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東福寺は京都駅の東南に位置する京都五山の大寺院で広大な寺域に本堂のほかたくさんの塔頭が立ち並んでいます。そのひとつに紅葉と桔梗が咲く時期にだけ公開する塔頭・天得院があります。杉苔の庭からすくっと立つ桔梗の花が鮮やかな梅雨の季節に行われるライトアップの夕暮れに訪れました。<br />

京都めぐり★天得院≪ライトアップの東福寺塔頭≫

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2009/06/19 - 2009/06/19

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ころっつ

ころっつさん

東福寺は京都駅の東南に位置する京都五山の大寺院で広大な寺域に本堂のほかたくさんの塔頭が立ち並んでいます。そのひとつに紅葉と桔梗が咲く時期にだけ公開する塔頭・天得院があります。杉苔の庭からすくっと立つ桔梗の花が鮮やかな梅雨の季節に行われるライトアップの夕暮れに訪れました。

同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
自家用車
  • 今日は仕事で大阪へ出張。週末の金曜日なので、その後車で京都に向かい、東山通りの日赤病院前のコインパークに車を停めて土塀の続く東福寺に向かう道を歩いていきます。<br />

    今日は仕事で大阪へ出張。週末の金曜日なので、その後車で京都に向かい、東山通りの日赤病院前のコインパークに車を停めて土塀の続く東福寺に向かう道を歩いていきます。

  • 仕事帰りのワイシャツに一眼レフをかついだ格好…。明日新たなカメラが届くので、主役をこの日で御役御免となるとEOS10Dとともに、三ノ橋川に架かる屋根付の木橋・臥雲橋を渡ります。すると天得院は間もなくです。<br />

    仕事帰りのワイシャツに一眼レフをかついだ格好…。明日新たなカメラが届くので、主役をこの日で御役御免となるとEOS10Dとともに、三ノ橋川に架かる屋根付の木橋・臥雲橋を渡ります。すると天得院は間もなくです。

  • 道沿いにある天得院の案内板。「桔梗を愛でる特別拝観」が行われ、日没後のライトアップ公開がされていることが書いてあります。<br />

    道沿いにある天得院の案内板。「桔梗を愛でる特別拝観」が行われ、日没後のライトアップ公開がされていることが書いてあります。

  • 天得院は萬松山と号する臨済宗東福寺の塔頭。寺内には保育園と児童館があり、延長保育?の園児達がまだいるようです。看板に従って本堂に入り、拝観料300円を払います。思わず「お邪魔します」と言ってしまう小さなお寺です。<br />

    天得院は萬松山と号する臨済宗東福寺の塔頭。寺内には保育園と児童館があり、延長保育?の園児達がまだいるようです。看板に従って本堂に入り、拝観料300円を払います。思わず「お邪魔します」と言ってしまう小さなお寺です。

  • 到着したのは午後7時前。夏至に近いこともあり、まだ日は沈まず明るいのですが、すでに庭を望む縁側に敷かれた赤い絨毯の上に桔梗を愛でる拝観者が何人か陣取っています。私も空いている場所にまずはひとたび陣取ります。庭は建物の南側と西側に広がっています。

    到着したのは午後7時前。夏至に近いこともあり、まだ日は沈まず明るいのですが、すでに庭を望む縁側に敷かれた赤い絨毯の上に桔梗を愛でる拝観者が何人か陣取っています。私も空いている場所にまずはひとたび陣取ります。庭は建物の南側と西側に広がっています。

  • 南庭で色鮮やかに咲き誇る青紫色の桔梗の花。<br />

    南庭で色鮮やかに咲き誇る青紫色の桔梗の花。

  • 青紫色の花とはまた違う趣を持つ雪のように鮮やかで、凛とした姿を見せる白色の桔梗。

    青紫色の花とはまた違う趣を持つ雪のように鮮やかで、凛とした姿を見せる白色の桔梗。

  • 本堂奥の西庭には石燈篭が建ち、桔梗が咲く庭にアクセントを添えています。<br />

    本堂奥の西庭には石燈篭が建ち、桔梗が咲く庭にアクセントを添えています。

  • 西庭を望む華頭窓と呼ばれる窓から西庭を覗きます。石灯篭の後ろにあるのはキリシマツツジで、花の咲く時期になると真っ赤に染まるようです。<br />

    西庭を望む華頭窓と呼ばれる窓から西庭を覗きます。石灯篭の後ろにあるのはキリシマツツジで、花の咲く時期になると真っ赤に染まるようです。

  • 再び南庭を望む縁側に陣取ります。後ろをふりかえり建物内部を1枚撮影。御本尊の前には「方丈」と書かれた額が掲げてあります。<br />

    再び南庭を望む縁側に陣取ります。後ろをふりかえり建物内部を1枚撮影。御本尊の前には「方丈」と書かれた額が掲げてあります。

  • 縁側にはスズムシが籠に入れてあり、夕暮れに涼しげな音色を奏でています。これはまあいいけれど、私の座っている後ろでは、ステレオから癒し系の音楽がCDでかかっており、ちょっと余計な演出かな…と個人的には思いました。まあ好みによるのでしょうが…。<br />

    縁側にはスズムシが籠に入れてあり、夕暮れに涼しげな音色を奏でています。これはまあいいけれど、私の座っている後ろでは、ステレオから癒し系の音楽がCDでかかっており、ちょっと余計な演出かな…と個人的には思いました。まあ好みによるのでしょうが…。

  • 寺の内部には暗くなったときの足元灯の役割を果たす優しい光を醸し出す行燈と桔梗が咲く庭の写真が所々に飾られています。<br />

    寺の内部には暗くなったときの足元灯の役割を果たす優しい光を醸し出す行燈と桔梗が咲く庭の写真が所々に飾られています。

  • 日がだんだん暮れてきて、拝観者も徐々に多くなってきましたが、暗くなる前から縁側に陣取っていた人たちは誰も動きません。<br />

    日がだんだん暮れてきて、拝観者も徐々に多くなってきましたが、暗くなる前から縁側に陣取っていた人たちは誰も動きません。

  • 午後7時を過ぎると庭がライトアップ。この寺の庭は桃山時代に造られた枯山水庭園で、深い緑の苔絨毯の上に咲く桔梗の何ともアンバランスな感じにも慣れてきました。はじめは少し違和感もありましたが、こんな庭があってもおもしろいなあ、と思えてきます。<br />

    午後7時を過ぎると庭がライトアップ。この寺の庭は桃山時代に造られた枯山水庭園で、深い緑の苔絨毯の上に咲く桔梗の何ともアンバランスな感じにも慣れてきました。はじめは少し違和感もありましたが、こんな庭があってもおもしろいなあ、と思えてきます。

  • 縁側には多くの人。ここは1人で来て、頭を空っぽにして静かにたたずむのが最高。若いカップルや年配女性の2人連れが多くいたように思います。<br />

    縁側には多くの人。ここは1人で来て、頭を空っぽにして静かにたたずむのが最高。若いカップルや年配女性の2人連れが多くいたように思います。

  • 40分程縁側で庭を愛でていましたが移動し、再び華頭窓から西庭を見通します。日がすっかり沈み大分暗くなってきました。<br />

    40分程縁側で庭を愛でていましたが移動し、再び華頭窓から西庭を見通します。日がすっかり沈み大分暗くなってきました。

  • 西庭の石燈篭にも行灯が灯りました。<br />

    西庭の石燈篭にも行灯が灯りました。

  • 寺を立ち去る前の南庭のライトアップ。

    寺を立ち去る前の南庭のライトアップ。

  • ホームページなどで調べましたが6月に京都市内でライトアップするのはたぶんこのお寺だけ?(他にもあったら誰か教えてください)本堂から入口を撮影。<br />

    ホームページなどで調べましたが6月に京都市内でライトアップするのはたぶんこのお寺だけ?(他にもあったら誰か教えてください)本堂から入口を撮影。

  • すっかり日が暮れた庭園の拝観入口。今年の初夏の拝観は7月12日までとなっています。

    すっかり日が暮れた庭園の拝観入口。今年の初夏の拝観は7月12日までとなっています。

  • 最後に寺の入口で。<br />天得院は14世紀中ごろの南北朝時代に創建された塔頭で、大阪冬・夏の陣のもととなった方広寺の鐘に「国家安康、君臣豊楽」の撰文を行った清韓長老が往持としておられた所。そのため、徳川家に寺院は取り潰されたらしいのですが、後に再興されたようです。<br />(本来はこの紹介はじめにすべきですが…写真を撮るのが最後になったので、ここになりました。)

    最後に寺の入口で。
    天得院は14世紀中ごろの南北朝時代に創建された塔頭で、大阪冬・夏の陣のもととなった方広寺の鐘に「国家安康、君臣豊楽」の撰文を行った清韓長老が往持としておられた所。そのため、徳川家に寺院は取り潰されたらしいのですが、後に再興されたようです。
    (本来はこの紹介はじめにすべきですが…写真を撮るのが最後になったので、ここになりました。)

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この旅行記へのコメント (4)

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  • たびさくさん 2009/06/29 14:34:09
    はじめまして
    ころっつさん

     はじめまして、たびさくです。
     素敵なお庭だったので、コメントを残しております。

     私も長年京都に住んでおりましたが、6月にライトアップをする寺院は初めて聞きました。
     でも、本当に素敵なお庭ですね・・・。
     「女性専用車両」みたいに「お一人様限定縁側」があればいいのに・・・。

     もうすぐ鞆の浦に行かれると拝見したのも、コメントを残そうと思った理由の一つです。
     私も、鞆の浦、大好きです。

     お泊りで行かれますか?
     ぜひ、夜の海を眺めていただけたらなあ・・・と思います。
     
     鞆の浦の旅行記、楽しみにしています!

                         たびさく

    ころっつ

    ころっつさん からの返信 2009/06/29 22:56:13
    RE: はじめまして
    たびさくさん、ご訪問&コメントありがとうございます。

    私も実は天得院のライトアップ知らなかったんです。たまたまこの4トラのみにくまさんの旅行記を見て知り、時間ができたので行ったんです。素敵な場所でしたよ。こうした情報もゲットできるのがこのサイトのいいところです。

    確かに「お一人様限定縁側」があればよかったのですが…。複数で来ている人の話し声がどうしても気になりますし、仕事の出張帰りにいったものですから、まわりからは仕事(それとも人生?)に疲れたサラリーマンにみえたのかも知れません。

    鞆の浦は残念ながら、日帰りで行きます。自宅からドライブで行ける適当な距離の場所−ということで選びました。初訪問で楽しみです。夜の海が眺められる時間まで居ることができるかわかりませんが、まち歩きをしてみたいと思っています。

    今後ともよろしくお願いします!
  • jyugonさん 2009/06/24 01:54:23
    天得院のききょう
    ころっつさん こんばんは〜

    拙い旅記にも拘らず、度々ご訪問頂き
    お友達申請まで、ありがとうございました。

    天得院へいらしてたんですね〜
    私は昨年の同じ頃に、この界隈の塔頭をウロウロしていました。
    雨が降っても影響のない所が多いのでちょうどいいかなと思って…
    桔梗の頃に拝観させて頂いたのですが、小さいお寺なので
    人が多くなるとどうもあまり居心地がよくありません。
    CDは頂けませんね〜 最近時々ありますがCDで良かったのは「声明」
    大原、勝林院で闇夜に流れる声明は中々素敵でした。

    東福寺の塔頭は素敵な所が多くお気に入りも沢山ありますが、
    拝観者の少ない時がベストですね(^^ゞ

    新しいカメラはお手元に届きましたか?
    また素敵な写真が増えて楽しみですね。

    そうそう、ライトアップですが、三室戸寺はこの紫陽花のシーズンの土、日だけ
    19時からライトアップをしています。28.29日が最終だと思います。
    入れ替え制なので昼間の拝観から引き続きでは見られません。
    広い駐車場もありますので車で行かれても大丈夫だと思います。

    私は21日の昼間に行って来ました。

    ライトアップとは少し趣が違うものもありますが
    夜噺の会などいろいろありますので
    こちらも参考になさってみてはいかがでしょう〜
    http://www.digistyle-kyoto.com/event/index.html

    これからもどうぞ宜しくお願い致しますm(__)m

    jyugon

    ころっつ

    ころっつさん からの返信 2009/06/25 00:14:50
    RE: 天得院のききょう
    jyugonさん、早速お気に入りに承認いただきありがとうございます。

    ちょうど、先週の金曜日、大阪市内に出張ができましたので、夕方に終わりそのまま帰るのは、もったいないなあ…と思っていた時、4トラの旅行記で天得院を見つけましたので訪問することとしました。

    あじさいの三室戸寺も浮かんだのですが、jyugonさんがおっしゃられるとおり、金曜日は夜間拝観はないので間に合わないな…と思い断念。三室戸寺には、今年は無理そうなので、また来年以降トライします。

    東福寺界隈を歩くのは私も好きです。特に夏の涼しい夕方がいいです。紅葉のシーズンは人が多くて嫌になりますが…。
    実は15年ほど前に京都駅近くに4年ほど住んでいたので、その時には東山七条あたりから東福寺・泉涌寺にかけてたまに歩いていました。

    京都巡りのサイトも教えてくださってありがとうございます。参考にさせていただきます。京都劇場で開催のミュージカル「美女と野獣」も見たいので、近いうちにまた行きたいなあ…夏休みで何とか、と今考えています。

    こちらこそ、 これからもどうぞよろしくお願いいたします。m(__)m

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