2009/05 - 2009/05
40055位(同エリア47265件中)
西部旅情さん
名所に遊ぶ黄河対岸のふたつの公園
黄河の北岸には海抜1700m余りの白塔山がある。頂上に8角形、7層のラマ式を思わせる白塔があることからこの名がある。白塔は、一般に白塔寺と呼ばれるが、正式には慈恩寺。創建は元代で、チンギス=ハンに謁見するために派遣されたチベット僧がこの地で病没したのを記念して建てられた。明代に再建され、清の1715年に増築された。高さは17m、8角形のそれぞれの面に仏像が彫刻されている。寺には153.5kgの青銅器の大鐘や伝説の皇帝・禹が黄河の治水工事をしたことを記す禹岣嶁碑がある。白塔山は古くはシルクロードの軍事的な要衝で、麓には金城関、五選関などの砦が設けられていた。
現在、この山全体が白塔山公園となっている。色とりどりの楼閣や回廊が麓から山頂へと続いていて、黄河は、この中山橋ができるまで、急峻な流れで架橋を拒んできた。それまで、黄河が凍結してから氷上を人馬が渡り、明代になって始めて繋いだ大きな鉄船の上に板を渡す「鎮遠橋」が冬期以外に用いられてきたのである。中山橋は長さ240m、幅8m、1907年にアメリカとドイツの技師が建造した。白塔山を背景に、黄河の架けられた5連のアーチをもつ橋のシルエットは、蘭州の風物詩でもある。橋の近くにはモスク(この辺りは回民族が多い)もある。
黄河を挟んで白塔山に相対する皋蘭山北麓には五泉山公園がある。皋蘭山は海抜2000m、五泉山は海抜1600m。五泉山の中腹には甘露、掬月、摸子、恵、蒙の5つの泉がある。前漢の驃騎将軍・霍去病が皋蘭山麓で苦戦したとき、水がなく疲弊した兵士達をみて山を駆け登り5ヵ所を鞭で刺すと、そこから泉が湧き出したという伝説の地だ。山沿いに明代建立の崇慶寺金剛殿、清代に改築された酒仙祠、嘛尼寺、文昌宮など、仏教、儒教、マニ教、道教の堂宇が甍を並べている。五泉山は清のころは当時のインテリのサロンだったというが、堂宇をめぐらす山麓は、現在は公園として遊戯施設も整備され、スケート場、動物園、児童遊園地、茶園などで市民が寛ぐ場所となっている。
参考:中国旅行専門サイト
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