ひとり旅 ［552］ 吹屋ふるさと村へ?＜ベンガラの町 郷土館＆旧片山邸＞岡山県高梁市

2009/06/14 - 2009/06/14

■吹屋ふるさと村へ? 岡山県高梁市

＜ベンガラの町 郷土館＆旧片山邸＞

　吹屋（ふきや）は岡山県高梁市にある山間に位置する集落で、赤いベンガラ色の瓦屋根とベンガラ格子の町並みで知られています。
　赤銅色の石州瓦とベンガラ色の外観で統一された、見事な町並みが整然と続く吹屋の町並み、この町並みこそ、江戸末期から明治にかけ、吹屋の長者達が後世に残した最大の文化遺産です。

■郷土館　入館料300円(郷土館共通券)
　５年の歳月をかけて明治１２年に完成された吹屋商人の家です。妻入の入母屋型で塗込造りとベンガラ格子の建並ぶ中でも代表的な建物の一つで、石州大工の手により建てられ、屋根は石州本焼で葺かれ、ケヤキ、クリ、桜など代表最上級の用材がふんだんに使われ、その建築のきめ細やかさには目をみはるものがあります。

■旧片山邸（高梁市重要文化財）
　旧片山邸は、宝暦９年(1759)の創業以来、２００年余年にわたって吹屋ベンガラの製造・販売を手がけた老舗です。
　その家屋は、弁柄屋として店構えを残す主屋とともに、弁柄製造にかかわる付属屋が立ち並び、近世弁柄商家の典型として高く評価されています。

エリア 備中高梁(岡山)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車

■吹屋ふるさと村へ? 岡山県高梁市

＜ベンガラの町ごあんない＞

■吹屋ふるさと村へ?＜ベンガラの町並み＆吹屋小学校＞の続きになります。
　http://4travel.jp/traveler/godzilla/album/10348171/

　吹屋（ふきや）は、標高500ｍの山嶺に江戸時代から明治にかけて中国地方筋第一の銅山町に加え、江戸時代末期からベンガラという特産品の生産が始まり、幕末から明治にかけて「ベンガラの町」として全国に知られました。　

■吹屋ふるさと村へ? 岡山県高梁市

＜ベンガラの町＞

　吹屋（ふきや）は岡山県高梁市にある山間に位置する集落で、赤いベンガラ色の瓦屋根とベンガラ格子の町並みで知られています。

■吹屋ふるさと村へ? 岡山県高梁市

＜ベンガラの町＞

　赤銅色の石州瓦とベンガラ色の外観で統一された、見事な町並みが整然と続く吹屋の町並み、この町並みこそ、江戸末期から明治にかけ、吹屋の長者達が後世に残した最大の文化遺産です。

■吹屋ふるさと村へ? 岡山県高梁市

＜ベンガラの町＞

　吹屋ふるさと村のメインストリートにあたる道沿いに、ベンガラ格子に赤銅色の石州瓦が印象的な堂々とした商家が軒を連ねています。
　

■吹屋ふるさと村へ? 岡山県高梁市

＜ベンガラの町＞

　江戸時代から明治にかけて中国筋第一の鉱山町に加えて江戸時代末期からベンガラという特産品の生産が重なり、当時の鉱業地として大いに繁昌した面影です。
　

■吹屋ふるさと村へ? 岡山県高梁市

＜ベンガラの町＞

　幕末から明治にかけて、吹屋はむしろ「弁柄の町」として全国に知られていました。

■吹屋ふるさと村へ? 岡山県高梁市

＜ベンガラの町＞

　しかも吹屋街道を拠点として、銅や中国山地で生産される砂鉄、薪炭、雑穀を集散する問屋も多く、備中北部から荷駄の行列が吹屋に続き旅籠や飲食店の建ち並ぶ山間の市場として吹屋の繁昌を保っていました。
　

■吹屋ふるさと村へ? 岡山県高梁市

＜ベンガラの町＞

　これらの銅や鉄、弁柄は吹屋から更に馬に負わされて成羽に運ばれ、それから高瀬船で玉島港に集められ、上方や西国へ輸送されたのです。

■吹屋ふるさと村へ? 岡山県高梁市

＜ベンガラの町＞

　江戸時代から成羽や玉島の繁昌は、吹屋の鉱業に負うところが大きかったと言われています。

■吹屋ふるさと村へ? 岡山県高梁市

＜ベンガラの町 旧片山邸＞

　高梁市重要文化財／入館料３００円(郷土館共通券)

　

■吹屋ふるさと村へ? 岡山県高梁市

＜ベンガラの町 旧片山邸＞

　旧片山邸は、宝暦９年(1759)の創業以来、２００年余年にわたって吹屋ベンガラの製造・販売を手がけた老舗です。

■吹屋ふるさと村へ? 岡山県高梁市

＜ベンガラの町 旧片山邸＞

　その家屋は、弁柄屋として店構えを残す主屋とともに、弁柄製造にかかわる付属屋が立ち並び、近世弁柄商家の典型として高く評価されています。

■吹屋ふるさと村へ? 岡山県高梁市

＜ベンガラの町 旧片山邸＞

　赤い石州瓦で葺かれた二階建(一部三階建)の主屋は、江戸時代後期に建てられた切妻造り平入の主体部に、江戸時代末になって仏間が加えられ、明治時代にはさらに入母屋造妻入の座敷が増設されています。

■吹屋ふるさと村へ? 岡山県高梁市

＜ベンガラの町 旧片山邸＞

　通りに面した外観は、一階に腰高格子を飾る袖壁や繊細な出格子を配し、二階は海鼠壁で仕上げていて、近代風の装いとなっています。

■吹屋ふるさと村へ? 岡山県高梁市

＜ベンガラの町 旧片山邸＞

　

■吹屋ふるさと村へ? 岡山県高梁市

＜ベンガラの町 旧片山邸＞

　

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＜ベンガラの町 旧片山邸＞

　

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＜ベンガラの町 旧片山邸＞

　

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＜ベンガラの町 旧片山邸＞

　

■吹屋ふるさと村へ? 岡山県高梁市

＜ベンガラの町 旧片山邸＞

　

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＜ベンガラの町 旧片山邸＞

　

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＜ベンガラの町 旧片山邸＞

　

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＜ベンガラの町 旧片山邸＞

　

■吹屋ふるさと村へ? 岡山県高梁市

＜ベンガラの町 旧片山邸＞

　

■吹屋ふるさと村へ? 岡山県高梁市

＜ベンガラの町 郷土館＞

　入館料３００円(旧片山邸共通券)
　

■吹屋ふるさと村へ? 岡山県高梁市

＜ベンガラの町 郷土館＞

　５年の歳月をかけて明治１２年に完成された吹屋商人の家です。

■吹屋ふるさと村へ? 岡山県高梁市

＜ベンガラの町 郷土館＞

　妻入の入母屋型で塗込造りとベンガラ格子の建並ぶ中でも代表的な建物の一つで、石州大工の手により建てられ、屋根は石州本焼で葺かれ、ケヤキ、クリ、桜など代表最上級の用材がふんだんに使われ、その建築のきめ細やかさには目をみはるものがあります。
　

■吹屋ふるさと村へ? 岡山県高梁市

＜ベンガラの町 郷土館＞

　隠し戸棚

■吹屋ふるさと村へ? 岡山県高梁市

＜ベンガラの町 郷土館＞

　

■吹屋ふるさと村へ? 岡山県高梁市

＜ベンガラの町 郷土館＞

　

■吹屋ふるさと村へ? 岡山県高梁市

＜ベンガラの町 郷土館＞

　屋根裏は真っ黒です。

■吹屋ふるさと村へ? 岡山県高梁市

＜ベンガラの町 郷土館＞

　狭い二階への階段。

■吹屋ふるさと村へ? 岡山県高梁市

＜ベンガラの町 郷土館＞

■吹屋ふるさと村へ? 岡山県高梁市

＜ベンガラの町 郷土館＞

■吹屋ふるさと村へ? 岡山県高梁市

＜ベンガラの町 郷土館＞

　からくり戸

■吹屋ふるさと村へ? 岡山県高梁市

＜ベンガラの町 郷土館＞

　からくり戸。この戸の動き、少し面白いですね。

■吹屋ふるさと村へ? 岡山県高梁市

＜ベンガラの町 郷土館＞

　中庭

■吹屋ふるさと村へ? 岡山県高梁市

＜ベンガラの町 郷土館＞

　歴史を感じさせる土壁です。

■吹屋ふるさと村へ? 岡山県高梁市

＜ベンガラの町 郷土館＞

　

■吹屋ふるさと村へ? 岡山県高梁市

＜ベンガラの町 郷土館＞

　みそ・しょうゆ・つけもの倉

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＜ベンガラの町 郷土館＞

　とも部屋（下男部屋）

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＜ベンガラの町 郷土館＞

　米倉

■吹屋ふるさと村へ? 岡山県高梁市

＜ベンガラの町 郷土館＞

　

■吹屋ふるさと村へ? 岡山県高梁市

＜ベンガラの町ごあんない＞

　

■吹屋ふるさと村へ? 岡山県高梁市

＜ベンガラの町 笹畝坑道＞

　ベンガラの産地として繁栄した吹屋銅山の遺構です。

■吹屋ふるさと村へ? 岡山県高梁市

＜ベンガラの町 吹屋の里＞

　次の旅行記は「吹屋の里＆笹畝坑道」です。