タイ東北部紀行2009.7 タートパノーム散策

2009/07/01 - 2009/07/10

ターケークからメコンを越えてナコーンパノームへ。この町は通過してタートパノームに泊まります。
この町にはとびきり美しい仏塔(タート)があり、地域の信仰を集めています。
まあ、見所としてはこのタートしかないわけで単調なアルバムになりそうですし、わたしの写真撮影の技術的な稚拙さがわかってしまいそうです。

また月・木の週２回、ラオス・ベトナム方面からの物産で市(タラートラーオ)が立つのも見ておきたいところです。

地名について一言付け加えます。タイ語の母音は長短の区別があり、ナコーンパノーム、タートパノームと発音しなければなりません。ナコーンパノム、タートパノムでは地元の人には通じません。
４トラベルの表記は見直してもらいたいですね。

エリア タート・パノム(タイ)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 高速・路線バス
• 航空会社: ANA

宿に荷物を置いてシャワーを浴びると、明るいうちに散歩に出ます。
行き先はもちろんタートパノーム。

仏塔正面の幅の広い通り(東側)から撮影。
画面を見ると思ったより距離があって、近づいて撮影しました。

右手の池にはこんな建物がありますが、入れないようになっていました。
元の仏塔(レプリカ)が収納されているようです。

もう少し近づくと、寺門と仏塔の関係がちょうどよい大きさになりました。

門の装飾は上の人が参拝者に答えて聖水を撒いているようですね。

白い仏塔が西日の陰になり、背景の空のほうが明るいので、ちょっと違った印象になっています。

角度を変えれば、日のあたる側面はまぶしい白。

白い仏塔に金色の装飾が浮かんでいます。
生命力を表わすマイトーンでしょうか。

太陽の当たる面は背景の青空が美しい。

真下まで来ると、その圧倒的な大きさを感じます。

さすがにここまで近寄ると変形してしまいますね。

金色の装飾がきらきら。

境内の礼拝堂と仏塔。

先ほどの大通りで草を食む。
わたしは何を食べようかな。

翌朝は隣の背の高い鐘楼の太鼓の音に気づきました。
ここの人は高い建物が好きなのでしょうか。

クリサダリムコーンリゾートの前はメコン川岸で眺めがよく、夕方のレストラン街になっています。
少し北に歩くと、エクササイズのできる広い空間があります。

ナコーンパノーム県の観光案内板より。
タートパノームに似た仏塔が各所に点在しています。

こちらはタートパノームの町の案内図。
バスターミナルは最近クリサダリゾートからは西の方向に移転。
直接バスターミナルに歩いて、ムクダハン行のバスをつかまえましょう。

夕方は逆光だったタートパノームの門。
船着場からクーソーンラチャダムヌン通りの商店街を抜けて広い通りに出たところにあります。
その先はもちろんタートパノーム。

ビエンチャンのバトゥーサイかタートルアンの門を意識した形状の門。
その両脇はかわいい人物像。

昨日は気づかなかったけれど、この日は緑地にこんな像がおいてありました。

朝の光線を浴びたタートパノームは白さが際立って美しい。

朝の光にピカピカ。

塔自体が白すぎて、撮るのがむずかしい。

少し離れたほうがバランスよく写るかもしれません。

白いチャンパの花を入れてみましたが、明暗の差が大きくて難しい。

木の陰の部分が黒くなってしまいます。

お客さんが多くなったので、離れて塔の上部に注目。

少しはなれた公園の橋の上から一枚。

宿に戻って近くのタラートラーオ(ラオス市場)へ。
ピンクの桶の中はナマズですね。

衣料品、雑貨、食料品がたくさん。

雨季の今ならではのトロピカルフルーツ。
ラオスから運んでここで売るのでも採算が取れるのでしょうか。

竹類を編んでこしらえた入れ物。
ティプカオ(おこわの入れもの)からごみ入れまで。

川岸に出ると、メコン川を利用して船からそのまま商品を荷揚げしているのがよくわかります。
流通コストがかかりません。