2008/01 - 2008/01
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train_soraさん
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「ちょっと夕食を買いに行こうか」と思いホテルの外に出た。その時に、深い考え無しにカメラを手にしていた。それがある意味間違いだったのかもしれない(笑)
近くにめぼしいものが見つからなかった。それじゃあもうちょっと店を探してみよう。そして街灯や店先の灯りのきらめきと、人々のさざめきに心魅かれ、いつの間にか夜のヴェネツィア街並みの中に吸い込まれていった。もうちょっとしたら引き返そうと思いつつ、一歩、また一歩奥へと・・・。そして、リアルト橋を通りカーニバルで賑わうサンマルコ広場に到達したのだった。
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夕食を調達しようとホテルの外へ。ヴェネツィア・サンタルチア駅前の宿だが、一歩路地裏に入ると、駅前の喧騒が嘘のようにひっそりとしている。目の前に中国風の提灯がかかっている建物があったが、中国料理店だったのだろうか?覚えていない。
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犬の散歩をしているご婦人方が路地裏からひょっこり現れた。
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サンタルチア駅前に掛かる橋から大運河を眺めるてみた。水上バス・ヴァポレットは帰宅する人々を乗せて大運河を行き交う。運河沿いにはレストランのテラス席が見えた。運河沿いのテーブルに座り、ヴェネツィアの情緒溢れる風景を楽しみながら夕食を楽しみたいと思ったが、高そうだからやめた。
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小さな運河とその運河沿いの道は、夜の闇の中ひっそりと溶け込むように続き、ミステリアスさせえ漂わす。
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とりあえず駅前から左手に続くいちばん賑やかそうな道を歩いてみた。目の前に、何世紀も昔の面影を残す街並みが、ショーウィンドーや街灯の灯りで照らされながらきらびやかに浮かび上がっていた。幻想的でさえある異国の光景にどうしようもなく魅きつられ、私もその中に足を踏み入れた。人通りは多く、露店やイルミネーションの明かりが賑やかに灯り、まるでお祭りのようだ。実際にカーニバルの期間中だが、行き交う人々は観光客風の人はもちろん、家路を急ぐ地元の人々の姿も多く見られた。
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露天には御土産屋の他に、八百屋まである。
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イタリアらしく、もちろんピザ屋も。
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マスク屋。
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駅前のスパーニャ通とそこから続く道はヴェネツィア本島のメインストリートと言った雰囲気で、様々な店が建ち並び、マクドナルドまであった。前回の訪問では狭い入り組んだ道しか知らなかったので、新鮮な発見だった。
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だけど、一歩路地裏に足を踏み入れると、ガラリと表情を変え、不思議とヴェネツィアらしさが漂う。そして、夜と言う時間がミステリアスで幻想的なムードを奏でる。
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道なりに歩みを進めるが、やがて商店街の賑わいから離れ、道幅はやや細くなり、人通りも少し減った。そして、高い時計塔がそびえる広場に出た。
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通りには至る所にイルミネーションが輝き、街にきらびやかなムードを沿え、そぞろ歩きを一層楽しくさせる。
この青いイルミネーションが輝く小さな橋の側にはカメラ屋があった。小さいお店ながらも、各社のデジタル一眼レフやレンズを揃え、フォクトレンダー(コシナ製造)のレンジファインダーカメラまでもあるマニアックぶり!レンズキャップのバネ部分が緩くなっていたので、ちょうどいいと思いこの店で新しいキャップを購入した。 -
古い建物の壁も奇麗なイルミネーションで飾られている。この建物は紳士服店だった。
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撮影しながらもう一時間以上歩き続けたのだろうか。気がついたらリアルト橋に到達していた。こんな所まで来てしまったのなら、いっその事サンマルコ広場まで行ってみよう。
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大体、こう行けばいいのだろうと適当に歩き始めた。少し離れた所から音楽がドンドンと響いて来る。カーニバル中なので、たぶんサンマルコ広場でイベントでもやっているのだろうと思い、音を頼りにしつつ歩き始めた。しかし、なかなか辿り着けなかった。道は細くなり、地元の若者が集まるパブの前とかを通り抜け、遂に人通りがほとんど無い裏道に入ってしまった。さすがにこれはヤバイと思い、人通りが多い道を探した。
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危うく迷子になりかけたが、音を頼りに歩き、やっとサンマルコ広場に到達。カーニバル期間中で、多くの人々が繰り出していた。
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カーニバル中で、広場は大勢の観光客で賑わっていた。ステージも設置され、地元の若者がダンスを披露していた。
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サンマルコ広場を取り囲む建物の下には、長い回廊があり、その中に有名な1720年創業のカフェ・フローリアンがある。レトロな内装の店内にはカーニバルの仮装をした人でいっぱいで、ここだけ何世紀もタイムスリップしたような非日常的な空間だった。
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サン・マルコ寺院は妖しげな色にライトアップされていた。
気がついたら2時間も歩き続けていた。空腹もありさすがに疲れを感じた。もう戻ろうと思い、サンタルチア駅前行きのヴァポレットに乗り込んだ。そして、駅前の店でパニーニやコーヒーを買って宿に戻ってやっと夕食にありつけた。夕食を買おうと思い立ってから3時間後の事だった。
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