ちゃあちゃん、ドイツの祭りを追っかける旅　2009年 ?

2009/06/20 - 2009/06/24

モーツアルトフェスト目的でヴュルツブルク滞在中に４つのコンサートにいきました。
日にちは違いますが４つ分をまとめてみたいと思います。
?６月２０日：ディナー付きオーボエコンチェルト、ポーランドカンマーフィル。レジデンツ皇帝の間で。

?６月２１日：弦楽四重奏マンフレッド四重奏
レジデンツフルシュテンザールで。

?バルサザールノイマン合唱団とバルサザールノイマンアンサンブルによるバッハのメサイアｈ−ｍｏｌｌＢＷＦ２３２
ヨハニス教会で。

?６月２４日：ヴュルツブルク音楽大学オーケストラによる演奏
レジデンツ皇帝の間で。

それぞれによかったです。モーツアルトの名を冠した音楽祭なので必ずプログラムにはモーツアルトの曲が入っています。

ヨハニス教会のミサ曲だけはバッハのみでしたが。

何よりもいいのはレジデンツでのコンサートはいつもシンデレラ気分にさせてくれくことです。

音楽と関係ないか・・・
でも良い演奏は日本に持ってこられますがあの建物は持ってこられないから、そこで聴くコンサートは格別のものがあります。

エリア ヴュルツブルク(ドイツ)

• 同行者: 友人
• 航空会社: ANA

貴重な皇帝の間の生写真です。
この素晴らしいチャンスは４日目のヴュルツブルク音大のコンサートの時突然やってきました。

普段ここは博物館で絶対撮影禁止なのです。
が、この日は地元の音大のコンサートのせいか演奏が終るとあっちこっちでパシャパシャとシャッターの音やフラッシュの光が！！

「え、え、え？？いいの？いいの？」と心では思いましたが、スタッフもそんな人たちを咎める様子もなくにこやか(*^^)v

「わーわーわー！チャンス到来！」
あわててバッグからカメラ取り出して便乗しました。
ビビリながら遠慮がちにカイザーザールをフラッシュなしで撮影。

去年まで修復中であちらこちらに足場がかかっていましたが、すっかり奇麗になったカイザーザール。
見事な室内とシャンデリアです。
この窓達は夕方になると夕空の青さに染まり部屋全体が青くなります。

別名「青の間」と呼ばれる所以でしょう。

演奏が終わりヴァイオリンのソリストと指揮者です。
ソリストも指揮者も音大の先生のようでした。
学生編成のオケといっても質はかなり高かったです。

料金以上の満足度でした。

「赤信号みんなで渡れば恐くない」のいきおいで地元観客に混ざってシャッターを押し続ける私。

まさか観光客はダメとはいわれないよね〜と内心はビビリまくっていました。

だってレジデンツの撮影見張役は本当に厳しくて
前の日もティアポロの階段の踊り場で携帯撮影してた中国人旅行者を３０メートルは離れたオフィスから見つけ、石の階段を５段飛びですっ飛んできて目を白黒させている旅行者に向かってどなりつけていたのを目撃していたので。

パウゼ（幕間）にはシャンパングラスをかたむけながら夕闇のレジデンツ庭の散策を楽しむ人たちの優雅な時間が流れます。

で、私はと言うと。そんな優雅なひと時を過ごす人たちの間をドレスアップしてハイヒールを履いた格好で三脚にコンデジくっつけて走り回るという
はなはだ優雅ではないパウゼを過ごしていました。

この観光パンフのような夜景は三脚なしではブレがひどいしこの時を逃すと美しく中が輝いているレジデンツは撮れないし（庭は閉門時間があって一般の人は入れなくなります。）ということで・・
究極の選択でした。

皆さん優雅です。
私以外。

石像も蝋燭の光でライトアップされていました。
ロマンチックです〜

これは三脚ナシで行って一生懸命撮ったのにやはりぶれてしまい、
「明日は三脚持参で行くぞ！」と決心した一枚

まだ日暮れ前、会場の窓から撮ったレジデンツの庭

一日目のディナー付きコンサートのディナーメニューです。
一品目ジャガイモのスープ。塩味濃すぎず美味しかったです。
ワイン、シャンパン、ビールが飲み放題・・なのに・
呑めない私はアプフェルシューラーばかり(ー_ー)!!

メインの肉料理。ドイツ語メニューで理解できたのはビーフのヒレ肉、見て分かったのがグリーンシュパーゲルとニンジン
食べて分かったのが写真右のオレンジ色したマッシュポテト。
メニューを見るとズースカトッフェルって書いてありました。

デザート。
パッションフルーツのシャーベットイチゴ添え
ビターチョコレート
ラズベリーソースがけ。
ミルフィユなど・・

ドイツにしては塩辛すぎず甘すぎず結構なお味でした。
しかしディナーはコンサートの後１０時くらいから始まりました。デブのもとですね。
でもソース一滴残さずいただきました。

ここ中庭に面したお部屋も普段は撮影禁止。
しかしあちこちで仲間同士の記念撮影が開始されたので私も友人を撮っているふりをして会場撮影(*^^)v

帰りは夜中の１２時をまわっていました。
美しくライトアップされたマリエンカペレとフランケンハウスの前を通りマルクトを抜けてホテルに戻りました。

バッハミサ曲をやるヨハニス教会。
遠くから見るとこの尖塔はバットマンの頭のように見えます。

教会内部。
十字架のキリストのかわりにキリスト（だと思うけどヨハネ教会だからヨハネかな？）が子供に聖書を読み聞かせている像が天井からさがっていました。
なかなか斬新な教会です。

で肝心のミサ曲ですが完全なるミサ曲といわれている
「ミサ曲ロ短調BWV232」２時間休み無し。硬いベンチに座り皆さん静粛に聴いていました。
私はキリエから始まりずうっと聴いていましたが
サンクトスで撃沈。
大きく船をこぎ「ハッ！」と我に返り最後のアニュス・デイまで持ちこたえ終わった瞬間、拍手する間も無くお手洗いに駆け込みました。
底冷えのする教会で２時間冷たいベンチでの鑑賞は年寄りでなくても膀胱に悪いと思います。

今一度、光のなかに黄金色に輝くレジデンツを撮って宿に帰りました。

この旅行記へのコメント （10）

• dankeさん 2009/07/22 21:02:35

  ええ！！

  　そんな時間に　一人歩き？
  
  危ないやんか！！
  　
  

  utamiumiuさん からの返信 2009/07/23 11:01:16

  RE: ええ！！

  ほとんど真夜中だったけどコンサート帰りのお客も途中まではたくさんいたし
  一人ではなかったよん。
  夢子さんがいっしょだったけど一人より危ないかもね〜
  おまけに彼女、冷えたからピザ食べるといって閉店間際のピザに入ったの。
  よけい遅くなったわ。
  
  でも目抜き通りを通れば大丈夫。
  変なヤク中と思われる若者に「小銭くれ」とドイツ語で寄って来られたけれど
  「いっひ　ふぇるしゅてーえ　にひと　どいち」と言ったら引き下がった。
  
  私のドイツ語、通じたみたいハハ(*^^)v

• dankeさん 2009/07/22 21:01:09

  デザート☆

  　綺麗だこと〜
  
  美味しそう〜〜食べた〜〜〜い！！\(o⌒∇⌒o)/
  
  
  　

• dankeさん 2009/07/22 20:57:13

  これ〜☆

  　この写真好きだよ〜ん☆
  
  いいなぁ〜☆
  
  

  utamiumiuさん からの返信 2009/07/23 11:19:44

  RE: これ〜☆

  > 　この写真好きだよ〜ん☆
  >
  > いいなぁ〜☆
  >
  >
  
  と言われても、掲示板は一度に出るのでどの写真か教えてぇ〜
  どの写真？食べ物？

• dankeさん 2009/07/20 09:39:38

  やっと登録したよ〜〜♪

  　きれ〜〜い！！
  
  ドイツ！最高！
  
  utaちゃん　写真素敵！！だよ〜〜
  
  綺麗わ〜〜〜
  
  お食事も　うまそ〜〜だし(*´∇｀*)
  
  いいわ、いいわ〜〜〜
  
  

  utamiumiuさん からの返信 2009/07/21 15:37:51

  RE: やっと登録したよ〜〜♪

  わざわざ登録してくれてありがとう。
  頑張ってアップするわ。
  旅した時間よりアップの時間のほうがよりかかるけどね〜
  気長に見てやってください。

  dankeさん からの返信 2009/07/22 20:59:07

  名前変更したよ〜♪

  やっぱ「danke」でしょ！(*´∇｀*)
  
  
  
  
  
  
  

• とんちゃん健康一番さん 2009/07/16 18:48:01

  雰囲気♪最高！！

  utaさんへ♪
  
  お邪魔しますぅ☆
  わぁ〜明かりが灯ったレジデンス！！
  雰囲気！！最高ですぅ♪
  
  続きの旅行記楽しみにしていますぅ☆
  

  utamiumiuさん からの返信 2009/07/16 19:47:16

  RE: 雰囲気♪最高！！

  とんちゃん
  覗いてくれてありがとう。
  そう、レジデンスのこの灯の庭を撮るためにはコンサートに行かねばならないのはもちろん三脚を持っていかないとブレブレになってしまうので、チャイナ風ベルボトムパンツに黒のレースチュニック、足長に見せるための１０センチの底厚ハイヒールで頑張って三脚抱えて走り回って撮った写真なのよ〜。
  
  優雅な人の仲間入りをしたい夢子さんに他人のふりされたわぁハハハ(*^^)v