2009/06 - 2009/06
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西部旅情さん
「河西第一隘口」に築かれた巨龍の尾 嘉峪関
巨大な龍に譬えられる万里の長城に西端の砦として明代に築かれたのが嘉峪関だ。南北から祁連山脈と馬鬃山脈が迫る狭隘なゴビ灘に西への備えとして築かれた。現在は巨大な製鉄コンビナートの街である。
嘉峪関市は、1958年に開始された酒泉鋼鉄公司の建設によってつくられた街である。65年に市となったが、それまでは酒泉市に属し、明代の万里の長城の西端の砦・嘉峪関がゴビのなかに聳えるだけの無人の土地に過ぎなかった。
酒泉市から21km。現在は、人口12万人。鏡鉄山の鉄鉱石による製鉄の街であり、ほかに、電力・セメント・化学・機械などが盛んな工業都市だ。街の周囲を鏡鉄山から鉄鉱石を運ぶ鉄道が巡らされ(蒸気機関車が走っている)、市街地の東側から北側にかけて巨大な製鉄コンビナートの煙突が林立する。その様子は壮観で、ゴビのなかにはほかにもたろえば玉門市の石油コンビナートなどがあり、西域の豊富な鉱物資源が中国のシルクロードを現代に蘇らせたということができる。酒泉鋼鉄公司は西北地方最大の製鉄工場であり、年間に鉄鉱石500万t、生鉄120万t、鋼100万t、鋼材55万tを生産している。
つまり嘉峪関市は、「企業城下町」であり、「人工都市」である。整然と区画された街には、力を漲らせた労働者像のモニュメントがあって、新中国の建設に従事した人々の意気込みが伝わる。コンビナートの建設によって東北地方から移住した人々も多く、言葉は北京語であり生活習慣も西北地方のそれとは異なるといわれる。
市街地には長城博物館があり、郊外には「天下雄関」と讚えられた嘉峪関、嘉峪関から伸びて明代長城の西の端を占める懸壁長城、新城魏晋墓、黒山石刻画像などの見所がある。
参考:中国旅行専門サイト―西部旅情http://www.westpassion.com
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