2009/05 - 2009/05
40055位(同エリア47265件中)
西部旅情さん
巨大な涅槃像のエキゾチシズム
大仏寺には、張掖でいちばんの見ものである釈迦涅槃像がある。宏壮な大仏殿のなかに全長35m、肩幅7.5mの釈迦涅槃像が横たわっており、それを囲んで、背後に迦葉阿難らの十大弟子、両脇には十八羅漢と計28体の塑像がある。涅槃像の表情にはどことなく愛敬のある明るさがあり、周囲の塑像の表情も変化に富んで、西方的なエキゾチシズムを漂わせる。回廊を回る壁面には仏伝や『西遊記』の故事を表す壁画があり、迦藍の内部全体が、ひとつの演劇的空間を構成していて見応えがある。
創建は西夏の永安元(1098)年。始めは「迦葉如来寺」と呼ばれたというが、元代には十字寺、明代には宝覚寺と呼ばれ、清代に勅命によって宏仁寺となった。普通には大仏寺と呼ばれている。マルコ=ポーロは『東方見聞録』でこの涅槃像に触れており、その後で“偶像崇拝教徒”がさほど性道徳において禁欲的でないことなどを報告している。ベーチ太后がフビライをここで生んだという伝説もある。
涅槃像は中国に現存する泥塑臥仏としては最大のものである。回廊を回りながら、幻となった西夏の人々に思いを馳せると、涅槃像の大きな目の表情などが心に残るような気がする。大仏殿の入口の左右の外壁に一対の精緻な石刻レリーフがあり、これも見ものだ。
このほか境内には、大仏殿のうしろに蔵経閣があり、奥に明代創建といわれる高さ33mのチベット仏教式の土塔などがある。蔵経閣には7000余件の経が集められているといい、土塔の前の仏教展庁では、「皇帝聖書」(明の時代の皇帝の肉筆)、教典(「妙法蓮華経」木刻版の写真など)、「大唐西域記」などがの展示がある。
参考:中国旅行専門サイト―西部旅情http://www.westpassion.com
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
中国 の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
0