今回の旅行記は、めし・風呂・寝るの３本です。んがくっく。　その２

2009/06/11 - 2009/06/14

　雨の日々は続きます。三本立ても続きます。

エリア 北海道

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス JALグループ JR特急 JRローカル 徒歩

　３日目も雨の朝。がっくり。

　雨だと湿原歩きをする気にもなれない。釧路には
もうくうちゃんもいない。
　話の種に全天候型(＝屋内)砂場を見る。ちなみに
上の球体はプラネタリウム。このプラネタリウムは
なかなかお勧めとＹＨのペアレントさんが話して
くれた。

　プラネタリウムは上映時間がうまくあわず。
和商市場の高い勝手丼を食べる気にもならず、
「スーパーおおぞら」でさっさと帯広に向かう。
　帯広でお昼時。「ぱんちょう」もいいかげんに
飽きてきたので、駅から10分ちょっと歩いて
豚丼の店「とん田」に向かう。雨だというのに
この行列。
　バスの時間もあるので、あきらめようかとも
考えたけど、ここは日曜が定休日。日曜日以外の
昼間に帯広の街中にいる機会などそんなになく、
今日食べないといつ食べられるかわからないので、
バスをあきらめて並ぶことにする。

　30分ほど待ってようやく席につく。この店は肉が
ロース・バラ・ヒレから選ぶことができる。一番
人気はバラだが、あまり脂ものばかり食べていると
健康が心配。今回はヒレを選ぶ。「まったく脂が
ありませんけど、いいですか？」と念を押された。

　やってきたヒレ豚丼。肉の旨味がちゃんとあって、
なかなかうまい。値段も680円と、ぱんちょうよりも
ずいぶん安い。本来このくらいの値段の食べ物だと
思うし、今後はこっちにしようかな(行ければだけど)。

　豚丼と引替えに、糠平行きのバスは出てしまった。
次のバスまでは３時間待たなければならない。
　ひまなので、来る途中に見つけた銭湯「アサヒ湯」
に立ち寄る。

　この銭湯は、ぬめりがあって気泡がつく、実によい
モール泉。「正しい温泉」である旨の表示もあった。
こんなお湯が銭湯値段で入れるなんて、ありがたや
ありがたや。

　まだあと２時間ある。３時のおやつは六花亭。
イチゴとカスタードのダブルプリンと

　シューフロマージュをいただく。

　翌朝の朝食を買い、市立図書館でひまをつぶし、
17時発のバスで糠平へ。車窓もない中での１時間
40分はつらい。
　ＹＨに到着してあわただしく夕食をすませ、
湯めぐり手形を借りて近くの中村屋旅館へ。
　ここの露天風呂は以前来たときに入れず、女性
専用時間帯になる前に入っておかねば。霧雨が
降っていて「星空の湯」という名が示す星空は
見えなかったけど、いいお湯だった。
　服を着ていると、それを待ちかねていたように
カップルが入ってきた(もちろん、脱衣所は別)。
居残っているわけにもいかず、ＹＨに戻ってもう
ひと風呂。
　こちらも正しい温泉。３日間で５湯・６回入浴
して、温泉は堪能させてもらった。

　翌朝は５時に起き、早朝のツアーに参加。
ＹＨから車で30分弱、林道の奥で車を停めて
森の中を少し歩く。昨日までの雨で小径には
水があふれている。

　森を抜けると見えてきたのはアーチの連なった橋。
元・国鉄士幌線のタウシュベツ橋梁である。
　ダム造成のため廃線となり、橋梁は固定に沈んで
しまったが、渇水期には橋が遺跡のように現れる。
　昨年のＪＲフルムーンキャンペーンのポスターに
使われた、あの橋である。

　渇水期とはいえ、雪解け水とここ数日の雨でだいぶ
水位が増してきている。晴れていればこの橋の後ろに
ニペソツ山が見えるらしいのだが、あいにくの曇り空。
それでもここ数日は雨で、今日も雨予報だったから、
雨が止んでツアーが決行されただけ御の字だ。

　ちょうど真ん中あたりのアーチがかなり崩れてきて
いる。これから湖に沈み、さらに浸食されると来年は
崩れているかもしれないとのことだった。
　ほんと、きれいなうちに見られてよかった。

　先得割引で安く飛行機に乗るため、帰りは帯広空港
13:30発の便。これに間に合うためにはＹＨで朝食を
食べる時間すらなく、糠平のバスターミナルに直行。
待合室にはこんなレトロなテレビがあった。ちなみに
ちゃんと映りました。これもあと２年の命だけど…。

　おなかを鳴らしながら帯広に到着。開店を待ちかね
今日も今日とて六花亭へＧｏ。本日はホットケーキを
いただいてしまう。

　空港行きのバスは帯広駅11:45発。早めに昼食をと
思うも、行ってみたい食事処はどの店も11:30開店。
やむなく帯広で有名なカレーチェーン「インデアン」
に入ってみる。

　チキンカレーを注文したが、こちらはよく見たら
「インデアンルー」でなく「ノーマルルー」だった。
失敗した。（まずいわけではないが）

　帯広空港では六花亭で買っておいたいちごパフェで
締める。
　ほんと、食べて風呂入って寝ていただけの旅だった。
お酒を一滴も呑まなかったことだけは自分をほめよう
(笑)。

この旅行記へのコメント （4）

• Noririnさん 2009/09/12 18:45:46

  旅行中、酒抜きですか！？

  めもるさん　こんにちは〜
  
  旅行計画って事前に組むから、天気は運に任せるしか無いですもんね。
  楽しみにしていた露天風呂ツアーが雨で中止って辛いっすね。。。
  雨だと出歩きたくなくなるし（今日はそうでした・・・）
  １日数本しか走らない無人駅に着き、４０分歩いて休業の張り紙(T_T)
  見ている私も辛くなって来ましたわ。
  
  ３日間雨だったけど、最終日のツアーは決行で良かったですね。
  この橋は来年には見れなくなるかも。。。なんですね。
  残念。
  
  六花亭＝バターサンドの図式は壊さなきゃですね。
  Noriえもん

  めもるさん からの返信 2009/09/15 23:00:36

  そうです！

  Noririnさん、こんばんはです。
  返信遅くなってすみませぬ。
  
  　ま、酒がなくてもなんとかなっちゃうたちでして。
  特に、１・２泊目は一緒に呑む人もいなかったもの
  ですから…。
  
  　天気運は強い方なのですが、この時ばかりは完敗でした。
  それでも、いちばん見たいものを見ることはできたので、
  まだよしとするしかないです。
  　旅先で雨だと、出歩きたくなくなるというもさること
  ながら、何をしていいのかわからなくなることもしばしば。
  
  > １日数本しか走らない無人駅に着き、４０分歩いて休業の張り紙(T_T)
  > 見ている私も辛くなって来ましたわ。
  
  　事前に電話１本かけるべきだということを感じましたわ…。
  
  > 六花亭＝バターサンドの図式は壊さなきゃですね。
  
  　長年六花亭に通っていますが、自分でマルセイバター
  サンドを買ったことがありません(笑)。空港でも買えて
  おみやげでも食べられるチャンスがあるものよりは、
  やっぱり本場でしか食べないられないものがいいですね。
  ああ、限定好きの日本人。
  
  めもる

• サリーさん 2009/06/30 23:19:45

  六花亭も懐かしい〜〜〜

  めもるさん、こんばんは〜
  
  「とん田」の豚丼、初めて知りました。
  それに行列になってるのにも驚きです！
  私は帯広出身で、実家は今も帯広なので年に何度か帰省するのですが。。。
  
  「ぱんちょう」は以前、有名になる前に食べた事があります。
  でも、その時の感想は「自分で作ったほうが美味しい♪」でした（笑）
  豚丼は家庭料理ですもん＾＾
  
  「とん田」の豚丼に１票！
  
  　　　　　　　　　　　　　サリー☆

  めもるさん からの返信 2009/07/01 08:12:14

  ご訪問ありがとうございます

  サリーさん、書き込みと投票ありがとうございます。
  
  「とん田」は、以前に十勝に移住していた、グルメな
  友達から教えてもらいました。
  こちらにも観光客は少なからず訪れていますが、地元の
  人もそれなりに来ているようです。その点で、ほとんど
  観光客という感じの「ぱんちょう」とは店内の印象も
  ちょっと違う感じがしました。
  
  「豚丼は家庭料理」、ほんとにそうなんだろうなと
  思います。お値段も家庭的であってほしいものです(笑)。
  
  　ご帰省の際には賞味してみてくださいね。
  
  めもる