2009/06/11 - 2009/06/14
39814位(同エリア55041件中)
めもるさん
旅をしていて、かの嘉門達夫先生の「さーて、来週のアワビさんは」という唄(というか、しゃべり)を思い出しました。ご想像の通り、アニメ「サ○エさん」の次週予告をパロディにしたしゃべりで、この中の星一徹がたいへん秀逸なのです。タイトルはこのくだりをいただきました。
年度替わりの繁忙期を乗り切り、6月にもらう代休。この時期に鋭気を養う。はずだったのですが。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JALグループ JR特急 JRローカル 徒歩
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-
天気運が強いはずの自分だが、釧路空港に着いたら
かなりの雨。天気がよければ、まだ行ったことのない
霧多布湿原でも歩こうかと考えていたが、この雨では
そんな気にとてもなれない。行ってみたところで五里
霧中である。とはいえ、市内で特に行くところもない。
とりあえず乗る予定だった快速ノサップに乗って
みる。 -
座席のモケットには北海道の動物がいっぱい。
-
カキはrのつく月に食べろというけれど、厚岸の
カキはrのつかない月もだいじょうぶという話を
以前聞いた記憶があったので、カキでも食べようと
厚岸で下車。雨なので店を探すのも面倒で、駅前の
「浜のれん」へ。
カキ丼をいただく。カツ丼のカツがかきフライに
かわった代物だが、フライにカキの風味が生きて
いて、まあまあおいしかった。 -
風がけっこう強かったのであまり歩きたくなかった
けれど、戻る列車まではまだ1時間半もある。運よく
バスがやってきたので、乗車して厚岸漁協直売店
「Aウロコ」へ。
殻付カキが安く販売されている。こちらは貝の
種からして厚岸産の「カキえもん」。 -
こちらは種こそ厚岸産ではないものの、種の時期に
厚岸に持ってきて育てている「マルえもん」。「カキ
えもん」より少し大ぶり。 -
殻付のほっき貝。これで中サイズだって。
-
つぶ貝もうまそう。
-
とりあえずマルえもん(左)とカキえもん(右)を
ひとつずつ買ってみる。 -
ここには無料で使える電子レンジがあり、ラップを
かけて3分レンジにかけると -
蒸しカキのできあがり。
-
これで250円。カキの旨味が口いっぱいに広がる。
実にうまい。カキえもんの方が、少し味が濃いめの
ような気がした。 -
戻るバスまでは時間があるので、店内をぶらぶら
(広くはないけど)。花咲ガニはこれからがシーズン。 -
姿はあまりさえないけど、実はうまい魚・カジカ。
-
焼き肉用の鯨肉って売ってるんだ。初めて見た。
-
ここは漁協のはずなんだけど、こんなもんも。
-
ホッカイシマエビもシーズン。3列あるうちの
1列だけがパックになっていたら迷わず買うんだ
けどなぁ。 -
バスの時間になったので外に出るが、風が強くなり
ものの2分くらいでびしょぬれになってしまった。
釧路へ戻ってもあまり出歩きたくなかったけれど、
時間があったので駅近くの柳月へ。「濃厚チーズの
ふんわりシュー」をつい買ってしまう。 -
釧網線に乗って網走方面へ。釧網線の起点は戸籍上
東釧路で、この駅に0kmポストがある。 -
弟子屈で下車し、屈斜路湖のYHへ。
楽しみにしていた夜の露天風呂ツアーは雨で中止と
言われ、がっかり。それだとここに泊まる意味が
ないのに。
しかたなく、YHの風呂でがまんする。まあ、
ここの風呂もいわゆる「正しい温泉」で、無加水・
無加温・非循環・非消毒だけど。 -
YHのオーナーは元和食の板前さん。食事には自信
ありとのYHで、和食のコース仕立ての食事。
でも1品目はスモークサーモン。 -
天ぷら盛り合わせ。
-
煮物。中身はあまり北海道っぽくなかったのが
ちょっと残念。 -
次の日も天気はあまり芳しくない。とりあえず
川湯温泉方面に行ってみる。
川湯温泉は横綱・大鵬の出身地。そのせいか、
川湯神社にはなぜか土俵が。 -
神社の手水も温泉になっている。
-
結晶つきのほんまもんの温泉。
-
境内のミズナラ。樹齢300年以上で、高さ21m、
幹周りが3.5mあるのだとか。 -
ライラックの季節ですなあ。
-
こんな立派な屋内ゲートボール場があるとは。
弟子屈町、お金持ち。 -
街中に突然ある看板。いいのかいな。
-
お昼は評判のそば屋へ向かう。畑の向こうの1軒の
家がその店。 -
店の脇にはそば打ち小屋がある。
-
ここでそば打ち講習会もやってくれるそうだ。
-
お店の名は「そば道楽」。
-
店の外には水車が回っていて
-
そば粉を水車で挽いているほんまもん。
-
1日10食限定の田舎そばをいただく。そばの香りが
強く、実にうまいそばだ。はるばるやってきた甲斐が
あったというもの。 -
拡大すると、うまそうでしょう。
-
満足して店を出て、またお散歩。けっこういろんな
花が咲いている。ツートンカラーのルピナス。 -
ここまで赤味が強いルピナスもあまり見ない。
-
スズラン。
-
クロユリ。
-
温泉街まで戻ってきた。今日は足湯にも人影はまばら。
-
源泉掛け流しの手湯にも人影がない。
-
誰も見てくれなくて、花盛りのイソツツジも少し
さびしそう。 -
つつじが原に行けばもっと盛りだけど、温泉の無料
クーポンの誘惑に負けて、「湯の閣」へ。 -
わずか20分ほどの烏の行水になってしまったが、
入浴料1,200円の温泉をただで堪能。 -
バスで川湯温泉駅へ向かう。電線がじゃまだけど、
雰囲気のある木造駅舎は有名。 -
こちらにも足湯があるし、駅舎のレストラン
「オーチャードグラス」の「駅長さんのソフト
クリーム」も魅力だが、駅のすぐそばにある
「スイート・ド・バラック・カフェ」へ。 -
ミルクレープを買って、釧網線の車内でほおばる。
これで300円。駅長さんのソフトクリームと同じ値段
ならば、こちらの方が満足度が高い(気分的に)。 -
列車に揺られて約1時間、無人駅・五十石で下車。
-
通過扱いされることが多く、1日に停まる列車は
下り5本・上り6本のみ。 -
…よほど巨人がきらいな利用者がいるのか。
落書きをしてはいけません。 -
ここから3kmほど歩いて評判の温泉に向かう。
昨日みたいな雨だったら歩く気にはならなかった
けれど、霧雨なので行ってみる気になった。
もとは駅前にも温泉併設レストランがあったの
だが、列車本数があまりにも少なすぎて、客が
少なく採算が取れなかったのか、すでに閉店。 -
国道なのでトラックや車が多く行き交い、歩くのは
けっこうこわい。
うしさんたちは珍しい徒歩旅行者に興味津々? -
跨線橋を渡り、釧路川に架かる橋を渡ってR391を
離れると、草原の中になんとタンチョウがいた。
ラッキーかな。 -
40分弱歩いて、めざす温泉「味幸園」に到着。
これだけ見ると中華料理屋のようだ。 -
中華料理は出していなさそうだが、温泉旅館という
ことでご覧の料理や鹿肉料理を出しているそうだ。 -
温泉♪ 温泉♪
-
平日の昼なので車が少ないことは気に留めな
かったが、玄関まで行くとこの貼り紙。言葉が
出なかった。これまでの徒歩の苦労?が温泉の
泡、いや水の泡に。また40分歩いて戻り、なにも
ない駅舎で2時間待つ気にはなれなかった。
幸い、中に人が見えた。こちらに気がついて
くれ、歩いてきた事情を話すと、丁寧なお詫びを
してくれ、標茶駅まで車で送ってくれることに
なった。
廃業ということではないようだけれど、都合で
しばらく営業できないとのこと。温泉の評判は
かねがね聞いていただけに、再開を心待ちにして
いますと伝えた。
まあ、こんなこともある。しかたがない。
なじみのYHへ向かう。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- cozykozyさん 2009/06/27 15:53:18
- いいなぁ〜
- マルえもんとカキえもんって、これメールで送ってきたヤツでしょ!
旨そう…
それにツブ貝。これって罪です…
朝昼晩、そこで食べてたい…
kozyえもん。
- めもるさん からの返信 2009/07/01 08:05:02
- いいだしょ♪
- cozyにーちゃん おはようございます。
返信遅れてすんませんでした。
> マルえもんとカキえもんって、これメールで送ってきたヤツでしょ!
> 旨そう…
そうだす。
> それにツブ貝。これって罪です…
つぶはその場で刺身にしてくれるかどうかは
わからないけど、店が空いていたらやってくれる
かもしれません。白つぶと赤つぶとの食べ比べも
できる、かも?(詳細はお問い合わせください)。
小樽もいいけど、道東もね♪
えもんをつけるとおさまりが悪い めもる
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