湯河原「石葉」

2009/06/13 - 2009/06/14

昨年も参りましたが
今年も、蛍を見に湯河原へ。

お泊りは、「石葉」。
お部屋は、離れの「観月庵」。

予想以上に素敵な宿でした♪

エリア 湯河原温泉(神奈川)

今回は、東京駅から「踊り子号」で湯河原へ向かいます。

ツレと東京駅の「銀の鈴」で合流し
大丸東京店へ、昼食を買出しに！

向かうは、地下食品売り場の精肉店「日山」。

なんで、お肉屋さんかっていうと
こちらのお肉屋さんには
お弁当コーナーがありまして

好きなお肉を焼いてもらって
お弁当に詰めていただけるんです♪

ツレは、このひお買い得だった
こちらのお肉をチョイス！

これ以外にも
ヨダレの出そうなお肉がいっぱい！

予算があれば、限界はありません（笑）

そして仕上がりがコチラ！

これは「塩コショウ」ですが
これ以外にも、ステーキソースや
すきやき風なんてのも選べます。

ただし衛生上、「レア」はお願いできないそうです。

私は、いつもの「弁松」。

弁松さんと言えば
めっちゃ柔らかい「蛸の桜煮」ですが

こちらは、大丸東京店限定の
蛸ご飯入りのお弁当。

おかずも味がしっかりしていて
お酒の肴にもなりまする。

弁松のお弁当には、日本酒があうので
この日は桜正宗のカップ酒を購入。

おや、グランプリ♪

6/16の和菓子の日が近いので
「とらや」さんでは、期間限定のお菓子を売っています。

こちらは「嘉祥饅頭」。

包みに貼られたのは「お札」。
ちゃーんと日枝神社で、祈願済みでございます。

ありがたいですね〜。

お饅頭は、皮も餡も異なる３種のお饅頭。


お饅頭も、じっくり味わっていただくと
美味しいものですね♪

湯河原の駅からは、タクシーで宿まで行きました。

週末は、雨になるかと思っていたのに
湯河原は、晴れておりました（笑）

お座敷からお庭が見えて
新緑が、目に心地よいです。

こちらは、お部屋数も少ないので
到着すると、すぐお部屋に案内され
お部屋でお茶とお菓子が供されます。

季節の和菓子は「あやめ」でした。

こちらは座敷のお隣のお部屋。

ちょっとした書き物が出来るスペースです。
足元は掘りごたつ式なので
足も楽チンですね。

執筆業なら、こんな部屋に缶詰になりたいわ♪

オーディオもあって
ジャズやクラシックのＣＤが置いてありました。

お庭の方も撮ってみました。

座敷のすぐ前には紅葉。

それ以外にも
金木犀、柿、笹、檜、棕櫚など
季節ごとに楽しめる木々が植わっています。

こちらには、お茶の支度。
お茶はお煎茶とほうじ茶。

棚の下には冷蔵庫。

コップは、口当たりの良い「うすはり」
我が家にも欲しいグラスです。

こちらはお部屋のお風呂。

無駄を排除しながらも
洗練されたお風呂。

もちろん温泉かけ流し。

我が家に、こんなお風呂があったらな〜♪

窓の外にも敷地が広がるので
新緑が目に鮮やかです。

こちら側の窓は箱根側なので
少し窓を開けると
ひんやりと心地よい風がはいってきます。

洗面所。

三面が鏡になっている上に
移動可能な拡大鏡も。

明るい場所に鏡を移動させてお化粧が出来るってのは
女性には嬉しいですよね〜。

これは、縁側からお庭越しに眺めた景色。

きっと秋の紅葉もキレイでしょうが
今の新緑の時期も、爽やかで気持ちが良いものです。

「観月庵」は、少し高い位置にあるので
お庭を見下ろせる場所になります。

お座敷の横の、この縁側は
気持ちよい風が吹いて、本当に憩いのスペースとなりました。

ここの縁側には
猿が遊びに来ちゃう事もあるそうです（笑）

床の間には「紫陽花」。

これは、観月庵の玄関前。

麻の暖簾が風をはらんで涼しげです。

晴れたからこそ、影が濃く出て
涼しさを感じます。

観月庵は、奥まった場所にあるので
玄関までも、こんなにスペースがあります。

観月庵と反対側には大浴場があるので
観月庵に他のお客さんが間違って入ってこないように
貼り紙がしてあります。

貼り紙から先に進めるのは
私達だけってのが、ちょっと嬉しい♪

着いた日には、こちらが「婦人風呂」。

奥には露天の岩風呂。

ベンチは、風呂上りにのんびり出来るスペース。
ベンチの先には池があって
金魚やめだかが、気持ち良さそうに泳いでいました。

昼間は日が差して
お風呂全体がキラキラ輝いて気持ちいいです。

これは別の角度から。

お部屋数が少ないので、シンクは２つ。

歯ブラシやヘアゴムなどの備品は
山盛りに揃えられています。

床は白木で、素足に爽やかな感触。

こちらは「殿方風呂」。

視界が開けて気持ちがいいです。
ロッキングチェアは、特等席ですね。

このお風呂は、天気がいいと
眺めがいいですね〜。

お風呂上りにのんびり出来る
キャンバス地のソファ。

お風呂にソファなんて珍しいですよね。

こちらがテラス。

脱衣所側からも
露天風呂からもいける作りになっています。

昼間はこちらが殿方用になっているのも
明るいうちは、男性でないと
このスペースを楽しめないからかもしれませんね（笑）

これは内湯。
もちろんかけ流し。

戻って、こちらは婦人風呂の内湯。

程よく日が差し込む加減が絶妙です。

お風呂上りに嬉しい
冷えたお茶。

いつ行っても
きれいに整えられたシンク。

お客さんの数を抑えているせいもあるのでしょうが
マメに掃除されている感じが、好印象。

お客さん達も
みなさんきれいにお使いになってます。

お風呂の庭に池があるからでしょうか
猫ちゃんが遊びに来ました。

金魚やめだかを狙っているのかな？

お風呂上りに、縁側でビール。

あ〜、なんて幸せ♪

お庭に、乾杯！

うすはりのグラスは口当たりが良くて
ビールも殊更美味しく感じます♪

６月に入っていたので
お部屋はすっかり、夏のしつらい。

目にも涼しさが伝わります。

ここは特等席。

お座敷よりも、ここに居た時間の方が長かったかも（笑）


背もたれが、少し低めなので
お座敷座椅子に添えたれていた
小振りな背もたれ用の布団を持ってきて
背中にあててくつろぎました。

この日はちょっと早めに18時前からお夕飯。

お豆腐は「水無月」になっていました。
あわせた「じゅんさい」は大好物。

奥にある品も
一つ一つが丁寧に仕込まれて
美味しいったらないです♪

今年、初の「はも」。

柔らかいけど、ぷりっとしています。

あわせた焼き茄子は
ほどよく香ばしくて美味♪

鮎は、炭火にのせられて
香ばしく焼けた笹の香りと共に運ばれてきました。


実はこの前にお造りが出たのですが
美味しすぎて、撮るの忘れてました（笑）

わざと小振りな鮎にして
頭から骨ごといただけるように
じっくり香ばしくやけています。

でもパサパサになっていないのは
なぜなんだろう？

お腹の苦味も美味しくて
残さず、たで酢でいただきました。

お椀に入ったのは
このわた入りの冷やし茶碗蒸しのような一品。
土佐酢のジュレも美味しいです。

加茂茄子とうなぎの炊き合わせ。

夏ですね〜。

お品書きは、こんな感じ。

蒸しアワビとずいきのゴマ味噌和え。

爽やかだな〜。

羽釜で焚かれたご飯は
蓮根とお揚げ入り。

赤出汁は、豆味噌だけでなく
何か合わせて、程よい味わいにしている様子。

具はさいの目の山芋。
シャキシャキした歯ごたえがいい感じ。

今度、我が家でも真似させていただきましょう（笑）

こちらの羽釜に
たっぷりご飯が焚けています。

美味しくて、止まりません（笑）

水菓子は、見事な大きさの「びわ」。

菓子は「水羊羹」。
堅さが絶妙な水羊羹です。

お夕飯の後は、万葉公園へ蛍狩りに出かけました。
宿が往復千円でタクシーを手配してくれます。

こちらは、会場で同時公開されていた「花菖蒲」。

見事な咲きっぷりでしょ？

会場の周辺には提灯の灯り。

万葉公園入口には屋台も出ていて
ちょっとしたお祭り状態。

旅館の浴衣のまま
歩いてやってきたらしい人の姿もチラホラ。

蛍は、残念ながら携帯のカメラでは撮れませんでしたが
思っていたより沢山の蛍に出会えました。

でも、フラッシュたいて撮ってる人にはビックリ。
無理だってば（笑）

蛍狩りから戻って
寝る前に、またビール♪

いい１日だったな〜。

翌日は、ちょっと曇り。

雨にならなかっただけラッキーです！

朝８時から朝食だったので
７時に起きて、お風呂へ。

なんて、気持ちのいいお風呂だろう♪

お風呂上りに、こちらの席で、ちょっとのんびり♪

お部屋に戻ると
朝ごはんの前に

仲居さんが手絞りの甘夏ジュースを出してくれました。

程よい酸味に
頭がスッキリいたします。

奇をてらったメニューではありません。
至極まっとうな朝ごはん。

が、どれもレベルが高い！

ご飯も、ぬかづけも、干物も、玉子焼きも
一つ一つ、丁寧に美味しく仕上がって
朝から幸せだ〜♪。

艶々のご飯を、調子に乗っておかわりして
当然、食べ過ぎました（笑）

食後は、コーヒーにしてもらいましたら
一緒に「飲むヨーグルト」が出てきました。

程よいトロミと酸味。
どこのヨーグルトなのか
仲居さんに聞けば良かった（泣）