2009/01/06 - 2009/01/06
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yukibxさん
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ローマを去る前に、サンタ・マリア・デル・ポポロ教会にあるカラバッジオの絵を見る目的で、ポポロ広場に来た。しかし、教会は午後4時半に開くことがわかり、仕方ないので、教会の裏にあるボルゲーゼ庭園を散策した。
しかし、待った甲斐があって、目的の絵画はすばらしかった。
冬の日曜日。天気がいいのでポポロ広場には、大勢の人々が繰りだしていた。
10年以上も前に、この広場に来たことがあったが、広場がすこし整備されている位で、ほとんど変わっていなかった。
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ポポロ広場は、ヴェネチア広場からコルソ通りをずっと上ってゆくと突き当たりにある。ポポロ広場とは「民衆広場」の意味。鉄道がまだ通っていない時代、旅人が最初に見るローマの街並みがポポロ広場だったという。
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真ん中にそびえ立つオベリスクは、紀元前10年にエジプトの古代都市、ヘリオポリスから運ばれたもの。というか
剥奪したもの。
冬の空のローマ、写真が暗くて残念。 -
広場の中央には、オベリスクと共に、噴水もあったが別なところに移された。
その変わりにこのライオンが豊富な水を噴き出していた。 -
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ライオンがはきだしている水は飲料水ではないが、広場の隅に蛇口があって、これは飲料水だった。井戸の水なのだろうか。
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双子の教会といわれているサンタ・マリア・デ・ミラコリとサンタ・マリア・デ・モンテサント。ネオクラシック様式。同時に建てられたものではなく、3世紀半の差がある。1525と1879.
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かなりの人混みゆえか、騎馬上のカラビニエーレ(または、憲兵)。写真撮影していいか、どうかきいたほうがいいと思ったので、聞くと、問題ないといって、ポーズをとってくれた。
ひげのそり方がイタリアの軍人っぽい。 -
広場の一隅に中国人の画家がエアブラシ絵を描いて売っていた。かなりの人だかりで、いろいろな人達が彼の絵を買っている。
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一枚の絵をアッと言う間に描いてしまう。
スプレーを肩まであげて、噴出させたり、演出効果も
考えていて、見ていてあきない。とても器用なアーテイスト、いや、むしろパフォーマーだ。 -
ポポロ広場には、何体かの美しい像がある。
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薄い布の流れが優雅に表現されている。
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ボルゲーゼの高台側にある貝の形をしたきれいな噴水。
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ポポロ広場の裏にあるボルゲーゼ公園に向かう。
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ポポロ広場に面した高台が、ボルゲーゼ公園だが、高台の下にローマのシンボル、オオカミの乳を飲む双子の兄弟、レムスとロムルの石像があった。
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ボルゲーゼ公園へは、階段を上ってゆく。階段をのぼりきったところにあるライオン像。
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風格のある王者ライオン像。
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広場から10分も上へ上へとあるくとローマを見下ろす見晴台にでる。大勢の観光客でにぎやかだった。その観光客めあてのアジア人のおみやげ屋さんも多かった。
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見下ろしたローマの街。
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ボルゲーゼの見晴らし台から見たローマの風景。
冬のスカッとしないローマ。 -
見晴らし台の横に、レストラン・カフェの綺麗な建物があった。人があまりいないようだったけれど、開いている。寒かったので、はいってコーヒーでも飲みたかったけれど、結局は入らなかった。ここは美味しいところなのだろうか。
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あんまり面白くないボルゲーゼ公園だが、その一隅に歴史的人物の彫像の屋外ギャラリーがあった。。
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写真はコロンブス像。誰かがいたずらで、メイクアップしている。
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サボナローラ像。迫力がすごい。
ドメニコ派の僧侶サボナローラは、宗教改革をしようとしたが、その余りにも厳しい戒律とエキサントリックさが、
最終的にも異端とみなされ、フィレンツエのサンマルコ広場で処刑される。1498年のこと。 -
「それでも地球は丸い。」のガリレオだ。
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メデイチ家のロレンツオ。
メデイチ家最盛期の時代で、彼の庇護のもとに多くの芸術家が活躍した。ミケランジェロもそのひとり。 -
ボルゲーゼのシックなカフェとは対照的に、あまりぱっとしないカフェがサンタマリア・デル・ポポロ教会の目の前にあった。教会があくまでまだ30分ほどあったので、ここで待つことにする。
写真は、カフェのオーナーと息子。とても親切だったので記念に写真をとらせてもらう。 -
さて、やっと午後4時半になる。サンタマリア・デル・ポポロ教会の門があく。冬だというのに観光客は多い。一日中あけてくれていたら、随分と便利なのだが。
ルネッサンス様式のファサード。 -
入り口横に、捕鯨反対の小さなポスターが貼ってあった。
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ドーム、ファッサード、教会の平面図。
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サンタマリア・デル・ポポロ教会は、美術品、建物内部が
昔のまま保存されている。多くの教会は、美術品などを、保護のために美術館や他の場所に移動させているが、この教会はその意味でも例外的。
内部は重厚なバロック様式。 -
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ピントリッキオの「幼いキリストの礼拝」。
この教会は、天井からすべての壁、床にいたるまでぎっしりと絵画、彫刻、レリーフなどで覆われていて、キリスト教、そしてローマの歴史を知る人にとっては、この上なく面白い場所だろう。 -
目的のカラバッジオの絵を探す。
「サウロの回心」
ユダヤ教徒だったサウロは、キリスト教弾圧のためにダマスクスへ向かう。その時、天から光がさし、キリストの声がひびく。「サウロ、サウロ、何故私を迫害するのか」。
絵は、驚き、おののくサウロは馬から転落する。
サウロは後日、聖パウロとなる。
カラバッジオは、明暗の強いコントラストをつかって、ドラマチックに画面を創り出す。 -
カラバッジオの2枚目の作品は、「聖ペテロの逆さ磔」。
聖ペテロを逆さにして磔にするために、四苦八苦する死刑執行人。逆に聖ペテロのあきらめきってしまっている様子が、なにか生々しい。。 -
数多い美術品、絵画の中で、この絵の明るい雰囲気に惹かれた。
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目の前に、絵画の中の人物のようなすごく綺麗な髪の女性がいたので、そっと撮る。
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クリスマスが終わってまもなくだったので、どこの教会にもクレッシュが飾ってあった。写真は、祭壇に飾ってあった赤ちゃんのキリスト。
いかにもお人形さんという感じだ。
このように、この教会には、絵画、墓碑、民衆の素朴な装飾物、とごったまぜで、バザーみたい。伝統を守るのもいいけれど、現代的な照明技法や展示技術を取り入れたらもっと居心地のよい空間になるのではないかと思う。 -
教会の大理石の床には、墓碑がかなりあった。(墓碑だと
思う)
写真の骸骨のレリーフが、死が決して安らかなものではないことを伝えているようだ。
ラテン語は無知だけれど、ちょっと調べてみたら、どうやら(と、私は想像する。)ANNという女性が43年生きて、XX66年の9月に没したらしい。。(?) -
床に設置された別な墓碑。これも女性。
これらの墓碑の上を、観光客が平気で歩いてゆく。
私たち、日本人にとって不思議な感性だ。 -
枢機卿だろうか。
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墓碑。
そろそろ教会を出て、青空を見たくなる。 -
そんなわけで、クリスマスからお正月にかけてすごしたローマ、1月8日にアルプスを越え、リオン経由でボルドーに帰ってきました。
それで、こんどはもう少し勉強をしてローマに来よう、とつくづく思ったわけです。
(写真は飛行機から見下ろしたアルプス)
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この旅行記へのコメント (1)
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- クレージーイワンさん 2009/12/29 10:28:37
- 同じライオンを今年見ました。
- yukibxさんお久しぶりです
今年は僕らもローマへ行きポポロ広場の同じライオンを写真にとりました。
小説「天使と悪魔」をめぐるたびをしたのですがお目当てのベルニーニ作品のほとんどが見れませんでしたがとても楽しい旅行でした。
一度クリスマスのヨーロッパに行ってみたいのですが
仕事が一番忙しい時期で当分無理そうです。(TT)
来年も良いお年を!
クレージーイワン
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