに到着しました。
ここで、ライスペーパーの作っている所を見学し、実際にやってみることができあます。
薄く丸くのばして…棒で取り上げてと、結構難しかったです。 -
ライスペーパーは、こうして天日干しされます。
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しばらくして、クチのトンネルに到着しました。
まずは、トイレのお世話になります。
やはり、観光地はとても綺麗です。
見学では、最初に日本語でクチのトンネルに関するビデオを見ます。 -
クチのトンネルの模型です。
戦争中、ここで生活をしていたのです。
米兵の侵入を防ぐため、様々な工夫が施されています。 -
そして、実際にトンネルを見学します。
ここに、トンネルの入り口が隠れているのです。
ぱっと見は、全く分かりません。 -
人1人がようやく入れるような小さな入り口があり、このようにして、トンネルに入ります。
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こんな感じで、トンネルに入ります。
この後、自分でも実際に入ってみることができます。
かなり狭いので、欧米人は入ることができない場合が多いそうです。
蓋を閉めると、真っ暗でかなり怖いです。
あと、洋服がかなり汚れてしまうので、これから行く方は、要注意です。 -
これは、落とし穴を再現したものです。
こんな感じで緑で分からないようにしておき… -
落とし穴に落ちると、中には、沢山のとげが体に刺さるようになっています。
他にも、色んな落とし穴が展示してありました。
こんなのは、作らないのが一番です・・・。 -
兵士のリアルな模型です。
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銃の射撃を実際に体験することができました。
10発で30万ドン(約2000円弱)でした(これが一番の高いお買い物でした)。
耳にヘッドホンをして、銃を発射します。
確かに、すごい音です。
10発は、あっという間に発射してしまいます。 -
今度は、トンネルの中を歩きます。
フラッシュを焚いているので、見えますが、実際は真っ暗です。
ガイドさんは懐中電灯を持っているのですが、歩くのが早いので、ついていくのが大変です。 -
戦争中に兵士が食べていたという、タピオカ芋をいただきました。
ジャガイモと同じような味です。
その後、クチのトンネルを後にし、ホテルに戻りました。 -
ホテルに戻っても、やっぱりお腹の調子が悪い・・・。
早くも、日本食が恋しくなってしまい、近所の日本食料理のお店に行き、カツカレーを食べました。
でも…、こんな時にカレーなんて、あまり喉を通りませんでした。
結局、この日の夜は、出掛けるのは止めて、ゆっくり休むことにしました。
3日目はこれでおしまいです。
4日目に続く。
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この旅行記へのコメント (3)
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- UBUDが好きださん 2009/08/03 20:41:28
- もしかして
8月1日の朝、戦争証跡博物館に行きました。
同じ日に行かれた方が旅行記をupされていたので驚きでした。
もしかして、もしかして、日本語ができる現地のガイドさんお1人と
午前中早い時間にいらっしゃいました?
ガイドさんは入口近くのベンチに腰かけていて、
戻られた日本の方に向かって
「あちらに刑務所があります」と話していませんでしたか?
もしそうならば、私はガイドさんの隣で煙草をふかしていました(笑)
- ぼんたんさん からの返信 2009/08/04 22:24:14
- RE: もしかして
- UBUDが好きださん、こんにちは。
そのもしかして、もしかしてのとおりで、ニアミスしてましたね。
午前中早い時間で、ガイドさんとのやりとりもそのとおりです。
それを同じブログにアップしているなんて、すご〜い、偶然ですね。
実は、あの時は、お腹の調子が悪く、最悪の状態でした…。
だから、トイレに行くために、ガイドさんに外で待ってもらっていたのです。
今度は、バリ島に行きたいと思っているので、参考にさせてもらいますね。
- UBUDが好きださん からの返信 2009/08/04 22:44:57
- RE: もしかして
こばさん
予感が当たって、ビックリです。すごい偶然でしたね。
こばさんのアルバムは私の雑駁な文章と違って、大変丁寧なコメントと写真の数々ですね。大変参考になりました。
他のアルバムも楽しく読ませていただきます。
まだ、旅先なのでしょうか。
お腹の調子はいかがですか。ご自愛を。
>今度は、バリ島に行きたいと思っているので、参考にさせてもらいますね。
今回は初ベトナムでしたが、バリには6度も通ってしまいました。
他国にはない癒しがあるのだと思います_(_^_)_
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