2009/07/25 - 2009/07/25
73位(同エリア594件中)
ココアさん
ワイン栽培地域のラインガウ(Rheingau)は、ライン川北側の南向きの斜面、タウヌス丘陵地の麓の(ライン側の水面の太陽光の反射も利用しての)、延々、見事に連なる葡萄畑。ヘッセン州の南西端に位置する、美しい地域です。
ワインに、畑名で表示ことが認められている特別なワイン畑は、Ortsteillage(オルツタイルラーゲ)といい、僅か5つしかありませんが、ラインガウには4つもありますね。
1. Steinberg(シュタインベルク)
2. Schloss Johannisberg(シュロス・ヨハニスベルク)
3. Schloss Vollrads(シュロス・フォルラーツ)
4. Schloss Reichartshausen(シュロス・ライヒァルツハウゼン)
また、かつての二山五城として、(水戸黄門の印籠に弱い日本人にとっては憧れの)ラインガウに次の様なブランドもありますね。
二山: 1. Steinberger(シュタインベルガー)、2. Schloss Johannisberger(シュロス・ヨハニスベルガー)
五城: 1. Schloss Reinhartshausen(シュロス・ラインハルツハウゼン)、2. Schloss Vollrads(シュロス・フォルラーツ)、3.Schloss Schoenborn(シュロス・シェーンボルン) など。
いつもは、スーパーの安ワインしか買えないのですが、この日はラインガウの魅力溢れる小さな町・村を訪れ、オルツタイルラーゲのものや、二山五城の幾つかの、近況をアップします。
もちろん、ライン川畔のお散歩お薦めエリアも。
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Eltville(エルトヴィレ):
フランクフルト中央駅からDBでリューデスハイム方面へと移動すると、ヘキスト、ヴィースバーデンを経て、エルトヴィレ駅に着きます。ガイドブックには、ラインガウで一番古い町とも書いてます。
フランクフルトから一般道42号で来ると、ライン川に到達した辺りの、右側に位置する町です。
ここからDBの列車は、Erbach、Hattenheim、Oestrich-Winkel、Geisenheim(その次がRudesheim)と、次々とハイライト的な駅に停まって行きます。 -
Eltville(エルトヴィレ)のお土産屋もある路地です。
今日アップしている町・村は、リューデスハイムとは大きく異なり、日本人も含めて外人観光客が少なく、ドイツ人が(あくせく観て回ることなどせず)ゆったりと滞在して時間を過ごすスタイルのエリアです。高級車、オシャレな衣装の方々も多く、流石、高級ワインの生産地だなぁと、頷ける一面も持ち合わせた地域ではないでしょうか。 -
もちろん、木組みのお家もあります。こんな細い道路ですが、次々とドイツの方々を乗せた観光バスがやってきます。(何故、太い42号を通らないのか不思議ですが、エルトヴィレ城塞などを観て回るのでしょうか。)
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さて、この町からタウヌス丘陵へ北西へとEltviller Strasseを上ると、そこにはKiedrich村の『Weingut Robert Weil(ロバート・ヴァイル醸造所)』があります(Erbach村の真北)(サントリーのグループなので、日本人の間でも有名でしょうが)。
そのHomePageにも有る様に、ゴー・ミヨ(Gault-Millau)の「ドイツワインガイド」で、何と『5房』!に格付けされていますね。
http://www.weingut-robert-weil.com/aktuell_e.htm
凄いですね。
Robert WeilとそのKiedrichの村は、続編でアップしています。 -
Erbach(エアバッハ):
さて、五城の一つ、シュロス・ラインハルツハウゼン(Schloss Reinhartshausen)に来ました。時々、お手洗いでお世話になっているホテルでもあります。
Hompeageによれば、1987年に、Leibbrand家がお城を購入し、5つ星高級ホテルへと変えたそうです。
今日は、ここでお昼ご飯の予約入れています。 -
Erbach(エルバッハ)は、一般道42号の右側(東側)がエルトヴィレであるのに対し、道を挟んで左側(西側)に位置します。とても人が少なく静かで美しい一画ですが、写真の教会がとても印象的です。
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さて、シュロス・ラインハルツハウゼン・ホテルのレストランへ入ります。写真は室内の席ですが、勿論、皆、外の、庭に面した席でお食事をされています。
皆、素敵な格好をした、お金持ちの方々ですので、今回子連れですが、そういった方々がこちらを見ていますので、お子様も、ちゃんとテーブルマナーが出来た方が宜しいでしょう。
それにしても、室内席も、光量十分で、美しい限りなので、どちらか迷います。 -
外の席だと、この様な庭園を上から眺めながらお食事出来ます。
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勿論、この様に、子供メニューがあるので、マナーさえ守れば、お子様OKだと思いますし、自分は連れて入ってます。待っている時間は、Kids Setもくれます(塗り絵など出来ます)。
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自分は、Vealを食べました。(食事を撮ったら、他のお金持ちの方々からジロジロ見られ、かなり恥ずかしい、旅行記のためとはいえ、ここでは、あまり撮らない方がベターかも。)
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ホテル内の様子。
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しばらくここでくつろいでおります。
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絵画を眺めながら。
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さて、ホテルの裏側にある、Weingut Schloss Reinhartshausen でワインのテイスティングです。
五城の一つとはいえ、堅苦しいのではなく、入り口は、こんなラブリーな感じ。(ぶぅ〜ちゃんも何故かしら置いてます。) -
ワインが綺麗に陳列されています。アウスレーゼ類のコーナーには、やっぱり高価なお値段のものが。
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これが、ここの、お箱様の、Schloss Reinhartshausenの文字(印籠)に、へへ〜っm(__)m。
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シュぺトレーゼと、(やっぱりドイツの高級赤ワインといえば)シュペートブルグンダーを購入。シュペートブルグンダーは、フランス・アルザスのピノ・ノワールに相当する、色は薄くても味はとっても凝縮された素晴らしいワインです。お店の方の言では、アスマンスハウゼンとは全然異なる味、と言われますが、地域というより、仕上げでかなり味が違う感です。スーパーのドイツ赤は、もっぱらDornfelderで、各地で増加していますが、シュペートブルグンダーにも、いつまでも頑張っていて欲しいです。
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当然、Weingutでは、Weingeleeとチョコも買います。
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Erbach(エアバッハ)で最も美しい一画がここではないでしょうか。見事な個人のお家です。左のお家からは、子供たちが出てきてましたが、こんな素敵なお家に、こんな風光明媚なことろに住めるなんて、なんて幸せな事でしょうか。
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後ろには、塔が見えます。
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巨大イチゴ看板。
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エアバッハの東寄りの一画にある、ちょっと素敵なお家。
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Kloster Eberbach:
さて、Erbachのお隣の町、Hattenheimから4kmほど山へと北上すると、修道院クロスター・エーバーバッハがあります。ここに、ヘッセン州立醸造所エバーバッハ修道院があるのです。
ブランドの二山のひとつ、Steinberger(シュタインベルガー)、そして、Ortsteillage(オルツタイルラーゲ)に認められている『Steinberg』畑。畑を泥棒や動物から守る為に作られた塀が、山から吹き込む冷たい風から畑を守り、畑の温度を保持する効果があるそうです。 -
色々試飲しましたが、アウスレーゼはこんなに濃い色。アイスワインはとても甘過ぎて、ちょっとあまり飲めない感です。アウスレーゼも、素人にはトロッケンべーレンアススレーゼかと思うほどの味わい。
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ワインラベルにも、箱にも、ちゃんと、国営醸造所で作られた証の鷲のマークが付いています。
再び、へへ〜っ m(__)m ! -
先ずは、赤「シュペートブルグンダー」をお買い上げ。
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オルツタイルラーゲの、シュタインベルガーは、やっぱり飲みやすい。
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辛口嗜好なので、(残念ながらシュタインベルガーではないですが)一箱まとめて。
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アウスレーゼも。
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やっぱり、TRAUBENSAFT(葡萄ジュース)を買わないと。スーパーのジュースよりは、こういう所で買うジュースがお薦め。値段はとても安いし。
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Hattenheim(ハッテンハイム):
ガイドブックに「ラインガウ地域の諸村の中でも最も美しい村の一つと数えられ、」と書かれている通りです。
写真は、Rathausと書かれた建物。美しい一角です。 -
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壁には葡萄のデザインが施されていますね。
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向こうには、二つの角のある塔が、
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心惹かれる、車が、
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Hattenheimの西側には、オルツタイルラーゲの一つ、Schloss Reichartshausen(ライヒャルツハウゼン城)があります。
ライヒャルツハウゼン城やハッテンハイムの詳しい報告は、また追って別の旅行記でご紹介できればと思います。 -
ガイゼンハイム Geisenheim:
さて、リューデスハイムの直ぐお隣の街が、ガイゼンハイムです。
写真は、Rheingauer Dom in Geisenheim。
ライン川沿いの国道42号からも、印象的な二つの尖塔が見えます。多分、ライン川下りの甲板からも見えるのではないでしょうか。
Wikipediaによれば、『The Rheingauer Cathedral’s Gothic Revival twin-tower façade from the 19th century, nave and quire from the early 16th century, important tombs and rich interior décor and well known Stumm organ from the 19th century make it worth seeing.』と書かれています。
ガイゼンハイムの街紹介としては、公式HPがあります。
http://www.geisenheim.de/ -
教会横のの広場は、とても静かで、地元の方がくつろいでいる場所。
多分、Bischof-Blum-Platz。 -
まずここで、日本人の方をお見かけすることはないでしょう。
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ガイゼンハイムの街のこの教会(Evangelische Kirche
Geisenheim)も、遠くからよく見えます。
http://www.evangelische-kirche-geisenheim.de/ -
さて、Geisenheimの街から、Grund通りを北へと上って行くと、やがて、一面葡萄畑の上に、Schloss Johannisberg(シュロス・ヨハニスベルク)が見えてきます。
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Johannisbergの村に差し掛かる前に、Grund通りの右側の光景はこんな感じで、向こうにお城が見えます。
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ひつじもいる、牧歌的な光景。
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葡萄畑の中の、素敵なお家。
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上って行くと、ホテルが見え始め、上品な方や、お金持ちそうな方々、高級車の数々、を目にします。
Schloss Johannisbergのさらに上には、Burg Schwarzensteinもあります。
http://www.burg-schwarzenstein.de/cms/front_content.php?idcat=17 -
壮観な、Schloss Johannisberg自身には入れません。
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この矢印の側から入ります。
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ワイン販売所やレストランを右手にみながら、葡萄のトンネルを潜り抜けると、
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一面、葡萄畑が拡がり、遠方にライン川が見えます。
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右手にはレストラン。
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さっきの、下で見た家々です。
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遠方、ライン川沿いに、一時間置きに来る、機関車+客車の列車が見えます。
世界の車窓的に撮るには、超望遠レンズが必要ですね。 -
煌く世界に、ボ〜ッとしてました。
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さすが、オルツタイルラーゲの1つであり、ラインガウ二山五城の2山の1つである「シュロス・ヨハニスベルク」、アウスレーゼがEUR69もするので、見るだけで手が出ませんでした(^_^;)。
なおこのすぐそば、シュロス・ヨハニスベルクの東側に、オルツタイルラーゲの1つで、ラインガウ二山五城のうちの5城の1つでもあるシュロス・フォルラーツ(Schloss Vollrads)があります。
その素敵なお城は、続編でアップしています。
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Oestrich:
Oestrich-Winkel駅付近には、ライン川沿いの歩道や、オシャレな街並みがあります。
写真は、お手洗いでお世話になる、Hotel Schwan です。とても上品です。
http://www.hotel-schwan.de/ -
川に面して、Oestricher Kran があります。
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Oestrichの街の、駐車場そばの路地の寸景。
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象徴的なOestricher Kran。
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Oestrich-Winkelエリアは、ライン川沿いに設けられた歩道をお散歩できる、「ひらけたライン川」を観るのに一押しの場所。
アスマンスハウゼンから西の、山肌が川に迫り古城がひしめき合っているエリアとは、かなり対照的なライン川の雰囲気が味わえます。 -
右に、10羽の雛を連れた母親鳥。左に船が来たので、波が来ます。
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大きな船の波が来る前に、一旦上陸して回避する事を、雛達に教えています。波が終わったら、直ちに水へと戻っていきました。
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ライン川エリアは天気がよく変わります。
局地的に雨が集中して降ります。向こうの左だけに雨が降っています。 -
いよいよ夜です。
静かなひと時です。 -
そろそろ帰りましょう。
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この旅行記へのコメント (4)
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- フルリーナさん 2010/02/12 10:25:26
- これこれ♪
- ココアさん、
そう、これ!これです!
これと、もちょっと下に乗ってる赤いものと
もっと小さな小瓶に入って二つセットになってるものを買いました。
こんなに美味しいのなら、もっと大きいのを買ってくるのだった〜と!
ワインの産地にいっても、このタイプのものにはなかなか出会わなくて。
パンにつけても、サラダにちょっとトッピングしてもすごく美味しくて。
食べたいです〜。
- ココアさん からの返信 2010/02/14 17:59:24
- RE: これこれ♪
- やっぱり、ツウでいらっしゃいますね。
こういうものを売っている所は、「ラインガウ」生産地域では、各醸造所の中でも、エーベルバッハ修道院と、ラインハルツハウゼンの2箇所だけでした。他ではこういった自社ブランドの瓶詰めは見たことがありませんので(他のワイン生産エリアでは、比較的売っている様ですが)、ここで買われたのは、貴重ですね。
デパートやお土産屋での瓶詰めは、大量生産品なのに対して、自社醸造所の瓶詰めは、買う価値十分ですね。
ココア
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- とんちゃん健康一番さん 2009/09/11 09:43:41
- 素敵♪
- ココアさんへ!!
お邪魔しますぅ☆
ラインガウ!!素敵ですぅ☆
ガイド本に載っていない街がたくさん!!
もう!もう!ココアさん素敵すぎますぅ☆
旅行記を拝見させてもらいながら、テンション上がりまくりです♪
>Eltville(エルトヴィレ)
この街良いですねぇ!
木組みのお家も可愛い!
>シュぺトレーゼ&シュペートブルグンダーを購入。
わぁ〜!!美味しそう♪
>Erbach(エアバッハ)
こちらの街も私好みですぅ☆
あぁ〜。ドイツに住みたいですぅ。
>巨大イチゴ看板。
おぉ〜!超インパクトありますねぇ!!
>赤「シュペートブルグンダー」
たまりません。
ココアさんは辛口嗜好なんですね。
私はどちらかというと甘口が好きです。
>ガイゼンハイム Geisenheim
こちらも素敵♪
来年の春、ドイツに行くことが出来たら、
ココアさんのコースをトライしてみたいですぅ☆
素敵な旅行記を拝見させて頂きました!
- ココアさん からの返信 2009/09/12 04:08:12
- RE: 素敵♪
- こんばんは♪
> ラインガウ!!素敵ですぅ☆
> ガイド本に載っていない街がたくさん!!
ライン川流域では、一面葡萄畑の中に、ワイナリーのお城や、畑の主らしい邸宅が点在する、この『ラインガウ』地域が一番好きなので、この魅力にとんちゃんさんが惹かれて下さって、嬉しい限りです!
あと、別のコーナーで、ドイツに行かれた際に、買って欲しいガイドブックをアップしてみます。
> >Erbach(エアバッハ)
> こちらの街も私好みですぅ☆
> あぁ〜。ドイツに住みたいですぅ。
ヴィースバーデンからリューデスハイムに掛けてが、素晴らしく葡萄畑がひらけていますから、とんちゃんさんのマインツ移住の夢が叶えば、毎日午後、仕事はさっさとあがって、ラインガウの対岸のこれまた魅力の町「ビンゲン」経由で、リューデスハイムに船で渡って(あぁ、それだけでも素敵な夕景でしょうね)、その日、好きな村に行って、レストランでライン川を眺めながらワインと夕食を堪能して、帰宅する、という夢の様な生活が出来ますね(想像しただけで、凄過ぎ)。
> >赤「シュペートブルグンダー」
> たまりません。
> ココアさんは辛口嗜好なんですね。
> 私はどちらかというと甘口が好きです。
わたしは、甘口も超OKです(家内は辛口しか駄目ですが)。ラインガウのリースリングを飲んじゃうと、あのコクと香りに舌が慣れると、他国や他の地域の白ワインが飲めなくなるほど、中毒症状に陥っちゃいます(^_^;)。
ここでご紹介している醸造所の白の甘口は、リューデスハイムの街のワイン屋さんで売っているシュぺトレーゼや、アウスレーゼや、アイスワインなどと比して、そのトロッとした舌触りや、濃厚さなどで、もう、格が違うと思います。
シュペートブルグンダーは、極甘から、木酢の様な相当クセのあるもの(ワインは詳しくないもので、説明が下手でごめんなさい)(ただ強烈な味と香りのもの程、値段が高い)まで、あまりにも味がそれぞれ違うので、テイスティングは必須かと。
まだ、ここには『五山』のSchloss VollradsとSchloss Schoenborn、また、超有名なRober Weil(高くて手が出ませんが甘味・果実味の凝縮は半端じゃないらしいですね)と、その付近の村々を紹介しておりませんので、その2で追ってアップ申し上げます。
> ココアさんのコースをトライしてみたいですぅ☆
これらを一日とか半日で欲張って全部効率良く廻って試飲して、かつ、のんびり過ごすには、車が必須かと思います。そしてドイツ人の様にオシャレな、オープンカーだったら、パーフェクトですね。
ココア
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