梅雨の合間の九十九島

2009/07/04 - 2009/07/04

梅雨の合間の天気の良い日に、高速バスで長崎から佐世保に行き、敢えて路線バス（佐世保市営バス）を利用して、展海峰と石岳展望台から九十九島（くじゅうくしま）を眺めてきました。
効率的に見て回りたい場合には、レンタカーを借りるか、タクシーの利用をお薦めします。ただし、カーブやアップダウンの連続なので、自分で運転するのは大変かも。^^;

★展海峰（てんかいほう）
最寄りのバス停は「展海峰入口」。しかし、ここに停まる「つくも苑」行きバスは一日6便しかありません。次善の方法は、途中まで同じ道路を走る「俵ヶ浦」行きのバス（こちらも一日6便）に乗り、「小島峠」で下車し、坂道を約1km余り歩くという方法です。
結局、バスで行くには不便な所です。

★石岳（いしだけ）展望台
最寄りのバス停は「石岳動植物園前」。ここに停まる「つくも苑」行き、または「下船越」（石岳・西小島経由）行きのバスが一日合計15便（平日18便）あります。帰りは、「佐世保駅前」行き、または「黒髪」行きのバスになります。
展海峰に比べればバス便は多いものの、やはり不便です。
車があれば、展海峰⇔石岳の移動も15分程度でできますので、大変便利です。

エリア 佐世保(長崎)

• 交通手段: 高速・路線バス

長崎駅前10時発の高速バスは佐世保駅前に11時30分到着。
市営バスターミナル7番乗り場で俵ヶ浦行き11時45分のバスを待つ。

展海峰の展望台

「小島峠」バス停で下車し、ハイキングがてら坂道を約1km余り歩いて到着。

車で来れば、駐車場から歩いてすぐです。スロープもあるので、ベビーカーも展望台のすぐ下まで押して行けます。

展海峰の展望台から?

標高約160ｍ、素晴らしい眺めです。一枚の写真には全然収まりきらないので、左から右（西から北）へ順に写しました。

展海峰の展望台から?

展海峰の展望台から?

展海峰の展望台から?

視線は北東方向。奥の方には佐世保港と佐世保の中心街が見えます。

展海峰から

展望台のすぐ下からの撮影。

想像していたより観光客は少なく、写真も撮りやすかったです。混雑するのは、観光バスで団体さんが到着した時だけかも。それとも、夕方に混むのかな？

「展海峰入口」バス停（13:10）

次の「佐世保駅前」行きバスは15時53分。ハイキングがてら「下船越」バス停まで歩いて戻ることにしました。

「小島峠」バス停（13:25）

「下船越」バス停（13:40）

ここの標高は数ｍです。

バス停のベンチに座っておにぎりを食べていたら、道路の反対側の案内板が目に入る。最近は出前保育というシステムがあるんですね。知らなかった。

「船越」バス停（13:55）

「下船越」付近は景色がほとんど見えないので、さらに歩いて移動しました。

「船越」は、5枚目の写真の真ん中に写っている緑色の建物（米軍の施設）のちょっと左手辺りになります。

「船越」バス停付近から展海峰を見上げる

展海峰の展望台が写っています。拡大してよ〜く見てね。^^;

佐世保川で

この日は地図もガイドブックも持ってくるのを忘れたので、いったんバスで市街地に戻りました。
バスの時間が来るまで、佐世保橋のすぐ下流側、市民総合病院の裏あたりで、お菓子屋さんで買った焼き菓子を食べながら、鳥の食事を眺めていました。
ソロリソロリ、サッサッと数歩進むと、くちばしをサッと水に突っ込んで小魚をゲット〜。でも3回に1回は、外していたようです。^^;

「石岳動植物園前」バス停付近から石岳展望台へは、さらに1kmほど坂道を登っていきます。300mほど手前に駐車場があり、車で行けますが、バスで来たので歩いて行くしかありません。

駐車場から展望台まで約300m。木が生い茂っていて、昼なお暗いです。ぞんざいに撮ったらブレブレでした。

石岳展望台

こちらも展海峰同様、予想外に観光客が少なかった。三脚持ったカメラマンは夕方から来るのかな？

石岳展望台から

展海峰より石岳からの眺めの方がインパクトがあります。
どちらか一つ選べと言われれば、私は石岳に軍配を上げます。

石岳展望台から

ただ、逆光気味のため、今回の写真では色が鮮明ではありません。

石岳展望台から

石岳展望台から

石岳展望台から

西海パールシーリゾートから出航している遊覧船「パールクィーン」が島の間を縫って走っていきます。

石岳展望台から

すぐ東に見える赤崎岳（240ｍ）。
現在16時半で日没までは約3時間もあり、まだまだ明るいので、この写真と同じとまでは言わないものの、もうちょっと発色して欲しかった。逆光に弱い我がカメラよ、、、。